銚子・角巳之・三代目

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リ・スタート

2019年03月30日 | 日記
新しいと思っていたパソコンも、どんどん古くなり...。仕事に支障が出るレベルとなって
おりました...。プロにお願いし、現在、入れ替えその他を行って頂いているところです...。
あのまま使い続けても、恐らく暫くは問題はなく...。しかし、これまた恐らく突如と
して壊れ、大切なものを無くし、もっと早く交換、あるいはメンテしておけば...と後悔
したことでしょう...。故に予兆に気付いたら、グズグズしないで即行動...。
しかしながら、パソコン入れ替えたは良いけれど、あのパスワード、このID...、整理整頓
出来ない自らの怠慢をすでに後悔しております...。いつものように何気ない日常から教訓
でありました...。来週半ばには、新たな環境で再び更新して参ります。そういえば、来週から
4月、新元号も発表されるようですし、リ・スタートには最適の時期であります...。
写真はいつもの風景でありますが...、これまた見る位置を変えると、何故か新鮮な感じが
致します...。

猫侵入...。

2019年03月26日 | 日記
昨日夕方、事務所(2階)に猫が侵入..。飼い猫か野良猫か不明ながら、顔の穏やかさ
から恐らく飼い猫か...と。目が合ってビックリしたのでしょう、事務所内を走り回り、
やがて事務所隅の一角で丸くなり、そのままじっと動かなくなりました...。
一同、これは招き猫、手荒なことはするな...ということで推移を見守りましたが、
お帰り頂く気配無く。事務所からも一人帰り、二人帰り、やがて私一人...。このまま
帰れないし、何とかお帰り頂けませんかと話しかけても、通じる訳なく...。近寄ると
猫特有のあの威嚇のポーズ...。困った困ったで、時計の針はどんどん進み..。触ったら
噛みつかれそうで、どうしようか思案しておりましたが、すでに零時近くになってしまい
意を決して...。完全武装し手で捕まえて、お帰り頂きましたが、体はブルブル震えており、
大量のお漏らしを...。猫も怖かったのでしょう...。本日、事務所内は猫のおしっこの匂い
が充満しておりました...。そんなこんなで本日の教訓。自分も噛みつかれそうで怖かったけれど、
相手(猫)はもっと怖かったようだ...。どうしよう、どうしようといたずらに時間を浪費して
問題解決に至らず...。これは自分にとっても相手(猫)にとっても良い事ではない。覚悟を
決めて、手で掴む...。早く覚悟を決めれば4時間も早く帰れたのに...。あの4時間で、
あれが出来た、これが出来た。早く休めた...。猫だって怖かっただろうに...。早く解放
してあげればよかった...。仕事も、あれもこれも同じだな...と。写真は過日、徒歩圏内
に停泊していた船の一コマ...。カモメとサギのツーショット。意外と多くの動物に囲まれた
生活環境であります。

バン

2019年03月24日 | 日記
岸壁付近で、このような光景、良く見掛けます。停泊中の船舶・船首下部、バルバスバウ
(波の抵抗を減らす装置)の上に、数羽の鳥...。10年ほど前、これはウだろうと、
書き込みしたら、いやいやバンですよとご指摘を受け...。以来、これはバンであると。
バン、オオバン、水鳥の仲間で、いろいろ種類があるようですが、私には詳細不明...。
水鳥なのに、水かきが無いものがいたり、しかも水かき無いのに体をよじらせて結構早く
泳ぐものがいたり...。この付近、野鳥観察の愛好家の方々が多く、聞いてみるとカモメ
に限らず、非常に多くの種類の鳥たちが生息しているのだそうです。言われてみれば
確かに種類多いかもしれない...。鳥見て面白いですか?と、大変失礼な質問してしまい、
この鳥たちを見るために2時間、3時間かけて来たんです...。地元にいながら興味ない
なんてもったいないですよ...。先日の釣り同様、あまりに身近で有難さや価値に気付かず。
もったいないと言われ、う~ん、そうですかね...でありましたが、何も感じない。から、
ああ鳥がいる。になって、今はバンがいる、カモメがいる...。不思議なことにそう思考が
変わると、何故か見慣れた風景も少し違って見えてきたりしています...。

視点を変えると..。

2019年03月23日 | 日記
これまた突然ですが、朝の連続TV小説...。現在はカップラーメンの誕生秘話
でありますが、初回から何らかの方法で見ております(再放送やら、週末のまとめ
放送やら..)何かを産み出す方々の、ある種、狂気に似た激情..。そしてその域に
達した者だけに訪れる、一瞬の閃き...。人間ドラマとしても大変面白く...。
先日の内容、固定したカップに麺を入れると上手く行かない...。どうしたら....。
で、カップを固定せず、反対に麺を固定してカップを動かしてみたところ...。
私事ですが以前、鉄のシャフトにベアリングか何か、円盤状のモノがくっ付いていて
離れない。外してくれと言われ、万力にシャフトを挟んで、馬鹿力...。全く動かず。
悪戦苦闘している最中に鉄工所のプロが登場し、今度は円盤状のモノを万力に挟んで
シャフトの端をハンマーで一撃...。簡単に外れた..。そんな光景を思い出しました。
押してもだめなら、引いてみな...。目的を達成しようというあまり、どんどん視野が
狭くなり、もはや打つ手なし...と諦めたくなってしまうこともありますが、そんな
時ほど視点を変えて...。写真はいつも道路側からT字路・目前の海(正確には利根川
河口)を見ている風景を逆から見たところ...。何となく、映画の撮影にでも使われ
そうな..。もう少し坂の勾配があって、路面電車でも走っていたら、勝手に想像して
おりました...。

シーバス(ルアーマン)

2019年03月23日 | 日記
私、魚釣りが大好きでありまして...。銚子に戻れば、快適な都会生活を放棄した
代償として、釣り三昧の日々であろう...と、淡い期待をしていたのですが...。
甘い、甘い...でありました。この10年、船で2回ほど、磯も岸壁も数えるほど...。
これ現実。そんなものなのかもしれません...。結局、面倒くさいだけ、本当は
そんなに好きじゃないのでは?などと、言われそうですが...。以前、定年後に
釣り三昧の方に言われた事を思い出しました...。好きなことは定年してからタップリ
などと考えてはいけない。現役時代にこそ、忙しい合間を縫って没頭し、明日への
活力を得るのが、趣味...。さて、大河の下流域、船の往来も多く、活性が高い。
エサが豊富、テトラ等、魚の住処がある...これだけ揃えば、アイツらがおります。
シーバス(スズキ)であります。30センチくらいのセイゴ級でも、強烈な引き...。
40年ほど前、写真の場所にて(当時はルアーではなかったですが)、入れ食い状態を
経験し、未だにその引きが忘れられず...。時々写真付近を散歩しておりますが、
やはりいましたルアーマン...。当日はあいにくの強風で難儀していたようですが、
釣れたか否かより、ただ黙々とルアーを投げることに意味がある...。東京から2時間
かけて来ましたと言ってました。この場所、私は歩いて10分ほどで着くのに...。
あまりに近すぎて有難さを忘れる...何事も。いつでも行ける、いつでも出来る...、
そういえば東京生活で、そう思いながら行けなかった(出来なかった)事、銚子に戻って
後悔した...。釣り道具、引っ張り出して磨いておこう...。そう思った次第であります。

専門誌!

2019年03月22日 | 日記
世の中には実に様々な専門誌があるものです。その道のプロ、愛好者、興味ある人
にとっては発刊が待ち遠しいこれらも、興味、関心ない人にとっては....。
ただし、時に何かのキッカケで興味が湧いたり、人から勧められたり、そして
読んでみたらハマった、何かに気付いた...、そんな化学変化もあろうかと思います。
写真は日本刀の専門誌...。私は小学生の時に少々剣道をかじったくらいで、居合を
やっている訳でも、刀を愛でる審美眼を有している訳でもなく...。さりながら、
これが妙と言うべきか...。銚子で水揚げされる特殊なサメ(コロザメ)。実はこの皮、
古より日本刀の柄の部分に用いられ、珍重されてきたとのこと...。このブログを通じて
出会いがあり、後にその方、達人であることを知り(写真の雑誌で特集されてました)
、恐縮しきりでありましたが、サメの皮を携えて、厚かましくも工房にまでお邪魔して..。
資源としてのコロザメ、地域の漁師さん、様々なことにご配慮頂き、定期的に銚子のサメ
皮、ご購入頂いております。銚子の魚は食べるだけじゃなくて、こういう価値があったのか?
それに気付かせて頂き、大変感謝しているところです。この記事、ご覧になっているかも
しれません...。月間・秘伝。漸く購入できました(本日、私的な内容ご容赦を)



イカ・セロリ

2019年03月21日 | 日記
最近は順調に更新しておりましたが、年度末の慌ただしさにかまけ、更新を怠り...。
自らの弱さが露呈してしまいました...。誠に申し訳ありません...。たかがブログの
更新と言う方もおりますが、拙いブログであってもご覧頂いている方がおり、私も
そういう方々が“いる”...と言うだけで、何故か嬉しく、毎日の原動力になっている
ことは事実。更新を怠ると、罪の意識に苛まれ、特定できているあの方、この方の
顔を思い出し、また、まだ見ぬ読者の方々に思いを致し、気持ちが沈んでおりました..。
言い訳この辺で...。これからも肩ひじ張らず、時にサボりながら気まぐれで更新して
参ります。さて写真、お酒のつまみで売っているイカの燻製(酢イカでも、さきイカでも
良いようです)と、セロリ...。それを某メーカーさんのヒット商品“かんたん酢”で和えた
“だけ”のもの...。騙されたと思い、一度食して頂ければ...。数年前からお気に入りの逸品
であります。またセロリ、以前は大嫌いでありました。食べる理由が分からないなど、大変
失礼なことを言っていた時期もあります...。数年前、知人のセロリ農家に騙されたと思って
...と勧められてから評価大逆転...。何でもセロリは栽培が難しく、美味しいセロリを作る
にはある種の名人芸が必要だとか。その名人が銚子にいるんです。これから暖かくなるにつれ、
このイカ・セロリが美味しい季節。是非お試しあれ...。ということで、これからも気まぐれ
で更新して参ります。引き続き宜しくお願い致します。

ショウサイフグ

2019年03月19日 | 銚子の魚
ショウサイフグを見付けました...。銚子でフグと言えば、これ...。
時に、トラフグも見かけますが、これはごく稀...であります。
フグはフグですので、肝臓、卵巣に猛毒。身は弱毒に分類されております...。
当然のことながら、フグ調理の有資格者が調理したモノ以外は食べられず。
かつ自己責任で...。弱とは言え、毒に分類されている身を食べて大丈夫か?
という事ですが、元来、身は無毒。ながら海域等によって若干毒性のあるものが
見受けられることから弱毒に分類されているようです。この弱...ですが、確か、
1kg以上食べなければ致死量に至らない。フグを1kg以上食べる人はいない
だろうという前提なのだそうです。スーパーマーケット等ではほぼ販売されて
おらず、地元消費がほとんど。何も、ショウサイフグ食べなくたって...と、
思われる方もいるかもしれませんが、これがこの魚の厄介なところ...。抜群に
美味しいのです。冬場の鍋、春先の唐揚げ、干物(天日干し)...。私はショウサイ
の天日干し、あまたある銚子の干物の中で最上位と思っておりまして...。

機・敏、決・断

2019年03月18日 | 日記
もう30年以上前でしょうか、TVのCMで、当時有名な政治評論家さんが、
機を見るに敏!、事を決するに断!と、叫んでいたのを何故か覚えております。
何のCMか忘れてしまいましたが...。仕事は段取りと始末。と、教わって参りました。
そして始末が出来て一人前。始末が出来ずに同じことを繰り返していると、やがて
信用を無くす...。先輩方の忠告、社会人生活30年近くなり、身に染みております。
まさにその通りであります。ここでいう機は機会、チャンスの事でしょう。
30年前に比べて、制度や働き方は大きく変わり、機会は増えている...。
しかもスピードが速い。ゆっくり上手に。よりも、拙くても速くが求められている時代...。
まさに“敏”...。グズグズしていると機会を逃すどころか、大きな痛手を...。
一方で、それに対する責任やリスクも伴う。で、始末。決意では弱く、必要なのは決“断”...。
断じて決する。言い訳を断つ、退路を断つ...。右肩上がりの時代が終わっている昨今、
何をやるか?よりも何をやらないか?、何を増やすか?よりも、何を減らす?か...。
均一に減らしました。は、愚の骨頂で、まさに機・敏、決・断の視点が必要か...と。

パス...。

2019年03月17日 | 日記
銚子の海岸線を車で走っていると、写真のような風景に良く遭遇します...。
もうすっかり慣れてしまいましたが、観光客の方など、新鮮な驚きがあるようです...。
さて唐突ですが、本日はパス...。スポーツ(球技)のパス..。サッカーであれ、
バスケットであれ、シュートを放ち、得られた得点の多寡を競うゲームにて、その
シュートに入る前の展開で、移動する際などに用いられるパス...。得点に絡むパスは
アシスト・パスなどと呼ばれ...。先日、あるサッカー部のOBと会い、そのパスの話に
なりました...。パスはどこを目掛けて行うのか? 仲間の選手が“今”居るところじゃ
ないよね。パスはその選手が“これから”行くところ...。その場所を予測したり、練習で
クセやフォーメーションを確認したり...。今いるところにパスを投げても、すでに仲間は
おらず...。あまり前に出し過ぎると取れず...。しかもディフェンスが張り付いていて、妨害も
される...。こんな他愛ない話であったのですが、何か思うところありまして...。
今の最適ではなくて、これからの最適。いいパスだったと自画自賛しても、仲間が取れなければ
ただのパスミス...。易しいパスはディフェンスの餌食となって逆襲を喰らう...。また、
パスは手段であって、ゲームの勝敗はシュートの入った数が多い方...。いくらパスをしても
シュートを打たなければ...。外したらどうしようと弱気になって、打つべき人が、打つべき
タイミングで打たないと、チームのリズムはガタガタになり...。話があちらこちらに飛びました...。
が、何故か、仕事の取り組み方に大いに通じるところがあると思う、元スポ根であります...。



新芽(カサブランカ)

2019年03月16日 | 日記
昨年の今頃、恒例の南房総にてカサブランカの球根を頂き、鉢に植え、
成長を見守っていたところ、芽が出て、大輪の花が咲いて...。写真は
バックナンバーに...。で、その花が枯れ、お疲れさま、有難う。の後、
このあとどうするのか?となりまして...。専門家に聞いたところ、茎の
下部を切り、そのままに...。運が良ければ来年また芽が出て、花が咲く
かも...と。ずっと外に出して、特に何もしていなかったのですが、先日
良く見てみたら、芽が...。これまた専門家に聞いたところ、間違いなく
カサブランカの芽であると。昨年夏の猛暑、度重なる台風、冬の寒さ...、
幾多の試練に耐え、新たな息吹が...。ちょっと感動であります。
今年もまた成長を見守りたいと思います。楽しみです。可愛がり過ぎて、
あるいは放置し過ぎて枯らさないよう...。

戦闘経済学の法則

2019年03月15日 | 日記
昨日の続きかもしれません...。また数年前に掲載した...かも。
戦闘経済学の法則...なる用語、一般的に認知されているかどうか不明でありますが、
20年以上前に読んだ書籍の中にあった一説。あるいはその書籍の著者の方の造語かも
しれませんが、その内容、今でも諳んじられるほど記憶の中にありまして...。
(記憶違いであればご容赦を。ただし、その内容はなるほど...と)
曰く、戦闘に投入できる戦力量は、その兵器体系の精緻さの水準に反比例する...。
要するに兵器が近代化し、その構造が精密になればなるほど、稼働力は低下する...。
当時は折しも湾岸戦争の直後、砂漠の嵐作戦に投入された近代兵器は、その精密部品の
中に砂が入り込み、故障が相次いだ...。この事、現在に至るまで様々な場面で思い出し
ております...。能力は上がっているはずなのに、投入すべき場を間違えると...。機械の
性能に安住し過ぎて、故障したら何もできず...などなど。自分を含め、周囲で良く見掛け
ます...。写真は本文とは無関係でありますが、巻き網船の帰還風景。そういえば漁船も、
どんどん近代化し、魚群探知の精度は格段の進歩なのだとか。もっと獲りたいと近代化を
進めたら、今度は魚がいない(資源保護だ)...。より鮮度良く持ち帰るように漁船の冷蔵
設備を強化したけれど、水揚げ後の市場や流通の整備が追い付かず、まだその威力を発揮
できていない...。部分の強化が全体の強化に結び付かないのは何故だろう...。この話題、
またいずれ...。

攻勢終末点

2019年03月14日 | 日記
攻勢終末点、攻勢終末線、あるいは攻撃の限界点...。要するに天まで伸びる木は
無いし、どこまでも勝ち続けられる訳ではない。やがて限界点に達し、それを境に
攻守逆転する...。スーパーマーッケットの出店担当者さんとお話していた際に出
てきた言葉です。名著・戦争論に出てくる内容で、日本陸軍の名参謀は、このことを
称して、戦力は根拠地と戦場の距離の二乗に反比例する...と。自らの戦力、物資(燃料等)
を見誤り、いたずらに戦線を拡大していくと、やがて戦力が減少し、補給路を断たれ孤立。
反転攻勢に遭う...。スーパーマーッケット等の出店は、ロジスティックス(兵站)やら、
何やら、出てくるのは戦争用語、多いです。さながら流通戦争と言われる所以でしょうか。
毎年出店し、売上は右肩上がり、社内の雰囲気はイケイケ...。されど、攻勢終末点は近付
いている...。このことを進言しても業績の良さから一顧だにされない...。やがて...。
大きな話はさておき、自らの現状で考えるならば、始末できないのに風呂敷広げるのは止め
よう。約束は守ろう、出来ない約束はしないようにしよう...。本当に小さなことかもしれ
ませんが、実はこの小さな約束や、随時始末...。これを疎かにすること、すなわち攻勢終末点
を見誤ることと見付けたり...。最近周囲で、このような現象良く見掛けますので。

恵みor借り物

2019年03月13日 | 日記
写真は、お気に入りの風景(撮影場所)、銚子・海鹿島(あしかじま)海岸付近...。
どこにでもある海辺の風景なのでしょうが、何故か落ち着く...。
さて、昨日の話に通じるかもしれませんが...。農産物や水産物、その資源は自然の
恵みであり、その施設(田んぼ、畑、漁船、魚市場...)は先人達が切り拓いて
くれた努力の結晶...。その恩恵で今がある。そういう考え方、一般的かと思いますが、
先日ある方から、それはその通りとしながらも、一方でこれらは未来からお借りした
産物、まだ見ぬ未来の方々からの借り物...と。一瞬思考が停止し、その後、なるほど...と。
資源には限りがあり、ゼロからの開拓も想像を絶するほどなのに、マイナスからの出発
を強いること...。厄介なのは、誰しもそんなことは望んでいないし、ただ今の生活を
出来るだけ快適に過ごしたいと思っているだけなのに..そうなってしまうかも。ということ。
いつものように、偉そうなことを言えた立場になく、自分の事を棚に上げて書いている
のですが、ささやかながら、恵み=借り物という視点で物事を捉えた時、何か少しでも
自分の行動が変わるかな~...。今はそんな感度なのですが、これまた、このことに対して
もっと真剣に向き合わねばならない時が来て、いやがうえにも、考え方を変える、行動を
変える必要に迫られる...。もしかすると、すでにその時なのかもしれません...。



クロマグロ

2019年03月12日 | 日記
写真は銚子港水揚げ、九州の延縄船の漁獲によるクロマグロ(本マグロ)の
大トロ、中トロ、赤身...。九州の漁師さんがマグロと言うのは、このクロマグロ
のみを指す(各地そうかもしれません)、言わずと知れた王様...。キハダも
ビンチョウも、バチもみなマグロながら、何故か漁師さんはマグロを付けない...。
要するに別格という事...。そのクロマグロを巡っては近年、国際条約等により、
様々な規制が掛かっております...。30kg未満の小型については、2002年
~2004年の平均漁獲量から半減。30kg以上の大型については同基準年から
増加させない...。各都道府県ごとに割当量が設定されており、直近のデータを
見ると、すでに北海道の小型に付いては漁獲停止命令。千葉県の小型は一部で
漁獲自粛の勧告...。すでに法律として施行されており、これを破ると3年以下
の懲役、200万円以下の罰金、あるいは両方と言う非常に厳しい罰則付きで
あります...。マグロに限らず、様々な海洋資源で規制が掛かり、それは国際的な
取り決めである以上、遵守しなければなりませんが、もし自分が漁師だったら...。
漁獲枠が基準年に比べ半減、あるいは現状維持なら、相場が1.5~2倍になって
くれないと生計が成り立たず...。もし自分が、一人の消費者の立場だったら、
そんなに高くなったら食べられず...。確かに資源保護という観点も分かるけれど..。
立ち位置によって見方は変って参りますが、どの立場であれ、クロマグロに限らず、
これから様々な食の分野で、このことと向き合わねばならない状況になるかと..。