銚子・角巳之・三代目

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五月晴れ!

2013年06月30日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0397梅雨の晴れ間を、五月晴れと言うようですが...。ここ数日、快晴が続いております。風もあり、夜はひんやりするほどであります。今年も猛暑と注意喚起されておりますが、銚子の夏は今年も過ごしやすそうです...。春が終わり、梅雨に入ったと思ったら、夏はもうすぐそこまで...。明日から7月、早いものです...。


イオマンテ③

2013年06月29日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0391アイヌの儀式の“ひそみ”に倣(なら)えば、銚子の漁民は魚を大切にし、無駄にしないように様々な食べ方や流通方法を考え、かつ実践してきた...。そして大切にされた魚たちが神々の世界にて、銚子ではこんなに大切にされた...と話す。そして神々は、それなら私も行ってみようかな...と。そんなこんなで、銚子の海には資源としての魚は減らない...。さてさて...。世の中、未利用魚なんて変な言葉がありますが、アイヌの話を聞いてから目からウロコでありました。ああやはり未利用魚なんて言葉はない。揚がった魚はすべて利用する。邪険に扱ったら神々の怒りを受ける、しかも強烈に...。漁業者が縁起をかついだり、目に見えない何かに畏敬の念を抱いたり...。そもそも大潮祭...。祭りとは何なのか...ということであります。その地域で行われていた儀式や伝統は何ゆえに...。たんなる物好きで、暇があるからそんなことを考えるのだろうと思っておりましたが、さにあらず...。閉塞感のある昨今であるが故に、背骨に電流を流されたような感覚...。イオマンテの話...。脳細胞の鍵穴に引っ掛かったような気がしております。


イオマンテ②

2013年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0392イオマンテ...。曰く、熊などを殺し、食べ、その魂を神々の世界に送り返すアイヌの儀式...。冬眠中の親熊を殺し、そこにいた小熊を連れ帰り、人間の子と同じように大切に、そして手厚くもてなし、1~2年後に殺し、再び神々の世界にお帰り頂く...。熊は神々の世界に戻り、その神々の世界で人間に手厚くもてなされたことを話す。それを聞いた神々は人間界に行ってみたいと思い、やがて人間世界に降りて行く...。故に、食料や毛皮を生み出す資源としての熊はアイヌの周辺では減らない...。さてさて、どう理解するか?ということですが、神話や儀式の話...。これは理解というよりも感じること。実際、世界各国それぞれに神話や儀式はあり、我々はその末裔という事であります。身近なところを見ても、銚子の大潮祭りで、川口神社に掲げられる幟には“霊汐送鮮魚”と書かれております。アイヌが熊を神々の世界にお帰り頂く...という感覚と、銚子の漁民が魚に同様の想いを抱いていたこと、同じなのではないでしょうか?続きは次回に。


イオマンテ①

2013年06月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_96626.25のちょっと前、怠けていた数日間(週末)、銚子でセミナーが開催されており、そこに出席しておりました...。食品流通に関する実務者講習でありましたが、スペシャルゲスト登場...で、演題:文明の崩壊過程における、活動拠点のあり方...。難しすぎて分からないのでは...と思いきや...。宗教、科学、歴史...様々な観点から現代の問題が抉(えぐ)られておりました...。私もすべて理解できたわけでなく消化不良も多々ありますが、感じるところは大でありました。今後、消化しながら、時々掲載させて頂きますので。さてそこで、イオマンテの儀式なる話題がありました。イオマンテとはアイヌの儀式。具体的に熊を殺し、食べる....。正確には現世でおもてなしをして、神々の世界にお帰り頂く...。何のこっちゃと、お思いの方も多いかもしれませんが、この話...、“あれ”と同じだ...と、思った次第であります。続きは次回に。


44!

2013年06月26日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9657また怠けておりましたが...。先日44歳になりました...。特に実感なく、それでも節目なので日の出の写真とか、おめでたいもの...と思いましたが、結局、食べ物...。車のナンバーで6.25に良く遭遇し、ああ同じ誕生日多いんだな~と思っていたら、それ6.25(む・じこ)に繋がる人気ナンバーだそうで...。さてさて、6.25生まれ、調べてみると菅原道真、アントニオ・ガウディー...、怨霊になったり、神に祀られたり、没後数百年経てもなお作品作りが終わらなかったり....、どうもユニークな方々が多いようで...。私はこれら偉人の人生とは比べるべくもありませんが、地道に自分の人生を歩んで参ります。実は昨日、お世話になった方の告別式...。私の誕生日にお亡くなりになられたり、告別式が執り行われたり、実は今までもかなりありまして...。言葉では説明できない何か。警鐘か?何か伝えたかったのか?いろいろ考えますが、いずれにせよ、今日という日は、昨日死んでしまった方が夢に見た未来であります。嫌なことがあっても、出来るだけ投げやりにならず、ふてくされず、生きているが故に出来ることを精一杯行っていきたく思います。引き続き宜しくお願い致します。


シイラ(の卵)

2013年06月22日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9644写真はシイラの卵。もちろん銚子港水揚げのシイラから取り出されたものであります。初めて見ましたが、食通の方々に聞くと、この卵、大変おいしく、珍重されているのだそうです...。6月~8月はシイラの産卵期にもあたり、良質の卵が獲れるので、待ちわびている人も多いようです...。魚卵は美味しい...。これ間違いない事実。しかしながら食べ過ぎると、つま先が痛くなる...。元来、魚卵は好物ですが、なんちゃって〇風である事で安堵したものの、どうしても自制心の方が強い、今日この頃であります...。


今年も

2013年06月21日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9641高野山へは毎年...と宣言し、挫折して早2年...。今年も行けそうにないと残念に思っていたところ、毎年訪れる先輩から今年も頂きました。高野山名物と奈良名物...。どちらも秀逸なのですが、特に奈良の柿の葉寿司...。これは絶品であります。先輩は6月15日、弘法大師の生誕祭も見物されてこられたようで、そこで撒かれていた縁起物までわが部室(事務所)へお持ち下さりました...。大いに、おやからせて頂きたいものです...。


秘訣・特効薬!

2013年06月20日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9635昨日カツオの話題...で、本日またまたカツオ...。こちらは漬け丼...。そのカツオ、時々、銚子で言う“ゴリ”(硬くて美味しくないもの)があり、それは外側からは分からず、捌いてみないと何とも...。その道のプロに聞いても、カツオは本当に分からねえ...と。縞模様がクッキリ鮮明なものが良いとか、形はどうのとか、良く言われますが...。そんな中、それでも達人はいるもので、彼の選んだカツオ、ほとんどハズレがない...。秘訣は何ですか?覚えるための特効薬は?なんて質問に、そんなのある訳ねえだろ...。恐らく今までに何千、何万本というカツオを捌き、食べて来られたと思います。また研究熱心で、常に学んでこられたのでしょう。そんな方に、秘訣は?特効薬は?など、質問自体が失礼でありました...。仕事もスポーツも何でもそうなのでしょう。で思うのであります、本当の秘訣、特効薬とは、秘訣、特効薬がないと悟る事と見つけたり....。


カツオ!

2013年06月19日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9587Img_9588連日、カツオ揚がっております。振り返りますに、夏場であっても体重が減らないのは、基礎代謝が落ちている、そもそも運動不足であるという事は承知ながら、夏に旬を迎える美味しい魚があり過ぎるからだ....と。まあ食べ物に罪はなく、すべて自らの責任でありますが....。それにしても、この時期のカツオは美味しい。人によっては、一本釣りのものこそ最上で、巻き網のカツオはちょっと...。などという声も聞こえますが、反対の意見すらあるのも銚子港...。巻き網の方が美味しい....。私はどちらか良く分かりません...。両方美味しい...。昨年は早朝、真夜中の区別なく、どんぶりご飯にカツオの刺身食べていたような...。で、しっかりとその代償を払わせられた...という次第でありますが、とにもかくにも美味しい季節。何故あんたはこんなに美味しいのよ...。罪作り、罪作り....。これまた何かの歌の歌詞にありましたが....。


是非は...。

2013年06月18日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9618是非は上(かみ)から....。こういう“ことわざ”があるのかどうか分かりませんが、最近、地元の大先輩方(70代~80代)に良く言われます...。是非、要するに良し悪しの判断、そして上(かみ)、これまた要するに年長者とか、職位などが上位の者...、従って、物事の判断は年齢や職位などが上の者が行わないと不都合が生じますよ....という具合でしょうか。そう言えば、会社などで、上の者が、上の者が...と聞いたりします。改めて、ああそういう事か...上の者....。実はなかなか深いです。さてさて...。こういう場合、Aという判断が適切であると思うが、私はいろいろあって多忙ゆえ、実行できない...。かつ、それを私が判断したと思われるとちょっと...。完全に論理破綻...。無理が通れば道理が引っ込む。なんてことわざもあります。上の者がしっかりしないと、その組織ガタガタ....。言うまでもない事ですが...。是非は上から...。そしてそれは、是非に及ばず。要するにごちゃごちゃ言っている暇はなく、そうするしかない...のであります。写真は、先般報告のヤリイカ刺身丼...。4人でお店に入り、先輩からヤリイカ刺身丼4つ..。俺のだけ卵黄落としてね....。一同、是非に及ばず....と。


禍福は..。

2013年06月17日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9625あれだけ揚がっていたヤリイカがパタッと止まり...。終末はヤリイカ持参で、山梨県のイベントに行く予定が....。“異常なほど”揚がっていたのに...。見事に外れました。楽しみにしておられたみなさん、すいません...。次回、乞うご期待...という事ですが、6月末日でヤリイカを獲っていた沖合底引き船団、資源保護のため休漁となります。再開は9月から。ヤリイカが入り出すのは11月くらいからでしょうか。さて今年は異常云々と....。何が正常で、何が異常か?良く分かりませんが、恐らく、人間様の、その都合の良い願望と比べて同じか違うか。その程度でしょう。角度を変えれば見え方様々であります。折しも、某所にて、某先輩から禍福はあざなえる縄のごとし...と。他人から見てアイツは不運だ、不運だと言われても、当の本人、全く気にしない...。むしろ他人から不運と思われるような境遇、成長のチャンスとすら考える...。一方、幸運、幸運とちやほやされ、たった一度の挫折でポッキリ...と。良く聞く話です。ヤリイカの話から飛躍しました...が、幸運?にも、週末の網に入らなかったヤリイカ君...。大きくなって来年また会いましょう...。人間様の日常もまたかくの如しと...。


セグロ漁!

2013年06月14日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9599Img_9597セグロイワシ漁ですが、漁場は非常に近く、操業の模様を海岸線から眺めることが出来ます。折しも、遊漁船によるヒラメ釣り解禁...。出船から20分ほど、水深も15m前後の棚で良型が出ているようです...。これだけ近くにセグロがいれば、ヒラメやスズキなども沿岸近くに集まって来るようでして...。太公望にとっては絶好のシーズン到来であります。


ゴール&スタート

2013年06月13日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9590パソコンの操作で、またやらかしてしまい...。2日ほどログインできない状態でした。いつもの如く私の単純な操作ミス...。失礼しました...。さて、私にはスタートだったの、あなたにはゴールでも...、90年代初頭に流行した歌にそんな一節がありました...。同年代と話しながら、ふとその歌詞が浮かんだという次第であります。私、今月末には44歳。昭和44年生まれの44歳...。知人に言わせれば、4が沢山で4(し)合わせ、一杯...なのだそうです...。なるほど、なるほど...で、そのように思い込むことにしております。44歳となり、すでに同級生の中には、おじいさん、おばあさん、になっている人もいるし、子育て終わって、さあこれからという人も、独身者も...。人それぞれでありますが、今をどう見るかで、考え方、行動が極端に違っているようです...。端的に今がゴールか?スタートか? 50代、60代の先輩方見ても同様で、言うまでもなく、常に今が新たなスタートと思っている方々は若々しいし、周囲の気分も良いものです。ゴール?通過点です...というTVCMもありましたが...。日々、新たな気持ちでスタートラインに立っていると感じていたいものです。


紫陽花(あじさい)!

2013年06月11日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9610この季節、銚子に限らず各所で紫陽花(あじさい)楽しめます。昨日、通りすがりの観光客の方々、どこか紫陽花の穴場は?...とのことでしたので、間髪入れず、銚子電鉄、本銚子(もとちょうし)駅ですかね...と。銚子電鉄の沿線は穴場が多いです...。一昨日、銚子から40分ほどの多古町におりましたが、ここの紫陽花は見事です。確か栗山川だと思いますが、その流域一面の紫陽花...、壮観です。梅が咲いて、桜が咲いて、見事に散って、田植えが始まり、カエルが鳴き始めて、紫陽花が咲いて、それが終わるころには向日葵が...。秋風が吹き、見事な紅葉を見ながら木枯らしが吹いて、また...。春夏秋冬であります。最近、部室の植物園化計画の中で、新芽が出た、実が成った...など、ささいなことに感動する事しきり....。花を名物にしている景勝地の、それらを維持するための目に見えない努力も、花の枝葉の隙間から垣間見られるような気がしております....。


罪悪と寝言...。

2013年06月10日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_9602イワシの水揚げを見ながら....ふっ...と..。思い出しました。某所で活性化という議論が出ていた時、高名な経営者の方が、そんなもの、イワシの甕(かめ)にナマズを入れろ!...。と一喝。一同、???でありましたが....。イワシを弱いものの例え、確かに魚へんに弱いと書いてイワシ。ナマズは魚へんに念じるの念...。理念とか概念だろうか...と。曰く、イワシはそれ自体の群れの中で緊張感なく、結果的にすべて死んでしまうが、怖いもの、異物を入れると緊張感から生き残る、翻って....と。高度な比喩でありましたが、言わんとするところは一同納得...。所詮、机上の空論で活性化?など。そもそも何をして活性化なのか?全く分からない....。さしずめ、自らの属する組織が火の車になっているにも関わらず、悠長に...。バカヤローの一喝で済んでいるうちは良いですが...。どうも危機意識というもの、当事者として痛みを受けないと分からないものなのかもしれません。そんなこんなの議論は、二宮尊徳の言葉で締めくくられました...。道徳無き経済は罪悪である。さりながら、経済無き道徳は寝言である....。厳しい言葉ながら全くその通り。寝言を言っている暇は無さそうであります...。