銚子・角巳之・三代目

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人生2度は...②

2021年09月30日 | 日記・エッセイ・コラム

富士山爆発、南海トラフ...、様々な自然災害の(予測)記事を週刊誌等で見掛ける機会が多く
なりました。専門家の方々には科学的な根拠があるでしょうし、いたずらに不安を掻き立てる
訳でもないと思います。来るかもしれないし、こないかもしれない。要するに分からない...。

70代の先輩(先日掲載)も同意見...ながらこれが年輪。覚悟だわな...と。最近、この覚悟と
言う言葉、私の周囲で非常に良く聞こえるようになりました。非常に重い言葉ですので軽々に
口に出すこと憚られますが、正解のない時代に問われていること、覚悟の有無だけかと思います。

先日、ある方からお手紙を頂きました。内容は比叡山の千日回峰行について。言わずと知れた
荒行。千日回峰行に失敗は無い。行者は白装束で懐には常に短刀が忍ばせてあると言います。
途中で挫折したら、それで死ね。覚悟とはそういうことだ...と書いてありました。

人生2度は自分の力だけではどうしようもない事態に遭遇するものだ...。長く生きていれば尚更
人智の及ばぬ世界はあり何事も限りがあること...。その覚悟があって今生きているならば、年齢
などただの数字...。無いものねだりより、有るもの探し。覚悟が決まるとそんな感覚になるようです。






人生2度は...①

2021年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム

年齢なんてただの数字...。こう言い切る90代の方の特集TVで見ました。私も年齢なんて
ただの数字と思います。確かに年を取れば体力は衰えるし、記憶も薄れる(かもしれない)
そして長く生きていれば良い事も多くなるでしょうが、嫌なこともそれだけ増えていく...。

今生きている我々が見ている風景は、昨日死んだ方が見たかった明日の風景...。と言われ
ます。まさにその通りですが、見たかった風景はもしかしたら、見たくなかった風景だった
のかもしれない...。最近そんなことも思うようになりました。年を重ね綺麗事が減った所以かと。

某所にて、人生には2度、自分の力ではどうしようもない事態に遭遇するもの...であると。
すでにお亡くなりになった大正生まれの方のご子息から、オヤジの口癖だった...と聞かされ
ました。その方、一つは関東大震災。もうひとつは太平洋戦争であった。とのことです。

ご子息(と言っても70代)若輩が非礼な表現ご容赦頂きたいのですが、今で見ればひとつ
は間違いなく東日本大震災(関東の方なので)、そしてもう一つはコロナじゃないな...。
これから来るだろう...と。70歳を超えても現役の方、長生きは有難いが...と(続きは次回に)

台風接近!

2021年09月28日 | 日記・エッセイ・コラム

台風が近づいているようです...。昨日から銚子は晴天ではありますが物凄く風が強い...。早くも
船の移動が始まっており、銚子半島南西側の漁船は続々と事務所前(運河)に集まっております。
2年前の今頃...、命を守る行動を...。TVから繰り返しこんな叫び声...、再び思い出しております。

ホームセンターでは養生テープが売り切れ、長期間の停電となり(長いところでは1ケ月近く)
温暖化によって巨大化した台風の恐ろしさ思い知らされました...が、その後どうだったかと言え
ば...。喉元過ぎて熱さ忘れた...訳ではありませんが、どこかで、もう来ないだろう...と。

何事もそうなのだろうと思います。このまま行ったらこうなるだろうと分かっていても、どこかで
いや違う...と思いたい自分がいる。自らに不都合な事柄について、分かると分からないの間に、
分かりたくない。分かると不都合だ...、そして事が起こったら大騒ぎする。その繰り返し....。

これらのこと自分への戒めと思いながら書き進めております。先の事は何も分からないけれど、
台風・地震は来るだろうし、コロナに感染するかもしれないし(まだしてませんが)...。今回も
直撃するかもしれないし、逸れるかもしれないけれど、備えだけは...。何事も...。

彼岸も終わり...。

2021年09月27日 | 日記・エッセイ・コラム

彼岸も終わり、またいつもの日常がやって参りました...。いつもの日常...という表現には違和感が
あるかもしれません。緊急事態宣言下ですので、現在は非日常...。非日常状態の田舎に、これまた
非日常状態(東京など)にある方々が帰省してきた...。双方打消しで、これが日常か...と。

相変わらず理屈が多く申し訳ありません。ただしこれでハッキリしました。日常、非日常などの
区分けはたんなる幻想で、あるのは日常のみ。そしてそれは無常。無常とは常が無いこと。要する
に変わらないものなど何ひとつ存在しない。行く川の流れは絶えず、しかももとの水にあらず...。

私が通っていた小学校...。当時は銚子でも有数の大規模校。ここに通う知人のご子息(小学校2年生)
に聞いたところ、今はひと学年1クラスしかなく、人数は20人とのこと。これが現実であります。
昔は人が沢山いて、賑やかだった...ばかり。そんなこと聞かされたって...。昔の事知らないもん..と。

人が少なくて学校はつまらないですか?と聞けば、楽しいです...と即答。彼岸は、あの世とこの世。
昔と今を繋ぐ接点であるとすれば、日常の概念が覆えされた今、形式ばかりに囚われないようにしたい
ものだ...と。先祖供養して頂いた後、刺身定食(写真)。食べられるのは生きていればこそ...であります。

缶詰のこと...。

2021年09月26日 | 日記・エッセイ・コラム

食品流通の現場に長らく携わって感じていることの一つ...。昨今、缶詰の価値が見直されていること。
正当な...価値。という表現が妥当なのかもしれません。この優れもの、年を経る度に発見があり、
製造過程に参画させて頂いて楽しいし、何よりも食べて美味しい...。しかも常温・長期保存可能...。

さらに缶詰は無添加商品。加圧・加熱の缶詰製造技術の産物であります。こんな優れものであり
ますが、ひと昔前の缶詰の相場は100円/缶なんて言われ、むろん高額品もありましたが、
多くは嗜好品(カニ缶等)であり、イワシ、サバ等の缶詰はディスカウント商品のような扱いで...。

銚子は水産の街らしく、戦後はたくさんの缶詰工場があったと聞いております。私が知っている
だけで10ケ所以上...。それが今、2社を残すのみ。裏を返せば激動の時代を乗り切った2社の
将来は非常に明るいと思います。缶詰は100円なんて無礼な固定観念...吹き飛んでますから...。

缶詰の種類も多種・多様になりました。アヒージョ(写真)なる料理もすっかり定着してきたよう
です。これから銚子でも様々な缶詰が発売されるようです。乞うご期待であります。個人的には、
銚子水産高校(現・銚子商業海洋科)が実習で作っていたあずき缶...。最高でした。懐かしいです...。

人知れず...。

2021年09月25日 | 日記・エッセイ・コラム

先日夜半...、事務所を出ようと思ったら出漁していた小型底引き船団が戻って参りました...。時間は
21時頃でした。本来であれば翌日の早朝、銚子港に戻るまで操業しているはずが、沖合の状態が
悪かったようです。時々、こんな夜半の(漁船の)戻り風景に接し思うこと...。人知れず...。

それが仕事。と言えばそれまでの事ですが、真っ暗闇の銚子沖で操業し、漁の途中で海が荒れ、この
まま操業を続けるか戻るか難しい判断を迫られる。命が最優先ゆえ戻るという一択しかないけれど
戻ってしまえば水揚げ(稼ぎ)はなく、それでも燃料代等の経費は掛かる...。その苦衷...人知れず...。

知人の漁師の口癖...。しょうがねえや...。しょうがねえ(仕方ない)、私も含め誰しもつい使って
しまう言葉です。人知れず戻って来た漁師を見ながら考えました...。仕方ないには2種類あって、
一つはベストを尽くさず言い訳に使う場合と、ギリギリの決断を伴ってのもの(当然、漁師は後者)

誰も見ていない漆黒の海で、真夏の炎天下に田んぼや畑等々で...。人知れず作業にいそしんでいる方々
がおります。この方々を生産者と呼びます。彼ら(彼女ら)、過剰な保護を求めているのではなく、
自らの仕事に誇りを持って粛々と、人知れず...。こういう方々の顔が見えると行動が変わって参ります。

彼岸(日常・非日常)...。

2021年09月24日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、彼岸の中日でありました...。緊急事態宣言下ではありますが祝日という事もあり、銚子
でも主要道路は渋滞、墓参り等沢山の方が帰省されていたようです。コロナ禍で慣れ親しんだ
日常が無くなったと言われてますが、本日その日常、非日常について。彼岸考であります。

私事ですが、32年前に銚子から上京し、16年前に銚子に戻るという人生を歩みました...。
在京16年の彼岸は、東京が日常で銚子が非日常...。お彼岸に限らず、盆・正月はある種の
イベント。墓参りは口実(或いは自己満足)で、同窓会やらOB会やら楽しい事ばかり...。

現在は銚子が日常...。しかも50歳を超えましたので、葬儀や新盆、法事が多くなりました。
それら非日常の(甚だ不埒な表現ながら)イベントではなくて、日々の生活の中に組み込まれ
た現実...。先輩方に言われ続けてきたこと漸く分かる年齢になりました。日常か非日常か...。

迎える側と出向く側...。それぞれ言い分ありますが、立場の違いという事でしょう。彼岸の
反対は此岸。あの世とこの世...。仏教伝来以前から日本人の心の中にある“畏れ”が根底にある
ようです。故に人生経験を積まねば見えない世界がある...。近所に彼岸花が咲いておりました...。

実食(頬肉)

2021年09月23日 | 日記・エッセイ・コラム

頬肉を焼いた写真を撮りましたが...私の過失で消去してしまいました。何卒ご想像ください...。
一般的に言われるところの希少部位。とりわけ数量が少なく、市中には殆ど出回らない部位
かと思います。マグロ専門業者の方々が頭肉と並んで最高と評する部位のひとつ。

当日は頬肉の他、頭肉、アゴ、尻尾...片っ端から商品化し実食を繰り返しておりました。
捨てていたのではなく、捨てたくは無かったけれど作業が間に合わない。これを商品化
するため人員増強したとして、今度は時化で揚がらない...。経費倒れになる...。

それならば以前あったように地域内インフラを形成(要するに地域内で役割分担)すれば
良いのではと思いながら試行錯誤を続けること16年...。やろうとしていたことは16年
前と全く変わりませんが、受け入れられる土壌が醸成されるまで...途方もない時間でした。

まだ本格稼働した段階になく、これからまたいくつかの壁を越えて行かねばなりませんが、
周囲の環境変化は大いに感じているところであります。これらの弛まぬ繰り返しが地域産業
を維持していく事に繋がるだろうと...。SDGsの時代...。~ウォッシュ...にならぬよう...。

実食(中落ち)

2021年09月22日 | 日記・エッセイ・コラム

マグロ副産物についての連載が続いております...。そして実食記...。本日は最も馴染み深いで
あろう、中落ち...。本日のマグロはキハダマグロ。銚子港水揚げ(巻き網船による水揚げ)で
あります。銚子では中落ちと言うより、骨剥がしと表現する方が多いかと思います。

副産物(この、中落ち含む)は誰のものか?ということですが、一般的にはマグロを購入した
人のもの...。故にこの部分をどうするかは、セリ落とした方の自由...。販売するも良し、お裾分け
にするのも良し...。ただし手間掛かります。お裾分けとしても価値分かる人にのみに...。

肉もマグロ同様、骨の周辺が美味しいと言われてます。最近は一般的であろうと思われますが、
中落ちカルビ...など。この部分、あばら骨とあばら骨の間にある肉...。米国名リブ・フィンガー
確かに指一本分くらいの横幅です。こちらも手間が掛かる...。焼肉屋さんでの値段はこの手間かと。

マグロ、肉ともに中落ち...。お金を払えば、食べられるのですが、そこに行き着くまでの工程を考慮
したいものです。手間が掛かること...。因みにご馳走の、馳走とはお客様をもてなす食材を集める
ためにわざわざ馬を走らせた...と。美味しい、まずいの前に、それを作った人が見えるか否かです。

(魚の)アラ...②

2021年09月21日 | SDGs

昨日のアラ...。こんな形になりました...。そもそも、あのマグロの頭をアラと呼ぶのはおかしい
かもしれませんが、磨けば宝ながら、磨かねばゴミ(これまた問題表現ですが)になってしまう
部位の総称として...。人もマグロもかくの如しだな~と。磨いて初めて希少部位となります...。

作業に立ち会っておりましたが、これは時間勝負(鮮度劣化を抑えるため)であります。とにかく
早く処理する...。しかし手間が掛かる。大いに掛かる...。これらマグロの希少部位の末端価格が
非常に高いのは、希少(数が少ない)だけでなく、この手間(労働の対価)が含まれるからです...。

何事も経験してみて気付くこと多いです...。自分で言ってしまっては価値が下がってしまいますが...。
さらにこれら希少部位、一般的な赤身などに比べて、健康成分の含有量が極めて多い事も確認され
ております。血合いに含まれる抗酸化物質(セレノネイン)は赤身の100倍とも...。

尻尾にはマリン・コラーゲン(海産物由来のコラーゲン)が、さらにさらに、これでもか...と出て
参ります。健康成分の追跡は継続的に行い、改めて本誌上で報告させて頂きます。玉磨かざれば器
を成さず...。アラ磨かざればただの生ゴミ(また問題表現ですが)今回の大教訓であります。




(魚の)アラ...①

2021年09月20日 | SDGs

写真、銚子港水揚げ...キハダマグロのアラ...。アラという名前の高級魚ありますが、ここでは
その魚のことではなく、アラ汁などの原料になる部分のこと。三枚卸などをした際に出る、
頭とか中骨とかヒレとかの総称...。辞書見たら、アラは漢字で“粗”と書くようです...。

銚子のマグロはほぼ100%近海生マグロ(ビンチョウ、バチ、キハダ)...。購入された仲買
の方々は、概ね午後5時くらいに各消費地市場(豊洲とか)に向けて出発する運送便に間に合う
よう、商品づくりを進めます。1尾丸ごとではなくロイン、フィレという状態に加工して...。

当然、商品であるロイン、フィレ(消費地の鮮魚店やスーパーですぐ商品化できる状態)が
最優先で、アラ(写真)の処理は二の次になってしまいがちです。ただしここは宝の山....。
地域内でインフラ形成というとまどろっこしいですが、要するに協力体制を整えております。

頬っぺた、頭肉、あご肉、カマ、尻尾...。磨けば宝の原石が今そこに横たわっております。
SDGsの時代、しかも洋上風力が建設されようとしている銚子において、水揚げされた魚を
アラに至るまで使い尽くせないのは恥である...。賛同者大幅に増えてます。(続きは次回に)

ヤマゴボウ

2021年09月19日 | 日記・エッセイ・コラム

事務所前面は産業道路に面しており、少しは綺麗にしておくか...ということで雑草刈ったり、
掃除したり(出来る範囲ですが)...しておりました。裏手は見えないからというよりも、この場
でテントウムシやヤモリを見付けたので、出来るだけ草を残しておこう...と思いました。

本年5月頃から、裏手に見慣れない草が生え始め、見る見るうちに巨大化して参りました(写真)
何となく気持ち悪い雰囲気、色...。近づかないようにしておりましたが、先日知人に聞いたところ
これはヤマゴボウという植物であることが判明しました。正確にはヨウシュヤマゴボウ...と。

ヤマゴボウと言うと、漬物などでその名を聞くことが有りますが、本種(写真)はそれとは全く
の別物...。しかも毒性あり、絶対に実や根を食べてはいけない。食べると中毒症状を引き起こす
厄介な植物と知りました。だからあえて、ヨウシュ...と呼んでいるのだろうと思います。

見知らぬ鳥がジーっと、時に頭を傾げながら本種(写真)を見つめている姿を目撃しておりました。
やがて実に飛び掛かって(食べる)...。鳥には毒性、関係ないようで...。これまた植物の種の保存、
鳥を使って子孫を残す...。身が無くなるまで伐採せず暫く残しておくことにしました...。

ワサオ君...。

2021年09月18日 | 日記・エッセイ・コラム

ある日、某所にて...。乳母車のような乗り物に乗せられて移動している犬...。不思議な光景でした。
ただ(私にとっては)非常に愛くるしい表情に見えましたので、足を止め飼い主さんに...。秋田で
すか?と聞いたら、そうです秋田犬です。ワサオ君のようですねと言ったら。よく言われます...と。

ワサオ君...。ブサ可愛いというのでしょうか。ブサイクだけど可愛い...。何か失礼な表現ですが、
大の人気者で映画にもなりました。新聞記事等によるとワサオ君は2020年惜しまれながら
亡くなった。13歳(人間で言うと90歳近く)だったそうです。晩年は大型犬特有の病気が...。

大型犬は晩年になると、足腰が痛み出し自らの足で歩行が出来なくなってしまうそうです。外に
行きたいのだけれど足が痛くて歩けない...。このワンちゃんもそうらしく、飼い主さんがせめて
外の風景でも...ということで車に乗せて散歩しているそうです。すでに家族同然ですので...。

獣医の方に聞いても大型犬(晩年)の関節痛は切実で、一緒に住んでいる家族の心痛は計り知れ
ない...と。サメのコンドロイチン、マグロコラーゲン等、ペットフードに応用できるものはない
ですかね...。そんなお話良く聞くようになりました..。この領域、挑戦してみようと思っております...。

EDLP

2021年09月17日 | 日記・エッセイ・コラム

流通関係の方々とお話をしている時に、EDLPという言葉が良く出て参ります。EDLP...、
(エブリ・デイ・ロー・プライス)の意であります。通常はちょっと高めに価格を設定して、
特売時に安さを強調して販売を伸ばすやり方の反対...。特売せずとも、いつでも安い....。

沢山買う(仕入れる)から安くしてくれ...。こんな時代錯誤の方法ではなくて、常時安く売れる
仕組みを伴った...というのがミソでありますが...。安く商品を仕入れても、中間経費が高すぎ
たり、はたまた大量に売れ残って廃棄していたら、生産・流通・販売...みな不幸であります。

平日は暇でしょうがないけれど、土日の観光客需要で何とか持っている...でも...、コロナ禍で
その観光客の方の足も止まってしまい...。そういう話良く聞きます。何かのマイナスを何かの
プラスで補う...。それで結果が伴っているうちは良いのでしょうが、昨今の変化は構造の問題...。

日常の疲れを、非日常の空間で癒す...。いわゆる観光の効果・効能でありますが、その非日常が
遮断され、いやがうえにも日常を見つめ直さねばならない昨今、EDLPの考え方は有効なの
ではないかと、そんな気がしております。今まで見えなかった日常が見える...そんな時代です。

ノドグロ干物...。

2021年09月16日 | 日記・エッセイ・コラム

写真は別名ノドグロと呼ばれる赤ムツ(の干物)...。もちろん銚子港水揚げであります...。経緯は
こうでした...。知人の水産加工会社の社長さん、ご子息に実質的な会社の経営を任せ、自らは出来
上がった商品の箱詰めやら運搬を行っている...。何で社長(会長)が...とお聞きしたところ...。

美味しいビールを飲むためですよ(笑)...と。そんな会話の途中で漁師さんが、これ小さいけど
お裾分け...と赤ムツ持参...。これはこれは...となって、社長(会長)さんは作業終了後、速やかに
干物加工...。それを再び、私がお裾分けで頂いてきた...という次第であります。

銚子に来たら美味しい魚が食べたいという方は多いです、最近は一歩進み、食べるだけじゃなく
て、魚の捌き方を教わって、自分で干物(加工品類)作って晩酌の肴にしたい...。こういう方も
増えました。これは良い趣味であります...。趣味と実益を兼ねる...さらに心が豊かになる...。

やはり外部の声は聞くべきです。こんな田舎町、無いものだらけ...と愚痴ばかり言って毎日を
過ごすか、こんなに魚が揚がっているのだから趣味と実益兼ねて...と思うか...。周囲に求めれば
師匠はいくらでもいる訳だし...。ノドグロ干物(写真)、心のこもった味でありました...。