銚子・角巳之・三代目

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購買力平価①

2008年01月31日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2418 いや~、またやってしまいました....。昨夜パソコンの前に座ったのは記憶しておりますが、気が付いたら魚市場に行く時間になっておりました....。すでに深夜の時間帯から毎日ご覧頂いている方が多い事確認済みであります。今朝も、どうかしたか?と多数のメール。本当に有り難く思っております。またご心配をお掛けしました。更新が遅れてすいません。作業が一段落しましたので、これから更新させて頂きます。さて為替が、円高に振れております。突然堅い話で何だ?と思われる方も多いかと。恐らく堅い記事書いていたので眠気が....。冗談はさておき、為替。円高。1ドル・106円くらいを推移しているのでしょうか。1ドル・110円が106円になる。1ドルと同じ価値を持つ円が110円から106円になる。相対的に円の価値が上がる。よって海外旅行に行く時や、輸入に関しては有利になり、反対に輸出は不利になる。日本経済の底堅さは輸出関連企業の奮闘によるところが大きく、円高に振れるとその輸出関連産業の業績悪化が心配だ。そんな声も聞こえて参ります。1円・円高になると数億、数十億の利益が目減りするとも....。私が社会人一年生になったのは1993年。食肉の輸入業務に携わっておりました。バブルの残影が見えた時代。円高が急速に進み、確か一時80円台に突入したかと思います。“円高差益還元”なんて言葉があちらこちらで聞こえた時代です。円高なんで、海外旅行に行ってブランドバックを買ったらこんなに得しちゃった....。会社の20代OLさんの間でごく普通に聞こえていた言葉....。輸入依存度の高い日本、相対的に強くなっている円を背景に、何でも輸入した方が手っ取り早いや。そんな雰囲気が蔓延していたように思います。すべてを“お金”に換算し、その表面的な価値のみで判断する場合、確かに理にかなった考え方かもしれません。しかしながら、購買力平価(こうばいりょくへいか)による分析をしてみなさい。大学の恩師に良く言われました。今、円高局面に振れておりますが、かつて言われた購買力平価という言葉がムクッと私の頭の中に沸いて参りました。続きは明日。


言葉の定義

2008年01月30日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2415 昨日から、リ・スタートしました。リ・スタート。再スタート、再出発....。何気なく使ってしまっている横文字であります。“リ・ストラ”なんて言葉も有ります。“リストラ”=“人員削減”と思っている方多いのではないでしょうか?本当は、リ・ストラクチャリング(Re・Structuring)=事業の“再構築”を意味しております。人員削減もその一つの手法ではありますが、リストラのすべてを表している訳ではない....。このように、いくつかある言葉の意味が、都合良くその象徴的フレーズとともに認識され、いつしかその定義が断定的に使われてしまう場合があります。で、困ってしまう訳です。誤解が誤解を呼ぶ....。こんな事を書くと、理屈抜かしやがって....となるんですが、非常に重要な事であります。ある会合で、勇ましい言葉が並ぶ、抜本的に~、構造を~、活性化だ....。良く分からないんで、それ具体的に言って下さい。というと...沈黙したり、逆ギレしたりする訳です。一般に、耳障りが良く、心地良い言葉を並べている時、ああこの方、本気じゃないな。と考えてしまうへそ曲がりの私であります。そもそも言葉の定義からして曖昧。例えば、活性化ってどんな意味なんでしょうか?どういう状態になったら活性化した。となるんでしょうか?活性化した。この日本語おかしくないか?とも。ある言葉を投げ掛けた時、その言葉をそこにいる人全員が同じ定義で認識しているんだろうか?と思うときがしばしばあります。自分に都合よく解釈する方がいらっしゃる事も認識しておりますが、言葉は大事だし、少なくとも自分はどういう意味でその言葉を使ったか?を明らかにする必要がある。そう思っております。行革が急務だよ。とおっしゃった方がおりました。行革って何ですか?と訊ねたら、人員削減に決まってんだろ。と逆ギレ?されました。私はもはや組織の一員でなく、全くフリー、吹けば飛ぶような存在でありますが、改革=人員削減か?....。と.....、う~ん....。言葉の定義は難しいね。って、何考えてんだバカヤロー.....。そう思った次第であります。その方、安全地帯から何ほざいてんでしょうね。誰も真剣に聞いてないのに.....。人に何かを強要するなら、貴方は何してるんですか? ちょっと嫌味が過ぎましたか.....。


クロダイとキビレ(再掲)

2008年01月29日 | 銚子の魚

Img_2325 パソコン復帰したようです.....が。まだちょっと不安が残ります....。原因は“これ”。よって“これ”を“このように”修正すれば問題は解決。これなら気持ちよく再スタートできるんですが....。目の前で起こっている不都合な状態。時間が経てば解決するならいいんですが、何らかの“処置”をしなければ解決しない事が明らかになっている。でも私はパソコンの専門家ではない。専門家に解決のための手順を訊ねる。その通りにやってみる。でも上手くいかない。また訊ねる....。そんな過程で、専門外の領域であっても、少しずつ知恵が付いてくる....。肉も魚もそうでしたね。何事も同じかと。そして、何の関連も無いように見えた様々な事象が、ある時一つになって重なって見える時があり、専門家では解決できなかった問題が、素人の何気ない一言で解決した....。やはり物事は一方向のみから見てはいけない。前後左右、上下に、斜め....。さて、写真はクロダイとキビレの再掲です。釣りの好きな方なら一目瞭然。あのキビレです。クロダイの一種なんですが、これが釣れると、なんだキビレかよ~。となりますね。またクロダイは一般にマダイと比べて味が劣ると言われておりますが、はたしてそうなんでしょうか? 目隠しテストしたら、クロダイの方が美味しいと言った方多数でありました。味の違いも分からなねえクセに、講釈抜かしやがって...云々と生意気な事を申し上げるつもりはございません。いつものヤツです。先入観に囚われていると美味しいもの逃しますよ....。もっと広く人生観とか。先入観を捨てるのもちょっとした勇気かと。また支離滅裂になりそうです。不本意ながら一時ブログの中断をしてしまいましたが、アクセス数は殆ど変わらず、印旛にいますよ。と書いたら、遠方より読者の方が印旛までお越し下さいました。心より御礼申し上げます。こんなに良くして頂き、有り難いやら恥ずかしいやらでございます。今後さらに精進して参りますので引き続き宜しくお願い申し上げます。ただ問題が根本的に解決した訳でなく、もしかするとまた中断の可能性があります事、何卒ご容赦下さい。それでは本日からリ・スタートです。


申し訳有りません

2008年01月25日 | ブログ

やはりブログへの記事転送が上手く行きません。プロバイダーさんに原因の調査をお願いしております。原因究明&処置に数日を要する見込みです。甚だ不本意ではありますが、本日より3日ほど休刊とさせて頂きます。毎日ご覧頂いている皆様方、誠に申し訳ございません。本人はいたって元気であります。事故でも、精神的落ち込みでもございません....。ただのシステム障害。いつもの日常を過ごしておりますし、写真は日々増えております...。今週土曜日も印旛のグリーブさんに出没予定であります。来週またお会いしましょう。


クロダイとキビレ

2008年01月24日 | 銚子の魚

Img_2325 パソコンの具合、復旧したようですが...。記事を反映させるまで相当時間が掛かります。原因は調査中であります。写真上がキビレ(クロダイの一種です)、下がクロダイ。長い文章は反映されない恐れがあるので、本日はこの辺で。キビレとクロダイ。後日詳しく掲載致します。


アマダイ

2008年01月22日 | 銚子で揚った珍しい魚

Img_2410 アマダイは珍しい魚というよりも、現在日本で流通する魚の中で最も高級と呼ばれている魚(特に関西)の一つですが....。銚子港に通って3年。昨日初めて見掛けました。アカアマダイ、キアマダイ、シロアマダイなど分類があるようですが、写真の魚はどれに属するのか私には良く分かりません。いずれにしても美味なる魚で関西等では“ぐじ料理”などと呼ばれ、最高ランクに属すると聞いております。刺身でそのまま。というより、昆布〆にしたり、酒を塗りながら焼いたり....、ひと手間掛けて美味しい魚。料理人の腕が鳴る素材だとか。本来は房総以南の砂地に生息する魚のようなのですが、最近は銚子以北でも水揚げされる事があるようです。これまた温暖化の影響でしょうか?


何をして...(最終)

2008年01月21日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2399 自らの数十倍の敵を前に戦わざるを得ない場合、死力を尽くして五分五分の状況を作り出し、第三国の仲裁によって早期和平。勝てないまでも、負けない戦略を。これが大方針。でも、カネも無い、大砲も無い、軍艦もない...。海軍の責任者、山本権兵衛(薩摩出身)は軍艦を発注するおカネが全く無い状況に苦慮を続ける。そこで同郷の西郷従道(隆盛の弟・私最も尊敬すべき方と思います)に相談する。西郷が問う、山本さん、その軍艦がないと日本はどうなりますか?山本・来るべきロシア艦隊との決戦に勝利することは難しく、日本海の制海権を取られれば、陸軍は凍てつく満州の地で孤立。壊滅するでしょう。それは日本の滅亡を意味します....。西郷・山本さんそれなら買わねばいけません。山本・ですからおカネがないと....。西郷・予算を流用(誤魔化す)しましょう。もしそれを議会に追及され許してくれなかったら、あんたと私の二人で二重橋(皇居)で腹切りましょう。二人が死んで軍艦が買えれば日本は救われるのですから.....。この決断によって出来たのが連合艦隊の旗艦・三笠だと言われております。三笠は今でも横須賀港にそびえ立っております....。当時の海戦は貫通弾によって敵艦に穴を開け、沈没させることによって勝ちとする。しかしながら物量に劣る日本はそれが出来ない。そこで下瀬火薬と言われる炸裂弾を開発。この火薬は甲板に穴を開けることは出来ないけれど、着弾後、凄まじい勢いで炸裂し敵乗組員を殺傷する。艦は沈まずとも、乗組員を殺傷してしまえば軍艦と言えどただの鉄の塊...。非常に恐ろしい発想ですが、負ければ植民地の選択。何よりも日本をネズミにしてネコを噛ませたのはロシア....。窮鼠ネコを噛む。の言葉通り、強者が弱者を追い詰めると.....。そして徹底的な射撃訓練。百発百中の自砲一門、よく百発一中の敵砲百門に対抗しうるを悟らば、我ら軍人は武力を形而上に求めるべからず(秋山真之起草・連合艦隊解散の辞より)このシリーズ長々と失礼しました。何をして....。非常に重要だと思います。会社とか個人とか、都会とか地方とか...言葉を置き換えてみると非常に多くのことに気付かされます。気付かれる方は地方都市・自営業者の方に多いのかもしれません。


何をして...⑤

2008年01月20日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2394 勝てなければ負けのロシア。当時の一流国として君臨しております。欧米列強も心情的にロシアに近い。何も極東の小国の味方して、自らを不利な状況に追い込むことは無い。わが身大切だ....。ロシアと戦えと盛り上がる世論に対して、伊藤博文は問い返す、私が聞きたいのは皆さんの勇ましい言葉ではなく、カネと大砲に相談しとるんじゃ。ロシアと戦って勝てるのかね....。その間も刻々とロシアは南下を続け日本を挑発する。伊藤は最も信頼する同じ長州出身の児玉源太郎(陸軍)に問う。ロシアとの戦争を避ける手段は無いのか? 児玉...残念ながら....。事ここに至れば国運を賭して戦う他ありません。で、勝算は?ロシアは慢心している、死力を尽くして五分五分に持ち込む。恐らく日本兵の半数以上は死ぬでしょう。私もそして閣下にも死んで頂きます。この状態で頃合を見ながら、奉天(現在の中国)あたりで一大決戦を挑みます。この決戦に何が何でも勝利し、その一戦の勝利を持って、世界の世論に訴えて頂きたい。恐らくアメリカが鍵かと。アメリカが仲裁に入ってくれるよう今から準備して頂きたい....。児玉源太郎はありとあらゆる手段を尽くす....。実際、アメリカ国民の同情を喚起するよう人を派遣したり、ロシア本国で起こっている革命運動(レーニン革命)へ秘密裏に工作を仕掛けたり、....。とにかくあらゆる手段を尽くす。で、何をして勝ちとするか?ロシアと日本の実力差数十倍。この敵に対して、遠くロシアの首都を陥落させ、ロシア国民の拍手を持って入城することなど、もとより考慮外。あらゆる手段を尽くし、状況を五分五分に。少しでも有利な状況になったら第三国の仲裁により和平を。とにかく負けなければ勝ちである...と。そこには滅びの美学とか、一億総玉砕とか、地に足が着かない精神論はなく、負ければ植民地。勝つなんて事は微塵も思わず、ただ負けない...。したたかに生き抜く逞しさを感じます。勝つと思うな、思えば負けよ。なんて歌も有りました。スポーツの試合でも絶対に勝つ。という精神状態より、負けるもんか?という精神状態のほうが結果が良いような気がします.....。


何をして...④

2008年01月19日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2398 こんな事ばかり書いていると、ネタ切れだな~。とか、感情に乱れが...、と思われるのですが...。本人いたってマイペースであります。ただ何かが変わってきていることは事実。それが何だか分かりませんが、周囲から気が狂ったのか?と思われるほど駆け回ってきたら、心の持ちよう次第で風景はいかようにも見える。これを実感している事は事実です。さて何をして勝ちとするか? 戦争のことばかり引き合いに出して恐縮でありますが、その是非はともかく、人間が極限状態で下す判断の好例としてしばしば登場するので....。日露戦争において、日本が戦わねばならないロシアはその財政力、軍事力共に日本の数十倍。明治時代の世界は帝国主義・弱肉強食、難くせ付けて戦争に持ち込み、力でねじ伏せ植民地に。という時代です。外交交渉を重ね、話せばわかる。何て時代じゃない。実際、当時世界最強のロシアに戦って勝てるなんて思っている人はいない。ただ恐れおののく....。戦争回避のため、あらゆる手段を尽くすも、ロシアの返答は当時の外務大臣・陸奥宗光(竜馬の一番弟子)をして、史上これ以上無礼な回答はあるまい....。と言わしめた内容。極東の黄色人種、マカーキー(ロシア語で猿)....。その後の世まで問題となる黄禍論(こうかろん・詳細はいずれ)まで飛び出す。維新からわずか数十年の小国であっても、ここまでバカにされ、国民の安全が脅かされる現状はもはや武力に訴えるしかない。しかし戦争に及んで勝てる見込みはない。負け=植民地でである....。ここで明治の日本人は、自分達の出来るあらゆる手段を講じて、したたかに生き残りの道を模索する。自らの数十倍の敵に対して、どのように戦い、何をして勝ちとするか?勝てないまでも、負けない道はないのか?植民地にされず独立国家として生きていくためにはどうすれば良いのか?戦争賛美でも何でもなく、この時代の日本人は、国際社会で生き抜く知恵と勇気を持っていた訳です。ロシアは勝てなければ負けだが、日本は負けなければ勝ち...。この領域、非常に深く、現代においても非常に示唆に富む問題提起を内包しております。続きは明日。写真のカモメ、相変わらず緊張感無く、ダレダレでした....。


何をして...③

2008年01月18日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2389 何をして勝ちとするか? 成功とするか? そんなの考えなくたって、漂ってた方が気楽だぜ...。サラリーマン時代に良く言われた言葉。で、現在。そんな悠長な事言っていられる余裕は無いんですよ....。個人もそうですが、広く社会全体も...。既存の価値観やモノサシの先には答えが無い。漠然とであってもそう思われている方多いのではないでしょうか?だから不安になる。運動部の例で言えば、不安をかき消すために猛練習する。最近は科学的トレーニング全盛で、私のような事を言うと、時代遅れのスポ根が...。となるんですが、私の価値観を形作っている一つは多分スポ根。良い悪いは別にして、そこに心地良さを見出せるので、如何ともしがたい...。他者に強要する事はいけないな~。とは思えるようになっておりますが。高い目標を掲げたり、現状を打破したりしようと思ったら、“普通”では無理ですね~。じゃあ普通って何なんだ。という事ですが....。本日の写真、第一漁港付近の船着場にて。飛んでいるカモメ、止まり木(電柱など)に立っている姿、エサを食べている姿は良く見かけますが、今回の姿は腹を地面に付けて....すっかりリラックスムードです。同じカモメなのに...。飛んでいるのもカモメ、今回の姿もカモメ....。ちょっと飛びました。何をして勝ち、あるいは成功とするか?非常に重要な概念だな~。と最近、そんな事ばかり考えております。今回も支離滅裂な内容でありました.....。


何をして...②

2008年01月17日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2391 世の中、勝ち組・負け組とか嫌な言葉が氾濫しております。子供の世界にまで波及しているのだそうです。お前の親父は....。うちは.....。お父さんの勤務している会社が大企業だから、子供の俺も勝ち組だ...。そんなところなんでしょう。それは従来から惰性で続く、一つのモノサシによるものらしい.....。本当に馬鹿らしい事であります。勝ち組企業の負け社員、負け組企業の勝ち社員なんて言葉も聞きました。企業も合併、合併でポストが少なくなり、今まで課長くらいには、支店長くらいにはなって退職したいな~。という願いも厳しくなり、若手社員は出世なんかしたくないです...。残業付かないし、何もいいこと無いでしょ...。という事なんだそうです。まあ聞きかじりですし、そんなのばかりじゃないんでしょうが...。さて、何をして勝ちとするか?という事であります。支店長になることを目標にしていた方がおります。会社の常識は社会の非常識....、と言い、他のことには目もくれず、出世競争に邁進しておりましたが、まさか?...、会社が倒産してしまった....。船が沈みかけているのに、俺は一等客室だ。と言っているに等しい。外から見れば滑稽な話なのに、当事者は...。何をして勝ちとするか?少なくとも地位や肩書きではないようです。さて皆さんはどう思われますか? 昨日の駅伝の話。大阪にある陸上の名門中学のお話。この学校は全国大会の常連でありますが、中学に入学し、陸上部に入部した時点で、3年時の全国大会に自分が出場している姿を想起させ、それまでに何をすべきか?を徹底的に指導するそうです。準備も凄まじい。ここの生徒さん、気温30度、降水確率0%の予報時であっても、使い捨てカイロや傘を持参するとか。この話を拝聴してさすがと思いました。この姿勢....。最後に、優勝校の方々に水を差す訳ではありませんが、一つの文章を。血みどろの戦いに勝利した日露戦争。その勝利を決定付けた日本海海戦に勝利した連合艦隊の解散文。神明はただ平素の鍛錬に努め、戦わずしてすでに勝てるものに勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して地平に安んずるものより、ただちにこれを奪う。古人曰く、勝って兜の緒を締めよ。と。何度か掲載しております、秋山真之起草の文章であります。


何をして....①

2008年01月16日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2378 昨日掲載の駅伝大会。優勝は全国的に有名な柏の強豪校。正にぶっちぎりの優勝でありました。優勝の背景にはコーチ、スタッフ、父兄....、選手のみならず実に様々な方々のご尽力があったことは想像に難くありません。あれもしたい、これもしたい中学生。勝つために多くの事を犠牲にして猛練習に励む。勝ちたいけれど、優勝は1校のみ。勝てるかどうか?不安になる。そんな時にコーチ、スタッフ、父兄、仲間.....がいる。スポ根と言われようが、何と言われようが、何かの“目標”に向かって一丸となる重要性を知った人間は強いです。一丸になるためには相互の信頼がなければならないし、無償の愛情も不可欠。勝ったからと言って選手やコーチに賞金が出る訳でなし。でもそこに大きな価値が....。さて、73チーム出場して1チームのみが優勝(当たり前ですが)という事は72チームは勝てなかったという事であります。ではその72チームは“負け”なんでしょうか? 勝てなくても一生懸命やればね....。と綺麗事を書くつもりは毛頭ありません。ふと、“何をして勝ち”とするか? 以前、所属していた運動部や会社で常に考えていたことを思い出しました。何かの試合に臨む。そのために練習する。その目標は何なんだろうかと。とりあえず地区大会に出れば良いのか、県大会か、はたまたその先か。とりあえず....というチームは勝てる訳ないので論外としても、まず目標がある訳です。勝てなくても~、いいチームになれば~、一生懸命にね~....、残念ながらこういう定性的な目標を掲げたチームが勝ったという事実を私は知りません。勝つチームは明確な目標があり、それをチームの隅々までが周知・徹底している。しかもそれは県大会出場とか、~大会優勝とか必ず定量的な目標と、それに向かう日付が明記されている。で、結果として負けたとしても、その明確な目標に一丸となって立ち向かっていく過程で様々な副産物が出てくる。副産物とは絆とか人間的な成長とか信頼とか、精神世界の部分が多いかもしれませんが、その副産物の総和は、主目的(優勝など)を達成した時に得られる達成感と五分以上。と狭い経験則ながらそう思います。続きは明日。


銚子半島駅伝

2008年01月15日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2384 一昨日、新春恒例の銚子半島駅伝が開催されました。千葉県内を中心に73チームが参加。関係者、沿道の応援含めて久しぶりに賑やかな銚子の街でありました。今年で59回目を迎えるそうです。すっかり新春の風物詩であります。風の強い銚子の街を、ひたむきに走る選手の姿に清々しさと同時に感動を覚えました。何事も渾身の力を込め、ひたむきに活動する姿は美しい。努力?一生懸命?...格好悪い。という風潮も一部ではあるようですが....。この日の選手達、スタッフ、関係者、沿道の応援...、そこにはそんな感覚は皆無です。すれ違う選手達、みなキチッと挨拶はするし、動作も機敏。本当に清々しい。また一生懸命って格好いい....。私も小学校低学年の頃、沿道で旗振っていた一人でありますが、一生懸命走るお兄さん方見て、格好いい。と思いました...。観戦が終わってから何故か走り出していたような....。私は陸上ではなく、中学以降はずっとバスケット。団体スポーツの素晴らしさを実感しておりますが、孤独の中で自分に与えられた区間でベストを尽くし、次の人にタスキを渡す駅伝選手の姿はずっと格好いい。と思っておりました。今もそうです。尊敬もしております。箱根であれ、今回の銚子であれ...。明日への活力が湧いてきた一日でありました。


支離滅裂?

2008年01月14日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_2344 ここ数日、ブログ開設からお付き合い頂いている友人、読者の皆様方から、最近の記事は支離滅裂で、何を言いたいのか良く分からん。というご指摘を良く頂きます。また文章はどうでもいいんだけど、写真はいいね~。...と。心中複雑では有りますが....。何度も申し上げている事では有りますが、まずこのブログ、地元・銚子や周辺地域の風景や食べ物、見たり、聞いたり、感じたりしたことなどを、その時の“感情まかせ”で一気に書いております。しかも就寝前30分くらいの間に少量の芋焼酎と共に....。時々、自分でも訳が分からなくなる時があるのも事実。そんな文章を掲載してしまっている事については何卒ご容赦を。ただこれまた継続の産物。本日で765回を迎えておりますが、約二年、感情の起伏が全くないことなど有り得ず、感情任せの文章は、却って生々しい臨場感が出ているのかも?と相変わらず都合の良い解釈をしている自分がおります。とにかく色々ご意見いただくことは有り難いです。今後とも宜しくお願い致します。昨日、本日の写真は成田空港近く、富里にある“さくらが丘公園”(さくらの丘だったかも) 飛行機の離発着が真近で見られるとあって、休日などは飛行機マニアのみならず、沢山の方々がお越しになっております。確かに大迫力です。そういえば、最近飛行機に乗らなくなりました....。反対に車で空港の脇を通る事は多くなりました....。以前はペーパードライバーだったんですが、最近は月に走行距離1000km平均です。境遇が変われば、移動手段も変わります。さらに電車にも乗らなくなりました。銚子電鉄を除き、この1年半くらいJR等に乗っていない。で、歩く機会も減りました....。歩け歩けで10㎏以上の減量したのに....、最近かなりリバウンド気味です。乗り物、移動手段のせいではなく、自らの心の問題なんですが....。これまた支離滅裂な文章でありました。