銚子・角巳之・三代目

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宮崎へ⑤

2023年08月01日 | 諸国漫遊紀

宮崎訪問記、ひとまずこの辺で区切ります。マグロ延縄船の親睦組織・総会にもお招き頂き、
懐かしい先輩・後輩との再会はじめ非常に内容の濃い4日間でありました。写真上から移動
の途中で立ち寄らせて頂きました宮崎神宮。非常に歴史あるところ荘厳な雰囲気でした。

太平洋マグロ延縄船団の主力基地・日向(細島)港~川南港にも行って参りました。いつも
銚子第一魚市場に停泊している、見慣れたマグロ船がそこにあり、ああこの方々(漁師さん)
はここから太平洋に出てマグロを追い、銚子港に入港頂いているのか...と(感慨深いです)

久しぶりの出張。しかも飛行機での移動...。会社員時代はそれこそ毎週のように飛行機に
乗っていた時期もありましたが、最近は全く乗らず恐怖症に。出発前の数週間、神社やお寺
に行っては、道中どうか無事でありますように...なんて神仏頼みの有様でした...。

今回の出張は...、行って良かった。充実した時間を過ごすと感想は簡潔になるものです。
飛行機は?...、何か昔の感覚を取り戻したような...。今回の出張でお世話になりましたすべて
の皆さんに感謝申し上げます。今日から8月。宮崎でのパワー充電を糧にして参ります。

宮崎へ④

2023年07月31日 | 諸国漫遊紀

“さんきょうみらい豚”の本拠地に行って参りました。さんきょうみらい豚...正確には参協味蕾豚
と表記します。味蕾とは人間の“舌”で、味を感じる器官。この味蕾に恥じない豚肉を作る...。
要するに美味しい豚肉を。みんなで参加・協力して...。だから参協...。まさに川南気質。

今年で20周年になります。ということはかれこれこのグループの皆さんとお会いしてから
20年以上ということになります。世代交代の時期を迎え主力は20代から30代へ。後継者
が揃い、先代への敬意を持ち続けていることも長く続く理由と思います。これまた川南気質...。

20年前、このグループの参協味蕾豚を東京の会社(流通業)で担当となったことがキッカケ。
会社を辞めても交流が続き、グループの一員となり、はたまた同一地域内のマグロ船団の方々
は銚子港でマグロの水揚げをされております...。ご縁の連鎖、不思議であり有難いことです。

現在、さんきょうみらい豚は若い力で加工品はじめ様々な取組を行っております。詳しくはHP
等にてご覧ください。宮崎空港、高速インターはじめ各所で販売されてますし、地域の方に聞く
と認知度は20年前に比べはるかに上がっております。改めて川南気質に敬意を表します。

宮崎へ③

2023年07月30日 | 諸国漫遊紀

せっかく風光明媚な宮崎に行ったのに、使用している写真が食べ物ばかり...。何卒ご容赦頂き
たいのですが、それだけ宮崎には美味しいものがあるということで...。宮崎県内はウナギの
名店だらけ。宮崎独特の呉汁(写真右の豆乳のようなもの)と共に。最高です。

さて川南町の(30年間の)人口減少率12%をどう見るかということですが...。恐らく観光
目的の旅行で川南町に行く機会は少ないかもしれません。もちろん観光名所も多々あるので
すが、この街は日本三大開拓地に数えられる開拓の街。殊に食料生産における重要拠点...。

川南町のHP等を見ると、この地は戦後復興のため各地から入植者が来て畑を耕し港湾整備
を行い、都市部への食料供給を担っていた...。自然、町の人々も開拓者精神に溢れ、何に
でもチャレンジする気質、いつものことながら心より敬意を表するところであります。

川南ってどんなところ?と(銚子の仲間に)聞かれたので、鹿嶋が無い飯岡、東庄かな~と。
漁業・農業が主力で人口も川南とそれほど変わらないですが、鹿嶋があるか無いかで大違い。
漁業・農業で生きて行く“覚悟”の度合いが極めて高い...。川南気質....再び敬意を表して。

宮崎へ②

2023年07月29日 | 諸国漫遊紀

写真上から、地頭鶏の刺身、たたき。宮崎に行ったら絶対に食べる定番であります。これに
焼酎があって、気の合う友人が傍らに居たら、それで十分であります。50歳を過ぎてから
零時を越えるような飲み方はしない等、ささやかなマイ・ルールを決めておりましたが...。

結局、マイ・ルールを破り続けた4日間でした。毎日破っていたら、もはやルールではあり
ませんが、今回くらいは神様も許してくれるだろう...と勝手に解釈しこれから節制致します。
神様と言えば...、宮崎は神話の舞台が多いところ(これは後日に)

宮崎市内から国道10号線を走って、川南町に向かいました。川南町...、さんきょうみらい豚
の故郷であります。銚子港にマグロを水揚げして頂いているマグロ延縄船団の基地があったり、
最近では、軽トラ市の発祥地としても有名。人口は1万5,000人くらいとお聞きしました。

街の資料を拝見すると、人口のピークは1985年(昭和60年)18,480人をピーク
として2015年(平成27年)16,109人と、この30年間で約2,300人の減少
減少率は12.83%とのこと。さてこの数字をどう捉えますか?(続きは次回に)





宮崎へ①

2023年07月28日 | 諸国漫遊紀

先日、宮崎県に行って参りました。実に10年ぶり...。宮崎市内にて懐かしい友人たちとの
再会あり、川南~都農界隈にて“さんきょうみらい豚”の故郷訪問あり、再び宮崎市内にてマグロ
延縄船団の方々の総会に出席させて頂いたり...非常に内容の濃い4日間でした...。

創業から13年、4日も事務所を空けたことがなく、出発前から仕事に支障は無いだろうか?
事務所を閉めたまま4日間...、暑さで事務機器が故障しないだろうか? そして何より、
飛行機大丈夫だろうか?(飛行機恐怖症なので...).結果、すべて杞憂に終わりました...。

自らの心配性、今更ながら笑ってしまうレベルでありますが、私の心配事の90%以上は
現実とならない...これが立証できたような...。4日間とも快晴。宮崎は風光明媚なところで
綺麗な風景は沢山あるのですが、宮崎報告、冒頭を飾る写真は地鶏の炭火焼...。

ただの鶏肉と侮るなかれ、これ宮崎が誇る地鶏・地頭鶏(じどっこ)であります...。数多ある
地鶏の中で(私は)最高と思っております。名古屋コーチンも比内鶏も薩摩軍鶏も美味しい。
けれど愛着度合から言えばこの地頭鶏...。さてこれから数日、宮崎報告を。

群馬渋川の名店

2013年10月04日 | 諸国漫遊紀

Img_0526Img_0524ちょっと前ですが、群馬県渋川市~前橋市を訪れておりました...。群馬は銚子とも多くの繋がりがあるところ。利根川繋がりであったり、そもそも銚子は江戸時代に高崎藩の飛び地...。個人的にも親しくさせている方々が多く、何故か訪れると心が和んで参ります。残念ながら、滞在時間3時間ほどで千葉に向かわざるを得ない状況でありましたが、それでも、せかっく来たからにはあそこに行かねば。ということで、渋川のモツ煮の超有名店に行って参りました。到着は午前11時過ぎでありましたが、すでに長蛇の列...。平日にも関わらず、駐車場は交通整理の方が出ておりました...。車のナンバーは東京、新潟、埼玉、栃木....。遠方より多数...。女性客が多くなっているようで、以前食べたあのガツンとした味ではなく、少々マイルドになっているように感じましたが、それも変わらないために変わり続ける老舗の誇りか...と。現状に嘆く暇があったら、具体的に動け!。いつ訪れても、そう言われているように感じる温かくも、考えさせられる名店であります。


金蛇神社

2013年07月10日 | 諸国漫遊紀

Img_0410Img_0411Img_0412宮城県岩沼市にあります、金蛇(かなへび)神社に行って参りました。高野山にお連れ頂いた方々から、今年はどうしても金蛇神社に行け、しかも七夕に...という事でありまして...。数十年に一度という弁財天の御開帳や神楽あり、強行軍ではありましたが、何かを感じておりまして....。今年は巳年・最強のパワースポットだそうです。そんな雰囲気ありました。5名で参りました。祈願はみな社運隆昌であろうと、意気込んで祈祷申込み、左右を見渡したら、私以外はみな金運円満....(笑) 神社・仏閣はすべからくご縁と言われます。行きたいと思っても、腰が上がらず、また何らかの事情で行けなくなり、気が付くと一生行けないで終わった...ということ、多いのだそうです。何事も思い立ったが吉日のようです。今回、ちょっと仕事が忙しくて....という事でありましたが、仕事都合で、合間を見付けて神社へ行くのは失礼で、神社のご都合に仕事を合わせなさいと一喝!されたという次第であります。おみくじ引いたら大吉で、これから良いことが沢山起こると書いてありまして...。本当だろうか?と思っておりますが、その疑って掛ることがいけないのだそうで...。いすれにせよ、良いご縁を頂きました。ありがとうございました。


九州にて(最終)

2013年02月08日 | 諸国漫遊紀

Img_9024九州ネタも本日で終了します...。今回の出張は急きょ決まったこともあり、格安チケット等は取れませんでしたが、1ケ月前くらいに予約すれば、2泊3日で39,800円なんてザラにあります。航空券、宿泊、九州内JRなど含んでの価格であります。こんな時代なんだな~と思います。安いので名所・旧跡をのんびり回ろう、これでいいのでしょうが、やはり行った。という事だけでなく、できればその地元の方々と交流したい。それ出張、観光問わず旅の醍醐味でしょう。九州にはたまたまご縁が深く、旧知の仲間に大変暖かく接して頂き、長崎、宮崎それぞれ10年、6年ぶりでありましたが、そんな歳月、一瞬で吹き飛んでしまい、あれ昨日会っていたような...。そんな感覚ですらありました。九州、関東、北海道でも東北でも、等しく時間は流れ、みなそれぞれに難問を抱えているけれど、それでも前向きに生きて参りましょう...と。お世話になった方々、有難うございました。写真は最終日に宮崎空港で食べたチキン南蛮カレー...。うまいっちゃね~....でありました。


川南にて②

2013年02月07日 | 諸国漫遊紀

Img_9009Img_9014_2Img_9019_2宮崎参協グループさんとの会合を終え、川南港へ。銚子でおなじみのあの船、別名:特攻隊(写真中央)も停泊しておりました...。銚子港での近海生マグロの水揚げは、金額ベースですでに銚子港全体の20%を超え、イワシ、サバ、サンマなどと並び、すでに銚子港の主力であります。そのマグロ水揚げの半数近くが宮崎船籍であり、川南をはじめ、日向灘沿いのマグロ基地(南郷、油津、都農、日向...)から太平洋を北上し、はるばる銚子で水揚げをされております。今回、久しぶりの飛行機で、手に汗をかいていたくらいの私...見掛けに寄らず飛行機恐怖症ゆえ...。絶え間ない太平洋の荒波に揉まれ、銚子まで...。想像すらできません...。その方々が獲ってきたマグロが銚子で水揚げされ、地域水産業にとって計り知れない恩恵をもたらしてくれている訳であります。同様に高知も三重も、和歌山も静岡も...。黒潮繋がりであります。漁港内を見学させて頂きながら、港の直売所に。そこに....、生きているホシザメが....。これ食べるんですか?と聞いたら、あたり前、絶品よ....との事。ああ、これまた黒潮繋がりか....と。宮崎では練り物というより、湯引きで食べるようです。そして帰路につきました。続きは次回に。


川南にて

2013年02月06日 | 諸国漫遊紀

Img_8996_2Img_9000_2Img_9005_2宮崎駅から車で川南(かわみなみ)へ。川南は日本三大開拓地にして、名峰・尾鈴山と日向灘を望む、風光明媚な街...。銚子港とも縁の深い近海マグロはえ縄船団の基地・川南港もあります。軽トラ市の発祥地でもあり、あの参協味蕾豚の故郷....。写真左、ここで毎月軽トラ市が開催されるようですが、その地名:トロントロン...。地元の方に聞くと、自然豊かな川南の、その川音に因んだ名前とか。過日、NHKでもドラマ化されましたが、あの口蹄疫による地域の方々の苦悩、筆舌に尽くしがたい...。筆舌に尽くしがたいので、筆舌に尽くせない...。文章や言葉では表せません...。参協味蕾豚はじめ川南地区の畜産、完全に復活しております...。川南の飲食店にて、浜うどんなる食べ物をご馳走になりました。川南港で揚がるシイラをうどんに練り込んで作った新名物だそうです。漁協さんですか?婦人部さんですか?作ったのは誰ですか?と聞くと、地域全体で...。という答えでした。誰が?ではなく、地域みんなで協力するんだ....と。これも開拓者魂でしょうか。あの口蹄疫から....。続きは次回に。


九州へ③

2013年02月05日 | 諸国漫遊紀

Img_8987Img_8991Img_8995①長崎~新鳥栖・122㎞、所要時間1時間29分。②新鳥栖~鹿児島中央・260㎞、同1時間21分、③鹿児島中央~宮崎・123㎞、同2時間3分...。①~③合計、505㎞、約5時間の列車の旅でありました。JR九州の列車は格好よく、知人の鉄道マニアからは写真をせがまれており....。確かに、どの車両も関東ではなかなか見られない独特の雰囲気を持っておりました....。宮崎からは車で約1時間半、高速を使い川南へ。九州や北海道など、高速道路等、インフラの充実は時に、無駄遣いの象徴のように言われますが、このインフラがあるお蔭で、都市生活者が農業、漁業を放棄しても、国産商品を新鮮なうちに食べられる...。これはいささか産地寄り過ぎる論旨でしょうか...。いずれにせよ、宮崎に到着し、川南町に向かいました...。続きは次回に。


九州へ②

2013年02月04日 | 諸国漫遊紀

Img_8982Img_8983Img_8989長崎は魚の水揚げ量こそ銚子より少ないものの、水揚げ金額は銚子より高く、しかも食べ方、販売方法の工夫、新たなチャレンジの数々...、脱帽であります。漁協さんが直接、首都圏の量販店対応を始めたり、伝統ある蒲鉾屋さんが惣菜での新たな展開したり、さらには輸出...。お会いした方々すべて、海外、ことに中国と縁が深く、長崎はもとより、全国各地の魚を中国に。さらにはタイ、インドネシアの工場から、日本ではなくて、中国に販売....。そういえば、竜馬が創業した亀山社中も長崎...。こういう気質のあるところなのでしょう。とにかく刺激を受けっぱなし...でありました。されど空の高さを知る。と意気込んでみても、やはり、井の中の蛙....。外に出よ、そして行動せよ、これは確か吉田松陰だったでしょうか。幕末維新の名残のある長崎にて、大きな刺激を受け、また新たな活力が湧いて参りました。長崎の皆さんありがとうございました。そして長崎駅を朝8:30に出発。佐賀の鳥栖に向かい、九州新幹線で鹿児島に向かいました。続きは次回に。


九州へ①

2013年02月02日 | 諸国漫遊紀

Img_8976Img_8978Img_8980九州に行っておりました....。長崎に入り、鹿児島、宮崎と2泊3日。長崎は10年ぶり、鹿児島、宮崎は6年ぶりの訪問であります。節分挟んでボチボチと九州ネタ更新して参ります。写真真ん中は名所:めがね橋、右は中華街...。長崎は異国情緒あり、良く言われることですが、九州の中でもちょっと違った個性が光っております。それでは、続きは次回に。


群馬~千葉

2012年03月14日 | 諸国漫遊紀

Img_7862 私の(銚子)事務所があるところは銚子市陣屋(じんや)町、銚子がかつて高崎藩の飛び地であったことに由来するようです。陣屋とか陣場とか、群馬、千葉、特に利根川沿いに多く見られる地名のようです。かつて利根水運で栄えた街の名残...。以前訪れました、利根川上流・水上には銚子橋という橋が掛ってました...。銚子では小学生による群馬・片品村との交流が40年以上も続いておりますし、群馬と千葉の繋がりを発見するのは結構容易であります。それくらい利根水運の重要性や繋がりがあった証左であろうと思います。藤岡にて、いろいろ勉強させて頂きました。ランの花しかない街でね...という方もあれば、何々、ランがあるじゃないか。と具体的に行動した方々いた訳であります。それが年間230万人以上も人を集める場を作り上げた...。その間、20年だそうです。関係者のみなさん、群馬のお客様...、貴重な機会を頂きありがとうございました。


ららん藤岡にて②

2012年03月13日 | 諸国漫遊紀

Img_7814 Img_7811 ちょっとしたハプニングあり、マグロの解体ショーは1回のみで終了しましたが...。マグロ...。確かに集客は凄いです。今回は単発のイベントではなく、利根川上流の群馬県から下流の千葉・銚子を繋ぐ利根川ネットワーク(仮称)の一環として行われました。銚子も亡くなられた方こそおりませんでしたが、震災の影響はあり、特に風評に関する二次被害に頭を悩ませております。利根川繋がり、銚子を少しでも盛り上げようと、主催者の方々が群馬から何度も足を運んで下さり今回のイベントとなった訳ですが...。本当に有難い話であります。群馬と千葉、実は利根川繋がりというだけでなく、非常に深く、長い交流の歴史があります。