銚子・角巳之・三代目

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かわプラザ(道の駅)

2023年08月31日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、袋田の滝に行ってきました...と。この道中に、かわプラザ(道の駅)はあり、何時も
大変混雑しております...。それだけ人気が高いということです。ここに限らず、常磐から、
栃木方面に掛けて、道の駅の名店がズラリと並んでおります...。

私の友人に道の駅巡りを趣味とする方がいて(複数おります)、彼ら(彼女ら)趣味と言い
切る方々は、野菜や特産物を購入に行くだけなら、まだまだですね...と。重要なのは雰囲気
なのだそうです。自然景観だけでなく、お店スタッフの方々をはじめとする人...。

実際、平日など地元の人に愛されない直売所は容赦なく淘汰されているのが実情なのですが、
私が訪問したのは日曜日...、私のように多くの訪問者は“よそ者”...。この“よそ者”と地元の方々
はたまたお店スタッフなどが融合して醸し出す...雰囲気。何となく分かるような気がします。

強烈な茨城、栃木弁の洗礼から始まります(これは千葉県民・隣県人として敬意を込めて)
この方言、私にはとても心地良い...。そして、ここまでするか?という取り組みの数々...。
道の駅・大淘汰の時代。今も生き残りかつ繁盛していることが全ての答えと思っております。

袋田の滝

2023年08月30日 | 日記・エッセイ・コラム

茨城県奥久慈にあります高名な袋田(ふくろだ)の滝...。華厳の滝(栃木)、那智の滝(和歌山)
と並ぶ日本三名瀑(名瀑=滝)と称されていたかと思います。元来、ここに行く予定ではあり
ませんでした。茨城県の常陸大宮市という所には所要ありましたが...。

常陸大宮市には行く予定あり、朝の9時頃に銚子を出ましたが、寄り道しながらでも正午ごろ
目的地(常陸大宮市)には到着...。川プラザ(常陸大宮の道の駅)に行って、名物・舟納豆
(舟の形をした容器に入った納豆・各種ありどれも絶品です)購入して帰ろう...。

と、思ったら目の前に、袋田の滝まで25km...の表示。同行者から、たったの25km...と
いう言葉に乗せられて気が付いたら到着していたという次第です。ここは何故かご縁ある。
この5年ほどで(今回3回目)...。相性が良いのだと思います。マイナスイオンも満載で...。

別名、四度(しど)の滝。これは滝の流れが四段になっているからとも、春夏秋冬それぞれに
表情が変わり、四度すべて見ないとこの滝の良さは分からないからとも...。また奥久慈と言えば
シャモ(絶品です)...。滝、シャモどちらに呼ばれたか不明ですが、袋田の滝に行って参りました。

成田のうなぎ

2023年08月29日 | 日記・エッセイ・コラム

最後の晩餐に何が食べたいか?...と言う問いに対して、昔カツどん、今うなぎ...。これから
また、好みは変わるかもしれませんが、今はうなぎ...。ご贔屓1軒で〇〇のうなぎと断言
出来れば格好良いですが、私はまだまだそんな域に到達せず...。強いて言えば...。

強いて言えば、銚子~成田で国産の...。この銚子~成田界隈はうなぎの名店非常に多いです。
先月は宮崎にて、やはりうなぎ...。九州の直焼き...これも捨てがたい。要するにうなぎが
好きということ、ただそれだけのことであります...。

先日、成田市場(新市場・成田空港滑走路脇にあります)訪問の際、ちょうどお昼時...。
同行者もうなぎ好きで、時間もありましたので、成田山参道のあのお店に。と思いましたが
あれ...、確かこの近所に、うなぎの名店あったなと思い出し、ナビに入れたら車で3分...。

以前から一度行ってみたと思っていたお店。東京・丸の内等々に支店あるお店の(成田本店)
うなぎ問屋さんの直営だそうです。何で焼肉の網があるのですか?と聞いたら、お客さん
からリクエストあって...。歴史・伝統に斬新さ。味は間違いなし...。大満足でありました。

清港会(せいこうかい)②

2023年08月28日 | 日記・エッセイ・コラム

たまたま清掃に参加したからって偉そうなことを...。こういう感覚まずは抜きにして記します。
ある人に聞くと、清掃業者さんという言い方はするが、掃除業者さんとは言わない。これは
前者がプロの領域で、後者は個人のレベルだからだ...と。そして今回行っていたのは...清掃。

今回は、プロの業者さんを入れていた訳でありませんが、銚子港に関係するすべてのプロが
集まっていたことは事実。行政のプロ、魚を獲る、売る、港湾設備する...等々。そういう人
たちが集まって“姿勢”を示す。この姿勢ということ、非常に大切なことと思っております。

スポーツの世界などでも、強豪と言われているところは玄関先の靴が揃っていたり、掃除が
行き届いていたり...。靴を揃え、掃除をすれば強くなるのか?という声が聞こえて来るので
すが、これはすべからく姿勢の問題...。姿勢とはある種の習慣、その習慣は必ず信頼に繋がる。

科学的に安全。だけど風評心配。人の口に戸板は立てられませんが、私の周囲には補償ありき
の話は殆ど出ておらず、お客さんを信じて、行うべきことを粛々と。姿勢を示そうというプロ
が揃っているようです。ゴミはあっと言う間にトラック一杯。ほぼ家庭ごみでありました...。

清港会(せいこうかい)①

2023年08月27日 | 日記・エッセイ・コラム

過日、銚子港にて清港会(せいこうかい)...。清港会とは、銚子港の関係者が定期的に港湾内
を清掃する日...。読んで字の如く港を清掃(清らかに...この意味後述)であります。旗振り役
は銚子市(水産課)、銚子市漁協でありますが、参加者は実に様々な立場から...。

共通項は銚子港に故あること...。千葉県庁、海運業者、マリコンと呼ばれる港湾の土木、建築
業者、漁師、仲買人...銚子港に関係あるすべての人。私は仲買人の一人として参加しました。
参加と言っても私は不定期(参加したり、しなかったり)...。お恥ずかしい限りです。

時あたかも...、処理水放出に伴って“風評被害”云々と...。私は不真面目な会員でありますが、
今回この清港会に参加し、このこと実は大きな風評被害対策なのではないかと感じております。
いわゆる産地の“姿勢”のこと。実際、参加者にも賛同者は多く、姿勢=至誠である...と。

いつもの如く、話が飛躍しているようで申し訳ありません。しかしながら本人至って正気。
この話、もう少しお付き合い下さい。行っていたのは掃除ではなく、清掃...。掃除は個人の
日常レベルでありますが、清掃とはプロのレベル...(続きは次回に)

放出...③

2023年08月26日 | 日記・エッセイ・コラム

BSE(狂牛病)騒動から20年余り...。この間、食の安全を巡る問題が多々発生し、食べる側
(お客さん、消費者...私自身)も学びました。世の中にゼロリスクはあり得ない...。また予測
不能なことは起こる。人生二度は自らの力ではどうしようもない事態に遭遇する(先輩から)

東日本大震災後、銚子では風評被害も若干あったように記憶しておりますがそんな時、魚市場
にはヤリイカが尋常でないほど水揚げされておりました。福島、宮城等にてヤリイカ漁が中止
されていたので、それら魚が獲られることなく南下してきたのだろうと言われてました。

安全に関わる数値報告は毎日あり、販売に問題ありませんとお墨付き。千葉県産(魚類)の消費
回復キャンペーンの一環で、関係者の方々と各地店頭販売などしておりました。驚くように売れて
おりましたが、お客さんの一人から、このヤリイカ...、福島沖を通っていないでしょうね...と。

そんなこと、ヤリイカに聞いてくださいと申し上げたら、烈火のごとく叱られた...。言い方が
悪かったかもしれないと反省はしておりますが、海は繋がっている...。“安心の目利き”の存在に
“安心”して下さる方は必ずいる。言葉遊びではなく、安心の目利き...なるほど...と。


放出...②

2023年08月25日 | 日記・エッセイ・コラム

先日(読売新聞であったかと思います)、放出問題について銚子の仲買人さん方が、我々は
安心を目利きします...。確かそういう記事が掲載されておりました。補償ありき、しからば
風評被害の定義とは何ぞや...そんな話に拘泥せず、プロの仕事、お見せします...と。

地域の仲間の心意気、たいへん誇らしく思っているところです。むろん心意気だけで生活
することは出来ませんが、覚悟とはこういう心意気があってはじめて固まるもの...。漁師さん
方は魚を獲るプロ、仲買人さんは目利き、販売のプロ。同様に小売店さんも、当事者全て...。

そしてお客さん(消費者等、表現はどうであれ食べる人、私も含めて)も、食べるプロです。
特別な信条等がある場合は別にして、毎日ではないにしろどこかで魚を食べている(家庭で
あれ飲食店であれ...)。またどこかで魚を購入しているスーパーであれお魚屋さんであれ...。

安心を目利きしますと断言しているではないですか。プロの定義とは何ぞや!そういう話は
抜きにして、こういう心意気。そもそも漁師さん方の心配事は、風評被害で魚が売れないこと...。
誤解を恐れずに言えば日本人はそんなに愚かではありません...(続きは次回に)





放出...①

2023年08月24日 | 日記・エッセイ・コラム

あの放出ということについて...。非常に繊細な内容ゆえ言及避けますが、放出という事実に
関して。私の周囲には漁業者が多いです。それを水揚げする場所(漁協、産地市場)にも、
それを購入(産地仲買人)し、資材販売(箱、氷、その他)する人、運ぶ(運送会社)人...。

それら方々が得た利益で行われる地域内の経済活動(食料品購入、飲食店、サービス...等々)
さらには中央市場の荷受、仲買人。スーパーマーッケット、飲食店...。最近では輸出する方々
も非常に多くなりました。さらに私も...。すべてが影響を受ける。要するにすべて“当事者”...。

漁業者は漁業を続けて行きたいだけだと言っている。国や諮問機関は安全であると言っている。
業界団体は風評被害が怖いと言っている...。けれど放出する。これは正当に選挙された国会に
おける代表者の(代表)による、決断。むろん様々な意見あってもこれは決断...。

大きな話は横に置き、主語を小さな小さな一個人(私に)...。風評被害はあるかもしれない。
無いかもしれない。事業主としては何か影響あるだろうとまずは心の中で覚悟をしなければ
ならないと思うし、いざその時、具体的に動ける心と体を...と(続きは次回に)

今年も“落花生”

2023年08月23日 | 日記・エッセイ・コラム

今年も落花生(銚子)出荷が開始されました。毎年この時期の風物詩...。勝手に風物詩と書いて
おりますが、初めからそこに落花生があった訳でなく、最初に“井戸を掘った”方々がいるのです。
今、水が飲めるのは...。井戸を掘ってくれた方々がいるからだ...。先人に敬意を。

千葉県と言えば落花生と言われております。実際、日本国内で流通する落花生の90%は輸入品。
国産は10%程度で、その10%の殆どが千葉県産。次いで茨城...最近は全国各地でも様々な形で
栽培が始まっているようです。写真上が落花生収穫前...。花が落ちて生まれた実...落花生。

先輩方に聞くと、千葉県での落花生生産(販売)の祖は、旭市(銚子のお隣)のようです。その後
八街にて組織的な生産・販売が開始され、千葉=落花生のブランドを確固たるものにした...と。今
から30年ほど前に、八街の方々の指導で千葉県内各所で栽培が開始されたと聞いております。

ご縁あって、数年前から銚子落花生の取組に参画させて頂いておりますが、毎年思うこと上記の
井戸を...。初出荷式には初代から歴代会長(八街・銚子)がお越しになっておりましたが、これが
農業...。時を醸す産業であるし継続は力...。何よりも井戸を掘ってくれた方々に敬意を。

仏桑華(ぶっそうげ)

2023年08月22日 | 日記・エッセイ・コラム

写真、ハイビスカス...。農協さんの入り口付近で見つけました。ハイビスカスは南国の花と
いうイメージですが、銚子でも良く見掛けます。これはハイビスカス、夏ですね。綺麗です
ね。で終われば良いのですが、私の周囲には博士が多く存在しておりまして...。

博士と言っても、学位を取った方ではなく“にわか”...でありますが、こういう“にわか”博士
の知識、地方で生活するについて、いわゆる“為になる”話多いです。その100倍くらい
面倒くさい、怪しい話も多いのですが...。これは失言、為になる話です...。

ハイビスカスとはアオイ目アオイ科に属する植物の総称であるとのこと。ハワイ州の花で
あり、ハワイではアロアロ...と。日本では熱帯、亜熱帯性の種を指すことが多く、細かな
理屈を抜きにすれば、日本(本州)でハイビスカスと呼ばれている種は恐らく仏桑華...。

名前に仏様が入っておりますので、特に南(九州・沖縄)にて、死者の旅立ちの際に供える
花に用いられたのだろうと思います。彼岸花は曼殊沙華と呼びますが、この仏桑華の一部
も彼岸花に似ている種あり...。非常に種類が多いようで数千種類とも。にわか知識でした...。

抜錨(Anchors Aweigh)③

2023年08月21日 | 日記・エッセイ・コラム

Anchors Aweigh(和名:錨を上げて)は今から100年以上前に作られた曲だそうです。米国海軍
の行進曲ながら、世界中で親しまれている(日本では運動会などで)も事実と思います。歴史が古い
ので様々な解釈、歌詞、曲調も多々ありますが、私の中で出てくる最初の一節は以下の通り...。

Anchors Aweigh my boys, Anchors Aweigh...と。直訳すれば、水兵たちよ出撃せよ...とでもなるので
しょうが、軍隊というより実社会の中で、坊やたち、学生気分はもう終わり。さあ広い大海原(実社会)
に出て行きなさい...。そんなニュアンスに聞こえる...。少年(青年)が大人に向かう応援歌のように。

それでも軍歌、行進曲でありますので過激な表現も。we'll never change our course so vicious foes steer
....(我々は決して航路を変えず、邪悪な敵は恐れおののく...)Sail on to victory and sink their bones to
“Davy Jones”...。(勝利へと航海し奴らの骨をDavy jonesに沈めよ)この表現ですが...。

Davy Jonesとは、米国の船乗りが信じているとされる悪魔。海の底...。婉曲的に船の沈没を表すよう
です。そして最後は、Until we meet once more, here's wishing you a happy voyage home!(再び会う時
まで、貴方の幸せな航海を祈ります) 厳しさと暖かさを内包する、まさに船乗りの歌であります。




抜錨(Anchors Aweigh)②

2023年08月20日 | 日記・エッセイ・コラム

まず抜錨という表現、これは船が錨を巻き上げて出港していくことを表しております。この表現
には、ある種の覚悟が内包されております。もう後戻りできない自らの選択として覚悟持って
行動することを“ルビコン川を渡る”と言ったりしますが、それに近い意味だと認識しております。

Anchors Aweigh(錨を上げて)とは、高名な米海軍の公式行進曲のタイトルで、我々世代では
運動会とか鼓笛隊とか、馴染み深い曲でありますが、そもそもの意味は艦船にて、司令官が錨の
巻き上げ作業完了を承認する合言葉だそうです。そして錨を上げ終わったならば即座に“出港する”...。

軍艦でも漁船でも、船が錨を上げて(抜錨:ばつびょう)出港するということ、安全な港湾内
から、何が出て来るか分からない危険な大海原に出て行くという決意表明であり、その先に待ち
受ける全ては、船長以下すべての乗組員が潔く受け入れるという儀式のようなものと思います。

サンマが獲れないなら、出漁しなきゃいいじゃん...。という声をよく聞きます。が、覚悟を持って
海に出て行く方々に、こういう表現はいささか非礼ではないかと思います。最後にもう少し
Anchors Aweigh(錨を上げて)ということ...。(続きは次回に)

抜錨(Anchors Aweigh) ①

2023年08月19日 | 日記・エッセイ・コラム

過日、銚子船籍のサンマ船(2隻)出港して行きました...。この数年、サンマ漁は非常に
厳しく、昨年に至っては銚子港始まって以来という水揚げゼロ...。今年も予測としては、
かなり厳しい見通しとなっておりますが、それでも船は装備を整え、錨を上げて...。

予測が良くてもダメな場合あれば、反対に悪くても良い場合もある...。要するに行って
みないと分からない...。令和の時代、まだそんな原始的なことを言っているの?と思わ
れる方もいらっしゃるかと思いますが、誤解を恐れずに言えばこれが漁業というもの...。

この漁船は、狭義で捉えればこのサンマ船のオーナーさんのものでありますが、広義だと、
その受益者は日本人(もしかすると世界の人々)...。観測が良かろうと悪かろうと準備を
して出港し、漁をしてくれる人がいなければサンマ(魚)は食べられない...。

以上のこと、産地に偏った特殊な意見と思われるかもしれません...。全国の就労人口
約6,700万人に対して、漁業者数約14万人...。統計上は小さな数字になってしまった
けれど...。船は錨を上げて出港して行きました。(Anchors Aweigh)続きは次回に。

終戦記念日③

2023年08月18日 | 日記・エッセイ・コラム

蓮の花が咲いておりました...。泥水の中からでも気高く美しい花を咲かせる蓮...。仏教との
関わりが非常に深い蓮の花が、この季節に花開くこと...これも何かの因果かもしれません。
昨日の続き...、世論と言う化け物は如何にして生まれるか? このことについて...。

コロナ禍でもありました、〇〇正義や同調圧力...。何事にも過剰に反応し、正義を振り
かざす...。多くの場合、自らのことは棚に上げて...。かくいう私も偉そうなことは全く言え
ませんが、少なくとも...、みんな?がそうしているからそうしよう(とは全く思わない)

これを世間一般には、変わり者、協調性が無いヤツ、全体の和を乱す悪い人...と呼ぶそう
なのですが、もしかするとこういう雰囲気が化け物を生む正体なのかもしれません。
戦犯“だけ”に罪を擦り付けて終わりで良いのか?他責に終始するなら教訓なし...と。

当時、唯一に近い活字媒体の新聞は戦意発揚...煽る。市民、表面上は熱狂する。為政者
決められない...。まさに泥沼になり、些細なキッカケで暴走する。そして暴走が始まって
しまったら止められない...。泥沼に咲く蓮の花を見ながら世論と言う化け物のことを...。

終戦記念日②

2023年08月17日 | 日記・エッセイ・コラム

写真、忠霊塔敷地内にある(これは湧き水と言うのでしょうか)...。普段もこのように水が湧い
ているかどうか分からないのですが、この暑さの中...この雰囲気に“涼”を感じた次第です...。
もしかすると涼などと書いたのは軽率なのかもしれません。これは灼熱の炎への鎮魂かも...。

空から爆弾が降ってくる...。いつ降って来るか分からない...。この恐怖は経験した人でなければ
分からない。分からないけれど想像することは出来る。突如として爆弾が降ってきて家が焼かれ
自らに火の粉が...。灼熱地獄に落とされ、ただ水が欲しい...。水が欲しい...と。

戦争の悲惨な体験を聞くたびに、戦争など絶対にあってはならない...となりますが、歴史を振り
返ると、戦争は無くならない...。戦争を引き起こすのは為政者(殊にその時代のリーダーと呼ば
れる方)でありますが、為政者も人間...。一般的に言って簡単に決断(開戦)できる訳がない...。

時代の“雰囲気”ということ、最近盛んに聞こえて参ります。78年以上前にも世論と言う化け物
がいて、その雰囲気が醸成された時、それに抗う勢力は沈黙せざるを得なくなるものなのでしょ
うか(余りに大きな代償を伴うと知りながら) (続きは次回に)