銚子・角巳之・三代目

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経過報告...①

2019年06月30日 | 日記・エッセイ・コラム

写真上部、1ケ月ほど前に仲間に加わったパパイヤ...。正確には野菜の青パパイヤ...。
ご覧のような状態になってます。一緒に栽培を開始した方々の多くは枯れた..と。
理由は塩。塩を含んだ海風にやられてしまった...。パパイヤ、塩には非常に弱いの
だそうです。確かに私以外はみな、海岸沿いに家がある方ばかり...。私の所は海と
言うより正確には川(河口)。ちょうどよい風よけの場所があって、それが功を奏した
のかもしれません...。しかしながら油断大敵...。残された数鉢の一つとして、
何としても成長させねば...と。この鉢、かなり重い(30kg以上あろうかと)の
ですが、梅雨のこの時期、日が照れば外に出し、風や雨が吹いたら中に...。ぎっくり腰
にならぬかと、周囲には笑われております...。写真下部はカサブランカ...。そろそろ
開花前という状態でしょうか...。春先にあんなに小さかった1枚の葉が、ここまでに...。
ただし油断大敵...。可愛がり過ぎて根腐れしないか?、風で折れないか?あの猫の報復
を受けないか...。あれこれ考える悪いクセでありますが、この一連の流れ、何気に楽しい
ものです...。


梅雨空②

2019年06月29日 | 日記・エッセイ・コラム
書いてしまえば、ただ4つの季節...。春夏秋冬。しかしながら春と夏の間には今の季節、
梅雨がある訳でして...。5月のあの爽やかな過ごしやすさは何だったのか?と
思うほど、ジメジメした毎日であります。が、梅雨時期に雨が降らないと困ることも
多く...。更に分類され、二十四節季とか、七十二候とか...。物事は突然変化する
ことはなく、何らかの特徴的な兆しを経て、結果として変わる...。一見、嫌だな(梅雨など)
と思うことも、それを経ないと後に大きな災いを伴う...。自然の摂理はそのことを
教えてくれているのかもしれません。せっかく冬に耐え、春に咲いた花も、その後の処置を
誤ると、梅雨時期に根が腐り、秋の収穫を待たず、夏に蒸発する...。TV報道等の大きな
会社だけでなく、私の周囲の狭い範囲でさえ、かつて一世を風靡した凄い(と思っていた)
会社や個人が、いったいどうしてしまったんだろう...と。そんな姿を目にすること多く
なりました。時代の変化を見誤った。と言えばそれまでなのでしょうが...。ジメジメ嫌だな、
関節痛いな...と梅雨空を見ながら、まあ梅雨もまた良し...と思う今日この頃であります。
写真は本文とは無関係...。銚子・洋上風力発電のテスト機...。であります。

梅雨空①

2019年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、台風接近の報に接し、船は避難、私も事務所のある場所を補強して、
備えておりました...。が、直撃は回避されたようで、ご覧のような梅雨空の
銚子港であります...。事務所のある場所...。北東に位置する一角、この場所、
台風に限らず、大風が吹くと海からの凄まじい直撃を受ける場所であります...。
風が止むと、今度は一面真っ白...。塩...であります。まあこれも海の風景を
眺めていられる代償として捉え、TVショッピングで高圧洗浄機を購入した..と
言う次第であります。さて最近、ちょっと前まで、成功例としてお手本にしなさい
などと言われていた会社(飲食チェーン等)の業績悪化が、広く報道されております。
理由は、値上げ、立地、禁煙、...様々なことが書かれてましたが、すべて評論...。
一時は一世を風靡した方々...。そんなプロ集団が先行きを予見しながら、様々な策を
講じてきたはず...。にも拘らず...。それだけ事業を維持していくという事は難しいと
いう事なのでしょうが...。続きは次回に。

磯ガキ

2019年06月27日 | 銚子のうまいもの
そしてこれ....。磯ガキであります...。食せるのは夏場のほんの一時期だけ...。
これから7月末あたり、運が良ければ8月の第一週あたりまで...。銚子でカキ
と言えばこれを指し、これから、これを楽しみに数多くの観光客の方々がお越しに
なることでしょう...。もはや解説不要か...と。是非、銚子へお越し下さい。

白糸巻貝...。

2019年06月26日 | 銚子のうまいもの
写真、銚子でベイガイ、バイガイ...、総称:ツブ貝...。正式名称は白糸巻貝。
シライトマキガイ、あるいはシライトマキバイ...。要するに...美味しいツブ貝。
としておきましょう。しかも水揚げ直後、最高の鮮度のもの....。
これ(白糸巻貝)と、あれ(明日掲載)が出始めると、ああ夏だな~と。キャベツ畑は
トウモロコシ畑に切り替わり、そろそろ一面トウモロコシ...か、と思っていたところ、
今年はだいぶ欠けている(トウモロコシの作付けしていない畑が多く見られる...)
知人の農家に聞いたら、もう歳なので、真夏の収穫作業に耐えられない...。
聞くところによると、この界隈の農業者、平均70歳近くになっている...。水揚げされた
ベイガイもトウモロコシ畑も、銚子の夏の風物詩(自然の風景)だと思っていました...。
無くなってみて初めて...。では遅いのですが、今更ながら誰かが手入れをして
いた、誰かが獲りに行っていた...。ことに気付く...。様々な想いが交錯する、令和元年
50歳になって最初の夏直前、風景考であります。

50歳!

2019年06月25日 | 日記・エッセイ・コラム
本日、6月25日...。50歳を迎えました...。10代、20代、30代、40代...
に想起していた50歳なのかどうかわかりませんが、とにかく50歳...。
今まで、入院を一度経験しましたが、その後は特に大病なく...。あそこが痛い、これが
不調...はありますが、少々血圧が高いくらいで、あとは特に問題も無く...。
公私ともにあれこれ問題も抱えておりますが、これまた50歳にもなれば、誰しも
抱える悩みであろう...と。特に感慨もありませんが、一つの節目...。また新たな
気持ちで過ごして参りたいと思っております。引き続き宜しくお願い致します。

お山!

2019年06月24日 | 日記・エッセイ・コラム

先日、母校・市立銚子高校(愛称:お山)前を通過しました...。銚子に住んでいても、
今の私の生活圏では、何か理由がない限りは、この坂を登って旭方面に抜けることは
殆どなく...。写真上部が昔の正門。写真下部を右に曲がると今の正門...。さすがに
理由もなく現正門前から写真...、では不審者と思われるので、道路端から...。今まで
何度か掲載しましたが、最近バックナンバーへのアクセスが多いように思います。旧正門、
OB,OGの方々の郷愁を誘う風景なのだと思います。数年前、バスケットの試合の観戦で、
体育館を訪れましたが、本当に立派な体育館で...。そう言えば、銚子に戻って来た14年前
には、まだ旧体育館はありました(バックナンバーに写真もあると思います)。銚子の街を
見下ろすあの風景、地下の卓球、体操場、武道場...。そしてプール...。様々な想いが交錯
したこと覚えております...。当時18歳...。14年前に36歳で、明日50歳になります。
当時の18歳...。こんな50歳になることを考えていただろうか...と思いながら...。
時間は容赦なく過ぎて参ります...。

サンスベリア(虎の尾)の花...。

2019年06月22日 | 
創業以来ずっと、事務所にはサンスベリア(虎の尾)と呼ばれる植物を置いて
おりました...。剣のような見た目から、魔除け...。また、これが一番の理由ですが、
室内空気の浄化効果...。これについては科学的な根拠もあるようで...。
基本的に観葉植物、時に花が咲くことがあるとは聞いておりましたが、特に気にも
しておりませんでした。ところが過日、何だこれ...と。専門家に聞いたところ、これが
まさにサンスベリアの花だそうです。10年置き続け初めて見ました...。
珍しいので掲載致します。


入梅イワシ(の水揚げ)

2019年06月21日 | 日記

車にて市場通過時、2艘巻きによるイワシの水揚げが行われており、知人の漁師もいたので、
しばし談笑しながら水揚げ見ておりました...。これが日本で一番鮮度の良い、入梅イワシ...。
その後は、時間との勝負、誰が購入し、どのように扱い、どう運ばれたか...。これある意味、運...。
ただ中央市場等、水産関係者は知っている、あのマーク、この会社。この人なら信頼できる...。
大型の一艘巻きと違い、二艘巻きは近海で漁をしているので、より鮮度が良く、時に魚漕の中で
泳いでいるものまで見掛ける時があります...。写真一番上、網の中のイワシ表面が白濁している
のは...。ウロコ...。そういえば、イワシってウロコあるんでしたっけ。と質問された方が
おりましたが、これが証拠。...あるんです。ウロコがあるのは鮮度の良い証拠。しかも魚色は
緑色...。昨日までほぼマイワシだったのに、今日はセグロ(カタクチイワシ)が混ざりやがって...。
漁は難しいな...と傍らの漁師さんから...。ここ数日来、水揚げされたマイワシにほぼ外れなく、
脂が乗って非常に美味しい...。その味は?...是非銚子でお確かめ下さい...。

多様性、トレードオフ...。

2019年06月20日 | 日記
最近、ダイバーシティー(多様性)なる言葉も多く聞こえて参ります...。
難しい事は省略...。で多様性...。確かに多種多様な中から選べるという
のは豊かさの一つの指標であるし、人間も、その生き方も多種多様であって
然るべき...。またそれぞれが、その多様性を認め、尊重すること、大切な
ことであります(私は偉そうなことを言えた立場ではありませんが...)
私の周りには、仕事が終わってから母校・野球部のコーチに行っているとか、
小学生のミニバス、サッカーのコーチ、芸術、音楽活動に励んでいる方々が多い...。
週末も関係なく、それら活動に没頭している方々、時に、コーチを続けるために
会社を辞めたり、家庭内に亀裂が入ったり...。傍から見れば、何もそこまで...
と。ただ当人、生き生きとしている...。他方、都内に暮らす友人から、
平日は毎日午前様、週末は疲れて寝ている...。家族サービスもしないと...。
どちらが良いと言っているのではありません。これまた多様性...。どこで何を
していても時間だけは平等に過ぎ去って参ります...。50を過ぎて同期に会うと、
実に様々な生き方があるものだ...と。これまた都内、地方の良し悪しを言っている
のではありませんが、都内に暮らす同期から、母校のコーチか?お前ら自由でいいね...と。
こんな時に聞こえて参りました。あの漫画の決めセリフ...。たしかに自由、だけど
野垂れ死にの恐怖と隣り合わせだがね...。これまたトレードオフ...。あちらを
立てればこちらが立たず...かと。多様性は尊重するけれど、主語を自分に据えた時、
多様な選択肢があればあるほど、で、私はどうするの?ということが問われている
ような気がしております。

落穂拾い考...。

2019年06月19日 | 日記
どんぶり飯三杯食べた後輩見ながら、SDGs思い出し...。
大目標17項目の1は、貧困を無くそう。2は飢餓をゼロに...でありました。
貧困、飢餓...。それらがどのような状態を指すか?、ということはともかく、
私の周囲で、三度のご飯が食べられないという人はいない...。あれが辛い、これが
苦しい...、そんな話は沢山出るけれど、三度のご飯が食べられない。と言う人はいない...。
実感としてはないけれど、報道等で、三度のご飯が食べられないほど困窮している方々が
いることは知っている...。誰にだってそういう状況に陥ってしまう可能性はある。だから
助け合おう...。良く分かるお話。でも、助ける...。という事、違和感を感じる時も...。
そんな時、有名な絵画・落穂拾いの事を思い出しました。落穂...。収穫後の田畑に落ちて
いる穂を拾い集めること...。絵画が有名過ぎて、その世界観が分かり難いのですが、
落ちた穂を必死になって(食料を探して)拾い集めている方々が描かれております。
聖書には、田畑を収穫する時にはすべて刈り取ってはいけない...。という教えがあるそうです。
助けるのではなく、残しておく...。それを何らかの事情で食べ物を得ることが出来なくなった
人たちが拾って食べる...。農場主は何も言わず、黙認する....。洋の東西を問わず、この
相互扶助の精神は、惻隠の情とでも申しましょうか、そういう人間の奥深いところに...。
写真は銚子港の住人であるカモメ...。イワシの水揚げ時、トラックからイワシが零れ...。
漁師の一言...。それカモメの分だ...。カモメはただの鳥ではなく、ここでは仲間...。
フンをまき散らし、変な声で鳴くけれど、カモメの全くいない港町を想像できますか?
その時、この町は肉体的にも精神的にも真の貧困、飢餓状態に陥る...と。

入梅イワシ

2019年06月18日 | 日記
マイワシが1年で最も美味しい、俗に入梅イワシと呼ばれる季節になりました。
本ブログでも過去何度も掲載しておりますので、詳細省略しますが、確かに美味しい。
本当に美味しい...。何だ、イワシじゃねえか...。と言う声に対しては、まさに
百聞は1食に如かず...。ただし食べるお店、購入する場所は信頼のできるところで...。
先輩にイワシの達人がおりますが、これまた先般、カツオの項で申し上げた通り、
ここまでやるか...。レベル...。そんなレベルの方にどうやったら会えるのか?
という問いに対しては運...かも。ただしそれも出会いの妙であり、食の奥深さの
所以かと。良い素材も、それを運ぶ、調理する...等々、様々な人が介在し、最終的に
食べる方のもとに参ります。扱い方ひとつで味が変わる...。さらに、漁獲された海域、
水温、運搬船の甕の位置、混獲物の有無...本当に様々な与件があるものです。何せイワシ...。
魚へんに弱いと書く。本当に繊細であります...。鮮度が非常に重要であり、是非銚子へ
お越しになり、これは。と思う飲食店で食されたし...。写真はイワシではありませんが、
銚子港・夏の刺身...。この刺身と数品のおかずで、同席していた後輩はどんぶり飯三杯
食べていた...。魚もお米も本望だったろうと思います。また食べられるって幸せな事。
大汗流しながらどんぶり飯をかきこんでいる後輩を見ながら...。

SDGs(エス・ディー・ジーズ)

2019年06月15日 | SDGs
先日上京の折、諸先輩方から聞きなれない横文字が...。SDGs...。それ何のこと
ですか?と聞いたところ、....。どうも意識の高い方々の間では常識のようで...。
今更ながら無知を恥じているところです...。Sはサスティナブル(持続可能)、Dは
デベロップメント(開発)、Gはゴール(目標)。2015年、国連において採択された
持続可能な開発目標の総称で、対象期間は2016年から2030年まで、17の大目標
とそれを具体化する169のターゲットで構成...。貧困を無くそうとか、質の高い教育を。
とか...。銚子に戻って農業団体の方々とそんな話していたら、彼らはすでに知っていて...。
何も難しく考えることはなく、17の大目標の中に海や陸の恵みを守ろう。なんて項目も
あり、それ実践している人、周囲に沢山いるじゃないですか...と。確かに、自主的に
休漁期間を設けている漁業者、地域の生物多様性に配慮した生産活動を行う農業者...、
牧場の電力を風車や太陽光で賄っている畜産業者、要はそれら活動が点ではなく、線で
繋がり、面にならないと具体的な成果となって現れてこないということか...。そのように
感じております。今後、このタイトルに関する記事は増えると思います...。私の力量では
伝えきれない故、皆さん方の助け舟、期待しております。

キハダの水揚げ

2019年06月13日 | 日記

既報の通り今朝、キハダの水揚げが行われておりました。あの時化の中、どうやって操業して
いたのだろうか...、などは、素人の勘繰り...。食べてしまえば、ああ美味しかった...で、
終わる食べ物の物語...。お皿に乗った刺身から、あの時化の中を操業していた姿を想像する
ことは難しいですが...。さも当たり前のように...。プロの凄さを再確認しております...。
水揚げしていた船は静岡・沼津船籍。そういえばこの船、先日の銚子漁協、優良船表彰で、
巻き網部門の第一位で表彰されておりました...。凄い船です...。さてキハダ...。詳しい
統計資料は確認しておりませんが、昨年に比べれば感覚的に半分以下の水揚げ推移のように
思います...。時化を見て、凄いなと思いながら、陸にいるものとしては、そんな感覚を
一時置き去り、もっと水揚げしてくれないかな...と。実に勝手なものです...。10年前の
記事を読み返すと、当時、キハダは水っぽい、関西方面でしか評価されない...云々と。
それで今、そんな声周囲から聞こえるか...と言えば、全く...。価値に気付いた事も一つ
でしょうが、それだけ水揚げが減っている所以か...と。水揚げが減るのは寂しいですが、
揚がった魚を無駄なく、美味しく、大切に...。そういう雰囲気になってきたとすれば、
むしろ喜ばしく、また新たな活路も拓けるものと思っております...。

時化...。

2019年06月12日 | 日記

一昨日の大雨から一転、天候は回復しましたが海はご覧のような大時化(シケ)...。
仕事柄、漁業者との交流は多く、時化は怖い...。漁には出られないし、命を落とした方もいる...。
にもかかわらず甚だ不埒ながら...。時化になると反射的に海の風景が見たくなる...。
津波のトラウマも、転覆事故の現場もまだ目に焼き付いており、物凄く怖いのに、
何故か見たくなる...。これも二面感情(アンビバレンツ)の一種なのでしょうか...。
さて写真上段は、第三漁港入り口付近、下段は一の島灯台付近...。ともに慰霊碑、
千人塚(せんにんづか)近く...。溺死者1,000人以上...、非常に多数の方々が
命を落とした場所、徳島の鳴門、愛知伊良湖と併せ日本三大難所と呼ばれる銚子・川口
の風景であります。先日NHKで、銚子の特集放映してましたが、先人のこの港湾整備
がなければ、水揚げ量日本一の今日の銚子港はない...。確かに実感であります。
防波堤内側は穏やかですが、外側はご覧の通り。この防波堤が無い時代は、直撃波だった
そうで...。いまでも各地の漁師さん、銚子港への入港時は本当に神経を使う...と。
防波堤があっても予測不能の波が来る時があるそうです...。こんな時化では明日も魚は
ないな。と思っていたところ、明日は大型巻き網船が、待望のキハダマグロを積んで
入港してくるそうです...。写真では臨場感が伝わり難いかもしれませんが、この波で?...。
勇気とか根性とか、月並みな言葉では形容できず、漁師って凄えな..。この一言です。