銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

本ムシガレイ

2006年06月10日 | 銚子の魚

100_0041 この本ムシガレイと、ヤナギムシガレイ。生では殆ど市場に出回らないようですが、干物などで見かける事があると思います。ヤナギムシガレイの干物は“高級品”として、驚くような高値で売られていたのを記憶しております。値段イコール“価値”に付いては、?と思うところが沢山ありますが、まずは高い、安いという前にどこに“価値を認めるか?”だと思います。原価が幾らで、加工費は...、というのは野暮と言うものかもしれません。話は飛びますが、フランスで飲食店の格付けを行っている“ミシュラン”(タイヤのメーカーですね)、私の記憶では、最高級3つ星を取るのは、その味が忘れられなくて、わざわざその地域まで赴く。2つ星は近くに行く機会が有れば寄る、1つ星はまあ良い店。確かこういう基準だったと思います。その味が忘れられなくて、わざわざその地域に。こういう商品を作れると冥利に尽きるだろうな?....と今の私では100年早いと叱られますが、志は高く持って行きたいと思います。ミシュランの3つ星、殆どがパリに集中してるんだろうなと思ってましたが、実はパリ以外、郊外の方が多いようです。グリーンツーリズム、スローフード、LOHAS....、今までご紹介してきたこれらの考え方。東の外れに居て何言ってんだと思われるかもしれませんが、地方都市こそ欧州に学ぶべきものが多いと思っております。