銚子・角巳之・三代目

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バリュー・チェーン①

2022年01月31日 | 日記・エッセイ・コラム

私の周囲で、最近やたらとバリューチェーンという言葉が出て参ります。何度も申し上げて
おりますが、このこと自体に異存はありません。ただしこれまたいつもの横文字...。言葉の
定義や、構成員が同じ風景を見ているのかどうか確認することが非常に重要と思います。

バリュー(価値)のチェーン(連鎖)であります。単純に価値=評価とした時に、視点は
マーケットインでということですから、評価を下すのは最終消費者。その最終消費者の評価
をこれまた単純に購入金額とした時はじめて、上流各拠点に分配の素が出来る...ということ。

チェーン全体で評価が上がったとしても、今度はチェーン内でその評価(端的にお金)の分配
を巡って問題が起こるのですが本日はこのこと省略。面白い事例がありましたので、これは
明日掲載することとします。この概念実は農協、漁業、市場の在り方にも繋がる重要事項です。

魚の事例で言うと、鮮度管理のための装置を搭載した新船があり、水揚げする市場は旧来のまま
であった場合...。せっかく鮮度維持装置があるのに、真夏の市場で30分も放置すれば、そこで
早くもバリューチェーン遮断....。以降は何をやってもバリューは上がりません(続きは次回に)

キンキ(刺身)

2022年01月30日 | 銚子のうまいもの

久しぶりに銚子の刺身...。左上から時計回りにバチマグロ、カジキ、ヒラメ...そして左下は
何ですか?とお店の人に聞いたら、キンキです...と。キンキを刺身? もしかしたら初めて
の経験だったかもしれません。キンキ...いわゆる高級魚の扱いかと思います。

キンキの刺身と書きましたが、正確に言うと霜降り(湯引き)しかも、皮目に焼き色が付い
ておりましたので、炙り...。キンキは身に脂分が多く、生食にすると少々しつこさが残る
場合があり、皮目も美味しいことから、湯引き&炙り、料理人さんの“仕事”であります。

魚の美味しさとは何か?ということですが、むろん料理人さんの技ということもありますが、
何と言ってもまず初めは鮮度...。料理人さんのように技は持ち合わせておりませんが、我々
産地の出荷者に出来ること、何よりも鮮度管理...。広域に流通する場合は各拠点との連携...。

銚子港の水揚げの90%がイワシ、サバと聞くと、何だ銚子にはイワシとサバしか無いのか?
となるのですが、実は200種類以上の魚が水揚げされております。特に地魚と呼ばれるものは
地元消費が多い...。コロナ禍が収まり、観光客の皆さんが再びこの味に巡り合える日を...。

専門集団!

2022年01月29日 | 日記・エッセイ・コラム

俗に専門何とかと呼ばれる方々がおります。他の分野は全く興味ナシ。時に社会常識すら欠如
し困った行動を取ることもあるけれど、ある特定分野においては卓越しており、しばしば組織
や集団の窮地を救ったりする人々であります。これまた先日、TVの歴史番組から...。

村上水軍と雑賀衆についての特集でした。前者が瀬戸内海・海の王者。後者は紀州(和歌山)の
スナイパー集団...。時の権力者・信長にさえ屈服しなかった猛者たちであります。共に専門集団
としての卓越した力量を持ち、どちらかと言えば歴史の裏舞台で大きな役割を果たした人々...。

信長は力で屈服させようとして失敗。秀吉は味方に引き入れることでこの優れた専門集団の力
を得て天下を平定する...。時に扱いに困る専門集団に対してどのように対峙するか? このこと
今の時代にもピッタリ当てはまるような気がします。排除せず仲間に引き入れる...。

今年は寅年、虎を野に放つの例えあるように、実力者、殊に上記のような専門集団を力づくで
排除しようとすると大きなブーメランに...そんなことのようです。事務所前、中堤防の突端に
見慣れた猫がおりました...。こんなに行動範囲が広いのか?...一瞬猫が虎に見えました...。

漁業....③

2022年01月28日 | 日記・エッセイ・コラム

最近やたらと水産物のバリューチェーンという言葉が聞こえて参ります。バリュー(価値)の
チェーン(連鎖)ですから、漁獲から魚が消費(食べられる)までの全ての過程が協力し、魚
の価値を向上させて参りましょうということかと思います。それに異論はありません...。

ただしこれを漁業者だけで行えるかと言えば、答えは否。市場や仲買人、中央市場の荷受・仲卸
販売店(スーパー、飲食店等)すべてが協力しなければならない...。部分最適の総和が全体最適に
ならないことは周知の事実ですが、漁業は水産物流通の始まりではあるけれどすべてではない。

例えば牛...。生産者が育てているのは生き物としての牛でありますが、消費者が食べるのは牛肉。
牛と牛肉との間には食肉処理場が、牛を牛肉に変えている訳であります。青果物、水産物は収穫後
すぐに家庭のまな板に載せることが出来るが故にこの変換が理解し難いのかもしれません。

漁業は魚を獲るだけの産業ではない...。この綺麗な言葉に遭遇し、それではどういう産業ですか?
と問うた時、今まで明快な回答に出会ったことはありません。ここで敢えて、漁業とは魚を獲る
産業であります...と。自らの無知による過去の反省を踏まえ...。この話題、またいずれ。

漁業....②

2022年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

過去のバックナンバーをパラパラと見ておりましたら、16年前には生意気にも漁業はただ魚
をとるだけの産業ではないと記載されておりました...。むろん海の監視活動等、副次的な機能
が多いことは事実ですし、直販が広がっていることも事実...。ただし分類は必要と感じてます。

銚子の場合、水揚げの90%がイワシ、サバ。これらを漁獲する船は大型の巻き網船...。3隻
セットのチームワークで漁を行います。真剣勝負で魚と向き合い漁獲物を新鮮な状態で水揚げ
するまでが基本的な“業”(なりわい)であります。まずは生業が最重要であること間違いなく。

かつて、この巻き網船の方に沖合で漁獲直後、1kg前後の大型を選別して、洋上で血抜きし
て欲しい...と要望があったようです。現場(漁師)の皆さん方...???、本気で言ってんのか?
と...。大きく揺れる船体に数万尾のサバ...、そこから大きいの選んで血抜きして...。

16年前の私自身も同様、根本的に現場経験が無い...ということが原因であります。釣り船なら
同様の依頼(選別、血抜き)も快諾されたかもしれない。それによって価値が増すなら尚更...。
誤解を恐れずに言えば、漁業とは魚を獲る産業...。(続きは次回に)

漁業....①

2022年01月26日 | 日記・エッセイ・コラム

かつて知人から、長江文明の探求という書籍を頂き、その中に記されていた畑作牧畜文明
(欧米型)と稲作漁労(ぎょろう)文明(アジア型)ということ気になっておりました。
今回はこのことには触れませんが、漁業のこと...。いわゆる漁労に“業”が付く....。

漁船では漁労長という職位があり、漁獲に関する一切の責任(どこで獲るか?、いつ網を
入れるか?等)を負っております。この漁労長の指示一つに乗組員の生活が掛かっている...。
漁労とは魚等を獲ることの総称で、そこに業(なりわい)がついて漁業であります...。

この10年ほど振り返っても、農商工連携に六次化等々、農業、漁業は魚を獲り、野菜や
果物を育てるためだけの存在ではない。という解釈が流行っておりましたが、最近はどうで
しょうか?...、原理原則に戻ってきているような気がします。

むろん魚だけ獲っていれば良いとか、野菜を育てさえすれば良いという乱暴な意見ではあり
ませんが、漁業は漁業を行い、農業は農業を行う。生産者が生産に専念できるように経費を
頂いて、それに関連するすべての作業を代わりに行うのが漁協であり、農協...(続きは次回に)


“うねり”を見ながら

2022年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム

写真、銚子川口の“うねり”...。うねりとは何度か掲載しましたが、遥か遠い海上のどこかで
発生した低気圧等の影響で、沿岸に押し寄せる絶え間ない波のこと。うねりを見ながら比喩的
に目の前で起こっている様々なことを想起しております。遠因などと申します。

水産資源の専門家にお話を聞くと、この10年ほどサバの豊漁が続いていたけれど、資源と
してみると15年前後に一度起こる魚種交代の時期にそろそろ近づいているのではないか?
資源のこと、まして自然相手であるゆえ先のことは全く分かりませんが...。

統計資料を見ても、30年前にはサバ水揚げが全くなく、15年前は記録的なイワシの不漁。
サンマは6年前から激減しており、一つの仮説としてはサンマの不漁はあと10年続くと考え
るのが自然。悲観的な要素を並べ立てたい訳ではありませんが、現実問題として。

何かが不漁でも何かが豊漁で、銚子港全体としては一定の水揚げ量を維持してきたと言えます。
今後困るのは、何かが不漁で何かも不漁...。先のことは何も分からないけれど、今の現実とそこ
に至った経緯(遠因)を知ることで先に備える...。うねりを見ながらそう感じた次第です。

銚子沖洋上風力発電

2022年01月24日 | 銚子沖洋上風力発電

昨年末、事業者さんが決定し、いよいよ動き出します...。銚子沖洋上風力発電...。景勝地・
屏風ヶ浦眼前に31基の風車が立ち並ぶ姿、今から楽しみにしております。この洋上風力
たんなる再エネ、電源構成の変更等だけでなく、“地域”ということが試される試金石です。

大きな事業が地方に来て...、そこで地域を考えると、例えば大手自動車メーカーさんの工場
が進出してきて、地域にとっては雇用創出、税収増...そんな皮算用となりますが、今回の
洋上風力はそんな次元の話ではない...。30年後、2050年のコミットメントに向けて...。

街作りの最上位概念である、都市計画マスタープランというものがあります。詳細は後日と
しますが、これから銚子はクリーンシティー促進地域に該当し、マスタープランもこの風力
エネルギーを使い、様々な地域振興策を出さねばならない。試金石と申し上げた所以です。

ブログのカテゴリーに“銚子沖洋上風力発電”を追加しました。これから30年間のお付き合い
になります。生きていれば82歳の時に景色がどう変わっているか?その始まりを記し、
これから定期的に銚子沖洋上風力発電の話題を掲載して参ります。

みどりの食料システム戦略

2022年01月23日 | SDGs

毎度のことながら写真の逆光、ご容赦ください。さて本日、みどりの食料戦略システム...に
ついて...。先日そのさわり...を掲載しましたが、この考え方がこれからの“食”に関わる大前提
となることは必定であります。出来るか出来ないかではなくてコミットメントだそうです。

コミットメント...、横文字嫌い(苦手)の私でもたまに使ってしまう言葉..。意味はその目標
が達成できなければ死んでしまえ。毎度表現が妥当か否か分かりませんが、それだけ強い言葉。
反対に中途半端な覚悟なら、この言葉を使うのはお止めください...ということであります。

その言葉(概念)を使ったということは...です。これまた横文字ですが、クリーン、サスティナブル
ゼロ・エミッション...これまた横文字が並びます。まず初めに個人、個人の考え方を変える...。
考えが変われば、行動が変わり、行動が変われば...(どこかで聞いたような)...。

かつて掲載しました昨今の状況は、1)これで良いかどうか本当は分からない、2)しかしながら
現行制度では対応できないだろう、そして3)自分が生きている範囲で答えが出ない...故に生き様
ということ...。これが問われる時代になって参りました。このことこれから定期的に掲載予定です。

ウジ虫のこと...。

2022年01月22日 | SDGs

本日、本文と写真全く無関係です...。さてタイトル...、ウジ虫のこと。いきなり何だと思わ
れるかと思いますが...。ミートショックと呼ばれる、主に輸入牛肉の高騰が続いております
が、識者の方々にお話を聞くと、もはや高騰ではなく入って来なくなるかもしれない....と。

そう言えば、食糧安保とか経済安保、食料不足...こんな話題が連日のように新聞紙上等で
語られるようになった昨今であります。そんなこと無いだろう...。根拠は無くともそう思い
たいのが人情かと思いますが、どうも危機は迫っているように思います。

知人の畜産農家さんからも飼料高騰(トウモロコシ等)で悲鳴が上がっています...。国の施策
(みどりの食料システム戦略:このこと後日)を見ても、国内飼料自給率の向上について言及
ありますが、そんな中で上記の識者の方から、これからはウジ虫の飼料化という話があり...。

食品残渣、廃棄野菜等でウジ虫を増産しそれを家畜(豚や鳥)に食べさせ飼育する...。元来
家畜は人間が食べられないもの(木の根や昆虫)を食べて、人間の生命維持に必要な食べ物
を与えてくれる尊い存在...。食べる側の意識を変えなければならない時代のようです...。

今度はキャベツ・ウニ!

2022年01月21日 | SDGs

今回はキャベツ・ウニ...。これまたSDGsの項目であるし洋上風力発電を含む考え方の延長線上
にあるお話です。最近TV等でも話題の、三浦半島で生産されているキャベツをエサとして養殖
されているウニ...。キャベツ・ウニとして各方面で紹介されております...。

神奈川県の三浦半島も銚子と同じ海洋性気候で、キャベツ生産に適し栽培が盛んです。他方、
三浦の海岸は磯焼けが深刻で、その犯人ウニを駆除するだけではもったいない...ということで
研究機関の方々が日々研究を重ね、三浦特産のキャベツ(その規格外等)とのコラボが実現...。

銚子もそうですが、三浦半島の特産物もキャベツ、ダイコン。銚子・三崎共に国の指定産地
として首都圏の台所を預かる非常に重要な産地でありますが、生産者の高齢化は容赦なく進み
キャベツ・ダイコンは重量野菜...。だんだん重くて作業が辛くなってきた。相場も安く....。

三浦、銚子と言う国指定産地の歴史は何度か掲載しましたが、今回は省略して言いたいこと
無いものねだりではなく、あるもの探し..。それを繋ぐ人(研究機関の方々とか農協、漁協等
の当事者意識)。キャベツ・ウニの事例は非常に沢山のことを示唆しております...。


カバークロップ

2022年01月20日 | SDGs

銚子沖洋上風力発電の事業者決定に関連して、私の周囲でも語られる言葉、耳慣れない言葉が
増えて参りました。洋上風力とセットで語られていること...地域創生。何故?ということです
が...。誰かに作って貰うのではなく、まずは自らの考えを変える、行動を変える....。

これから数日、これら耳慣れないけれど、これから常識になって行くであろう事柄について。
本日はカバークロップ...。二酸化炭素の排出権取引とでも言うのでしょうか、耕作放棄地に
カバークロップ(例えば大麦とか)と呼ばれる植物を植える。それが炭素を吸収する...。

この大麦は食用には使われないけれど、この大麦が光合成を通じて大気から炭素を吸収する。
炭素は土壌内に残された根などに蓄積され、貯蔵量はクレジットとして数値化され、企業は
他の活動で生じた炭素をこのクレジットによって相殺することが出来る...。

カーボン・オフセット・クレジットと呼ばれる手法で、昨今この動きは加速しております。
洋上風力発電が再エネ利用=脱炭素に向かう象徴例とすれば、このカバークロップも同様...。
しかも耕作放棄地の多い田舎町...これも地域創生です。関連の話題しばらく続けます。




再び・綺麗な言葉!

2022年01月19日 | 日記・エッセイ・コラム

ここ数年の論調になっておりますが、現在は変革期。そして変革期は矛盾期であり前時代と
新時代を繋ぐ“何か”が必要であります。言葉としては“大義”とか、勇壮で夢があり前を向ける
ような綺麗な言葉が並びます。究極的には矛盾を飲み込むリーダーの覚悟、器量とか...。

変革期に綺麗な言葉が並ぶのはある程度仕方のないこと...。しかしながらリーダーから綺麗
な言葉が発せられ、そこに行くまでの行き方(工程表)など具体的なことが明示されないと
現場は大混乱...。私の周囲でもこの現象...非常に多くなりました。

組織を抜本的に大改革、多様性・持続性・収益性の三価値同時実現...等々。先日これら会合
にオブザーバーとして参加されていた大先輩(80代)から連絡頂きました。語られている
言葉...、意味が全く分からない。具体性が何も示されていないし何よりも覚悟を感じない...。

リーダーが余りに綺麗な言葉を使う時それは終わりの始まりを意味します。某映画の一幕に
大陸政策の行き詰まりを武力で解決しようとした時日本は悲劇の時代を迎えた...と。武力を権力、
合意形成の欠如による独善等と置き換えると...。枕詞にはすべて綺麗な言葉が並んでおります。

牧場にて

2022年01月18日 | 日記・エッセイ・コラム

干支は去ってしまいましたが...。牧場にて一つ前の干支、牛の受け入れ現場に遭遇しました。
これはいわゆる素牛(もとうし)、仔牛市場にて購入され、これから肥育(肉牛として)
されます...。20頭ほどの搬入でしたが、1頭、1頭...それぞれ個性あるようです。

勢いよく牧場に入って行くもの、入り口付近でなかなか足が前に進まないもの、とにかく
嫌がって入ろうとしないもの...。この風景を見ながら、牛はみな個性ある生き物である。
当たり前のことですがこれを再認識致しました。肉を食べるとはこの牛を殺すこと....。

いささか表現過激でありますが、現実...。昨今の牛肉(肥育)状況ですが、もともと素牛
価格は上昇しておりました。そして飼料(トウモロコシ等)の高騰、他方販売に付いては
横ばい...。コストが上がって販売価格上がらず。故に活路を海外に求めよう...そんな気運...。

様々な課題がありますが、生産と消費についてアンバランス状態が続いていることは確か
のようです。代用肉(大豆ミート等)の議論も再燃しております。昨年、丑年なので“赤べこ”
購入しようと思ったら寅年になっておりました...。数々の課題、時間はあっと言う間に。

出航!

2022年01月17日 | 日記・エッセイ・コラム

もう何度掲載したか忘れましたが...。マグロ延縄船の出航風景であります。過去において自らの
無知が原因でウソ書いていたことが判明しましたので本日、お詫びして訂正致します。何よりも
船(写真)の方々に...。ウソ...とは銚子にマグロ延縄船は存在しない...。誠に申し訳ありません。

銚子にはマグロ延縄船2隻、立派に稼働しております。確かに主力は宮崎、高知の方々ですが、
私の無知が原因で、大変失礼なことを書き続けておりました。先日写真の船頭さんとお会いし、
無礼者め!...となりまして、お詫びを兼ねまして出航お見送りさせて頂いた...という次第です。

当日気温は4℃、物凄い強風...。そんな中、午前9時に出航されました。目的地は和歌山県の
那智勝浦港とのこと。岸壁に居てもすでに強風...。沖合に出たらこの数倍、数十倍の風圧に加え
大波が予想され、屈強な漁師さん達をして八丈島周辺の波が怖いんだよね....と。

このマグロ船、19㌧・7~8人乗り。船型が寸胴な特徴的な形をしております。乗り心地は
最悪ながら時化に強い船なのだそうです。大波は船のデッキの遥か上に到達することがあり、
常に波の中に揉まれているような感じなのだそうで...。この船のこと...また掲載致します。