銚子・角巳之・三代目

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今週末...。

2019年07月31日 | 日記・エッセイ・コラム
今週末(8月第一土曜日)は恒例の銚子花火大会...。昨年の事を思い出し、
あれから1年ですか...。本当に時間の経過は早いものです。花火はこの事務所の
目の前、現在は水中の泥上げ作業を行っている(写真)ところから打ち上げられます。
本当に目の前の大迫力であります...。来年の花火大会は東京オリンピックの期間中。
何でも警備等の問題から来年の花火大会は中止になるかも(確定情報ではありませんが)
と言われており、今年は例年にも増して沢山の人で賑わう事でしょう...。花火はややも
すれば、その打ち上げ数を競ったりしがちでありますが、さにあらず...。予算が少なく
なって、打ち上げ数が減ったとしても、花火大会は開催され、楽しみにしている人多数...。
数が少なくなったのなら、間隔の余韻を楽しみながら、一つ一つの花火をじっくりと鑑賞
させて頂きましょう...と。何事も考えようであります...。

再び・エントロピー増大の法則

2019年07月30日 | 日記・エッセイ・コラム
昨年の7月に咲き誇り、枯れ...。茎を切断され、球根の状態で冬(夏)眠...。
度重なる台風に晒され、寒暑に抗い、気が付いたら再び春先に目を出し...。
この3ケ月ほど、目下最大の関心事と成長を楽しみに眺めながら、そして
ついにその日が来てしまいました...(枯れてしまいました)。咲くまでの時間
の何と長く楽しく、咲いた後の時間の何と短く切ない...。咲いた花は枯れるが、
枯れた花は元には戻らない(不可逆的)...。で、枯れたカサブランカを眺めながら、
タイトルの言葉を思い出した...。と言う次第であります。過去にも何度かこの
言葉(エントロピー)を使いました...。それだけ年を取ったのか、地方暮らし、
零細自営業者であるが故なのか分かりませんが、どうも最近この言葉を思い出す
機会が多い...。エントロピー、熱力学云々と難しい事は省略。その言葉が使われる
際に、その世界観として表現されているもの...、私は諸行無常だと...。光は翳り、
色は褪せ、人は老い...。誰しもこの法則からは逃れられない...。無常とは常無し
であり、いつも“ある”のが当たり前と思っていたこと、その当たり前なんかある訳
ないじゃないですか...と。そうであるなら、もっと真摯に目の前の事に向き合って...。
心意気だけでもそうありたいと思っております。明日は、この茎の断髪(茎)式?
を敢行予定です。花は枯れたけれど、球根に魂が残っており、正しい処置をして
あれば、来年再び花が咲く(かも)...と。



幸福三説②

2019年07月29日 | 日記・エッセイ・コラム
幸福三説...、曰く、惜福、分福、植福である....と。
幸田露伴が唱えた、努力論の一節から...。私の力で表現することは難しい
ですが、先日この言葉を頂いたので、自分なりの解釈で...。
まず惜福...。福を惜しむ...。自らに回って来た福(運とも)を、惜しんで使う。
使い切ってしまわないこと。私以前、犬を飼っていました...。何故か私が食べて
いる食事と同じものを食べたがる...。特に焼肉が大好物。私も焼肉、大好物...。
大好物であるけれど、喜んで食べる犬の姿が忘れられず、いつしか必ず犬の分を
残すようになっていた...。そんな生活は14年間続き、その犬はもう30年も前
に死んでしまいましたが、時々、あの嬉しそうに肉を食べる姿を思い出し、何故か
心が温かくなって参ります。分福...。福を分ける...。今年もお中元を沢山頂き
ました...。食品が殆どで、到底食べきることは出来ず...。お世話になっている
周囲の方々にお裾分け...。そんな物々交換の輪...絶えることなく、お金に換算
出来ない豊かさ...を感じております。最後に植福...。福を植える...。腹が減った
ので山の木の実を採って食べた...これ凌ぎ...。その木の実が未来永劫、採り続け
られるように(自らだけでなく、まだ見ぬ誰かのために)山の手入れをすること
...これ仕事...。その精神かと。しからば貴方、今幸福ですか?と問われ、即答する
ことは出来ないけれど、何か言葉(キッカケ)を頂き、自分なりに考えて、何故か
心に活力が湧いてくるような気がする...。上記、解釈が良いのかどうか、また例え
が適切かどうか不明ながら、惜福、分福、植福...、心に留めて、これからの生きる
指針にと思う次第であります。

幸福三説①

2019年07月28日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、目まぐるしく変化する天気の中で一瞬、晴れ間が...。夏らしい雲の形で
ありました...。さて仕事柄、士業(弁護士、会計士...)の方々からご指導頂く
場面が多々あります...。法律、会計の専門的なことはもちろんなのですが、
みなさん、専門的な領域に終始せず、必ず何か示唆に富む言葉を添えられて...。
法律、会計等の解釈よりも、こういった言葉の数々に救われてきたこと実に
多いです。考えてみると、私のような零細な事業主は、代表者の心が折れてしまったら、
それで終わり...。怒鳴られようが、励まされようが、心が折れてしまったら、
何も聞こえない、何も感じない、身動きもできない...。あの時、心が折れかけ
ました...などと言っても、それは取り繕いで、正確には折れている...。
折れた後、周囲への迷惑とか、自らの不甲斐なさとか、恐怖心とか、そんな感覚
に苛まれている時に、信頼、尊敬している方々からの一言は心に染みる...。
それが薬となって、また歩こうと思う...。気が付くと折れたところは繋がって、
そんなことを繰り返しているうちに骨が強くなっていくのでしょう...。最初から
強い骨は無く、強くなる...。ならざるを得ない...。本日、前置きで終わって
しまいました...。続き次回に。

シラウオ丼

2019年07月27日 | 銚子のうまいもの
写真、シラウオ丼...。銚子で水揚げされたシラウオを水揚げ直後に釜揚げ...。
ご飯は千葉県飯岡産、海苔は千葉県漁連・富津工場、醤油はヒゲタ(銚子)本膳でした...。
さしずめ地産地消(千産千消:千葉県ではこういう表現多く...)丼でしょうか...。
さて、シラウオとシラス、何が違うのですか?と良く問われます。間違っていたら
ごめんなさい、私の解釈で...。シラウオはまさにシラウオという魚(確かハゼ科)
の幼魚...。一方、シラスはカタクチイワシ等の幼魚の総称...。どちらが云々では
なく、ともに鮮度が命の代名詞で、この味は産地でしか味わえないもの...。個人的な
感覚で言うと、シラスはエラ部分に小さな突起物があり、気になる人は気になるかも。
(気にならない場合が殆どだと思いますが)シラウオは、シルキーとでも言いますか、
滑らかさがあります。このシラウオ、銚子~飯岡あたりの魚屋さんでは一般的。
水揚げあれば購入することが出来ます。パック1,000円くらい。これで写真の
ドンブリ3杯から4杯は作れる...。かなりのコスパであります...。生卵を、納豆を、
オクラを、ネギを、海苔を...なんでも載せて、無心でかき込む...。至福の時間であります。
このシラウオ、漁獲地は屏風ヶ浦から海上に見える、洋上風力発電(実験機)の近く
とのこと...。この地、今後大規模な洋上風力発電の予定地とされ、そのこと自体は地域
にとっても良い事なのでしょうが、なるほど...。幼魚、稚魚の生息地になっているのか...。
事業の推進が、まさに覚悟の領域と言われている所以...。この話題、またいずれ...。
本日は、ただただ、大変美味しかったです。このことのみを...。

梅雨明け...。

2019年07月26日 | 日記・エッセイ・コラム
週末は台風...荒れ模様のようですが、すでに梅雨明け状態...かと。
今年は冷夏、雨が多くて...と言っていたのが一転、急に暑くなり、私の
周囲でもすでに夏バテ多数...。咲き誇っていたカサブランカも花が散り、
代わって、パパイヤの成長が加速して参りました...。みなそれぞれ、得意の
季節があるようです...。かくいう人間も...。さてさて、直射日光に当たらない、
水分補給をしっかりと...。季節の変わり目、みなさん、何卒ご自愛ください。

27年後に...。

2019年07月25日 | 日記・エッセイ・コラム
書籍等の掲載は極力控えておりましたが...。金融機関特集の雑誌と、働き方、
そして生き方が大きく変わって来た(変わらざるを得ない)ことを示す書籍...。
皮肉なことに、銀行勤務(都内)の同級生が、銚子までわざわざ持ってきてくれまして...。
銚子でも、書籍、雑誌は買える...ということなんですが。ネットなら居住地に関係ないし。
すぐに分かりました...。疲れてるな~。気分転換に来たんだろうと...。
27年前、大学を卒業してそれぞれの道に分かれた...。時間の経過とともに会う事も
少なくなり、気が付いたら50歳になって...。当時、金融機関に就職するという事は、
一生涯、安泰...。と。安泰なんて、そんなことは絶対にないのですが、当時の雰囲気は
そういうものであったと記憶しております。与えられた環境の中で素早く模範解答に
辿り着く能力を磨きに磨いてきた。けれど、今は模範解答が無い時代...。解答ではなく、
問題そのものを探す能力が問われている...。全く反対の事が求められるようになり、
現実に適応できなくなってきた...。27年後、こんな状況になっていることなど
想像すらしていなかった...。先のことなど誰も分かりませんが、良くも悪くも今の
状態が未来永劫、続かないことだけは事実...。私としては、仕事云々は関係なく、
かつての同級生が、気分転換に銚子へ...。それだけで嬉しく思っておりまして...。
ああ27年か...。と、時間の経過を噛みしめると同時に、これからの事、深く考える
契機になっております。




靖国にて...。

2019年07月24日 | 日記・エッセイ・コラム
写真に撮る事、畏れ多い事ながら...。本日の写真は靖国神社...。この界隈、
学生時代を過ごしたということもあり、非常に懐かしく...。周囲はどんどん近代化
して行くものの、この場だけは変らず荘厳な空気が流れております。主義、主張、
様々な考え方はひとまず置いて、日本人としてこの近くに来たら参拝を。常々そう
思っており、年に数回程度ではありますがこの地を訪れております。
今回は伏線もありました...。2年前に靖国神社で購入した、サザンカの苗木...。
銚子に戻って鉢植えにし、成長を見守っておりましたが、なかなか大きくならず。
専門家に聞くと、根は張っているし、枯れてはいない...。ただ先週来、葉っぱが
ポロポロと落ちだして、気が付いたら全部無くなってしまい...。靖国神社から
来た苗木を枯らせてしまう訳にはいかない...と、気の重い毎日でした。
ちょうど錦糸町方面に行く機会があったので、ちょっと足を延ばし、通常の参拝と、
サザンカの現状報告を...と思いまして。甚だ勝手ながら気分はちょっと晴れ、あとは
推移を見守ろうと、そんな心境になった。と、そんな次第であります...。
最近、東京に行く機会は結構あるのですが、ほぼすべて日帰り...。東京に行ったら
あそこと、あそこに顔を出さねば...常にそう思っているのですが..。不義理の数々、
何卒ご容赦ください...。

コシャリ!

2019年07月23日 | 日記・エッセイ・コラム
写真、コシャリというそうです...。エジプトの国民食。コシャリとは混ぜるの意と
聞きました...。私の知人(定期的に銚子へお越しになる方)の知人...に、エジプト
出身の方がいて、コシャリという食べ物のことを聞きました。日本人にも合うと思います。
機会あったら是非...とのことだったのですが、過日、偶然見かけたエジプト料理専門店
(都内ですが)の看板を見掛け、引き込まれるように入ってみた...という次第であります。
コシャリ...。ご飯の上に、パスタ、マカロニを小さく切ったもの、豆類、揚げたタマネギ
...が乗っており、それにトマトソースを絡めて、ビビンバのように、とにかく混ぜに混ぜて
...。感想ですが、何の抵抗もなく、普通に美味しい...。これ日本人向けにアレンジしてますか?
と聞いたら、若干、香辛料を落としているけれど、ほぼエジプトの味です...と。
味の表現は難しいですが、ご飯、トマトソース、パスタ、豆類...です。ほぼ想像通りかと。
しかもエジプト国内で流通しているお米のほとんどは、日本と同じジャポニカ米(日本で普通に
食べている米と同じ)だそうです。最近、水産物の統計資料を見ていたら、日本から海外に
輸出されているサバの仕向地の1位がエジプトになっており驚いたことがあります。何で?と
いうことだったのですが、コシャリを食べて何となく、その意味分かるような気がしてきました...。
サバとトマトソースは良く合いますし、コシャリに鯖缶混ぜても美味しいと思います...。

不可逆的...②

2019年07月22日 | 日記・エッセイ・コラム
写真、本文とは無関係でありますが、銚子の船の停泊場...。この場所、
最盛期には船がぎっしりと停泊しており、手前から船伝いに向こう岸まで
行けた...と。最初の船が出てから最後の船が出るまで3時間くらい
掛かった...。そんな記述が、銚子第一魚市場の見学コースにあったような
気がします...。これも不可逆的...。一度無くなると、元には戻らない...。
風景も、あれも、これも...。だから決める時は覚悟を持って...。さてさて、
前回の続き。肉を焼いて下さい。と、オーダーしておきながら、出てきた
ステーキ見て、こんなの頼んでません...。こんな方がいるんです...。
仮に頼んだとして、これ美味しくないとか何とか難くせが始まって...。
そんなの嘘だろ...と思いきや、結構周囲で聞く話...。むろん肉の話は例えで
...。最終的に揉めに揉めて、相手は本気だと分かると一転、ニヤニヤ
笑って、そんなつもりで言ったんじゃないんですよ...。何とも気持ち悪く...。
本日(も)感情に任せて書いております。私も50歳になったとはいえ、まだ
まだ未熟者...。自分のことを棚に上げて..なのですが、昨今どうも、この
不可逆的と言う言葉を聞くと、後のニヤニヤ笑いが思い出され血圧が上がる...。
騙される方もマヌケ...。と言われ、また血圧上がる...。自分ではルビコン川
を渡る思いでいたことが、嘲笑されたようで、またまた血圧上がる...。
感情的で全くまとまりなく...本日(も)ご容赦下さい...。


不可逆的...①

2019年07月21日 | 日記・エッセイ・コラム
すでに何度か掲載させて頂いております。ルビコン川を渡る...。後戻り出来ない
重大な決断を覚悟を持って行う事...であります。で、不可逆的...。最近、TV,
新聞、ネット等でも良く目にします...。様々な場面で、それくらい重要な局面が
続いているのか、あるいは、その言葉を持ち出さなければならないほど、相互の
信頼関係が保てない。そんな状況があるのか...。おそらく後者だろうと思いますが
...。元来、化学用語らしく、専門家に聞いたところ、こういう解説が返ってきました。
赤い生肉を焼く⇒美味しそうな焼き目(こげ茶色)のステーキになる...。焼いて
しまったら、赤い生肉には戻らない...これ不可逆的...。いっそう分かり難く
なってしまったでしょうか...。要するに、ステーキを食べる。焼く。と決断した
以上、変更できるのはせいぜい焼き方(レアとかミディアムとか)くらいで、
焼いてしまったのに、やっぱり焼くの止める...。これ無しですよ。当たり前ですが。
ただ最近、私の日常生活の中でも、当たり前だろうと思っていたことを、平気で
破られる...。そんな事態に多々遭遇し、利根川を見ながら、シーザーがルビコン
を渡った情景を勝手に想起し、不可逆的と言う言葉に過剰反応する自分がおります。
続きは次回に...。

浅間様...。

2019年07月20日 | 日記・エッセイ・コラム
本日、7月20日(土)...。7月の第三土曜日(銚子の浅間様の日)でありました
...。銚子・後飯町(ごはんちょう)から、銚子電鉄・本銚子(もとちょうし)駅に
掛けての上り坂に、100以上の露店が並び、非常に賑やかに...。この本銚子駅の
目の前にある小学校が私の母校であり、すぐ近くの神社ですから、この浅間様の由来等、
教わったことがあったかと思いますが、すっかり忘れ、露店しか見ておらず...。
浅間様ですが、かなり歴史深く、由緒あるところ...。本日はすでに交通規制。後日、
改めて登ってこようと思ってます。大潮祭りが終わり、本日浅間様...。今年は銚子商業
の調子も良いようで、千葉大会の決勝は25日(予定)、もしかすると、銚子商業VS
習志野が決勝で見られるかも。などと期待を膨らませ、8月の第一土曜日が花火大会。
そしてお盆が過ぎれば、もう秋風が...。夏の行事が一気に駆け抜けていく...。そんな
銚子の7月下旬であります...。


幸福の木(8年生)

2019年07月19日 | 日記・エッセイ・コラム
写真は、幸福の木...。震災の年の5月、居場所を失い車の中で事務仕事を
している始末の状態の中で、漸く5坪ほどの事務所を得て、再起をはかって
いたところ、友人一同からこの“幸福の木”を頂きました。あれからもう8年です...。
(成長のために)何か特別なことをした訳ではありませんが、毎年すくすくと成長し、
気が付けば私の伸長(183㎝)を越え、さらに伸びて、手を伸ばしても先端に
触れないくらい大きくなって...。2ケ月ほど前、専門家の方に相談したら、
切ってしまいましょう...と。これ以上、伸びすぎるのも困るのですが、友人に
もらった大切な木...。切ってしまう事に抵抗ありましたが...。バサッと切って、
切った葉(茎)は地中に埋めて...。で、現在、新たな芽が出て、埋めた葉(茎)
からは根が出てきて....。ああこの木、生きてたんだな~と。幸福の木、かなり
寿命が長く、時に花が咲くこともあるようです。これからも成長を見守っていきたい
と思っております。

大潮祭り②

2019年07月18日 | 日記・エッセイ・コラム

本日も銚子港は休業...。地元船舶は各々、大漁旗を掲げて魚の慰霊と、操業の安全祈願を...。
東京の会社員時代、私は食肉の担当者でしたが、食品会社であったので隣には水産部があり...。
夏休み前の忙しい最中、何で銚子の水産会社は休業するんだ...と。お祭りで?休み?...。
そんな会話があったこと覚えております...。海の生活を知らなければ、確かにそのように
思われることでしょう。漁業者は別にしても、最近はお祭りだからと言って休業にする会社
ばかりではないようですが、1年のうち1日か2日...。考え方次第かと思います。
そんなこんなでお祭りも終わり...。明日からまたいつもの日常が始まります...。

大潮祭り

2019年07月17日 | 日記・エッセイ・コラム

本日、大潮祭り...。銚子港は本日、明日とお休み...。漁港界隈は御神輿が出て...。
街中、閑散としていますが、漁港、川口神社、銚港神社付近は大いに賑わっております。
(写真は今朝のもの...。そろそろ御神輿が出てきたところです)
10年近く前にも掲載したかと思いますが、川口神社の入口に大きなのぼり...。
“霊汐送鮮魚”“神潮迎魚舸”と書いてあるようです。詳しいことは分かりませんが、
文字からして何となく。魚の霊を弔い、漁業者の航海安全を...という事だろう...と。
海の恵みで生活しているもの達は、1年に一度、その(魚の)霊を弔い、感謝を形に示す...。
水揚げされた魚たちの霊魂はやがて天上界に還り、お祭りで、もてなされた事を話す...。
それを聞いた好奇心旺盛な魚たちは、その世界に行ってみたいな...と思い、地上に降りてくる...。
結果、資源としての魚の一定量は保たれる...。アイヌの熊送り然り、それになぞらえれば、
かくの如し...と。川口神社は銚子の海の守り神...。先般の裏・屏風ヶ浦に繋がる、晴明伝説や
様々な言い伝えがあります。お祭りは、その高揚感だけで十分なんですが、ちょっと理屈が
過ぎましたか...。ただし魚(資源)...。その生態、目に見えない部分も多く、それを獲る
漁業者も常に命の危険が伴う以上、“畏れ”という感覚、非常に大切であると思います。