銚子・角巳之・三代目

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夏の紅白

2012年06月30日 | 銚子のうまいもの

Img_82611刺身の色は、地域であったり、季節であったり...、そんなものを反映しているように思います。漁場と水揚げ港、そこで育まれる食文化...、好みなども影響しているでしょう。銚子の入梅時期で思い出すもの、白はスズキやアイナメのあらい、赤はマグロやカツオ...。で紅白。写真はヤリイカとカツオですが、これだけでもう充分ですよ...という感じです。東京から来られた食通の方々が、この刺身食べながら沈黙しました....。言葉が....ない....。でありました。こういう話題になると、おらが町の自慢話に聞こえてしまいがちで、粋じゃねえな~となるのですが、地方に住んでいて、あれもない、これもない、ないない病に陥ったら、立ち止まって足元を...という次第であります。ほとんどの場合、地元以外の方々に気付かされるのですが....。


入梅イワシの水揚げ

2012年06月29日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8268Img_8267待望の入梅イワシ、水揚げされております。本当に不定期ではありますが、水揚げがあって、1尾120g~180gくらいの食べごろサイズであれば....ほぼ鉄板。その揚がりたてを食べると、イワシの概念が変わるかも....。揚がる時は一日に1,000㌧、2,000㌧というとてつもない数量になるのですが、無い時は1週間も10日も無い...。それが水産業と言ってしまえばそれまでですが、この時期に揚がり、速やかに処理をして急速冷凍した原料であれば、経験則から言ってこれまた...鉄板であります。いずれにしても、是非お越しいただき、水揚げ風景など観ながら、目と舌...、五感でお楽しみください。


アイナメのアラ

2012年06月28日 | 銚子のうまいもの

Img_8266昨日のアイナメのあらい...。骨は味噌汁になりました。から揚げにしても美味かっただろうと思います。魚は身を食べるだけでなく、アラからも美味しいだし汁が出て参ります...。こうなって参りますと、釣りに行きたい...。そんな衝動に駆られる訳であります。なかなか行けないのですが...。


アイナメのあらい

2012年06月27日 | 銚子のうまいもの

Img_8263銚子の夏(梅雨時期~)の美味しい魚料理...。入梅イワシはもちろんですが、白身系のあらい...。格別であります。スズキ、マコガレイ、そしてアイナメ(写真)....。アイナメはあらいで良し、焼いて良し、煮て良し、更に自分で釣ると更に良し...。当たりが独特で非常に面白い釣りであります。たまたま訪れたところで、水槽に泳いでいたアイナメ君。写真のような姿になりました...。アイナメですが、以前は銚子の海岸沿い、岩礁付近では冗談抜きでいくらでも釣れた。そんな魚です。岩場で潜ると、ビール瓶と呼ばれる、大型のアイナメがゴロゴロいました...。それが今や高級魚の仲間入り...。心中複雑であります。味は...。是非ご自身でお確かめください....。間違いないです....。


ご当地シリーズ②

2012年06月26日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8258こんなのもありました...。千葉限定のばかうけ...。聞くところによると、これらご当地シリーズには熱狂的なマニアの方々がいるようで...。最終的にはお客様が決めることですが、需要があるので供給が...。やってみなければ分からないところも多く、何らかのキッカケで需要が作り出される場合も。パッケージも大いに関係するようです。私、知人に熱狂的なマニアがいて、部屋の壁にご当地シリーズを飾ってあります。観光地でよくある提灯を壁に掛けて...。そんな感覚のようです。


ご当地シリーズ①

2012年06月25日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8257昨今、ご当地商品がかなり多くなりました...。カレーやお菓子類...。高速のインター、観光地のお土産物屋さんだけでなく、あちらでもこちらでも...。東京や千葉ばかりかと思いきや、銚子のドラッグストアにも並んでました...。写真のカレー、30種類以上あったでしょうか。聞くところによると、ご当地カレーと呼ばれる商品の数、500とも1000とも....。商品づくりに賛否あるようで、最終的な評価はお客様が決めるものですが、とにかくエントリーしないと何も始まらないのではないですか?....。すでに数年前から商品づくりを進めている産地の方々の言葉であります。まさにその通りと思います。


シャーク・バーガー

2012年06月23日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8254多古ピザのあのお店にて....。写真は普通のハンバーガーですが、メニューに、シャーク・バーガーなる商品がありました。恐らくモウカザメあたりのフィレをパンに挟んだものだろうと思われますが....。このお店、外国の方が経営しておりました。欧州の出身のようですが、欧州ならサメ食に関して非常に馴染みがあるだろうと...。本で読んだり、人から聞いたり、実際自分でも食べているのですが、サメの身は非常に淡白で、水揚げ後の処理が迅速ならば、臭いなど皆無。蒲鉾等だけでなく、その生命力の強さからでしょうか、世界各国で様々なサメ料理があります。フグなども、その美味しさだけでなく、生命力の強さが珍重される一因と聞いたことがあります。何故サメを食べるんですか?....美味しいからですよ....。本当はこれだけなんですが....。


多古ピザ!

2012年06月22日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8251_3Img_8253_3過日、件の岩盤浴の帰り道、以前から気になっていた、多古ピザに行ってみました....。お土産で頂いたことがあり、美味しさは証明済みでありましたが、是非お店に行ってみたくなりまして...。写真はアンチョビのピザで、タコが乗ったいわゆる多古ピザではありませんが、類推するに、タコの乗ったピザ、間違いなく美味しいだろう....と。多古とタコを引っ掛けてるのか~、と冷笑する方もおりましたが、いつもと同じです、百聞は一食にしかず...であります。ごちゃごちゃ言ってる前に動け...。やったもん勝ちですよ....。最近周囲から良く聞こえて参ります。以前からもそうでしたけど....。すべては具体的に動いてから、それからのようです。何事も....。


想念!

2012年06月21日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8238法人会関係で講演を拝聴させて頂く機会がありました。そこで出てきたこと、想念....。書籍等で有名な話ですが、経営の神様と言われた方が、経営はダムと一緒で、おカネや人を蓄えて、有事の際に放出を...。自転車操業はあきまへんで...と。参加者からそれが出来ないから困っているのではないですか...、との質問に対して、それでも、そう思わなあきまへんな~と。一同、失笑の中で、現代の経営の神様と言われる方だけは雷に打たれた....と。成功者と言われる方々のご講演は、ややもすると、そこに参加するだけで自分も良くなっているかのごときの錯覚を覚えますが、言われたことを実践してみたかどうかというと、.....。想うだけ、早起きするだけならタダじゃないですか、それで変われるなら....。なるほど...と思うところ非常に大でありました。否定的な言葉が習慣になってしまうと、想念も否定的になり、結果として自らの周囲も暗くなる...。愚痴を言わない、悪口言わない、あともう一つは忘れてしまたのですが、これが三毒というそうです...。こんな時代であるからこそ、想念....。非常に大切だと感じており、自らを省みながら一つでも実践を...と。


柿の葉すし

2012年06月20日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8244Img_8245お土産で柿の葉すしを頂きました...。高野山を巡る旅の帰途、奈良に立ち寄って、この柿の葉すしを...。昨年はご一緒させて頂きましたが、今夏、私はどうも高野山には行けそうもなく...。昨日、高野山から帰ってこられた方に頂いたのですが、これが非常に美味しい...。サバやタイを押し寿司にして柿の葉で包んだものですが、美味しいし、食べやすいし、何個でも食べてしまいます....。海のない内陸部で、冷蔵設備のない時代、やはり魚は塩蔵して運ばれ、運ばれた土地、土地によって様々な名物が生まれて来た訳であります。以前、どうして内陸部でサバ?と思いましたが、ここに至る深い歴史を知らない素人のたわごとでありました。こういうのが食文化であり、何でもすぐに調べられて、すぐに運べてという便利さの裏側...。何十年、何百年と継続してきた食の知恵。柿の葉にも殺菌効果があるようで、保存食としても非常に優れております。海に近いところより、内陸部の方が魚の食べ方が上手だったりします。じゃあ海の近くの方が、山の産物(農産物など)の食べ方が上手いか?....というと....。さあどうなんでしょうか? 近い遠いに関わらず、食文化...。本年は気持ちだけでも高野山、奈良....と、柿の葉すしを食べながら....。


幸福度

2012年06月19日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8237ちょっと思い出しました。過日の結婚式でのお話...。幸と辛の他、確かオリンピックのメダリストによる追跡調査だったでしょうか。金、銀、銅のメダリストにその後の幸福度調査を行ったら、一番満足度が高かったのが銅メダル。次いで金、最後が銀メダルだったようです。何となるわかるような気がする...。銅よりは銀、銀よりは金と考えがちですが、出場する選手の背景はそれぞれ...。とにかくメダルを。という事で獲得した銅メダルは格別でしょうし、絶対金確実と言われ、銀で終わった場合...。あるいはメダルに手が届かなかった場合...。金を獲得しても、そこに至るケースで燃え尽きてしまう事も...。何事も他者との比較ではなく、さらに一般論でもなく、自ら幸福度のモノサシを持っているのが一番の幸せ...という味わい深いお話でありました....。


カツオ&マグロ

2012年06月18日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8228大型の巻き網船による、マグロ、カツオの水揚げが最盛期を迎えております。銚子でマグロ...というと、?....?という方、結構多いのですが、すでにこのブログでも何十回も掲載しておりますが、巻き網はじめ、宮崎、高知を主力とする延縄など、マグロ、カツオに関しても太平洋の一大拠点であります。今の時期、イワシを楽しみに来られる方は多いですが、もしイワシの水揚げが無くても、、マグロ、カツオ他、何かありますので....。この何か...が、お楽しみで、旅行の醍醐味でもあるかと思います。何か?...そういえばカキが揚がってました。キンメも夏が旬と言われてます。そろそろメロンが出てきますし、休漁期間を利用した、漁師直営の干物店も....。何か。ありますので。


再び百合根...。

2012年06月17日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8235以前掲載しましたが、百合根饅頭...。相変わらずの逸品でありまして....。中にはキンメダイが入っているのですが、聞いたところ、シケ続きだったため、冷凍品を
使ったとの事。もちろん銚子港で水揚げされたものですが、要するに、生信仰をちょっとやめて、冷凍品をうまく使うと....という事であります。同様に缶詰なども。冷凍適性が高いと言われる、イワシやサバやサンマなども冷凍をもう少しうまく使えないものかと思っております。


幸と辛

2012年06月16日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8231私の不始末による更新遅れ...。ご心配をお掛けしました。最近、更新が遅れると、生きてるのか?...と。気にかけて頂き、本当に有難く思っております。さて、結婚式の話で中断しておりました....。この20年ほど、それこそ北海道から九州まで数多くの結婚式に出席させて頂きました。その場で語られる人生の先輩方のスピーチはみな味があり、新郎新婦に限らず、出席者全員に何らかの影響を与えるものです。今回は幸せという字と辛いという字の対比でありました。言われてみれば似ている...。辛いに一画足すと幸せ....。この一画をどこに見出すかによって辛いだけで終わるか、そこに幸せを見出せるか...。なるほどなるほどであります...。二次会でブログ読者から、あんた毎日あんな刺身食べてんのか?と聞かれました。もちろん毎日食べている訳がないのですが...。ただ何気なく食べているものや、やっていること...、自分ではマンネリ化して辛くなってしまう事でも、他者から見れば幸せに見えるようで...。要するに自らがどこに一画を見出すのか?ということだろう...と。