銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

指定野菜②

2024年01月31日 | 日記・エッセイ・コラム

各種報道によりますと、2026年度からブロッコリーは国の指定野菜になるとのこと。然らば
その“指定野菜”とは何か?というと、消費量が多く国民生活上の重要な野菜として国が指定し
たもので、価格変動をなるべく抑え、安定的に供給できるようにする制度に基づいております。

現在指定野菜はキャベツ、ダイコンなど14品目あり、ブロッコリーが追加となると1974年
のジャガイモ以来、実に半世紀ぶりだそうです。21年の出荷量は約15万5,000㌧。この
数字、10年前に比べて30%増、20年前に比べるとほぼ倍増。それだけ需要が増えている...。

確かに食卓等での出現率は高いし、健康に寄与するスーパーフードとしての認識も高まっている
ように思います。かつては輸入品が大半だったようですが昨今殆ど輸入品見掛けない。代わりに
日本国内において北海道、埼玉、熊本...大産地が増えている。そして銚子はキャベツの大産地...。

キャベツ、ブロッコリー共にアブラナ科であり、銚子(周辺地域)は適作地...でありますが、
この地に合う“品種”に辿り着くまで様々な試行錯誤がありました。“先駆者”である若手生産者に
敬意を。本日の写真、ブロッコリー畑です(相変わらず写真を撮るのが下手で申し訳ありません)

指定野菜①

2024年01月30日 | 日記・エッセイ・コラム

今年も銚子ブロッコリーの出荷が最盛期を迎えております。10年以上前から地域生産者の方々
との間で、何か新しい取り組みを...という会話が増えておりました。然らば何を?一定の数量は
出来るのか?技術は?適地なのか?どこに販売すれば?...そもそも需要はあるのか?等々...。

全国各地、農産物に限らず農畜水産の産地において、“何か新しい取り組みを”と言う声は良く
耳にします。しかしながら“具体的な”“小さな”一歩を踏み出したという事例はそれほど多くない。
農産物は“時を待たねばならない”産業であります。時間は容赦なく、青年もやがて老いていく...。

野菜生産に時間が掛かり、人間が老いて行くことは自然の摂理であり、ことさら強調すること
ではありませんが、1年1作、30年続けたとしても30回...。新規に始めて試行錯誤している
うちに30回(年)なんて、あっという間(生産者談)。故に、想ったら小さく、早く始める...。

銚子ブロッコリー、葉を付けたまま茎も長く残し、収穫翌朝に地域内量販店の産直コーナーへ。
開始から5年になりました。昨年から20代の後継者も仲間入り...。パラパラと新聞眺めており
ましたらこのブロッコリー...、2026年から“指定野菜”へ昇格...と(続きは次回に)

海ラーメン!

2024年01月29日 | 日記・エッセイ・コラム

かつて何度か掲載したことがありますが...。銚子市内でも知る人ぞ知る...存在になっていた
海ラーメンさんが銚子駅前に引っ越したと聞いたので仲間と一緒に行って参りました...。
本当に銚子駅のすぐ近く。駅を降りて右(交番のところ)の一方通行から数十mのところ...。

相変わらずの海ラーメンでした。ラーメンと言うより潮汁(うしおじる)。化学調味料
が苦手なのでラーメン食べないと言っていた知人が、このスープ飲み干しました...。
(化学調味料が悪いと言っているのではありません。嗜好の問題...かと)

先日、アラの話題を掲載しました。“副産物”を如何に有効に利用するか?水産資源については
危機的な状況であること連日報道されております。まずは魚を生業として生活している者の
“姿勢”(至誠かも)を示さねばなりません。一杯の海ラーメンからその矜持が垣間見れます。

化学調味料を使わず、鮮魚のアラ(タイ、ヒラメ、ホウボウ等)白身魚を使うようです。
白身魚は赤身に比べ雑味が少ないとのこと。いくら姿勢、矜持と言っても肝心の味は...と
いうことですが、私の周囲ではある種の中毒者(不適切な表現かもしれませんが)続出です。


粗(アラ)②

2024年01月28日 | 日記・エッセイ・コラム

粗(アラ)のこと..(本日の写真はアラではなく、ビンチョウマグロそのものですが...)。
頭肉やカマ、尻尾など希少部位で都内などでは高額で販売されているではないですか?という
ことですが、それらは大型種の場合(本マグロ、バチ、キハダ...)ビンチョウマグロは...。

魚体小さく、水揚げ本数が極めて多い。このビンチョウの希少部位も美味しいことは十分
に分かっており、処理できるものは処理しているようですが、何せ時間との勝負。人手が
足りないなら増やせば良いではないですか?ということですが、工業製品ではないので...。

ビンチョウ5,000本水揚げ...。これが毎日続き見通しが立つなら人も増やせますが、
人を増やしたら水揚げが無くなった。仕事どうしよう...。働き方の変更等、様々な工夫が
必要なことは明白ですが、いかんせん水揚げ次第の水産業であります...。

もったいない。ということは容易なのですが、もったいないを改善していくには仕組みや
地域内外(異業種含め)との連携が不可欠です。水産資源の大幅な減少が懸念されている
昨今、このアラの有効活用...地域にとっての最重要事項の一つと認識しております...。




粗(アラ)①

2024年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

写真掲載、少々ためらいましたが...。銚子市内の水産会社(マグロ専門)にてビンチョウ
マグロの処理を眺めておりました。このところ宮崎、高知を中心とする延縄船団の方々に
よるビンチョウマグロが連日、数千本単位で水揚げされております...。

毎度のことながら水揚げすれば、ハイ終わり。ではなく、揚げた後は購入された水産会社
さんとの連携プレー...。ビンチョウマグロは丸のまま(鮮魚で)出荷されることはまずなく、
解体され、刺身などになる可食部を速やかに処理し箱詰め、出荷...。

豊洲市場への出荷は19時くらいまで猶予があるようですが、関西方面等、遠方への出荷
は午前中締め切り(配送車が出発してしまう)為、水産会社の方々は時間との闘いとなり
ます...。時間勝負ですから他のことは後回し...、とにかく出荷優先...となる訳です...。

写真はビンチョウマグロのアラ。何気にアラと言う表現を使っておりますが、漢字で書くと
粗...だそうです。何となくイメージが湧きます。頭肉、カマ、尻尾...これ粗(アラ)だそう
です。もったいない話ですが、そう単純な話ではなく...。(続きは次回に)

5,000㌧超(余談ながら)

2024年01月26日 | 日記・エッセイ・コラム

5,000㌧超の水揚げ時、魚を満載した“のべ500台”のトラックが銚子市内の道路を行き
交う...。プロの運転手さん達で運転技術は卓越しておりますが、それでもトラックから魚や
海水が道路に落ちる...。厳密に言えば問題なのでしょうがこれは不可抗力でしょう。

漁業・水産業に関係ない一般市民からしたら問題だ!となるかもしれませんが、銚子の地場
産業であります水産業は...。(私の知る限り)汚いな~とお小言を言われることは良くあり
ますが、それ以上には...。これ一般市民を含めて魚の街の連携プレーと言うことで...。

所要有って5,000㌧水揚げのまさに最盛時に漁港におりました。事務所に帰ってきたら
車のタイヤ(その周辺)にはおびただしい数の“ウロコ”...。これは実に厄介で乾燥してくると
取れなくなるので水分を含んでいるうちに念入りに洗車...(それでも完全には除去できず)

全国有数の水揚げを“売り”にしている街であります。水揚げ後もおびただしい人の関与があり、
ウロコ被害(?)等を考えれば一般市民まで。水揚げ統計だけでは決して見えない現場の姿
であり、まさに漁業・水産業は絶え間ない地域の総合力と思う次第であります。



5,000㌧超...④

2024年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム

10年ほど前まで、1日5,000超の水揚げありますと銚子の水産会社さんはほぼ徹夜...。
これだけの数量になると殆どが冷凍保管となります。鮮魚でも出荷しておりますが数千㌧
規模で中央市場に出荷したら供給超過で相場暴落。産地・消費地共に良いことありません...。

何よりも捌ききれないだろうと思います。捌ききれない⇒廃棄。貴重な資源を...であります。
と言うことで冷凍保管。これを早く、丁寧に...これが原料の価値を左右します。残業になって
しまうので明日やりましょう...ではダメなのです。故に何時になっても始末するまで...。

私もかつて何度か経験しました。始末が終わり工場の外へ出たら朝日が上がっていた...。他所
を見ても多くの工場が朝方まで、工場の灯りが消えることはありませんでした。しかしながら
最近は消えるのが早い...。聞くところ地域内の工場のいつくかで機械化が進んでいるようで...。

かつてはどの工場もほぼ同じ作業(手作業)。ここ数年で工場間の格差が広がり、進んでいる
ところは機械化が進み、処理能力も1工場1日あたり1,000㌧を越えるとか。5,000㌧
揚がっても理屈上5つの工場で...。10年ひと昔、地域内(水産業)の姿も変わって参りました。


5,000㌧超...③

2024年01月24日 | 日記・エッセイ・コラム

新聞発表等によると、銚子港の23年水揚げ量は18万8,965㌧。前年比約20%減。数量
ベースで見ると約5万㌧減。水揚げ量が20万㌧を割り込んだのは2002年以来。21年ぶり
だそうです。他方、金額ベースでは19%増の272億8,103万円(前年比約50億円増)

水揚げが大幅に減少して、魚価は大幅増...。立ち位置によって悲喜こもごもと新年に掲載した
所以であります。18日の5,000㌧超水揚げ時は、平均単価108円/kgだったとのこと。
単価は昨年並みも、一昨年同月は47円であったことを鑑みると倍以上の跳ね上がり...であります。

一般的に言って、売れなければ仕入れられない...のですが、状況を見ていると実需に対応しての
魚価高ではなく、“魚が無い”(仕事が無くなるかもしれない)という心理的な圧力によるものでは
ないかと言う見方が多いです。すべからく無常(常無し)でありますが様相は大きく変化...。

かつて(10年以上前ですが)イワシやサバの水揚げ後の選別作業員を行っていたことがあります。
当時は5,000㌧/日、6,000㌧/日と言う日が結構ありまして、そんな日は水産会社の
みなさんほぼ徹夜...でしたが。この風景も変わってきたように感じています(続きは次回に)

5,000㌧超...②

2024年01月23日 | 日記・エッセイ・コラム

業界紙、水揚げ速報等、各種データを見ますと、漁場は宮城県南部から茨城県北部。18日の
漁獲は8,000㌧を越え、このうち5,500㌧が銚子港に運ばれたそうであります。これ
またいつもの解説ですが、漁場はいわゆる三陸沖。そのうちの多くが銚子港で水揚げされた...。

銚子以北の太平洋側には全国的にも名だたる漁港が揃っておりますが、イワシ単品を5,000
㌧超/日に受け入れられる漁港は少ない(ほぼ無いとのこと)。これだけ大量の魚を受け入れる
港湾設備、買い受けられる水産会社の力、保管できる冷凍冷蔵庫群、配送車、氷、資材...。

船の方々は“高く売れる”港に入る訳であります。受け入れ可能な港湾設備を持っていたとしても
そこに入ると魚価が安い...となると船は入港してくれません。水産会社(仲買人)の方々もその
ことは良く心得ており、この信頼関係が銚子港の水揚げ量に直結しているのです...。

商売ですから、一円でも安く仕入れて、一円でも高く売りたいのが常道。船の方々に入港頂く為
に他所よりも高く買うとなれば、魚の価値を高めて一円でも高く売りたい...。その価値が鮮度で
あるならば、早く・早く・とにかく早く....。殺気立つのは当然です(続きは次回に)

5,000㌧超...①

2024年01月22日 | 日記・エッセイ・コラム

先日、銚子港にてイワシの水揚げ5,000㌧超...。時化続きで閑散としていた銚子港が一転、
殺気立ったような雰囲気に変わりました。イワシは読んで字の如く魚へんに弱い...。要するに
鮮度が命の魚です。“揚げただけ”では終わらず、その後の処理との連繋プレーが最重要です。

水揚げはまず、見本が並べられてからセリが行われます。専門家の方々に聞くと見本の良し
悪しだけでなく、どの船がどの漁場で獲ったか?この見本は船倉の前方であるか後方であるか?
漁獲された船との関係、相性や、船体の揺れによるキズ等も勘案しているそうです...。

セリ落とした業者さんは速やかに配送車を手配...。一番最初に落とした方は船倉の上の方から
魚を取り出すことが出来る(状態が良い)反対に遅ければ遅いほど船倉の下の魚(上の魚や
氷の重さで魚が傷む可能性が高い)配車~積込み...この一連の連携はもはや名人芸の領域です。

配送車に積み込まれる量は(一台あたり)概ね10㌧。5,000㌧超上がると単純計算で
10㌧車がのべ500台必要となります。この風景を見ると漁業とは魚を獲るだけの産業では
なく、前浜の水産会社、配送、製氷、資材...オール地域の総合力と...。この話題少し続けます。

鳥の巣!

2024年01月21日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日まで鳥の話題を掲載しておりましたが...。写真...、普通の“焼きそば”。その上に“おでん”
の卵が載っている...。誰が付けたか不明ですが通称・鳥の巣...と。高校時代の部活の帰りに
ほぼ毎日と言っても良いほど通ったお店...。まだ営業されていると聞きましたので。

もちろん昨日までの鳥の話題とは無関係。先日知人から誘われましてこの懐かしいお店に
行って参りましたので掲載致しました。銚子市内、殊に市立銚子高校、銚子四中(現・銚子中)
のOB、在校生なら誰でも知っているであろうお店。夏はかき氷、冬はおでん...。

歳を重ねて参りますと、友人たちと昔話をする時など学校の風景だけではなく、こういう
部活帰りに立ち寄ったお店での出来事の中に思い出話が詰まっているものです。殆ど他愛ない
内容ですが、他愛ない内容と言うもの...後日かけがえのない思い出になったりするものです。

当時(私が高校生の頃)、銚子にはコンビニなく。ファーストフードのお店はちらほら出来て
おりましたが、いつも行くのは馴染みの個人店さん。“鳥の巣”...何十年振りかで食べました。
変わらぬ味に感動...。食べながらすでに40年近く前のこと...次々と蘇って来るようでした...。


この風景を見て...②

2024年01月20日 | 日記・エッセイ・コラム

昨年、鳥インフルエンザの被害に遭った知人養鶏家は、この風景を見て笑いながら怖いね...と。
だけど鳥が悪い訳じゃないからね...と付け加え。根っから鳥が好きな方であるし、経済動物と
して採卵鶏を飼っていて、それを生業(なりわい)にしている訳ですから...。

鳥は好きだけど、自らの生業が営めなくなる恐れがあるので怖い。また他の知人は幼少期に
鳩に突つかれて以来、それがトラウマになって鳥全般が怖く、50を過ぎても治らない...と。
怖いにも様々な立場があるものです...。どちらの怖いも、人間様の言い分だけですが...。

然らば鳥の言い分は?と言えば、言葉が発せないので分からない。鳥が言葉を...何を言ってる
のですか?となりますが、鳥が人間だとして外国の方だったら?意見を言いたいけど言えない
方だったら?...等々、多様な方々が集まる“場”にはそういう配慮が必要なことも多々あります。

恐らく鳥は生存本能から北方より越冬に来ているだけかと思います。共生、共存、多様性...、
年頭からこのような言葉に接することが多く、綺麗な言葉を語る前に各々の生存本能について
配慮を...ということ。同じ風景を見ても感じ方は人それぞれであることを理解すべし...と。


この風景を見て...①

2024年01月19日 | 日記・エッセイ・コラム

いつもの特別鳥獣保護区にて...。この風景を見てカオス(混沌)としている、白鳥今年も来たか...、
癒される、はたまた恐ろしい...。見る方によって感想様々であると思います。私は、また白鳥の
季節になった...。遠路はるばる健気だな...そんな感想一辺倒でありましたが...。

仕事仲間はこの風景をカオスの象徴とか多様性とか言っておりました。白鳥がいる雁も鴨もいる。
いろんな“種”がいて、全体として調和している...と。また知人(養鶏家)は昨年、鳥インフルエンザ
の被害に遭い、散々な目に逢いまして...。さらに別の知人はそもそも鳥が大嫌い...。

それこそ“立ち位置”や個人の感覚によって同じ風景なのに感じ方はそれぞれ...。確かに多様性と言う
概念を理解する一助とは思いました。鳥が嫌いな人にこの風景見せて、壮観でしょう?癒されるで
しょう?と、知らなければまだしも、鳥嫌いを知っていてお連れするのは悪質な嫌がらせ...かと。

何で鳥が嫌いなんですか?というのも野暮、愚問...と言うものだと思います。何らかの理由はあるか
もしれませんが、嫌いなものは嫌い。これで終わり。それで終わらず何故?どうして?と詮索する
のは人間関係が壊れるだけ...。と書きながら、ついやってしまうな~と(続き次回に)

ダイコン畑(その風景)

2024年01月18日 | 日記・エッセイ・コラム

屏風ヶ浦の上から海を眺める機会はそれほど多くありません。たまたま今回は畑の所有者さんの
案内で奥の奥(突端付近)まで行くことが出来まして、その絶景に圧倒されました。こんな風景
見ながらの農作業は楽しいでしょう...という場違いの発言、叱られましたが...。

物見遊山で行った私と、プロとして時に過酷な自然環境と戦う生産者では全く比べ物にならず、
不用意な発言を恥じておりますが...。それにしても絶景でありました。屏風ヶ浦のその地層まで
クッキリと...。銚子商業の有名な校歌の一節、海と陸との戦いの...場であります。

目を海に転じれば、遮るもの無き太平洋でありますが、この場はこれから本格的な工事が予定
されている銚子沖洋上風力発電の風車群の予定地。関係者の方々に聞くと、この場に31基の
洋上風力(風車)。高さは250m、羽の長さは一枚100mにも達するそうです...。

またこの屏風ヶ浦は、宮崎・高知を主力とするマグロ延縄船団の方々が、北風が強い時に退避
する天然の要害(ようがい:地形の特徴で守りに有利な地⇒漁業者を強風から守るところ)
銚子名産のダイコン・キャベツ畑前に広がる洋上風車群...。どんな景色になることでしょう...。

ダイコン畑にて③

2024年01月17日 | 日記・エッセイ・コラム

太く長く、真っすぐに作るにはダイコンさんが伸びて行く土中に障害物があってはならず...。
障害物があったり、土が硬かったりするとダイコンさん曲がる...。曲がると機械処理が出来ず
或いは曲がったところを切り落とすので無駄がでてしまう...。故にベットはフカフカ...に。

当日はほぼ無風でお天気良く、ずっと海を眺めていたい気分になりましたが、思い返せば
ここは太平洋を望む断崖絶壁の先端部...。台風銀座(ちょっと古い表現でしょうか)であり
ます...。ひとたび台風が猛威を振るえば、この場所全滅...。リスクも大きいのです。

同行した加工用ダイコンの購入者の方々(農産物加工メーカーさん)、一様にこのダイコン
のレベルは非常に高い...と。これは銚子と言う産地が長年に渡ってダイコン作りのノウハウ
を蓄積してきた賜物である。先人達から続く銚子農業の伝統に感謝と言うことでしょう...。

焼き魚にダイコンおろし、刺身にツマ...、水産業が盛んな街(銚子)で、このダイコンが
これだけ生産されていること、たんなる偶然では無い気がします。相互に不可欠の存在...。
ダイコンおろしの無い焼き魚、ツマの無い刺身...。想像できますか?.....。