銚子・角巳之・三代目

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銚子魂

2008年06月30日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3272 銚子魂・迷った時は前を向け....。ドルフィンズの応援旗に掲げられた言葉....。みんないい顔してました。準決勝、僅か3点差の惜敗。でも大きな3点。悔し泣きしている姿を見ておりましたが、チャレンジしなければ悔し泣きする事も無かった訳です。悔しさが“次”に繋がる原動力になる....。語弊があるかもしれませんが、むしろ負けの中にこそ学ぶものが多い....。一生懸命な小学生の姿に接し、チャレンジすることの意味を再確認致しました。保護者、スタッフの方々の支援にも頭が下がる....。野球であれ、バスケであれ、サッカーであれ、チャレンジする子供を見守る地域の輪。スポーツ少年団の活動は、小学生の健全育成という事にとどまらず、地域力を高める大きな原動力になっているのかもしれません。男女とも、ドルフィンズ頑張りました。これからまだ試合もあるようです。ドルフィンズの追っかけ応援しながら、小学生に笑われないよう、自分も頑張らねば....。と、気持ちを新たにしたところであります。


パラダイム・シフト(翠点:すいてん)

2008年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3236 1970年代と現在の類似点....。米国の国際収支悪化、新興国の勃興(1970年代、日本・西ドイツ、2008年B(ブラジル)R(ロシア)I(インド)C(中国)S,大国の穀物市場への参入1970年代・ソ連、2008年・中国、その他、世界的な食糧自給が逼迫したり、ニューヨーク市場の株価が調整局面に入ったり、環境問題が社会問題化したり....。ピタリと一致している。1970年代、世界は公害問題に悩まされ、ローマクラブが“成長の限界”を唱える。現在はワールド・ウォッチ研究所などが環境問題を提起したり、不都合な真実(原題直訳は“不便利な”真実)が注目されたり....。すべからく、諸問題の根源は同じところにあり、目に見える現象はその根っこから派生する点に過ぎない....。現代の状況を鑑みるに、それでは1970年代の状況に対して、世界は日本は、はたまた、自らが現在住んでいる“地域”は如何に対応してきたか?それを紐解く事で、解決のヒントがみえてくるのかもしれません。1970年代、経済優先で公害問題が多発し、沈黙の春、複合汚染などという鋭い問題提起を行った書籍が著されますが、当時は殆ど黙殺....。(現在は両著とも環境問題の先駆的書としてバイブル扱いされておりますが)ただしそれらを読んで行動を起こした方々がいるから故に、現在の環境問題への関心が高まっているともいえます。現在の60歳前後の方々です....。いまだにチャレンジ精神を忘れないタフな世代....。いろいろな問題が“複合的に”発生する....。翠点(すいてん)という言葉があるようです。紀州の天才・南方熊楠(みなかたくまぐす)が、使った用語です。人の集まってくるところ...の意味で用いられる事もあるようですが、何かの因果は無秩序に起こるのではなく、ある一点に向かって集まってくることがある....。そういう意味を含んでいるようです。現在我々の目の前で起こっている諸問題、それらは各々バラバラのように見えて、見えない何らかの力である一点に集まっているように思います....。本日は意味不明だったでしょうか? パラダイム・シフトはこの辺に致しますが、翠点(すいてん)に関しましてはまた改めて掲載致します。


パラダイム・シフト③

2008年06月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3232 昨日は申し訳ありませんでした。6月25日、39回目の誕生日。投稿も頂きましたが、東京の会社員時代は25日の給料日で、いつも仲間から盛大な?会を催して頂き、銚子に戻っての前2年は、銚子ドルフィンズの方々から、これぞ銚子という刺身でお祝いいただきました(バックナンバー参照)。ドルフィンズの結成と私が銚子に戻ったのが同じく3年前の3月。自らもミニバス出身者でありますが、そのドルフィンズ男子がスポーツ少年団、千葉県ミニバスケットボール大会の準決勝に進みました。6/28(土)茂原市民体育館において準決勝、決勝に臨みます。日本リーグの時もそうでしたが、このブログで大会を知るという方もおられます。私も28(土)はドルフィンズの雄姿を見届けて参ります。皆さん是非、ドルフィンズの応援に参りましょう。誕生日に関して、各地から暖かいメールその他沢山賜りました。ドルフィンズの活躍には遠く及びませんが、地道に活動して参りますので、引き続き宜しくお願い申し上げます。皆様方のご厚情、厚く御礼申し上げます。さてさて、飛び飛びではありますが、パラダイムシフト....。今、目の前にある問題は一過性ではなく、時代の構造転換=パラダイム・シフトであると申し上げました(すべて受け売りですが....)、資源(エネルギー、食糧)の趨勢を見ると、昨今の状況は1970年代前半に酷似しているらしい(我々30代が生まれた時代です)。オイルショックの時代です。期末在庫量÷年間消費量で示される世界の穀物在庫率。30%前後という数字が一つの安心の目安らしいのですが、1970年前後と現在は半分の15%前後。その間、日米欧いわゆる先進国と呼ばれる国々の工業製品価格は2.5倍に上昇。それに対して一次産品価格指数(原油、穀物)などは殆ど上昇せず、実質的に価値半減という状況を呈しておりました。我々が扱っている水産物もそうですが、常に資源(原料)は安く潤沢に世界中から調達できるという前提で、物事が成り立っていた訳です。世界人口に対して2%前後の日本が、世界で流通する水産物の20数%を独り占め、それが次々と買い負け....。1970年代前半に起こったことを振り返れ。とは恩師の言葉....。続きは明日。


パラダイム・シフト②

2008年06月25日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3234  1600年に5億人だった世界人口が1800年には10億人に、1900年には20億人になる。1970年には37億人になり、2005年には65億人....。5億人から10億人になるのに200年。10億人から20億人になるのに100年、20億人が40億人になるのには100年掛からず、40億人が80億人になるのはさらに短い....。将来の世界人口は90億人とも。それに対して、地球が養える世界人口は80億人前後だと....。確か高校の社会科の教科書に載っているマルサスの人口論。人口は幾何級数的(2・4・8・16....)に増えるが、食糧は等価級数的(1・2・3・4...)にしか増加しない....。この数十年間の世界は、日米欧の合計約8億人の先進国と呼ばれる国々が経済を牽引。これらの国が成長しても資源需要増には直結しない....。40億人のうちの8億人(20%)、しかもある程度成熟化しており、爆発的に資源を必要とはしていない....。これに対して現在は、BRICSと呼ばれる新興国が急速に工業化し、莫大な資源(エネルギー・食糧)を必要としている...。B(ブラジル)R(ロシア)I(インド)C(中国)の合計人口30億人超。世界人口に対して約半分。もともと資源輸出国であったものが、国内の急速な工業化にともない資源輸入国に転じるか、あるいは資源を戦略物資とし始めている.....。切り口を食糧とした場合、日本の食糧自給率39%....。これは裏を返せば、海外依存率61%という事であります。日本は少子高齢化、どうしようと言っている中で、世界は人口爆発、資源争奪戦....。そんな世界に資源の多くを依存している....。これからの日本の食糧は①四里四方、近くのモノを食べられる人と、②さらに遠くのモノを食べなければならない人、この二つに分かれていく...、と。米国から買えていたトウモロコシが買えなくなり、地球の裏側のブラジル、アルゼンチンまで買いにいかねば....。それらを運ぶ船舶運賃も燃料高騰で10倍近く値上がり....。今まで資源価格は安値安定。それが“適正”価格に近づくんだ....という事でありますが.....。続きは明日。ああそう言えば、本日39歳になりました。全く実感がありません....。万年青年であります.....。


パラダイム・シフト①

2008年06月24日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3229 田んぼの生き物調査、東京、創業祭....。ここ数日、話題に事欠きませんが、物凄いスピードで時間が過ぎていく....(ように感じる)....。一つ一つの出来事は、各々に何の関連も無い事と思いきや、良~く考えてみるとかなり共通項があるように思います。で、誰かに操られているのではないか?と思わざるをえないような状況に遭遇する....。さて、パラダイムという言葉、規範とか範例などと訳されているようです。それがシフト(移動とでも訳すのでしょうか)する....。規範が移動する.....。固定概念を外せという事でしょう。旧パラダイム(古い価値観とか考え方)が支配的な状況下において、多くの人はその前提の中で問題解決していくけれど、いつしかその前提では解決できない例外的な問題が発生する。こんな例外的な問題が多く発生してくるようになると、“異端”とされる考え方の中に問題解決の有力候補が現れる。で、いつしかその異端が問題解決の為の有効な手段として一般化し、その時代の常識的な考え方となっていく....。天が地球の周りを回っていると考えられていた(天動説)時代、地球が動いていると唱えた者は異端。けれど、どうも地球が動いているのではないか?という状況が多々現れる....やがて地動説が一般化する....。現在、世の中で起こっている問題(環境とか、食糧とか、年金とか....)が、心の奥底に大きな不安を投げ掛けるのは、それが一過性の問題ではなくて、時代の大きな転換点、構造的なパラダイム・シフトを迎えているからだ.....。明日から2~3日続けます。写真は昨日の銚子・小畑(こばたけ)の池付近。梅雨の晴れ間、清々しい気分でありました。5月の上旬と比べると、自分の気持ちもパラダイム・シフトか?...と。


緑提灯

2008年06月22日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3210 地場産品応援の店を表す“緑提灯” 東京でかなり見掛けました。写真は丸の内線、大手町駅。JAビル地下の飲食街。緑提灯を掲げているお店、都内にはすでに600ケ所以上あるとの事。提灯に見える星の数は国産商品の構成。五つ黒の星になっていたら国産商品100%の意だそうです。ここに寄る前、都内にてTV等で有名な食糧問題のコメンテーターの方からお話を拝聴させて頂く幸運を得ました。現在の食糧・原油等の高騰は、行き場の無くなった資金が投機対象として食糧・原油に向かっているという一過性のものではなく、現在我々が過ごしている時間が歴史の大転換点、“パラダイム・シフト”を迎えているからだと.....。何のこっちゃとお思いでしょうが、非常に深い内容でありました。これは気合が入った時、一気に掲載致します。昨日はグリーブさんの創業祭。雨にも関わらず非常に沢山のお客様で賑わいました。本日私は別件ございまして印旛にはおりませんが、印旛にて、国内生産者の熱気を是非感じて頂きたく思います。


創業祭!

2008年06月21日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3168 本日から印旛のグリーブさんで創業祭です。今でこそ直売所、道の駅は増えて参りましたが(全国ですでに1万3000ケ所だそうです)、グリーブさんは千葉県はもとより、全国的に見ても先駆的な直売所。創業の“原点”を知る方々から毎度貴重なお話を聞いております。直売所であれ、百貨店であれ、スーパーマーケットであれ、小売の評価は“お客様”が決めるもの。最近は欲しいモノが無い時代なんだそうで、特に若年層(20代~30代)はモノではなくて、人間臭さとか、思い出とか、一生懸命さとか、汗とか、泥臭いものに“価値”を見出している....と。故にモノが売れないといわれる昨今、モノを売るなら機能とか、価格とか、デザインじゃなくて、ソフト(思い出など)を作り出すためのハード(モノ・家電ならデジカメとか)と、それらを繋ぐ“何か”が必要なんだそうです。TV番組の受け売りですが....。直売所で感じる事....。その“何か”....。生産者と消費者の共通体験、そこから生まれる連帯感、安心感.....。さてさて.....。本日は私も印旛におります。印旛でお会いしましょう。本日はもう一つ。本日から千葉県スポーツ少年団、ミニバスケットボール大会が開催されます。銚子ドルフィンズも参加。ドルフィンズの結成と私の銚子出戻りは同じ3年前の3月。ドルフィンズはいつも気になる存在です。そのドルフィンズの晴れ舞台。今週私は応援に行けませんが、男女とも来週の決勝リーグに残る事を祈念しつつ(来週は応援に行く予定ですので)、遠くから声援を。と思っております。がんばれドルフィンズ!


しおさい

2008年06月20日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3204 この1ケ月ほど、こんなに身辺が変るのか?と驚くくらい、日々変化を感じております。お前のブログは生々し過ぎる....。感情の乱れそのまま書くのは止めろ!から始まって、いろいろなご意見を頂いております。ただ不思議な事に、アクセス数が飛躍的に増え、周囲の人間関係も大きく変る....。久しぶりの再会、え~まさか?という再会まで。どこかで誰かに操られているのか?と恐くなるくらい....。生き物調査、東京の報告....、沢山記事は有るんですが、ここ数日はバタバタのピーク...。落ち着いたらまとめて報告致しますので。徒然なるままに....。写真は銚子~東京を結ぶ特急しおさい。2年ぶりに乗りました。気が付けば上京は殆ど車....。かつてはペーパードライバーで運転が怖かったし、都内に車で入るなんてとんでもない暴挙....と思っておりましたが、必要に迫られ、動き出したら断然車の方が楽になってしまいました....。ただ車だと当然の事ながら、飲めない。久しぶりの電車、車中ですっかり飲み過ぎて、車窓の風景を愛でながら....。との思いは露と消え、爆睡し、気が付いたら東京駅でした....。新型しおさいが快適だったのでしょう。


副都心線

2008年06月19日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3205 かつて10年ほど住んでおり、最寄り駅として利用していた新宿三丁目・伊勢丹付近。副都心線開通のお祭りムード一色でありました。丸井も大改装中のようで、新宿はちょっと見ないうちにすぐ風景が変わる....。久しぶりで地下鉄に乗りましたが、人の歩くスピードが速い、速い....。人に酔う....。スッカリ田舎者であります。


のどぐろ

2008年06月18日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3207 000_0602 昨夜、銚子に戻って参りました。毎度の事ながら、東京の諸先輩方に大変お世話になり、非常に“濃い”時間を過ごさせて頂きました。有り難うございました。さて、写真左は東京新丸ビルにて出会いました“のどぐろ”の塩焼き。のどぐろ=赤ムツ(写真・右)であります。赤い宝石と呼ばれる魚....。銚子で赤ムツの実物を見掛けますが、産地では殆ど消費されず、多くは東京を中心とした首都圏へ。東京では塩焼きとなった姿は見掛けるけれど実物はあまり見掛けない....。産地と消費地の違い....。明日から少しづつ報告致します。