銚子・角巳之・三代目

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クリティカル・マス②

2021年01月31日 | 日記・エッセイ・コラム

イノベーター(革新的採用者)と呼ばれる層は、商品の良し悪しではなく、その革新性に惹かれる。
新しい物好き、他の人とは違ったことがしたい...。見渡せばクラスに一人くらいは必ずいる...。時に
変わってるね..何て呼ばれて。ただしこの層の好奇心がクリティカル・マスに導く導火線...。

次に来るアーリー・アダプター(初期採用者)は、流行に敏感でこれから普及しそうな商品に目を
付け、良いと判断したら行動する。この層は全体の13%前後いるようで、この層はオピニオン・
リーダー、インフルエンサーなどと呼ばれ発信力が大きく、次の層への影響力が大きい...。

イノベーターの3%前後と、アーリー・アダプターの13%前後、その合計16%前後に達する
そのポイントがクリティカル・マス(臨界点などと)呼ばれ、商品普及に向けて今までの予兆が
目に見える形になっていく。ちょうど、マグマの噴火直前あたりの状態でしょうか?

そしてアーリー・マジョリティー(前期追随者)、アーリー・アダプターの影響を強く受け、
流行に乗り遅れることを恐れ行動が加速する...。〇〇君、〇〇さん、みんなが持っているので
僕も、私もあのゲームソフトが欲しい...。そんな状態でしょうか? (続きは次回に)

クリティカル・マス①

2021年01月30日 | 日記・エッセイ・コラム

コロナ以前より、働き方改革はじめ従前から続く習慣を断ち切り、新たな生活様式にしなければ...、
そんな話、耳にタコが出来るほど聞いておりました。言葉は踊れど、実態が伴わず時間だけが容赦
なく過ぎて行きましたが、コロナ禍で一変...。そんな悠長なこと言ってられるのか...と。

何事も変化は予兆を見せながらも決して姿を見せず、何らかの出来事をキッカケに、まるで蓄積
されたマグマが一気に噴出するかのような勢いで姿を現します。例えば明治維新と言っても、ペリー
来航から大政奉還まで16年以上...。小学生が社会人に至るくらいの期間を要していた訳です...。

知人との会話の中でクリティカル・マスという言葉が出て参りました。これも以前、何度か掲載した
ことがあります。物理・科学の分野で使われる言葉ですが、ここではマーケティング用語として。
マーケティングとは...、難しいことは省略して、そこで用いられる市場占拠率の例えを示します。

市場に何か新しい商品(ガラケー全盛時にスマホなど)を投入する...。必ず、新しいもの好き、
好奇心旺盛な層が手に取ります...。この層はイノベーター(改革者)と呼ばれ、全体の2~3%
くらいなのだそうです。次にアーリー・アダプターと呼ばれる層が出て...(続きは次回に)


ブロッコリーの天ぷら

2021年01月29日 | 銚子のうまいもの

銚子を含む、JAちばみどり農協管内の生産者、国の指定産地としてキャベツ、ダイコンの生産に
責任を持って励みながら、将来に備え様々な試行錯誤をしております。同じアブラナ科なのでと
(まだ非常に少ないですが)ブロッコリーの試験栽培をしている方がおります(既報の通りです)

非常に小さな一歩でありますが、実にたくさんの発見のある取り組みであります。まず銚子の大地
でブロッコリーは確実に育つ。そして収穫直後の味は抜群。間違いなく産直、道の駅等での販売には
適性の有る野菜だと思います。ただし市場に出荷しようとすると問題が出てくる...。

“規格”これは市場流通で効率化を図るためには致し方ないことでありますが、段ボール代金~円。
L・2L・3L...。様々な規格あり選別が大変。そして箱に入るように葉っぱや、茎を大幅に切り落とす...。
折しもブロッコリーの健康効果が喧伝される昨今であります...。

知人の飲食店主さんに、取れたてブロッコリーを天ぷらにして頂きました。通常の頭の部分だけで
なく、茎も葉っぱも...。特に茎...。非常に甘くておいしい。さらにもし茎の健康効果が証明されれば、
今まで、なんてもったないことをしていたんだ...となるかも。この話題、追跡してまた掲載します。




特例法

2021年01月28日 | 日記・エッセイ・コラム

金融機関の方々から、地方銀行同士の統合・合併を独占禁止法の適用除外とする特例法が成立した。
そんなお話を聞きました。苦境の続く地方銀行の再編を後押しする狙いがあるのだそうです。銀行
のように、顧客に対して優越的地位にある職種が巨大化する...。このことですが...。

優越的地位にあるものが巨大化すれば、優越的な地位がさらに強固になる。例えば、地域内に銀行
が1行となりライバルがいなければ、不当に金利を上げてくるかもしれないし、スーパーが1社しか
いなければ、商品の価格は下がらなくなるかもしれない。それと同じ、独禁法成立の背景です...。

今回、この独禁法の適用除外まで盛り込み地銀の再編を促すこと、先日・職業選択の投稿にも重なり
ますが、銀行は潰れないと信じ込んでいたこと、またそれらに付随する過剰適合の鎖を壊すことが
大きな目的ようです。既得権、優越的地位にあった業界すべてで同じような現象が起こってます。

巨大化した銀行が顧客に不利益(一方的な金利引き上げ等)を生じさせぬよう、金融庁が監視、場合
によっては是正勧告という配慮もあるようですが、いずれにしても、各業種とも離合・集散を繰り返
しながら試行錯誤を続けている最中のようです。この間も容赦なく時間は過ぎて参ります....。




職業選択②

2021年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

30年前に金融機関に行きたいと思った方々、その多くは金融機関の仕事に魅力や、やりがいを
感じ自らの生涯設計に最適の業種と判断したからであろうと思います。しかしながら記憶を辿る
と、そこで出てきた言葉、金融機関は安定してる、そして“絶対に”潰れない...。

30年後の今、どうでしょうか? まず“絶対に”潰れないということは、“絶対に”ない。これは
証明済み。そして山があれば谷があり、山高ければ谷深しの例えのように、一方向に突出すれば
必ず大きな反作用を伴う。これも然り...。さらに過剰適合の弊害...。

過剰適合...。以前何度か掲載しました。恐竜の絶滅になぞらえて、かつて高名な経済学者さんが
提唱した言葉。要するに、その業界、職場でしか通用しない常識に長年過度に染まっていくと、
やがてその行為自体に疑問を抱かなくなり、やがては組織、個人そのものが朽ち果てていく...。

学部での就職希望者のほぼ全員が金融機関志望...。今考えてもおかしな状況です。そして当時、
農家になりたい、漁師になりたい...実家を継ぐ以外にそんな声は聞こえて来なかったですが...。
職業選択は今の最適ではなくて、未来志向で。農家、漁師...これからの有望産業と思います...。

職業選択①

2021年01月26日 | 日記・エッセイ・コラム

経済誌をパラパラと見ておりましたら、コロナ後、消える仕事、残る仕事の一覧なるもの
が掲載されておりました。消える仕事の最上位に銀行員...。残る仕事には横文字多いですが
上位には警察官と、そんな記載もありました。消える、残る...刺激的なキャッチではあります。

もちろん、銀行員がすべて消える。警察官になれば一生安泰。という訳では全くなく、雑誌
によって様々な見解ありますが、大きな構造変化に耐えうるかどうか?社会にとって必要か
否か?高度な技術、創造力あるか...等々、恐らく事実なのでしょうが、何か残酷でもあります...。

お前らの中で金融機関に行きたいヤツ手を挙げろ...。30年前、私が大学4年就職活動の最中
に学部生全員が大講堂に集められある教授から出た言葉...。見渡すとほぼ全員挙手...。すかさず
この腰抜け...と。学生一同、変わった先生だね...と一笑に付されておりましたが....。

金融機関の仕事、銀行員がいらないなんて誰も思っていない。けれど社会の構造変化から求め
られる機能が変わってきたのは事実。30年前はこの構造が少々歪んでおり、金融機関に行き
さえすれば一生安泰...、そんな空気が流れていたのも事実です(続きは次回に)

情熱!

2021年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム

情熱とは、夜が明けるのが待ち遠しいと思う心の叫び...。そんな文章を目の当たりにしました。
折しも、お通夜の翌日...。心に染みました。夜明けを迎えられるのは生きていればこそ...。
当たり前のことですが、この当たり前のことは意図的に心に刻まねばと思っております。

死ぬのは怖くない。どうせ...なんか...と嘆く方がおりますが、恐らく死を迎える際には、
無神論者であっても神様・仏様助けて...となるだろうと思います。だから生きているうちに、
夜が明けるのが待ち遠しい...。そんな情熱を注げるものに一つでも多く出会いたい...。

コロナ禍の影響が長期化し、これはどうも感染症対策とか、経済対策とかそういう枠を越え
心の対策になってきているように感じております。誰しも愚痴を言い出したら止まらなく
なるような昨今、自粛という言葉の裏側に諦めではなく、情熱を...。

情熱とはさらに感情が熱せられている状態と定義されるようですし、免疫力を高めるには
心身ともに体温を上げること...。夜明けを迎えられる(生きている)なら、それが待ち遠しい
と思えるほどの何かを探すこと...。先輩の死に接し、様々な思いが去来する胸中にて...。

歳月人を待たず

2021年01月24日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、大荒れの空模様の中、大変お世話になった先輩のお通夜に行って参りました。享年80。
先輩と言うより親子ほど年が離れており、血縁関係でもない中で、本当に良くして頂きました。
青春とは人生の有る一時期を指すのではなく、心の様相を言うのだ...。まさにそんな方でした。

お若い頃は、どうも俗に言う道に外れたこと、沢山してこられたようですが、そういう経験が
あったればこそ、悩める後輩を懐深く受け止め、決して多くを語らないのに、そばにいると
何故か心が落ち着くような、そんな雰囲気がありました。謹んでご冥福をお祈りします。

人の価値とは何か?そんなもの関係あるか、死ぬまで生きればいいんだ。確かにそうだろうと
思いますが敢えて、その人の価値を知りたければ、その人の葬儀を見れば良い。お通夜の翌日
に甚だ不遜ながら、価値とは生涯で行ってきたこと。生き様のこと、そう感じました。

そこにいたすべての人が故人との思い出話をあちらこちらで話している姿を見ながら、本当に
慕われた方だったな~と。毎年、お世話になった方が一人、また一人亡くなって参ります。
歳月は人を待たない。今日と言う日は昨日亡くなった人が、生きたかった明日であります。





共生!④

2021年01月23日 | 日記・エッセイ・コラム

養鶏場が大規模化して行ったのは、旺盛な需要に合わせ栄養価の高い卵を安定的な価格で供給
しようとした結果であって、その恩恵は私を含めてすべての日本人が享受して参りました。
卵は完全食と呼ばれるほど栄養価が高く、人間の健康に大きく貢献してきたこと紛れもない事実。

人は恵まれすぎると現実に疑問を抱かなくなるものですし、作ると食べるの距離が開くと、卵は
もはや工業製品であるかのような感覚になっている人も多いのではと思います。鳥インフルエンザ
問題は、遠く生産地の出来事なのではなく、食べる人の意識を問う、大問題なのであります...。

前回(20年ほど前)鳥インフルエンザの大流行時、対策としてウインドレス(窓なし)鶏舎が
推奨されました。渡り鳥はじめ、外部から何らかの事情で持ち込まれるウイルスを排除しようと
したけれど、今回発生している養鶏場にはウインドレス鶏舎も含まれている...。

コロナが怖ければ、外に出なければ良い。これは正解ですか?ということと、大規模化、窓なし
養鶏場でコストを下げた安価な卵を欲しているのは食べる人ではないですか?この2つのことを
問題提起とし、この話題一端終了。共生、緩衝地帯、繋がり...沢山のキーワードが見えています。

共生!③

2021年01月22日 | 日記・エッセイ・コラム

日本養鶏協会の資料によると、私の生まれた昭和44年に養鶏場(採卵)の戸数は約190万軒。
一戸当たりの飼養羽数は57羽。約50年後の平成30年の戸数は2,100軒。これに対し
一戸当たりの飼養羽数は約70,000羽。戸数減・飼養羽数増で生産量はほぼ一定...。

(統計資料によると)卵は日本人一人当たり1日1個ほどの消費量があるようです。テーブル
エッグ(スーパー等でパックで売っているもの)の国内自給率は97%。残りの3%は輸入
ですが、これは原材料に使われるものですので、卵の自給率はほぼ100%と言って良い...。

卵の生産量はこの50年ほどほぼ一定。価格もほぼ一定。卵は物価の優等生などと呼ばれて
いた所以であります。ただし歪みも生じて参りました。10個/100円で販売できるような
卵を作ろうと思えば、およそ100万単位の飼育量が必要だと言われております。

大規模化するとコストは下がるが、密になる。密になればリスクも高まる。100円で販売
される卵も日本の法律に準拠し、何ら問題は無いのですが、大規模化した養鶏場でこれだけ
インフルエンザの被害が広がっている事実を考えると...。続きは次回に。

共生!②

2021年01月21日 | 日記・エッセイ・コラム

家畜伝染病予防法等の関連法規により、高病原性鳥インフルエンザへの感染が認められた養鶏場は
速やかに出荷を停止。周辺の農場も〇〇km以内は殺処分、〇〇km以内は経過観察等、厳しい
対応を迫られます。元々は渡り鳥が原因...。あいつらを何とかしなければ...本当に誤った考えです。

確かに低病原性鳥インフルエンザウイルスは渡り度と一緒に日本へ飛来して参りますが、そのまま
では何も悪さをしていない。悪さをするのは人間が作った養鶏場へ侵入したり、誰かが持ち込んだ
(故意・過失に関わらず)場合に、高密状態で変異、狂暴化する場合のみ...。

さらには、この人為的な養鶏場で変異した高病原性鳥インフルエンザが自然界に漏れてしまうと、
今度は野生動物が一気に感染、死んでしまいます...。この媒介も多くの場合、人間...。こちらも
故意・過失に関わらず...。特に白鳥などは弱く、昨今各地で白鳥の大量死の話題が出ております。

自然と人間の生活圏を分ける、里山(ある種の緩衝地帯)が減少していることも一因とされており
ます。里山問題はたんなる情緒と思っておりましたが、どうもこれは情緒の世界の話だけではない
ようです。共生していくためには緩衝地帯が必要で...。続きは次回に。

共生①

2021年01月20日 | 日記・エッセイ・コラム

鳥インフルエンザの話題と被るかと思いますが...。この風景を見ると“共生”という言葉がしばしば
頭の中を駆け巡ります...。家禽(ニワトリ等)は鳥インフルエンザと、人間は新型コロナウイルス
との戦いの渦中であれば尚のこと...。目に見えないけれどそこに“いる”...。

写真の中に、昨日掲載の雁(ガン)や鴨や白鳥がおります。ここには鳥インフルエンザウイルスが
高確率で存在していると思われます。ただしこのインフルエンザウイルスは低病原性ウイルスと
呼ばれ、長い年月をかけて雁など渡り鳥と共生して参りました。故に大きな問題にはなりません。

しかしながら、この低病原性インフルエンザが養鶏場など、人間が人為的に作った高密度の施設等
で急速に感染を繰り返すうち変異して狂暴化。今度は高病原性鳥インフルエンザとして次々と家畜
(ニワトリなど)に被害を及ぼす訳であります。そして問題はさらに広がります...。

経済動物(ニワトリ)の被害...。経済動物であろうとなかろうと、みな命...。千葉県では先般発生
した高病原性インフルエンザの影響下にある116万羽という途方もない家畜の命が淘汰、駆逐と
いう名のもとに殺処分されました。まさに戦慄(せんりつ)の現場であった...と。続きは次回に。

雁(ガン)

2021年01月19日 | 日記・エッセイ・コラム

これは雁(ガン)であろうと思われます...。野鳥の専門家に聞いても雁(ガン)だったので間違い
ないと思います。白鳥が飛来しているあの場所(夏目の堰)、その周辺にある水田にて見付けました。
と言うよりも、空一面に鳥の群れが現れ、農道を走る私の車の左右に降り立って参りました...。

特徴的なV字飛行も見ることが出来ました(見とれているうちにシャッターチャンスを逃してしまい
ましたが...)。雁は草食で、この日は水田に残っている落穂拾いをしていたようです。何羽くらい
いたのか不明ですが、表現曖昧ながらかなりの数...。これでも少ない方らしいです...。

相変わらず鳥インフルエンザの話題が尽きず、その原因の一つとされているのがこの雁や白鳥等
の渡り鳥...。何度も掲載しておりますが、渡り鳥が悪いのではなくて、彼ら(彼女ら)との適切な
関係作りが出来ていない人間の問題であります(写真下、立て看板参照)

渡り鳥がニワトリのような経済動物に甚大な被害をもたらす遠因(鳥インフルエンザの宿主)で
あるからと言って、その対策は渡り鳥を駆逐(殺して)しまうことなのか?答えは当然否であり、
そういう発想そのものが危険なのであります。自然の営みを見ながらコロナを想う...であります。

特攻隊の出航

2021年01月18日 | 日記・エッセイ・コラム

写真、高知県船籍のサメ・マグロ延縄船(19㌧・5人乗り)...。はるばる高知から太平洋を遡上し、
近海生マグロを銚子港に水揚げしてくれる方々であります。銚子に揚がる近海生マグロの80%近く
は、この高知県船団と、宮崎県船団によるものです。銚子では敬意と感謝の意を込めて特攻隊...と。

敬意と言うより、畏怖の念と言うのでしょうか。屈強な銚子の漁師をして特攻隊は別格だと...。
確かに時化に強い船型なのだそうですが、それにしても...。これは度胸と言う言葉ではなく、熟練
卓越した操船技術、太平洋・黒潮の流れを知り尽くした海の勇者と表現するのが的確かと思います。

ああ特攻隊の方々出航して行くな...と暫しその様子を見ておりました。その後、所要有って犬吠埼
付近を通過しましたら、沖に船影が...。望遠レンズで見たら(写真、一番下)特攻隊の方々でした。
恐らく出航した同船かと思います。波間に見えては消え、45度くらいの凄まじい傾きでした...。

非常に陳腐な表現で恐縮ですが、魚が食べられるのは漁師がいるからだ...。このこと再認識しており
ます。この風景を見ると、水揚げ量日本一とか、そんな統計どうでもいいじゃないですかと言いたく
なります。すべての漁業者の絶え間ない営みが日本の魚食文化を支えている...。改めて感謝です。

バン!

2021年01月17日 | 日記・エッセイ・コラム

銚子川口のドック(小型船の船着き場)にてバンを見掛けしました。15年前のブログ開始時に
これを“ウ”(鳥のウ)と掲載し、御覧になった専門家の方が、こればバンですよ...とコメント頂い
たので良く覚えております。間違いなくバンであります...。

銚子界隈でも、小型船の船着き場などで良く見掛けます。もともと水田などに広く生息し、その
名前(バン)の由来は、水田の番(バン)からきているようです。独特の鳴き声で田んぼを害獣
から守る。立ち向かうのではなく、その大きな声で害獣が威嚇されるのではないかと言われてます。

水辺を泳いでいるイメージがありますが、バンは泳ぎが得意ではないのだそうです。鴨のように
足に水かきが無く、体全体を使った変な泳ぎ方をしております。また飛ぶのも得意ではないそう
です。確かにバンが飛んでる姿、見たことが有りません。臆病な性格で近づくとすぐ逃げる...。

この風景を見ながら、やはり気になるのは波打ち際のゴミ...。漂着物はある程度仕方ないのですが
このゴミの中に、釣り糸や針などがあると、最悪の場合、命に関わるだろうな...と。今の私は言う
ばかりの偽善者ですが、何か小さな出来ること始めないと。そう思わせる愛らしい姿でありました。