銚子・角巳之・三代目

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10年前なら...。

2020年07月31日 | 日記・エッセイ・コラム

私...、将棋好きであります。腕前は?と言う事ですが、王手・飛車取りを喰らい、飛車を守ってしまう...程度の
ヘボ将棋...。非常に弱いのですが好きで、TV等(日曜朝10時~の番組とか)良く見ております。世間は天才
棋士の台頭に湧いており、将棋の話題がたくさん出てくること、喜ばしく思っております。

AI全盛で、棋風は大きく変わってきたようです。天才棋士の師匠の言葉が象徴的でありました。あの一手で形勢が
大きく変わり、勝利が決定的となったが、10年前なら絶対に打ってはいけない手(悪手)と指導していました...。
何事も10年ひと昔...。ということですか...。かつての非常識、今、常識...。そんな今を生きております...。

写真、銚子大橋のたもと...にて。この銚子大橋、約10年前に架け替え工事が終了したと記憶しております。橋周辺の
風景も変わり、人の流れも変わったように思います。変わらないのは猫が悠然と横切る風景くらいか...と。主要部の
架け替え直後に東日本大震災。橋梁工事のプロが最も危ない部分を先に工事していたので大惨事を免れたと聞きました。

架け替え工事は細切れに行われ、何故こんなやり方なのだろうと素人ながら感じておりました。後に分かったこと、
これはプロ中のプロの仕事であったこと...。10年ひと昔で非常識は常識に変わる(逆もまた同じ)...。これから先は
それが5年とか、3年になるんでしょうか...。早いもので7月も本日で終わり。明日から8月です...。



動物福祉!

2020年07月30日 | 日記・エッセイ・コラム

TVコマーシャルにて...。可愛らしい子犬を段ボールに入れて捨てる親子...。親切な人に見つけてもらってね...。
そこに間髪入れず、優しそうに聞こえても、これは犯罪者のセリフです...。という強烈なナレーション...。
こちらも賛否両論あるようですが、飼っている動物を捨てることは虐待であり、犯罪...これは事実。

小さな子供に犯罪者...とは何事だ。となるのでしょうが、それでも強烈なメッセージを残そうとした
製作者の意図...。それだけ捨て犬、捨て猫問題が切実になっているのだと思います。捨てる理由の一つに
だいぶ大きくなって可愛くなくなったから...と。信じ難いのですが、こんなのも本当にあるそうです。

事務所脇の電柱に、カモメが2羽...。写真右はどうも子供のカモメらしく、ずーっと泣き続けておりました。
左は親カモメでしょうか。泣き続ける子カモメをずっと見守っておりました。この状態、1時間以上も続き
上空にはトンビやカラス。子カモメは連れ去られるのではないか...?そんな緊迫した状態でありました...。

動物福祉(アニマル・ウェルフェアー)ということ、最近良く聞こえて参ります。厳しい自然で生きている
カモメたちと違い、人間に飼われていた動物に自然界の掟は実に残酷であります。その残酷な世界に家族の
一員を晒す...。結果は分かっているはずなのに...。動物福祉のこと...、これから機会あるごとに掲載します。






上善如水...。

2020年07月29日 | 日記・エッセイ・コラム

上善如水(じょうぜんみずのごとし)...。有名なお酒の話ではなくて、本日はその原典...。老子でしたか....。
最上の生き方は水の如く...。様々に形を変え、高いところから低いところに流れ、自らは低位に留まるも、
その存在は不可欠...。水は田畑を潤し、多くの恵みをもたらす。そして何よりも人間の生命活動の源...。

無ければ困る(というより生きて行けない)のに、有り過ぎても困る(洪水、長雨被害)...という実に厄介
な存在でもあります。しかしこの現象が学ぶべきところで、何事も思うようにはならないもの(特に自然現象は)
だから、しなやかに、粘り強く生きて行きなさいよ...と言う事なのだろうと思います。

知人が、水はおカネと同じですね。と言ってました。無ければ困るけれど、有り過ぎても困ります。おカネ持ち
の戯言...嫌味な人だなと一瞬思いましたが、良く考えればそうかもしれない...。水が無くなるかもという本能的
な恐怖と、巨大な岩をも砕く濁流を目の当たりにした恐怖。どちらも共通項は背後の恐怖感...。

無い恐怖と、得たのちに失う恐怖...。生命活動の源なのに、有り過ぎると人間の命そのものを脅かす存在にも
なり得る水...。老子様は何千年も前から、人間の生き様をお見通し...。そしてコロナ禍の昨今、水のように形を
変えて、しなやかに、粘り強く生きて行きなさいよ...。上善如水...。今の時代に深く刺さる言葉です。

クワズイモ

2020年07月28日 | 日記・エッセイ・コラム

事務所の植物...続き。写真は確か、クワズイモ...という名称だったかと思います。クワズ(食わず)イモ(芋)...。
昨日のモンステラもそうですが、同じサトイモ科の植物なのだそうです。モンステラの特徴が葉っぱなら、
このクワズイモはその大きさ...。すでに私の身長を遥かに超えております...。

事務所に来た時は手のひらサイズでありました。小さな鉢で机の上に置いてありましたが、数か月経ったころ、
朝、事務所に来るたびに鉢が落ちている...。触ってみると根のところがパンパンに膨れ上がっており、専門家に
聞いたところ、ああ植え替えですね...と。その後は冗談抜きで、見るたびに茎は太く、葉は大きくなって行きました。

この葉の形、大きさ...。ふとアイヌの伝説、コロポックル(フキの葉の下にいる小人)のこと思い出した...という
次第であります。コロポックルに付いてはまた後日と致しますが、大きな葉を傘代わりにする伝説の小人がそこに
いるかのような...。そんな気になるクワズイモの葉っぱであります。

サトイモ科の植物の特徴なのでしょうか、葉っぱは水を弾きます...。サトイモ科なのだから地下茎部にあの芋がある
のか?と言う事ですが、これは食べられず、日本では毒草に指定されているようです。海外では反対に薬として珍重
されているとか...。まさに所変わればでありますが、最近また根が膨れて...。再びの植え替え時期のようです...。



モンステラ

2020年07月27日 | 日記・エッセイ・コラム

事務所内の植物たち...。先日、高野槙(こうやまき)を枯らしてしまい...。この高野槙、3年前に高野山(和歌山)
に行き、その場で購入させて頂いた2鉢のうち、1鉢がすでに枯れ、最後の一つであり細心の注意を払っておりま
したが...。へこんでおり、天罰が下るかもとビクビクしておりました...。

こういう場合は、何とか慰めの言葉、都合の良い理由を探すもので、植木の専門家、知人のご住職から、それは
周囲の悪気を吸い取り、あなたの身代わりとなって枯れ果てたのです。へこむ、後悔するより先に感謝して下さい...。
その言葉でだいぶ救われました。後日、知人の植木屋さんに供養して頂くこととなりました...。

枯れる木があれば、ぐんぐん育つ木もあります。写真はモンステラ...。葉っぱの形が独特で、非常に人気のある
植物...。これも3年前に知人から頂いたのですが、とにかく良く育つ...。時々、専門家の方に見てもらうくらいで、
それ以外は何も特別なことはしておりませんが、すでに3年前の5倍くらいの大きさになっております。

写真ではモンステラの下部が映っていませんが、下部には鉢から飛び出した巨大な根が1メートルほど飛び出して
おります。これがまさに生きている証拠で、上へ、上へと茎や葉が伸びて行くと同時に、根は下へ、下へと伸びて
行く...。自然にあった名残で、土の下へ、下へと貪欲に水や養分を探しているのだそうです。生命力を感じています。

相互監視・同調圧力③

2020年07月26日 | 日記・エッセイ・コラム

この話題、この辺で...。悪口、噂...。こんなこと話題にしたくともありませんが、私も俗世間の垢だらけの人間ですので、
知らず知らず、当事者となり誰かを傷つけているのかもしれない...。田舎に限らず、どこの社会・組織にも息苦しさや、
同じことしないと嫌われるという感覚あると思います。コロナ禍で、それが増幅しているのかもしれません。

言葉の怖さは、意図的か否かに関わらず、風に乗り、潮に流され制御不能となってしまうこと。ウソは本当になり、本当
のことがウソになる...。何故悪口を言い、噂を立てるかと言えば...、楽しいから。相手が気に入らないから、強いから...、
そして羨ましいから...なんだそうです。有史以来、何千年も人間の営みに進化はないようです。

ふと植木鉢を眺めていたら、シクラメンの花が一輪咲いておりました。今年の5月頃まで咲き誇っていたシクラメン。
また来年...ということで冬眠したと思っておりましたが...。専門用語で夏越しとか、上手な人は冬眠させないまま
次の開花を迎えることが有るようですが、私にはそんな技術なく...。だからハッとする。夏に咲く一輪のシクラメン...。

梅雨も明けようとしているこの時期に、シクラメンなど咲くものか...。でも咲いてるんです、一輪ですけど...。
あいつは真夏にシクラメンが咲いていると言っている。ああ相当な馬鹿だね..。そういえば他にも偉そうなこと言って
たな...こんな循環なんでしょうね。再びご覧あれ、真夏に咲く一輪のシクラメン...。写真合成ではありませんので...。

相互監視・同調圧力②

2020年07月25日 | 日記・エッセイ・コラム

本日(も)写真の出来栄え悪く、申し訳ありません...。あまりに見事な蓮田であり、どうにか写真をと思いましたが、
不慣れな道ゆえ、どこに車を止めて良いのか分からず、信号待ちの車の中から...。知人より心のこもっていない、
やっつけ写真。風景に失礼だ...と叱責を受けました。お叱りごもっともであります...。ご容赦を。

さて、若者の定着率が悪いのは、仕事が無いから、刺激が無いから、楽しくないから...理由様々なのだろうと思い
ますが、何か監視されているようで息苦しい。自分のしたいように振舞うと叩かれ、噂が噂を呼び、ウソが本当に
なってしまう。若者らしいアイデア、行動もやがて強烈な同調圧力に屈していく。これもあるだろうと思います。

出る杭は打たれる。ということわざがありますが、出過ぎた杭は打たれない。反対に、出ない(沈んだ)杭は腐る
という解釈もできるのだそうです。ああ、なるほど...と。ある種の人生観かもしれません。如何に打たれようと、
地上に出て美しい花を咲かせ、潔く散っていくのも死なら、一生泥沼の中で腐っていくのも死...。

お釈迦様が蓮華座に乗っておられるのは、このことを示されているのかな...と。誰しも死から逃れることは出来ず、
この世で生かされている貴重な時間を、人の悪口、噂話...、こんな次元に留めたまま、あちらの世界に来てはいけ
ません...。きっとそうなんだろうな...。自分の悪行は棚に上げておりますが...。続きは次回に。


相互監視・同調圧力①

2020年07月24日 | 日記・エッセイ・コラム

所要有りまして、茨城方面(霞ケ浦周辺)に行って参りました...。茨城の霞ケ浦周辺はレンコンの日本最大産地...。
霞ケ浦大橋を渡るその先には、見事なまでの蓮田(レンコン)が広がっておりました。花(写真)もちらほら
見掛け、泥の中からでも得も言われぬ美しさを醸し出す蓮の花...。これから最盛期を迎えます。

蓮の花と言うのは実に不思議な花であります。泥沼からスッと伸びて綺麗な花を咲かせる。しかも朝から昼に
掛けてのみ咲き、午後は閉じてしまう。それを数日繰り返したのち、鮮やかに散る...。神聖、清らかさ...等々、
相応しい花言葉を沢山有しております。お釈迦様が乗っておられる台座も蓮...。蓮華座(れんげざ)..と。

ネット等で、ある県(東北)の知事さんの発言が話題になっているようです。若者の地元定着が進まない。様々な
施策を講じてるのに何故か..との問いに対して、そりゃあの家の娘は派手だ、あそこはああだ...こんな噂話ばかり
の街、息苦しくて嫌になるだろうよ...と(正確な引用ではなく私の解釈です。詳細ネット記事等にて)

賛否両論らしいのですが、私は全く同感...であります。ただしこれは田舎に限った事ではないし、都会でも会社内
でも、どこにでもある現象....。昨今コロナ禍で、それに拍車が掛かっていることは感じておりますが...。相互監視
激しい同調圧力と言う言葉を聞き、ネット記事を読み、蓮の花を見た...。続きは次回に。

聖書!

2020年07月23日 | 日記・エッセイ・コラム

読書家の先輩(60代)をして、今まで一番面白かった本は何ですか?との問いに、間髪入れずに聖書である。
と...。聖書が本であるか否か、キリスト教の信者でない私がこのような話題に触れて良いのか否か..等々あり
ますが、詳細はご容赦頂き、本日聖書のこと...。

キリスト以前を旧約聖書、以降を新約聖書...。約とは神との契約の事で、キリスト教徒の方々はこの神との
契約によって自らの行動を律し、生きる指針とする。すべて知人の信者の方からの受け売りでありますが、
日本でも、実は地方(銚子界隈)でも、信者の数は増えているようです。

聖書、キリスト...と聞くと、完全無欠の存在が、高所から悩める人間に生きる指針を示す...そんなイメージ
でありました。しかし、お話を聞くと決してそうではなく、人は失敗するのが当たり前で、そこで諦めずに
再びチャレンジすることの尊さを説いているのだそうです。

私たちは苦しめられますが、窮することはありません。途方にくれますが、行き詰まることはありません。
迫害されますが、見捨てられることはありません。倒されますが、滅びません...。私は仏教徒でありますが、
仏教は元来、他者の考えを否定しない柔軟な生き方を説くもの...。我々は多様性の時代を生きております...。




鬼滅の...。

2020年07月22日 | 日記・エッセイ・コラム

最近、漫画市場を席巻していると言っても過言でない、鬼滅の...。すべて読んだ訳ではありませんが、こういう漫画
が熱狂的に支持を受けていること、世相と大いに関係がありそうです。時は大正末期、主人公の少年が家族を鬼に
惨殺され、唯一生き残った妹も鬼と化し、主人公は妹を取り戻すために戦いの旅に出る...。そんなお話だったかと。

世代によって感想は様々なんだろうと思います。家族を殺されるとか、妹を救うとか、人生のとんでもない場面に
遭遇した少年が、大きな決意のもと、現実的な対処を身に付けながら、やがて目的を達していく成長の物語であろう
と思います。その目的とは、妹を取り戻す(人間に戻す)、鬼を滅ぼす...こと。

先般TVの歴史番組にて、日本人は有史以来、鬼...という存在を身近に感じて生きてきた...。恐ろしい形相をして
いたり、人を喰ってしまったり、そんな姿で描かれてきたものの、元来鬼は人の心の闇が作り上げた産物...。それは
滅ぼすべきものではなく、祓うもの...であったはず...。

鬼を祓うではなく、滅ぼすことを目的とした主人公の姿に、社会現象と言うべきほどの共感が得られていること。
これは良し悪しではなく、一つの世相だろうなと感じております。そこにいる...。けれど自らや仲間に害が及ばな
ければ良い(祓う)か、滅ぼすまでか...。そこにいるヤツをコロナ...と置き換えて読んでおります。感想また改めて。


生き様②

2020年07月21日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の写真は、銚子第一魚市場、背後は観音様の五重塔...。利根川河口に突き出している中堤防から見ると、
あんな姿に映ります。中堤防歩いてみると、釣り人(ルアーマン)がたくさんおりました。釣りは人生その
ものだ。と言った方がおります。釣りが出来るのは生きているうちだけだからね...と。

さて、7月も後半となれば、TV等で終戦に関する話題が増えて参ります。もっと生きたかった。あれもした
かった、これもしたかった...。自らの意思とは無関係に、死地に赴かねばならなかった方々の無念の声に想い
を馳せると、心がざわつく...。死...ということを無意識のうちに自らに重ねるからだろうと思います。

生きているうちはすべてが修行なのだそうです。楽しいことも、苦しいことも、成功も失敗もみな修行...。
ご苦労されて事業に成功された方が、退き時を間違えて晩節を汚す...。反対に若い時に滅茶苦茶しながら、
晩年に善行を積み穏やかな時間を得て最後の時を迎える。どちらも自らの意思、生き様ですよとご住職から...。

毎度のことながら、自らの力量にかなわない題材(生意気にも生き様とか)を取り上げている無謀、ご容赦
頂き、現時点で思っていること、例えば靖国神社を参拝し、後ろめたいような気持にならないように...。
死を意識する瞬間があること...、それは生き様を考える契機。勝手にそう思っております...。

生き様①

2020年07月20日 | 日記・エッセイ・コラム

まず初めに、分不相応のタイトルご容赦を...。50にして天命を知る...どころか迷いだらけのオッサンが何を
ぬかすか?と言う事でありますが、生き様(いきざま)...。このこと最近、しばしば頭の中に出てくるので
あります。難しく考えずに、生きてりゃいいじゃん...なのかもしれませんが...。

完全無欠の聖人のような生き方をしたい。全くそんなことではありません。出来る訳もありません。俗世間の
垢にまみれながら生きておりますが、今まで生きてきた感覚と、これからは何かが違うな...。漠然と、ただ
漠然とですが、そう思うことが増えて参りました。これまたオッサンの証拠なのかもしれませんが...。

地震、台風...。今まで経験したことがないような...、そんな言葉で不安になり、自らを守る行動を..こんな言葉で
緊張が走る...。そしてコロナ禍...。そんな中...、“死”と言うことが、ふと頭をよぎった人...実は多いのでは...。
かくいう私も、何度かありまして、死ぬときは死ぬんだからと格好つけても、何かが引っ掛かる...。

死と言うことを文章にする不遜はお許し頂いて、突き詰めていくと、(今のところ)どう生きていくか?という
ことに行き付いております。人間には心がありますので、生物として寿命を全うするだけでなく、どこかに精神的
な何か心の拠り所のような、指針のようなもの必要と思いまして...。続きは次回に。

観音様への道すがら...。

2020年07月19日 | 日記・エッセイ・コラム

銚子電鉄さん...。最近はかなり走行本数が減っているようなのですが、何故か良く踏切で捉まる...。
銚子市民として、みんなで応援しましょうという機運あるものの、では私(自分自身の事です)は
具体的な応援、何かしてますか?...と問われれば...。

他の方のことは分かりませんが、私自身...。お恥ずかしい限りです。と答えるしかない...。具体的に
最近、銚子電鉄には乗っていないし、強いて言えば、ぬれせんべいをお客様のお土産に購入した...程度。
偽善者ぶった言い方になりますが、それでも関心は持っている。ささやかながら出来ることはしたい...。

写真は銚子電鉄の観音駅...。ここで下車し、右に進めば野球場、体育館...。左に進めば円福寺(真言宗)
で、その先が銚子の観音様...。ご縁あって、観音様には定期的に参拝させて頂いておりますが、祈りは
自らの為だけでなく、広く周囲の事を...と、ご住職からの助言にて、時々銚子電鉄のこと心の中で...。

念彼観音力(ねんぴかんのんりき)....と。観音様は33通りに姿を変え、悩める一切衆生をお救い下さる
有難い存在です。と教わりました。祈る、畏れる心があれば、やがて心が変わり、心が変われば行動が
変わる..。踏切で捉まる機会が多いのは何かの啓示と、電車が通過するまで念彼観音力...唱えておりました。

日照不足!

2020年07月18日 | 日記・エッセイ・コラム

農業、漁業はお天気商売とは良く言ったもので、確かにその通り、天候・気候によってすべてのことが左右される...。
因みに天候と気候...。天候とは比較的短い期間(本日とか、週間とか)の空模様を指し、気候とはもっと長い期間
(春の空模様とか、夏とか)を指しているのだそうです。

短期でも長期でも、時化が来れば漁に出られず、台風が来れば畑や田んぼの養生を...。それでも...、被害に遭う
時は遭ってしまうし、自然の猛威の前では、その場に立ち尽くす以外、為す術がない...。ある種の“あきらめ”
(諦め、明らめ...)そんな覚悟を常に持っていないといけない過酷な産業であります。

今年は雨が多く、(雨が少なければ少ないでまた問題なのですが)生育不良や出荷遅れが出て、首都圏のスーパー
マーケットさん等でも野菜の高値が続いております。遅れだけでなく、日照不足から特に写真のトウモロコシなど、
糖度が乗らず、出来栄えが悪いな...と知人の生産者(談)

台風で折れて収穫できないのも辛いし、美味しくないですねと言われるのも辛い。さりとて、出来栄え良い時は
周辺全て出来栄え良く、そうなると今度は相場暴落か...と。写真:トウモロコシの収穫は年に一回。今年の味は
今年だけ...。来週末あたり朝獲りの現場に行く予定です。五感で今年の味を確かめて参ります...。

牛耳(ぎゅうじ)る

2020年07月17日 | 日記・エッセイ・コラム

どんなに伸びる木でも、天まで届く訳でなし...。業績が伸び続ける会社も、組織も、ましてや永遠の命などある
訳がなく...。人の命も、ものごとも、すべてのものに限りがあり、限りあるが故に、始末の仕方を間違いなさん
なよ...。諸先輩方からの受け売りですが...。

事業を起こし、ご苦労されて発展させ、世間一般には成功者と呼ばれた方が、晩節を汚す...。成功もまた、
神様が与えた試練なんだそうです。賢者でさえ虐げられれば狂い、賄賂を貰えば理性を失う。事の終わりは
始まりにまさる...。聖書の一説にそのような記述もあるようです。これまた受け売りですが...。

さてさて、牛耳る...。何かで成功し、自らは何でも出来るような、そんな万能感を持つに至る時、あの会社を、
組織を、街を“牛耳って”やろう...。そんな悪魔のささやきが聞こえるのだそうです。古来中国にて、同盟を結ぶ
時、牛の耳を切りその血を吸う風習があり、最初にその血を吸うものが同盟の盟主に。そんな故事からだそうです。

牛耳ると聞くと、自分の利益、欲望のために他者を支配する...そんなイメージに聞こえますが、中国の故事では
あまり悪い意味はなく、全体の奉仕者としてリーダーを買って出る。ということらしいです。リーダーとは邪心
なく始末が出来る人...。これ則ち牛耳ること...。牛さん方もそう言っているように聞こえました...。