銚子・角巳之・三代目

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待望の(サバ)...。

2018年11月28日 | 日記
鯖缶人気が凄まじい...。サバ寿司も、輸出も、もちろん家庭でのサバ味噌もあれもこれも...。
銚子港の水揚げも、サバ水揚げの如何によって大きく左右されている昨今でありながら、
なかなかサバが揚がらず、もしこのまま揚がらなかったら...という関係者の不安を
あざ笑うが如く、一昨日の(銚子港)サバ水揚げは5,000㌧超...。北太平洋の漁獲は
当日、11,000㌧もあったようで、このうち5,000㌧が銚子へ、4,000㌧が
八戸へ、残りは他所へとなったようであります。ちょうど関西からお客様(水産関係者)
がお越しになっており、この光景を見ながら、信じられない...と。当日は朝から晩まで、
私の事務所の目の前の道路は、乾くことなく、水揚げされたトラックがビュンビュンと
一日中、途切れることがありませんでした...。いわゆる寒サバと呼ばれる、一年で最も脂が
のって美味しいサバ...。銚子漁協発表資料によると、昨年の銚子港水揚げに占めるサバ割合は
数量ベースで47%、金額ベースで35%であります。昨年もこのままサバの水揚げが
なかったら?と関係者一同、心配していたら11月~12月に掛けて怒涛のサバ水揚げラッシュ...。
サバ頼みの水揚げ構成で、事業としてはどうなの?という事でありますが、そこは港町、
水揚げがすべてを癒す...と言うところでしょうか。理屈を抜きにして、港町には水揚げが
必要だ...。ただそれだけを感じております...。



調理師大会

2018年11月21日 | 日記

今年も千葉県調理師大会に行って参りました。気が付けば今年で13年目...。
千葉県各所より、プロの料理人の方々が多数参集し、料理の腕を披露したり、
情報交換したり、お店の方々の束の間の慰労をされたり...。長年参加させて
頂いておりますので、多くは見知った顔...。ですが顔ぶれはあまり変わらない。
13年という時は、容赦なく過ぎているという事なのでしょう。
皆さん地域を代表するような飲食店、地域経済の余波がそのまま現れている
ように思います。宴会減ったね~、景気が良いの都市部だけだね~、そんな声
あちらこちらで...。むろん現状を嘆くばかりでなく、プロは様々な工夫を
重ねられている訳でありますが...。地域活性化などと言われますが、端的に
言えば、地域の外で稼いで、内側で使う事...。観光も一つの切り口なのでしょうが
それが産業として成り立っているところは少ないかと...。この地域に、お蕎麦屋さん、
お寿司屋さんなど飲食店は何軒あるのだろう?それは10年前と比べて、どうなんだ
ろう? 地域貢献と言うけれど、飲食店さんへの貢献は食べに行くことじゃないのか?
そんなことを考えながら、最近私の頭の中でうごめいているある格言が頭を過ります。
道徳なき経済は罪悪であるが、経済なき道徳は寝言である...。包丁一本で生きてきた
プロ料理人に接し、寝言抜かしている前に、稼いで使え..。そんな声が聞こえて
来そうでありました...。

一蓮托生③

2018年11月20日 | 日記
マインドシェア...。直訳すれば、心の占拠とでもなるのでしょうか。
〇〇だったら、〇〇...。お魚だったら銚子。コロッケだったら~屋さん。
心が疲れたらあそこに、その他諸々...。要するに、何か思い立った時、
最初に顔が浮かぶ、風景が浮かぶ、商品が浮かぶ...、そんな存在になりたい
ですねということで...。また会いたい、また食べたい、いわゆるリピーター。
今回の対象は中小スーパーマーケットでしたので、圧倒的な品揃え、安さの
大手に対抗していくためには、このマインドシェアを高めるしかないじゃない
ですか...。この論調が貫かれておりました。レッドオーシャン、ブルーオーシャン
など流行の横文字も並びしましたが、これまた要するに同じ土俵で勝負できる
わけないじゃないですか?なのに、勘違いからか、同じ土俵に乗ってしまい
弾かれる...。不特定多数1万人のお客様を得るより、熱狂的な100人を。
確かに有効な選択ではあるものの、熱狂的な100人は時に面倒くさいし、
煩わしさすら感じることも...。ただしこの面倒くさい事、煩わしいことを避け
続けた結果、マインドシェアは低下し、気が付けば真っ赤な海のど真ん中に..。
すでに地域は一蓮托生...。地域を挙げてマインドシェアを高める努力を。
そう思った次第であります。

一蓮托生②

2018年11月19日 | 日記
セミナー参加者は、“地域”、“中小企業”、“食品(関連)産業”とその周辺
(金融機関、漁協、農協等)の方々でありました。変化のスピードが速く、
大きな構造変化の真っ只中にある昨今、常に学び、成長し続けねば即...死。
中央、大手と書くと、何か対立構造を煽っているかのように伝わってしまう
かもしれませんが、その大手、巨大戦艦ですら、さらに大きな黒船の脅威に
晒され、生きるか?死ぬか?なんて言われている時代であります。いわんや地域、
中小企業をや...であります。AIが伸長し、職を奪われる、異業種が進出し
破滅競争も最終章を迎える、そんなこんなTVでもネットでも盛んに喧伝され
ている今、しからばあなた方は地域で、中小企業として、いかに生きていこうと
されているのですか?セミナーでは常に、そう問われている感覚がありましたし、
自らも日々常にそのことを考え、具体的に行動し、修正し、また行動の繰り返し、
試行錯誤の連続であります。繰り返し語られていたこと。これがキーワードに
なるのだろうと思い、注意して聞いておりました。特に記憶に残っている事、
マインドシェア...。


一蓮托生①

2018年11月18日 | 日記
私の不始末で、更新が大変遅れセミナーの報告を臨場感を持ったまま
お伝えすることが出来ませんでした...。自分に都合の良いように解釈
すれば、臨場感はないけれど、時間が経過しても頭に残っている事、
これが鮮明になるか...と。さて、セミナーはスーパーマーケットを中心
とした小売業(特に中小企業)と、その関連の方々(メーカー等)が参加
しておりました。全国各地から今回は800名超の参加だったようです。
会場は大阪リーガロイヤルホテル。伝統ある非常に居心地の良い空間で
快適に過ごすことが出来ました...。参加者の中には地方銀行、農協、
漁協...の名前もちらほら...。一瞬、何故?と思いましたが...。そう、
もはや地域小売業も、同地域の金融機関も、漁協、農協もすべからく
運命共同体になっていることの証左なんですね。私は融資しただけ、商品を
運んだだけ...。そんな部分、部分の最適を重ねても、地域全体を見ると
日に日に活力が衰えている(ように感じる)のは何故か?ということ
ですが...。一蓮托生、良い意味でも、悪い意味でも地域すべてが運命共同体
である。まずはこれを痛切に感じた訳であります。




災難続きで...。

2018年11月17日 | 日記
溶連菌なるものに感染し、出来るだけ人に会わないようにして、除菌確認が
出来て、西へ、東へ出張ラッシュ...。いつもの日常に戻り、さあセミナーの
報告でも書くか...と思って、椅子に座ろうとしたら...ビリビリ...と。
いわゆるギックリ腰であります...。これは痛いです。日常生活にも支障が
出るくらい...。もともと腰痛持ちで、対策はいろいろと講じておりましたが...。
おっさんになったんですよ。という事ですが、対策も年齢と共に変えていかねば...
と、この2ケ月間の出来事から反省しきり。であります。勝手に災難と思っていま
したが、考えてみれば、時間がない、忙しいと言い訳しないで、自分の体をもう少し
労われば、避け得たかもしれない状況...。自営業で、代わる人がおらず、取引先
各位からの自覚を。の言葉が心に突き刺さっております。幸い、今は症状も緩和し
仕事に大きな穴を開けることもなかったのですが、ご心配をお掛けしたこと、深く
反省するとともに、これ警鐘として、自戒の念を。写真のカモメ...。じっと見て
おりましたが、お前、自覚を持て。と叱責されているような気分でありました。


セミナー参加①

2018年11月06日 | 日記
京都から大阪へ...。大阪は何年振りか忘れるくらい長い間、訪れており
ませんでしたが、非常に活気のある大好きな街の一つであります。
28日(日)の夜にセミナー会場であるリーガロイヤルホテルに入り、
気が付いたら丸二日間、ホテルの中で缶詰状態でありました。それでも
時間の経過を忘れるくらいの充実した2日間でありました...。
そこで語られていたことは何か、曰く、中小小売業が生き残っていく
為に変わることを恐れず、挑戦していくこと。しかしながら参加者の
顔ぶれを見ると、地域の小売業を中心に農協、漁協から金融機関まで多種多様...。
何故?ということですが、今回の主役は地域の食品スーパーマーケット。
考えてもみれば、地域のスーパーマーケットが倒れれば、そこに食材を
納入している生産者や業者も、金融機関も共倒れ...。要するに一蓮托生で
あり、決して他人事ではないんだ...。ということであります。みな真剣で
あり、その姿に接するだけでも大きな刺激であり、参加した意味があると
いうものであります。競合の激化、しかも世界的大企業や異業種との闘い。
さらには人手不足、人工知能の発達や、100年に一度と言われる構造の
大変化...。様々な発表、大変興味深く、振り子が大きく揺れている...と
感じた次第であります。続きは次回に。写真はセミナーとは一切関係なく、
ある日の銚子・海鹿島海岸付近...。明日は東京食肉市場(芝浦)におります。
この模様はセミナー報告の後にでも。

西へ③

2018年11月05日 | 日記

携えた本(旅する力)にこんな表現がありました。
夢見た旅と余儀ない旅...。そして旅とは家を出て、遠くに行き、
その途上にあるもの...。始まりがあり、必ず終わりがある..。
途上にあり、自ら作り上げていくものだ...、故に人生は時に、旅と
例えられる...。夢見た旅、まさに自らの意思で、あそこに行ってみたい、
あの風景を、あの食事を..。そして余儀ない旅、商用か帰省などで
自らの意思に関係なくいかねばならない旅...。まだ何者でもない若い頃、
それが余儀ない旅であっても、遠くに行く途上にて、そこで見たり、聞いたり
感じたりすることすべてが感動的で、将来への希望に思いを馳せる...。
50前後にもなると、終着駅が見えるような気がして、半ば諦めの境地が
視界を狭くする...。希望と諦め、終着駅が想起できるか否か、来し方、
行く末を考える大きな契機となりました。故に人生は旅である....。
写真は京都駅と伏見稲荷。京都に着いたのは午後6時すぎだったのですが、
どうしても伏見稲荷に行きたくなり、閉山承知で訪れたら沢山の人だかり...。
外国人観光客の方々が大半でありました。伏見稲荷・お稲荷さんの頂点。
折しも弊社の神棚に鎮座しておられるので、御礼をと思い参詣。千本鳥居
をくぐり...。夜の伏見さん、非常に良い雰囲気でありました。


西へ②

2018年11月04日 | 日記
写真は名古屋駅。有名なツインタワーであります。
最近、本を読む時間が少なくなっているのに気付いておりました...。
車での移動が多く(殆ど?)となり、移動時間は、同乗者がいればコミュニケの場、
いなければ考え事の時間...。運転しながらの考え事は、危険でもあり、改めねば
なりませんが...。要するに移動時間中に本を読むという習慣が無くなった...。
かつて会社員であった頃は、出張の道中が貴重な読書時間でありました。
今回、その往時を思い出しながら、存分にその時間を満喫させて頂きました。
携えた本は、深夜特急ノート、旅する力...。以前掲載したかと思います。
若い頃はお金はないけど時間はあるので、時間でお金を節約する。大人になったら
時間を買って時間を捻出する...。会社員になって出張と聞くと、何故かワクワク
して、あれやこれやと思いを巡らせておりました...が、それも束の間、慣れて
くると感動が薄れ、仕事の目的を果たすことしか考えていなかったような...。
幸か不幸か13年前に会社員を辞め、出張と言う機会が激減しておりました。
故に、いろいろなことが頭に浮かんできたのであります...。


西へ①

2018年11月03日 | 日記
10月28日(日)から30日(火)まで関西方面に行って参りました。
流通関係のセミナー参加が主目的でありましたが、既報の通り、途中、
名古屋にて熱田神宮、その他の寄り道をして参りました。久しぶりの関西、
新幹線...どころか、電車に乗ったのも半年ぶりくらい...。東京駅で息が
切れ、自らの不摂生、嘆くことしきりでありました...。さて写真は熱田神宮。
草薙剣は拝見すること叶わないですが、これは心眼で...。代わりに宝物館
にて様々な国宝、重文の刀剣、拝見しました。何と言いますか、見る者の邪念を
切り裂くような、そんな威圧感。心を試されているような感覚にすら..。
熱田神宮は非常に格式高く、杜全体の空気も違っていたように思われました。
そして人が親切...。かなり敷地面積が大きいので、あちらこちらで迷い、
その都度、尋ねましたが、みなさん快く教えてくれて...。出張の最初の訪問地
で親切にされ、気持ち良く感じると、その後の出張すべてOK。そんな気になる
ものです。幸先の良い始まりでありました。