銚子・角巳之・三代目

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1301回目にあたり...。

2011年10月30日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7121前号にて、1300回目の投稿となりました。これを機会にパラパラとバックナンバーを読んでいたら、数々の不都合が出て参りました...。直すと言いながら直してない個所など多数...。まず30代? 開始したのは確かに30代。36歳の時でした。それから6年ということは....。現在、厄年の真っ最中であります。厄を受けっぱなしの厄年...。さてさて、お問い合わせ頂く機会も増えましたので、1301回目の投稿にあたり、私(現在の)自らの周辺について少々捕捉させて頂きます。 角巳之(かどみの)とは実家:蒲鉾屋の屋号です。家系図を遡ると創業は大正年間のようです。それを引き継ぐべく東京から銚子に戻った次第でありますが、不測の事態に次ぐ不測の連続...。地元で揚がる魚100%で製造することが、角巳之の製品たらしめる最大の与件でありましたので、毎日市場に行き、水揚げなどを手伝い、それらを運び、切ったり、張ったりしておりました....。遠くから見ていたものを近くで(当事者として)見ると、本当に無数の不都合が出て参ります。志と生々しい現実は大きく乖離します。遠くから見ている?いや、不都合が降りかかると嫌なので見たフリだけしていたのかもしれません。結論だけ申し上げますと、角巳之は現在、休業中であります。さらに家系図を遡ると、この銚子の地に先祖が根を下ろしたのは天保2年...とありました。今から200年くらい前でしょうか。さらにその前はどうも紀州・和歌山のようであります。これだけ古くなると、大きな責任が生じます。自分で勝手にそう思い込んでいるだけなのかもしれませんが、角巳之は5年以内の再開を目指し具体的な行動をしているところであります。不測の事態と言っても生々しい現実は容赦なく...。生きていかねばなりませんので、この間、詳細は省略しますが、実に多くの事をしておりました。頭の上がらない方々、無数。感謝の一言しかありません。3年前に銚子物産館という店舗を仲間と創設しましたが、本年1月、入居していたテナントビルが倒産。現在、代替物件は確保出来ておりますが、いまだ再開に至っておりません。現在私は、参協未来株式会社(銚子市)の代表取締役として、銚子で水揚げされながら価値を見出されずにいた魚の企画・販売などさせて頂きながら、銚子底魚有限責任事業組合(千葉市)の職務執行者、NPO法人生物多様性農業支援センター(町田市)理事などの立場で生活し、本ブログを投稿しております。続きは次回に。


連載1300回!

2011年10月29日 | ブログ

Img_7122 本日、連載1300回を迎えました。みなさんありがとうございます。開始したのが2005年の12月ですから、そろそろ6年...。バックナンバーをパラパラ読み返しておりますが、文章の行間にそれを書いた時の風景、心の様相...などなどが鮮明に投影されて参ります。ほとんどが、何だ偉そうに~、と今から思えば恥ずかしくなる内容なのですが、魚の写真、太平洋上の風景、料理の数々...、写真の保存箇所と思えば、なかなか....と、自画自賛できるものも結構あったりします。何よりも試行錯誤しながら、継続すること(最近はサボってばかりですが...)の意義を強く感じております。開始した6年前に地元のミニバスクラブ・ドルフィンズが結成されました。以来、私はドルフィンズと同級生であることに勝手なご縁を感じ、多くのことに気付かされ、このままでは小学生に笑われる....という強迫観念?が、いくつかある原動力の一つとして今日に至ります。体より大きなランドセルを背負っていた6年前...。今、6年が経過し、かつての小学生は、中学生、高校生となり、ランドセルからは卒業...。翻って自らを省みるに、自らの背丈とランドセルの大きさはどんな関係になっているのだろうか?...と。いまだ大きなランドセルを背負ったままなのか?...。それとも...。とにかく6年、1300回となりました。これからも(サボりながら?)継続して参ります。引き続きよろしくお願い申し上げます。


人口減少局面...②

2011年10月28日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_70911 田舎に住み続けていこうにも職がない...。工場でリストラが、地場産業・水産業、農業に関しては(多くの場合)語るに及ばず...。だったら俺が産業を興してやらあ...。気概としては良いけれど、実際は...。江戸時代にもそんな状況があったようで、お江戸に行けばなんとかなるだろう...。でもお江戸も不景気で、職はない。職にあぶれ、最低限度の生活もできないようになると、犯罪が増える。歴史の教科書にもありました。人返し令....。江戸の治安が悪化するから、お前ら地方上京組は田舎に帰れ....と。詳細は以前書きましたので省略....。人口問題に関しても以前パラダイムシフトと称して書いたような...これまた省略。要するに、事態は推移し、今までの生活を送り続けるについて、不都合な真実が次々と顕在化しているわけであります。その時になったら...やる。と言っていた方々は、そんなこと言ってない...。こっちも大変なんだから....。まあ予想されたことではありますが...。人間みな、快適な生活を求めるのは当然でありますが、それは一定の責任を果たしての話...。誰かの犠牲の上にそれらを成り立たせようとしたり、逃げたり、それぞれ言い分はあるのですが、結局のところ自分に跳ね返ってくるわけであります。しかも逃げれば逃げるほど大きくなって....。時代が悪い、上の世代は逃げ切れたのに、ああでもない、こうでもないと言いながら時間は過ぎ、気が付けば40代は50代に、50代は60代に....。親の介護に明け暮れて、役目が終わって、さあこれからと思ったら、自分が高齢者で....、要介護となり、周囲に誰もいなかった....。最近、よく聞く話であります。で、いろいろ思うわけであります。思いながら具体的に行動していると、同じような境遇の仲間がいて、何はなくとも励ましあって....。人口がこれだけ急激に減少する局面は歴史的にも戦争時代を除き、まず無かった状況のようで、それだけに過去の踏襲では不都合が生じ、正解もなく、ただ個人の最低限度の責任感と、気概ですかね。できれば柳の枝のようにゆらゆらと....。また戯言になりました。本日開始より1299回目の投稿。次回1300回となります。なんだ、かんだと1300回であります....。


人口減少局面...①

2011年10月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7089 新聞報道などによると、世界人口は今月末で70億人を突破(世界人口白書より)...。この12年間で約10億人増えたことになるのだそうです。これに対して日本の人口は前回の国勢調査に比べ、約37万人の減少....。65歳以上人口は約3000万人で、日本の総人口に占める割合は23%と過去最大。15歳以下人口は約1700万人で、13%...過去最低水準に.....。我が銚子市を見ても、年間の死亡者数1000人以上、出生数は400人前後、今年の年明けに人口7万人を割ってしまいましたね~と話していたのが、10月になって市役所に行ってみると6万8500人の表示...。お隣の旭や神栖に引っ越された方も多いので、仲間が遠くに行ってしまったな~という感覚はあまりないのですが、平日日中の閑散とした雰囲気はちょっと適切な表現が見当たりません。町中が活気づくのは、花火、黒潮よさこいなどイベント時か、水揚げ大漁の時...。地域水産業は、たんなる産業基盤として存在するのではなく、そこが活気づく事により、地元民に安心感を与えているように思います....。さてさて、先週末は東京におりました。これまた強行軍であり、ほとんどの方々にはご連絡もせず、いつものことながら失礼致しました。その東京、人口減少局面の日本でありながら、人口は15万人ほど増えているようであります。万遍なくではなく、偏在しているようですが....。東京もかなりのスピードで二極化が進んでいるようです。かつてのニュータウン、かつての30代は、70代、80代となり、多くが独居化しているようであります。都会に住む長男夫婦が田舎から両親を呼び寄せる。こういうケースも東京の先輩方との会話の中でよく出てくる話であります。ここを離れたくない。という高齢者、かなり多く、実際、今まで田舎暮らしで東京に住めるのか?という疑問も残りますが、田舎では、そんな疑問も吹き飛ぶくらい生々しい話が山積しております。介護に追われて職を失う、精神に異常を、家庭が崩壊....。すべて人口減少、高齢化のせではありませんが、生々しい現実を毎日見ているものとして、そういう時代に入ったという実感を新たにしております。続きは次回に。


調理師大会!

2011年10月23日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7105 Img_7113日比谷公園から八王子に向かい、翌日は高尾にて某理事会参加...。銚子に戻ってその翌日は千葉市におりました。で、今年も参加させて頂きました。千葉県調理師大会。やはりプロの指摘は鋭く、商品提案というより、磨き上げの場として参加させていただいております。今年はお隣の旭市さんと一緒で、銚子からは底引き船の“ギンアナゴ”を。旭からは豚モツの出店となりました。ギンアナゴはいつも掲載させていただいているあのやつであります。詳細は今後どしどし掲載予定ですのでここでは省略します。旭は豚モツの出店でありました。旭には関東最大級の食肉処理場があり、その衛生的で新鮮な豚モツ(小大腸、ガツ・胃袋)を使った料理提案。共通の食材を使い、市内の各店舗で、様々にアレンジして提供しているようであります。以前食肉をかじっていた人間として、このモツは感動的ですらありました。特にガツ...。東京のお客様が柔らかいイカを食べているようだ。と形容されたと聞きましたが、なるほど、さもありなん...と。あれだけの柔らかさ、うまみを出せるのは、そこに至る下処理の丁寧さによるもの。かなりの労力だろうことは容易に察せられます。このモツも、ギンアナゴも発想の原点は同じところにあるだろうと思っております。旭の方々との交流の中でそれを確信しました。一つの商品が出来上がっていく過程に必ず物語があります。たんなるモノでなく、コトの結実としてモノがある....。豚を1頭潰せば、ロースも、ヒレも、モモも、バラも、内臓も骨も出るわけであります。ロースだけの豚はいないし、トロだけのマグロもいない...。網を入れればタイやヒラメばかりが揚がるわけではない。あれも、これも、ギンアナゴも入ってくるわけであります...。タイやヒラメはロース、ヒレ。モツは...、さしずめ、あれとこれと、ギンアナゴ....。1頭、1網を使い尽くす...。安易に遠くのものを求めるより、まずは自らの足元を徹底的に使い尽くす。この感覚を新たにしたところであります。


土と平和の...。

2011年10月22日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7092Img_7081先週末は東京・日比谷公園にて、土と平和の祭典....。生物多様性農業支援センターさんのブースにおりました....。昨年に引き続き2回目の参加。こういうイベント事はメッセージ性が極めて高く、私のようなものは....と思ってしまいますが、お誘いいただいたのでとにかく参加、雰囲気を...と思う次第で、日比谷公園と言ったら、あの名店のカレー....(写真右)という不埒ものの私であります。昨今発生している様々な問題に対して、右なのか、左なのか、あれは、これは、と様々な意見があるわけですが、こういうイベントに参加する方々、ほとんどが一言持っておりますね。私は~思う、ゆえに~行動する...。何か聞かれて、別に~、関係ないですから...という方はほとんどいない...。みなさん、当事者意識はかなり高い。正解のある問題にのみ強い方は、権力者の顔色を見るのに長けすぎてしまい、本当は~なんだけど、と思いながら長らくの習慣で自らの意見を封印、いつしか何事にも無関心になってしまうのだそうです。社会に出てからの問題には正解がなく、権力者の顔色うかがったって、解決しないことがほとんど。自ら考えて、行動し、壁にぶつかって、仲間に助けられて....、それでまた行動して、長らくしてそれが生きざまに昇華している....。生意気なことは言えませんが、顔見ればだいたいわかる...。主義主張、表現方法の是非などあるのでしょうが、自らの意思に基づいて、具体的に行動し、それに賛同する仲間が集まって....。爽快感のある雰囲気でありました。


サバ戦争!

2011年10月15日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7066_2 銚子港の水揚げの約半分を占めるサバ...。銚子港の水揚げ量が年間22~23万トンですから、サバだけで約10万トン....。この数量は日本全体のサバ水揚げ量の20%前後に相当するようです。しかしながら、多くは0~1歳の小型サバであり、食用には向かず、飼料等になってしまう....よって、世の中の趨勢を鑑みれば、これらをエサと決めつけずに食べ方の工夫を。未利用魚の有効活用を!となるのですが、ここでは省略します。30年前は脂の乗った大型のマサバだけで、太平洋全体の水揚げ高が150万トン以上あったのだそうです。国内で脂の乗ったサバが少なくなり、探してみたらあるじゃん...。ノルウェーに。ということで、昨今の塩サバの主力はノルウェー産サバが用いられているようであり、実際、脂が乗って非常に美味しい....。でも...、銚子でサバの水揚げに立ち会うたびに、違和感がありましたが....詳しくはいずれ...。そのノルウェーを含む北欧のサバ戦争(資源争奪戦)であるがゆえに、日本の食卓にも影響が....。という論旨でありました。何でも、温暖化の影響で冷たい海水を好むサバの回遊がノルウェー沖から北上。そこはノルウェーではなく、アイスランドの排他的経済水域。排他的経済水域...(要するに国際的にその海域内では自由に漁業を営んで良いとされている水域)...。サバ加工に定評のあるノルウェーではなく、アイスランドでの水揚げが増え、乱獲も懸念され、そのサバを巡って....。何でも日本国内のサバ消費における90%がノルウェー産なんだそうです。日本以外にサバを食べる国も増えてるとかで、現地価格も上昇中...。現在は円高で日本向けはその相殺効果で価格は維持されているものの、円安に振れる、あるいは資源が戦略物資化され、買えなくなる....事態も現実味を帯びていると.....。水揚げで見た違和感...。国内物はエサに、食用は輸入で....。振り子が逆方向に動き出しているように思います。続きは次回に。明日から3日ほど東京におります。日比谷公園でのイベントなどに参加予定です。来週の半ばは千葉市に....。更新は来週末になるかと....。


当事者と評論家...③

2011年10月14日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7065 当事者と評論家...。いつもながら、自分には力不足の領域を...と思いながら、身近で起こっている現象と、それに起因する自らの感情にまかせて書いている...という次第であります。いろいろな事が起こりますが、逃げようが、逃げまいが、当事者だろうが、評論家だろうが、等しく時間は過ぎ、当事者としての自らの人生は確実に終わりに向かって進んで行く....。にわか...、インチキ哲学者のような論旨ですが、要するに自分の人生は自分が当事者であり、時に評論家のように客観的な目で見つめることも必要だけれど、とにかく無関心にはなるまい....と思っております。小中高校生が部活などで熱くなっている姿など見たときに感慨は新たになり、また新しいアンテナが立っていくように思います。バスケ見ながら思いました....。私は~だから....できない。できなくてもいいけど、あなたがやらないと、他の誰かがその負担を背負うことになるんですよ...。こんな会話聞きながら、自らの周囲と重なること大でありました...。写真は、県の水産関係者さんが試作した“サバソバ”(仮称)...。ニシンソバのサバ・バージョンであります....。サバ....、大衆魚の代表であり、銚子港の主力でありますが、新聞報道などによると、北欧にてサバ戦争なる争奪戦が起こっており、日本の食卓からサバが消えるかも....とありました。もはや評論家ではいられず、自らの生活に直結した当事者としての行動が問われる時期に入ったようです。続きは次回に。


当事者と評論家...②

2011年10月11日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7070人間は空気を吸って、飲んだり、食べたり...で、生きては行ける。健康で文化的な最低限度の生活とは、どのあたりなのか不明ではありますが、各々のモノサシによって 当事者としての自らが決すべきもの。究極の当事者意識とは人生そのものであるとは大先輩のお言葉...。歌の文句にありました、お前が消えて喜ぶやつにお前のオールを任せるな....と。オールとは、ボートなどを漕ぐ、あの棒のようなもので、自らが船の乗組員(運命共同体の一員)でありながら、周囲への猜疑心が拭えず、当事者として自ら持つべきオールを、自らを害そうとしている輩に預ける....のか....と。またまた脇道に逸れました...。昨日の話....。銚子地域の人口は加速度的な減少に歯止めがかからず、ついに7万人を割ってしまいましたね~、という話が聞こえてきたのがつい最近と思っていたら、現在6万8000人台に突入してしまったようです。小中学校の合併問題もより現実化して参りました。ある中学は本年の入学者ゼロ....。そんな中、部員6名で廃部の危機に直面していた(銚子の)中学校が県大会への出場を決めました。当事者意識の芽生えから、自らと自らの周囲が劇的に変わり、明確な目標が共有できるようになり、神様にその声が届いたのでしょう。別にバスケットの予選に勝ち、県大会に出場したからって偉いわけではないし、お金が貰えるわけではない...。でもその感慨、当事者として経験したものにしかわからないかけがえのないもの。自らの10代を思い出しました。感動的なマラソン中継を見た後に、なぜか走り出したくなる(走れもしないのに)、雪の早明戦を見たら、なぜかラグビーをやりたい衝動に駆られる(ルールもわからないのに)...。当事者意識を持って、やるべき時に、やるべき場所にいて、やるべきことをしている人がいます。年齢は関係ない。昨日の中学生もそうでありました。で、かならず周囲に良い風を吹かせる....。それに引き換え、評論家は....。むろん評論家という職業を云々という言う事ではありませんが、便宜的に当事者の反対語として使ってますので....。やるべき時に、やるべき場所におらず、やるべきことをしない...。それは自らだけにとどまらず、周囲に大きな迷惑を掛けているんですよ....。続きは次回に。


当事者と評論家...①

2011年10月10日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7068 昨日、中学生のバスケの試合を観客席で見ながら...。観客席から聞こえてくるにわか評論家は、あっちはガラガラじゃねえか、なんでこっちにパスすんだ...。ほんとに言いたいことばかり...(笑) ちょっと経験したことがある評論家は、そうは言っても、やってる奴らはプレッシャーと疲労で視野が狭くなってるんだよ...。もっと知ってる評論家は、だから普段から、そういう状況を前提にした練習したり、体力つけないと...、技術以前の問題よ....と。でも当事者は....。何を思って試合をしているのだろうか?...と。ここでいう当事者とはどこまでを指すのか?ちょっと理屈っぽくなって参りましたが..。試合に出ている人だけか?いや違う、控えの選手やスタッフを含めてチームだ。試合だけでなく、練習や、学校生活の仲間も広い意味では当事者かと。コーチはもちろん、先生方も、ご両親もそうだろう、たくさん観戦に来ていたじいちゃん、ばあちゃんも入るかもしれない...。さてさて、我々40代が就職活動をしていた時、人気企業ランキングなるものがあって、多くは今でも優良企業として君臨しているけれど、中には経営危機に陥り、40代にして早くも早期退職勧奨、出向、転籍...などなどの状況におられる方も多いと聞きます。超有名企業の危機に、再建に乗り込んだ方々が口にした言葉。あなた方は当事者ですからね....。今の危機を作ったのは、前の経営陣であって、私たちは被害者だ。会社がこうなってしまったせいで住宅ローンも滞り、ああでもない、こうでもない...云々。そこで再び、あなた方は当事者ですからね。当事者。その意味、お分かりですか?...と。誰々ちゃんのパスが悪かったから、シュートが入らなかった、コーチの指導が悪い、そういえば、あれもこれも、みんな私以外の誰かが悪い....。そこでさらに、あなた方は当事者ですからね....。幸いなことに、中学生は清々しい....。文句は言うけれど、目の前の目標が明確になったり、何かちょっとしたキッカケがあると、変わる。当事者意識が芽生え、責任感が増す。人を非難する前に自分の責任を果たそうとする。何かの標語にありました、思いが変わると、行動が変わる、行動が変わると、人生が変わる....。続きは次回に。


新事務所から!

2011年10月09日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7062 本日(10/9)、銚子では、黒潮よさこい、さんま祭り...中学バスケの県大会出場をかけた地区予選....。行事が盛り沢山であります。あちらこちらに顔出しながら、それら各々の会場からそう遠くない場所に位置する新事務所より、初更新をさせていただいております。写真はこれまた会場近く・銚子円福寺並びにあります、甚作さんの天ぷら。アナゴの、あれ、そうあれであります。銀アナゴ。魚の姿、形については、バックナンバー、銚子の魚をご参照下さい。確か、銀アナゴ、あるいはキツネとして掲載させて頂いたかと思います。銀アナゴ....。全国的に叫ばれている、いわゆる未利用魚の一種とされております....。未利用魚という名前がどうも好きになれず、では何と呼ぼうか?ということでありました、専門家に問い合わせますと、総称アナゴで全く間違いないが、銀アナゴという名前があるんだから、銀アナゴでいいじゃないですか?..。しかも100%銚子港水揚げですよ...と。便宜的に言えば、確かに今まではあまり価値を見出されず、未利用であった魚であることに違いはありませんが、未利用魚とは曰く、ヒラメやホウボウ、タイやカレイと同じ海域、同じ網で捕獲されながら、人間様の都合で追いやられ、価値を見出されずにいた魚たち。本来であれば、価値を見出す努力をせずにごめんなさい...魚であろう...と思う次第であります。そんな魚どこかにあったな~ということなんですが、あれです、あれ、キンメダイ。30年前、キンメダイ様に向かって人は何て言ってたっけな~と。金魚みてえな気持ち悪い魚...。それが今や最高級魚の代名詞。漁師さんや関係者の努力の賜物でありますが、だいたい評価が上がってくると関係者が増えてくるのは世の常でして....。そのキンメ、最近は漁獲量が減っており、水揚げ相場も天井知らずのように上がっております。量が減っても単価が上がり、水揚げ総額は前年と同じくらいということですが、心ある方々からは不安の声が...。高く評価してくれるのは嬉しいけれど、銚子の浜値、5000円/㎏近くになっているキンメは築地やその他市場でいくらになるんだろう....。これ以上値段が上がったら食べてくれる人がいなくなってしまうのでは....。そんなの、だったら中国に輸出しなよ...という声があります。いくらでも高値で売れるぜ....。こういう意見に違和感があるのは私だけでしょうか?30年後に銀アナゴはどうなっているんだろう、そもそもそれらを獲ってくる漁師さんは残っているだろうか....。様々な思いが去来する中、今は銀アナゴ君をみんなで世に出そうと、日に日にその輪が大きくなっているのを感じております。


そろそろ...。

2011年10月04日 | 日記・エッセイ・コラム

001 10月に入りました。相変わらずの気まぐれ更新、何卒ご容赦を....。さて、そろそろ、気が付けば連載6周年となります。12月のその日には、記事数1500前後になっているようです....。1500回....。長かったのか、短かったのか....。最近、高校生読者が増えていることが判明しました....。こんなおっさんの戯言にお付き合いいただきありがとうございます。本来であれば毎日更新したいのですが、いずれ気まぐれ更新の真意をご理解いただければと思っております。バブルの頃に就職活動し、その時の有名企業に就職しちゃあならねえよ...、との先生方のお言葉を真に受け、どしゃ降りの今、創業したバカおやじであります。色々ありますが、今、どうですか?と問われれば、全く後悔してませんよ....。だって自分の人生じゃないですか....と生意気な事を申し上げております。写真は稲刈りが終わった田んぼの風景。白いのは、白サギであります....。毎度掲載しておりますが.....。高校生の皆さん、稲刈りが終わって、田んぼを耕すトラクターの後を追う白サギ...。何か感じませんか?ということであります。そこには必ず生きて行くために必要なエサがあるんですね.....。前提条件をご理解いただけないと誤解されそうですが、これが“生きて行く”ための知恵ってもんよ...。またまた戯言、生意気な事を申し上げました.....。でもね.....。続きはいずれ。