銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

オン・アボキャベ...。

2011年08月26日 | 日記・エッセイ・コラム

034 オン・アボキャベ・ロシャノウ....。さて、ある同級生が....。小学生の時、自分は毎日サボらずに掃除していたのに、たった一回サボったら先生に叱られた....。でも、殆どサボっていたヤツがたった一回掃除したら、先生に褒められた....と。ああいる、いる。そんな要領のいいヤツ...。学校でも、会社でも、あそこでも、ここでも....。だいたい仲間内では嫌われ者だったけど。あの野郎、絶対に天罰が下るぞ....。そんな会話身近にあったような気がします。唐突に何かと思われるかもしれません。が、こういう内容の特集が今年の夏の経済誌等にて数多く特集されておりました。自分に得になりそうな人の前では好意的に接し、得になりそうもない人には冷たく見下す....。人によって態度を変える....。そういう態度は結局得なのか?ということでありますが、まあ言うまでもなく、最終的には得にならないのですが、そこは専門誌、何故そうならないのか?を論理的?に解説してありました....。確か、暴露原理とか...。人間は本能的に、そんな輩(やから)を見極める能力が備わっているのだそうです。“顔”を見ればわかるんだそうです。人様からお前は人を見る目がないといつも叱責を受ける私でありますが、何となく....なるほど....と。引き寄せの法則なんてのもありました....。人によって態度を変える方々は、同じような方々を引き寄せる。で、最後は暴露合戦....。どんどん疑心暗鬼に....。仏教で言う餓鬼、畜生の世界かと。怪我をしたので練習休みます....。チームの仲間は心配する...。それにも関わらずその帰り道....、怪我していたハズのあいつが楽しそうに遊んでた....。身内が病気なので休日出勤代わってくれ...。いい人は、そりゃ大変だねと代わってあげる...。が、帰り道、そいつが.....。身近でよくある話なのかもしれません。結局何らかの形で暴露されるんですね。やはり見ているし、見せる....。冒頭のオン~.....。オン・アボキャベ・ロシャノウ・マカボダラ・マニ・ハンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン.....。真言宗の寺院で必ず唱える光明真言。法事が多く、毎回唱えていたら暗記しておりました....。一切の罪障を取り除く、餓鬼、畜生の道に落ちてしまった者を救済する等の功徳ある強力な真言なのだそうです。やらなければならない事があるにも関わらず、要領よく逃げてやろうという気持ちになってしまったら、オン・アボキャベ~....と。使い方が違うのかも知れませんが....。写真は本文とは何ら関係ありませんが、ある日の銚子ドーバー・ラインであります。


徳は...。

2011年08月25日 | 日記・エッセイ・コラム

017 徳は孤ならず。必ず隣あり....。さて、昨日(24日)で盂蘭盆(うらぼん)も終わり....。8月1日に帰ってきたご先祖様が24日はお帰りになる日でありました...。地方、地方によって風習や日取は違うようですが....。今年は法事が多く、必然的にご住職の方々の法話を拝聴させて頂く機会が多く、自らの境遇やら来し方、行く末を考えるに十分過ぎる機会があったように思います。そう思っているのは自分だけかもしれませんが....。ただし、そう思うことが重要とご住職からもありましたし....。やはり目に見えないものに対する畏れ(おそれ)は必要であると思いますし、そういうことを疎かにしていると“あちら”に行ってから、閻魔大王の裁きに会う前に、身ぐるみ剥がされるんだそうで....。さてさて、いろいろ思いました。そして冒頭の言葉....。確か論語の一説かと思います。自らは正しいと思って行動しているけれど、貧乏くじを引くな~...とか。その決断によって、孤独になってしまうかも....とか。誰かがそれをやらなければならないのだけれど、自分に降りかかったら嫌なので、あの野郎に押し付けて、上手く逃げてやれ....とか(絶対に逃げられないんですけど....法話にありました)....とかく損得勘定が先立つ訳であります。それでもやるべきことをやる....。正しいと思って行動すればするほど、独りよがりなのではないか?もしかしたら間違っているのではないか?....。具体的に行動すると、不安は尽きなくなるものです....。でも....必ず隣(となり)ありだ....と。分かってくれる人、真の理解者は必ずいる....。天知る、地知る、子知る、我知る...であります。必ず見ているし、現世だけでなく、あちらの方々も見ている訳であります。道徳の徳....。私は人様に道を説くようなそんな大それた立場ではありませんが、昨今の情勢を鑑みるに、その行動の指針は“徳”でなければならぬ....と。盂蘭盆の終わり、秋風を感じる銚子の晩夏にて....。写真は2週間前のひまわりですが....。


美味い!

2011年08月18日 | 銚子のうまいもの

001 003 お前本当に気まぐれね....。最近真面目に更新してんじゃん....と....。あちらこちらから.....。そうです気まぐれです....。最近は開き直りですいません....。肩に力が入って、ちょっと堅い話ばかり(と思うので)だったので、本日は....。本日の昼、現役漁師とその後継者と、水産関係者の後継者とその仲間と、その漁師さんの網小屋で、カキやら干物やらたらふく食いました。至福の時間であり、本当に美味かったです....。以上であります。後から聞きましたが、本年はノロウイルスの被害が多く、銚子では供するの自粛していたようですが....。いやいや本日は私的な食事会。みんな腹の中に納まってしまいました....。私や仲間は特異体質ゆえ、当たりません.....(多分)。カマスは昨年冬に大型底引きで大量に捕獲されたもの....。何だまたカマスかよ~。と言う声、覚えていますが、日々の慌しさに流されず、そんな時にキチット加工して、冷凍保管していた方々がいるんです....。干物にして、冷凍して、本日解凍して七輪で....。美味い、美味い.....美味い.....。8月は魚の豊富な銚子ですら、一年で最も魚が少ない季節(資源保護のための休漁などで...)。だけど、美味い魚はあるんですね....。最近、おもてなし、おもてなしと....、そんな言葉をよく聞きます。おもてなしって何だ....と言うことであります。釣り客の方が言ってました、釣りに来た最大のおもてなしは“釣れる”事だ....と。至極名言....。親切に、ああでもない、こうでもないと言わず、都会での毎日に忙殺されながら、やっとの休みで銚子に来た....。何も釣れなかった....。釣りは釣れるかどうかじゃなくて、海に向き合ってじっと糸を垂れていれば....ね。......。違う、違う釣りに来た方は何か釣って帰りたいんです...。美味しいものを食べにきた方は、美味しいものを食べて帰りたい....。旬のものは旬に食べてこそ....。休漁の期間なんだから、それはそれで正直に....。冷凍でもこんなものあるよ....。要するにおもてなし....。人の心の問題ですからね.....。おもてなしだ、おもてなしだ....。そういう方、信用できませんね~。おもてなしと言う方に、じゃおめえ何食ってんだよ....と。最後はやはり戯言になってしまいました....。


マイ・ウェイ!

2011年08月17日 | 日記・エッセイ・コラム

039 お前はそうやって“生きて行く”のか?....。自分で書いておきながら、ここ数日、この言葉が頭から離れず、自問自答の毎日であります。私も市井(しせい)のちっぽけな町民の一人....。公職に付いている訳でもないし、何ら社会に影響ある立場ではないので、ただ日常生活の中で見たり、聞いたり、感じたりしたことを....。私なんか攻撃したって...。しかも立場ある方が....。私的なブログですよ.....。と戯言はこの辺で。誤解なきように、これは戯言、このブログに関係ある方々に発したのでは決して有りませんので....。ここら当たりある方はこのブログの読者にはいないと思います。さて、お前は....。本当に重いです。きっと指導者は悲しそうな目をして訴えていたのだろうと思います....。新盆だ何だと、人の“死に目”に遭遇する機会の多かった昨今、確かに哲学的な領域に足を踏み込まねば理解できない、あるいは落としどころのない状況が多々ありました。お前は....は、将来ある20歳前後の学生に向けられた言葉....。なれど70歳、80歳.....と、人生の黄昏時に向かう方々にとって、それらは、“行く”ではなくて、“来た”....。生きて来た....。もう後戻りも出来ないし、やり直しも出来ない...。そこで語られる言葉の数々....。当事者意識をもって、近くで、生々しい現実に対峙してきたものにしかわからない....。お見舞い?、お客様?....。う~ん....貴重な機会を逸しましたね.....と。歌の文句にもありました、I did it my way....と。私、いや私ではなく、私の歩んできた道は.....と。生き様が問われる時代になったようですね。程度の差、時間の差こそあれ、誰かに問われるのではなく、自ら自らに問われる。私の歩んできた道は?....と。昨日TVを見ていたら、戦艦大和の生き残りの方が懐述が....。大和が沈み、必死でドラム缶に掴ったが、周囲の仲間が死に物狂いで私を落とそうとした....。私も生きたかった....。だから絡みつく仲間の兵隊を足で蹴った....。そしてその仲間は海に沈み、二度と浮かび上がってこなかった。90歳を過ぎた今、その光景は忘れたことがない....。綺麗ごとと思われるかもしれないが、生きてしまった私は残りの人生を本当に一度死んだと思って懸命に生きて来た.....。いろいろなマイ・ウェイがあります....。今を生きる人間が何を感じ、どう動くのだろうか?....と言うことであります。


お前はそうやって...。

2011年08月16日 | 日記・エッセイ・コラム

001 お前はそうやって生きていくのか?.....。前へ!を掲げる今は亡き大御所と言われた方が自チームの選手に向けて発した言葉だと....。夏本番、運動部にとっては地獄のような夏合宿の季節に特集されたスポーツ誌に掲載されておりました。逃げるな前に出ろの指示に、体の大きな選手が、目の前から迫る体の小さな選手のタックルをかわす....。逃げたのか、馬鹿にしたのか、あるいは、からかったのか....定かでありませんが、そのプレーに対して怒るでもなく、ただ、お前はこれからもそうやって生きていくのか?....と。光景が浮ぶようであります。この言葉は重い....。さて、本日66回目の戦没者慰霊祭。本当に年々参加者が減り、本日はどうでしょう、私は30名くらいしか確認できませんでした...。本当に年々減少していく。遺族も高齢化したというのも一因でしょうが....。66年前の英霊に対峙し、お前はそうやって生きていくのか?と問われた時、自分の中に去来するものや如何に....と。そして66年後の日本人が、66年前の我々を前に.....。あいつらがそうやって生きちゃったからね.....。そりゃまずいだろ...か、関係ねえや....か、はたまた.....。以前も掲載したかと思いますが、狂牛病騒動が吹き荒れた時、現時点での科学水準では解決不可能な問題もあると思い知らされ、見識者の方々は置かれた状況を3つに整理しておりました。①そもそも何が原因なのかわからない、②現行法体系では裁けない、そして③我々が生きている範囲で答えが出ない....。今から10数年前、しかも狂牛病騒動の際に語られた事ですが、昨今の情勢も近いような気がします。特にリーダーの方々が、①原因がわかってねえし、②法律は破ってねえよ、③死んだ後のこと....知ったことか!....。だとしたら.....。天から降ってくる言葉に耳を....。お前はそうやって生きていくのか? お前はそうやって生きていくのか? お前はそうやって....。自らの意思とは無関係に散華した66年前の日本人に思いを馳せる日、昨今、あちらこちらから聞こえてくる話を鑑みるに....。


8月15日!

2011年08月15日 | 日記・エッセイ・コラム

012 コメント頂きましたので....。龍泉寺、行きました。清らかになったかどうか分かりませんが....。そして大峯山系....。と言っても、登ったのは女人禁制の大峯山ではなく、その手前の蛇之倉(じゃのくら)....。すべて写真撮影禁止ゆえ、写真はありませんが....。で、本日の写真は静岡訪問に際して立ち寄らせて頂いた、静岡県御殿場市・日本山妙法寺:別名:仏舎利塔・平和記念公園であります。本日8月15日ですので....。何かにつけて人間は弱いものでして(特に私は...)。何か理由を付けて、継続していかないとすぐに金輪際(こんりんざい)の際に落ちてしまいます....。と言うことで、今後いかなる理由があろうとも(たぶん...)、1年に1回は高野山~大峯に行くと決めたところであります。そして、自分のみの利益を願い、勘違いして有頂の天に登らないように....と。8月15日はここ6年(銚子に帰ってきてからずっとですが)忠霊塔に。これまた心に留めて置くために....。写真の仏舎利塔にはご縁があって、20代半ばから30代半ばにかけて、しばしば訪れさせて頂いておりました。特に12月の断食....。仏教寺院ではお釈迦様の足跡に倣い、12月1日から8日に掛けて断食修行をするところが多いです。無論私は1週間の本断食など出来るはずもなく、その中のたった1日、断食と言っても朝昼抜くくらいのものでしたが....。12月の一番忙しい時に、仕事を休んで寺院にこもる....。仕事が気になって仕方ない....。ご住職も完全に見切っていて、こんな忙しいときにこんなところに派遣しやがって....。そう思ってんだろ....と。しかしながら、あなたが居なくても会社は動いているし、何よりも、忙しい、忙しいとバタバタしながらの仕事...。そんな仕事に意味あるんですかね....。結果そういう姿勢で仕事をしているあなたが周囲に迷惑を掛けていたりして....。風景に接すると、その時に見たり、聞いたり、感じたりしたことが蘇ってまいります。私は戦争を知らない世代ですが、せめて8月15日は忠霊塔にて....。


サンマ船!

2011年08月13日 | 日記・エッセイ・コラム

029 008 2~3日前に集魚灯の試験をしていた(写真左)サンマ船、本日、北の魚場に向けて出航して行きました。家族・関係者の見送りでテープを引き、大漁旗を掲げて勇壮に....。ちょっとビックリしましたが、大音量で軍艦マーチ流しながらの出航でありました...。またいつもの秋が来ます。例年とはかなり違う状況でありますが、それでも季節は巡り秋は来る.....。準備万端、準備不足に関わらず、等しく季節は巡り、歳月は容赦なく過ぎ去って参ります。昔は良かった、あの野郎が悪い、ああでもない、こうでもないと言いながら、気が付いたら自らは....。てな具合になるんですよ...新盆ゆえ、実に様々な方々とお会いする機会があり、銚子に戻り、6度目のサンマ船の出航を見ながら、元漁師の皆さん方とそんな話をしておりました...。今まで当たり前だと思っていた風景が、たった一度の出来事で当たり前でなくなる....。そもそも当たり前とは何だ....と言うことでありますが、故に六根清浄だな~と。人に向かって、ああだ、こうだと言う前に自らが六根清浄、六根清浄......。であります。


六根清浄(ろっこんしょうじょう)

2011年08月11日 | 日記・エッセイ・コラム

024 そしてまた1ケ月が経過しました....。小田原から御殿場、静岡....、和歌山・高野山から奈良・大峯山系(世界遺産)各地を回っておりました.....。感じ入ることしきり....。何を書こうかと思いながら、新盆だ、新しい事務所探しだ.....と。で、気が付けば1ケ月。お付き合い頂いている皆様方、毎度の事ながら更新が気まぐれで申し訳ありません....。新しい事務所は目処が付き、今月末には心機一転、新事務所からの配信を!と思っております。冒頭の六根清浄(ろっこんしょうじょう)とは、訪れた奈良の霊山を登る際、先達の方々が唱えていたもの。約1ケ月前の出来事でありますが、この言葉が時々出て参ります。六根とは、目、耳、鼻、舌、身、意....を指し、それらを清らかに、浄化する....。から転じ、欲や迷いから解き放たれ、清らかな心の様相を示しているのだそうです。日頃の運動不足を省みず、運動部のOBだ、登山くらい.....と完全にナメた状態で入山し、案の定、手痛いしっぺ返しを受け、それでも何とか頂上に辿り着き.....。人生、かくの如し.....続きは次回に。