銚子・角巳之・三代目

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時の過ぎ行くまま...。

2022年07月31日 | 日記・エッセイ・コラム

あっと言う間に7月も最後の日となりました...。このスピード感は何だと思うくらい...。そして
明日から8月。8月と言えばお盆...。今年は新盆多いです。それだけ親しい方が亡くなって行った
ということであります。時の経過は容赦なく、そして残酷...新盆前に改めてそう感じております。

歌の歌詞ではありませんが、時の過ぎ行くまま...。流されるのも一興と思いながら、この季節に
なると亡くなった方々との在りし日をいやがうえにも思い出し、まだ生きているのだから故人の
意思を一つでも引き継いで...と思い(また忘れる...)この繰り返し...。

盆とか正月とか、行事その他は形骸化していると言われて久しいですが、重要なのは形ではなく
中身...。季節、季節の“節目”は、自分にとって何か重要なものを思い出させてくれるキッカケを
与えてくれる日...くらいに考えるようにしております...。

冒頭申し上げた7月のスピード感...。取り立てて大きなイベントがあった訳では無く、毎日が
超多忙であった訳でもなく...。それでもそう感じた...ということは、もう少し足元を見つめ直し、
行うべきこと、行わなくても良いこと...を区別せよ。そういうことかと勝手に理解しております。

目利き!

2022年07月30日 | SDGs

最近、事務所へお越しになる方々の顔ぶれがだいぶ変わって参りました...。特徴の一つ、年下
世代...。年が上だから、下だからどうの...こういう事では全くなく、世代交代が着実に進んで
いるんだなあ~と。その分、自分も確実に年を取っている...自覚せねばと思う毎日です。

今回は漁業、水産業の方々であります。年は下(あくまでも重ねた年齢ということですが)、
しかしながら海の上で、或いは水揚げされた魚を捌く等...10年、20年のベテランばかり。
いわゆる“目利き”であり、お裾分けなど頂くのですが、こりゃビックリと言う魚ばかり...。

最近また、未利用魚なる言葉が躍っております...。私の意見を申し上げれば、未利用魚など
という魚はいない...。言えるのは、そこに目利きがおらず(少なく)、流通過程に理解者が
おらず(少なく)、お客さんの判断を頂くまな板の上に行く前に....ということであります。

魚は美味しいから食べるのであって(栄養等、副次的なことは別として)、SDGsだから
食べる...これ、本末転倒であります。この辺、日を改めて掲載します...。写真はカツオの
タタキ...。冷凍原料をタタキに..。鮮度だ、生だ...じゃないですが“目利き力” 絶品です。



蓮の花...。

2022年07月29日 | 日記・エッセイ・コラム

これまたこの時期...、毎年掲載しております“蓮の花”...。蓮と言えば茨城が有名ですがこれは
千葉県内。大原幽学記念館(旭市)近くの蓮田...。この道を通る度、まだかな、まだかな...と
思いながら...。過日通りましたら咲き始めておりましたので掲載しました...。

すでに語ることは同じ蓮の花...。あの泥水の中から、かくも美しい花を咲かせる。俗世の汚れ
に染まることなく、理想を貫く求道者のような凛とした佇まいであります...。例年だとピンク
や赤など、様々な色が楽しめるのですが...。品種か、或いはこれから色づくのでしょうか。

蓮の話を書きながら、先日知人から聞いたクジャク(鳥)のお話を...。クジャク・孔雀と言う
のは見た目が綺麗な羽を持ち、何か高貴な感じのする鳥なのですが、実は獰猛でサソリや毒蛇
すら食べてしまう。しかもその毒にやられることはなく、済ました顔して美しい羽を...。

蓮もクジャクも、花や羽が美しいから見とれるのではなくて、泥水の中ですら、サソリや毒蛇
を喰らってすら朽ちず、死なず...。太古の昔から人間はその姿に尊さを感じて来たのだろうと
思います。蓮は咲いた...。暦はもうすぐ8月です...。

逞しさ...。

2022年07月28日 | 日記・エッセイ・コラム

野に咲く花の逞しさ...とでもいうのでしょうか...。正確には人造の球根で人間(私)が植え、その存在に
気が付かず開花したものなのですが...。一昨年のカサブランカが枯れ、外に出したまま放っておりました。
事務所周り掃除していたらつぼみになっていて、気付いたら開花していた...と言う次第です。

昨年の今頃は、放置していたシクラメンが咲き...こりゃ狂い咲きか?となりましたが、今回はカサブランカ。
狂うも何も、咲いているのだから認めないといけませんね...。仲間とはぐれて一輪だけ、ひっそりと咲いて
いる姿を見ながら、ちょっと感動しておりました...。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、生きる勇気とでも。

蝶々が1匹、韃靼海峡を渡って行った...。誰の言葉か、私の聞き間違えか分かりませんが、このフレーズ
だけ、時々私の脳裏に現れて参ります...。韃靼海峡は別名:間宮海峡...、樺太とロシアの中間にあるところ
だと思います。そこに蝶々が...1匹で....。勝手にこの姿を想像しながら、頑張れ、頑張れと...。

人知れず置かれた場所でその生を全うしようとしている姿...。時に寒風吹きすさぶ海峡(本当に蝶がここを飛
べるのか否か分かりませんが)を、か弱き蝶が逆風に翻弄されながらそれでも前に進もうとしている姿...。
想像するだけ無料...。でもそこで勇気を得られ、現実社会を生き抜く力になるとしたら...。コスパ最大です。


入梅イワシ②

2022年07月27日 | 銚子のうまいもの

昨日の写真は、入梅イワシを選別する過程で出た端数...お裾分けで頂きましたのでフライに。
本日はツミレ...に。イワシのツミレは単純なるが故に非常に奥深い料理です。本ブログ開設時
(2005年頃)は私も仕事として携わっておりましたので尚更、そう思います。

写真は自家製でありますので形などは気にしない..、鮮度の良い原料ですから魚肉の力だけで
固まる...。いわゆる練り物...は、混ぜ物などと呼ばれてしまい、技術の進歩が皮肉なことながら
魚肉の力を補って余りあるものにしてしまう(凝固剤等)、一面では喜ばしい事ではありますが...。

技術が進歩して、魚を無駄なく美味しく食べられるようになったのは事実であります。練り物
などはその典型で、そうであるが故に家庭で手作りで作ったツミレなど、この上なく美味しく
感じるものです。一同の感想...、魚の味がする。骨も入っている。そりゃそうでしょ魚なんだから...。

一度に大量に揚がってしまえば鮮魚としての流通に限界があり、多くは冷凍することになります。
冷凍・解凍技術は非常に進歩しており、無駄を減らす上で大貢献でありますが、時には鮮度の良い
(今回はイワシ)で魚の力を感じるのも一興。殊に“旬”(入梅イワシの時期に)そう感じた次第です。

入梅イワシ①

2022年07月26日 | 銚子のうまいもの

今年は梅雨明けが早く、例年ですと6月中旬くらいからのものを指すであろう“入梅イワシ”...。
さて何と呼ぶか困っておりました...。そこは銚子港、揚がる時期などが明確に決めてあれば
それは楽でしょうけど、6月中旬に揚がるから入梅イワシではプロとして笑われますよ...と。

数か所、入梅イワシの発送を頼まれており、6月中旬から待っていたのですが、梅雨は明け
7月になり、それでもイワシの水揚げはあったのですが、鮮魚のプロ曰く、これはダメ...。
ダメ出しが続いて、7月の末になって漸くゴー・サインが出たという次第です。

しかもごく少量...。500kgのダンベ(入れ物・容器)の中から、出荷できたのは数キロ
だったそうです...。入梅イワシの形はこう...、食べてみて脂の感じはこう...等々、プロの目利
きによる、イワシ講座は延々と続きましたが、送った先からは“感動した”...。これが全てです。

確かに鮮度が良かった。プロの目利き長年の経験で美味しいものを選び出してくれた等あり
ますが、最終的にお客様の“感動した”に行きつくまでの過程で実に様々な過程があるものだ
と改めて(むろん自己満足ではダメですが...)。(続きは次回に)


スポーツタウンにて(追記)

2022年07月25日 | 日記・エッセイ・コラム

本文と写真、全く関係ありません...。さてスポーツタウンのこと。本日は追記でこの場所のこと。
旧市立銚子西高校...。1975年に開学し2010年に市立銚子高校と合併するまでの35年間、
利根川を見下ろす小高い丘の上に聳え立っておりました...。

開学時の1975年前後は銚子の人口がピークを迎えていた頃...。当時の人口は約10万人で
ありました(現在は約5万8,000人)。人口10万人と言ってもさほど大きな数ではなくそんな
町に市立高校が2校も...。当時から財政もずば抜けて...ということでは無かったにも関わらず...。

東海の魚族・教育にあらず...。確か私が高校1年の時(37年前)、市立銚子高校の何かの行事に
紋付き袴のお爺さんが現れてそう語り始めました...。日露戦争時、戦費調達のため旧銚子中は
廃校に追い込まれ、その際国か県の偉いさんから冒頭の言葉が...。この屈辱を忘れるな...と。

銚子にそれまで千葉県立の普通科が無かったのは、上記の出来事によると聞かされておりました
(現在は県立普通科あります)。それで市立の普通科2校(工業科・看護科という魅力ある学科も)
以上、どうでも良い話か?銚子人の反骨精神・気骨か?...。私は後者であると思ってます...。





スポーツタウンにて②

2022年07月24日 | 日記・エッセイ・コラム

かつて母校の先生方から、あの軒並みインターハイに出場していた時代、実はスポーツばかり
でなく学業成績も非常に良かった...。誰かの活躍が励みとなって、それが学校全体に伝播する
(翻って地域全体にも)...。何事にも非常に“熱い”雰囲気が流れていた...。そう聞きました。

私も当時小学生ながらそう感じておりました。理屈ではなく“雰囲気”...。何か出来そうな気が
する。やれそうな気がする。...こんな感覚です。もしかしたら活躍を妬ましく思っていた人や
へそ曲がりもいたでしょうが、こういうこと(反作用、批判...)も含めて健全...と思います。

甲子園、インターハイに出場することだけが目的ではないにせよ、目標を定め、対価(時間や
他にやりたかったこと等)を払う...。共通の目標を持ち、それを達成しようと本気で取り組む
仲間の存在は、一生涯の宝であります。何か昭和のスポ根調になってきたのでこれくらいで...。

銚子スポーツタウン...。もともとスポーツが盛んであったこの地で、この場所はやがて“合宿の
聖地”(菅平のような)になるといいな~と思います。そのためには“場”だけでなくお迎えする
銚子市民(私を含めて)のおもてなし...。真剣に鍛え、学びに来る方々に対して...。

スポーツタウンにて①

2022年07月23日 | 日記・エッセイ・コラム

そこにあることは知っていて、いつか見学してみたいと思いながら、なかなか訪問の機会が
無かった場所...。写真:銚子スポーツタウン...。念願かなって先日訪問して参りました。わずか
数十分の滞在でありましたが、遥か数十年前に経験した、“合宿所”の匂い...を感じておりました。

HPを拝見しますと、開所は2018年。旧銚子西高校の跡地に建てられた本格的なスポーツ・
研修施設であります。たんなる合宿施設ではなく、野球、サッカー、バスケットなどプロ(OB)
によるスクールあり、様々な講座あり、そしてキャンプ場まで(詳細HPでお確かめ下さい)

銚子のスポーツ=野球という構図があり、これは私も全く異存のないことですが、実は野球に
限らず銚子はスポーツ全般、とても盛んです...。私の母校は市立銚子高校ですが、昭和50年代
野球部が甲子園出場時、バスケット、ラグビー、卓球、陸上、剣道...すべてインターハイ出場...。

私より6~8歳先輩の代で、私は当時小学生でしたが、身近なお兄さん、お姉さんたちが活躍する
姿、自分まで誇らしいような気分になったこと覚えております。そして自分もそうなりたい...と。
身近にお手本がある...ということは、何かに挑む大きなキッカケとなるものです(続きは次回に)

ご当地商品(すいかマシュマロ)②

2022年07月22日 | 日記・エッセイ・コラム

ご当地商品という名前が浸透したのもここ10年とか20年とか...。直売所、道の駅が各地に
出来たのと軌を一にしていると思います。従来はたんに“お土産”...。その代表は温泉饅頭かと
思います。茶色い皮の饅頭が10個とか20個入ってひと箱...これが定番かと...。

個人的に温泉饅頭大好きで、牛乳片手にバクバクと...。今でもそうしたいのですが、これを
続けると確実に劣化している体が悲鳴を...。節度を持って1個で止めておく...。最近売れている
ものは、中身同じでも小さいサイズ。20個入りより、10個、5個...分かる気がします。

次にパッケージ...。商品を作る苦労は一通り経験しているつもりですので、こう書くと語弊
あるかもしれませんが、最近の売れ筋はまずパッケージ...。パッケージで掴めない(手に取って
頂けない)と、まず売れない...。ド定番商品はこの限りでありませんが...。

最近、私の周囲ではバリュー...という言葉良く聞きます。それを価値と訳した場合、誰のための
バリューであるかの問いに、答えはただ一つ、お客さん(購入してくれる人)であり、ご当地
商品開発はお客さんの目線で...。売れ筋・すいかマシュマロ見ながら、再認識しております。


ご当地商品(すいかマシュマロ)①

2022年07月21日 | 日記・エッセイ・コラム

知人から話題の“すいかマシュマロ”を頂きました...。銚子と成田の中間にある、栗源(くりもと)
の道の駅で購入したのだそうです。この商品人気で、出すとすぐに売り切れる...とのことだった
ので、良~く観察してみようと思い、事務所に来る方々と縦横斜め...全方向から眺めています。

まずパッケージ...ですが、すいかの皮(緑)、果肉(赤)のコントラスト。因みに緑色の反対色
は赤色で、この組み合わせは最も映える色...。ちょうどスーパーマーッケットの肉売場の下敷き
が緑であること(肉の赤が映えるように)...。これと同じかと思います。

パッケージは小さめで、中身もマシュマロが12個...。ちょっと物足りないかな~くらいの容量
ですが、マシュマロをバクバク食べるかと言えば、例えば50代の私は...否。話のタネに1~2個
頂きます...。こんな感じになるでしょう...。そして食べてみると...。

中から赤い液体が...。すいか果汁を使っているようで、食べるとじわーっとすいかの味が広がり
ます...。綿密に計算し尽くされた商品設計を感じます。ご当地商品は沢山あって、中にはとにかく
作ればよい...という商品も散見されますが、やはり“商品”です...(続きは次回に)

大潮・大汐

2022年07月20日 | 日記・エッセイ・コラム

大潮祭りのことを書いていましたら、朝の情報番組で大“潮”と、大“汐”の違いについて解説し
ておりました。確かに両方見掛けるし、川口神社ののぼり旗には、神潮迎魚船・霊汐送鮮魚
(最後の船の字は本来旧字)と書かれております...。

TV解説によると、大潮も大汐も“さんずい”の右側を見れば答えは一目瞭然だと...。潮は朝
なので、朝のしお...。汐は夕なので夕方のしお...。釣り人なら必携の“潮汐表(ちょうせき
ひょう:タイドグラフなどとも)” これは朝から夕方に掛けての潮位の変化を表すもの...。

漁船は早朝、港に戻って来ます。神潮とは釣り人の間では神掛かったように釣れる朝の時間
帯...。ここから類推すると前半は、神の潮に守られて漁船が安全に港へ戻ってきますように。
であり、後半は死んだ魚(鮮魚)の霊魂を感謝を込めて彼の地に送る..とでもなりましょうか。

毎度この季節に掲載している、アイヌの熊送りと全く同じ...。彼の地は実在などしておらず、
あるのは人の心の奥底...。その見えないものへの敬意や畏れが現世での邪心に対する抑止力
ではないか...。人はみな邪心があるが故に定期的に浄化...これが神事・祭事だと思います...。







大潮祭り!

2022年07月19日 | 日記・エッセイ・コラム

毎年旧暦の6月15日に開催される大潮祭り、今年は7月13日でありました...が、新型コロナ
の感染拡大を受けて、今年も神事は関係者のみで執り行われたそうです...。関連の神社も同様に
神事のみ...。盛大なお神輿や屋台などお祭りの風物詩はほぼ中止か、大幅に規模縮小...。

これも時節柄。長い歴史を持つ大潮祭り...。こんな年もあろうかと、そんな気構え(無常である)
が必要であることを神様は教えてくれているのだと思います。過去においても震災、戦争、実に
様々な難儀の中、その都度立ち上がって来た銚子の水産業...。根底にあるのは“畏れ”...。

歴史の証人として、溺死者1000人と言われる先人塚があり、15年くらいに一度起こる、
魚種交代と言われる現象(まさに今のサンマのこと)あり...。先のことは全く分からず、命の保証
すらない水産業者にとっては、神を畏れ、敬うことで無常と言うことを受け入れているのだ...と。

同時期に開催予定であった“浅間様”も神事のみで、屋台やイベント事は中止...。飲食店の方々も
お祭り時期は地域内消費爆発期であるため落胆は大きいですが、代わりに若い世代がネット等で
中止分をカバーしている様子を見て、逞しさ、お互い様、これが地域...。そう感じた次第です...。

花は散る(枯れる)②

2022年07月18日 | 日記・エッセイ・コラム

さて花は“散る”のか、“枯れる”のか...。そんなのどっちだっていいじゃないですか?と思われる
かもしれませんが、私の中では結構大きな問題になっております。若い頃、花は散る...。この
何か潔さを感じる行為に惹かれておりました。桜が満開に咲き誇り一斉に散っていく姿です...。

明日ありと・思う心の仇桜・夜半に嵐の・吹かぬものかは...。明日は何が起こるか分からない。
だから今ですよ...と。確かにそうです。ただこの数年、季節ごとに花を植えて成長を見守って
感じた(気付いた)こと...、咲いたならば、散ることよりもまず枯れるまで...と。

毎年の開花状態を見ると、花が咲く(成就した)のは80%くらい。残りの20%はツボミに
すらならずに腐ってしまったもの。ツボミまでは行けたけれど開花しなかった...等々。案外開花
しないもの多く、そんな中でせっかく咲いたのだから、せめて枯れるまで天寿をと思う次第です。

人も花も生き物であるが故に死は避けることが出来ず、限りあるが故に毎日が尊いこと、年を重
ねる度にじわじわと感じております。そして散ることよりも枯れること...。ちなみに枯れるという
言葉には、勢いを失う代わりに、深み・円熟味を増していくこと...そんな意味もあるようです。



花は散る(枯れる)①

2022年07月17日 | 日記・エッセイ・コラム

散りぬべき・時知りてこそ・世の中の・花も花なれ・人も人なれ...。細川ガラシャの辞世の句...。
関ヶ原で東軍に参加した細川忠興の正室であり、明智光秀の三女...。当時の武家の習い(敵に
捕らえられ辱めを受けるのならば自ら死を...)とは言え、壮絶な最期であります...。

人の一生を花の一生に例えること歴史を見ると枚挙に暇がなく、花の成長を見守りその最後を
見届けること...、自らの人生の予行練習なのかもしれないとさえ感じている今日この頃であり
ます...。こんなことを書くと、私の昔を知っている人は何て柄にもないことを...と仰るでしょうが...。

置かれた環境で人は変わるものです...。本質は変わらないと思いますが、変わる...そう感じています。
変わるより、気付く。とした方が良いかもしれません。都会のスピード感もいいですが、田舎の
ゆっくりとした時間でしか気付かないことも多い...ブログ開設以来ずっとそう感じております。

まず種(球根でも)を蒔く(植える)なければ花は咲かない。蒔いた、植えたと言っても、すべて
の花が咲くとは限らず、その間に世話をしなければならないけれど、だからと言って可愛がり過ぎ
ると腐る(今まで何度同じ過ちを犯したことか...)さてさて、続きは次回に。