銚子・角巳之・三代目

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カツオの季節

2012年05月31日 | 銚子のうまいもの

Img_8193 カツオの最盛期を迎えております。写真の向きが逆かもしれません...。申し訳ありません。無類のカツオ好きの私にとって、最良の季節....。小細工全く関係なし、揚がりたてのカツオを食べる、食べる、食べる....、美味い....であります。昨日も東京からお客様....。一緒に食べる、食べる、食べる....。美味い=感動=また来たい....でありました。これ非常に単純ながら、非常に重要な事....。お客様方の顔を見て分かりました....。おもてなし?....。これに勝るおもてなしはないだろう....と。かつて、釣り好きの方々から、釣り客に対する最大のおもてなしとは?...となりまして、曰く、釣れることだろう....と。飲食店に来て....常連も、一見さんも区別せず、一期一会で自らの自信の一皿を出すことよ......。して欲しいことをするのではなく、して欲しくないことを決してしないこと....。それが、おもてなし....。カツオには残念ながら、高確率で“ゴリ”と呼ばれる、本当に残念ながら美味しくないものがあり、見た目では縦縞が鮮やかだとか何とかいわれてますが、捌いてみないと分からないところがある訳でして....。ハズレがないということは、店主の方が、何尾も捌いて吟味している訳であります....。人知れず....。そういうお店であればこそ、楽しい時間は尽きることなく、銚子、東京に関係なく、美味しい魚と、楽しい時間....。これこそが、おもてなし....と、一同から。


連載1500回!

2012年05月30日 | ブログ

Img_8191 本日、連載1500回を迎えました。日頃、私の戯言にお付き合い頂いている皆様方、ありがとうございます。1000回達成に約3年、その後、1500回までの500回にこれまた約3年...。だいぶサボっておりました...。このペースで行きますと、3年後に2000回、12年後に3000回....。3年後は?12年後は?さあどうなっているんでしょうか。今後もボチボチと更新して参りますので、引き続き宜しくお願い致します。


抜山蓋世(ばつざんがいせい)

2012年05月29日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8173 確か今から25年前、高校3年生の時、伝説となった雪の早明戦をTVで観戦しておりました...。適切な表現が見つかりませんが、強いて言えば、体が震えるような感動というのでしょうか。いまだに覚えております。それ以来すっかりラグビーのファンになってしまいました...。試合前、エンジに黒のローカールームから聞こえる絶叫...、屈強な選手が涙を流しながら出てくる...。ラグビー部OBの知人に聞いたところ、あれは早稲田のラグビー部歌、“北風”で、試合前の儀式だ...と。抜山の威力、蓋世の意気と歌っており、抜山蓋世という故事もあるようです。中国、項羽と劉邦の時代のようです。山を抜くほどの勢い、世の中を蓋ってしまうような気迫...。非常に雄大な様を表しているのだそうです。ブログ開始から6年、1000回通過時に大先輩から贈られた鵬程万里(ほうていばんり)という言葉を掲載しておりました。意味は前途多難だが洋々....。1000回終えて、どうであったかと思いますが、多難は当たってるけれど、洋々なのだろうか?さてさて...と。明日、1500回目を迎えます。気概だけでも、抜山蓋世と....。


再び軽トラ市

2012年05月28日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8171昨日第四日曜日。 すでに毎月の恒例となっている軽トラ市でありました。TV取材も入ったとかで....。最近は殆ど行けないのですが、知人から写真提供...。何事も継続、主催者の方々、平均年齢ン歳の中で、気が付けばもう1年になるでしょうか。地元大学生の方々もボランテイア。頭の下がる思いです...。


スーパーグルメ・アサリ

2012年05月27日 | 千葉再発見

Img_7774 もう2ケ月近く前の事ですが....。所要あって木更津訪問の折、某所・あさり事業所におりました。千葉・内房は海苔とともにアサリも名物。外房のハマグリ、内房のアサリ、今はほとんど採れなくなってしまいましたが利根川のシジミ...。貝の王国でもあります...。ちょうどその頃、アサリの砂抜きについてTVでやっておりまして、砂抜きの際に、その水の中に一滴のハチミツを入れると、味は格段に上昇...名付けてスーパーグルメ・アサリだと。是非お試しあれ....。本年は貝の相場が乱高下。これまた風評でしょうか....。


地元の肉

2012年05月26日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8169 銚子界隈は既報の通り畜産業も盛んです。私も食肉担当が長かったので、どうしても気になる...。ブログの読者にも食肉・畜産関係者が多く、たまには肉も載せろ...と。銚子はおおむね東部に水産業、農業、中央部に商工業、そして西部に農業、畜産業が多い、そんな配置だろうと思います。で、写真はその西部の、とある食堂にて。ランチのポークソテー....。800円でありました....。銚子地区は、お隣の旭に関東最大級の食肉処理場、これまたお隣の鹿島に関東最大級の飼料工場があります。鹿島は地域として全国最大級の飼料工場地帯かもしれません。飼料は遠くに運ぶほどコストが掛かるため、生産地と飼料工場地帯が近ければ近いほど有利。鹿島の飼料工場には知人も多く、時々訪問したりしてるのですが、最近は24時間体制ですべて全自動。配送の方がカードを入れると、自動的にその生産者向けに配合された飼料が出て参ります。エサ(飼料)工場と食肉処理場が近く、条件が良い。それでは生育環境は?という事なんですが、牛の生産者さんなどに聞くと、どういう訳か潮風にあたる地域で生産すると、和牛など等級が良いのが出てくる...と。夏涼しく、冬暖かい環境は家畜にとっても好環境であることは間違いないようです。香取には有名なファーストフード店で使われている鶏肉の生産者さんがおりますし、豚肉、牛肉はもちろん、卵もこだわりが非常に多い。そんな地域の再認識であります。


再び六次産業!

2012年05月24日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8149 六次産業、六次産業....。最近周囲で頻繁に出て参ります。では六次産業とは何を指すのですか?というと、各々バラバラ...。要するに、農業・漁業(一次産業)、加工(二次産業)、販売・サービス、観光(三次産業)これらを足したもの、付加価値付けて販売し、観光客の方々に来てもらうべえや...という事だろ。と言われておりますが....。言葉には定義があり、それを正確に理解せず、都合の良い解釈をすると大きなしわ寄せが参ります。多くの場合、一次産業に....。六次産業の主語は言うまでもなく一次産業者です。その一次産業者の想いに共鳴した二次、三次業者の連携が六次産業...。今までは1+2+3=6で六次産業と言われてましたが、最近は1×2×3=で六次産業とする定義が定まっているようです。掛け算だと、どこかがゼロになってしまうと、全体もゼロだからだそうです。特に、一次産業者不在の六次産業は主語が欠落した言葉であり、言葉として成立していない....。従って、近隣に生産者がいなくなれば六次産業は成立しない。故に生産者を主語とした産業振興策があって、具体的には....とならなきゃね...とのことであります。その具体策には流行言葉で言えばコミットメント...。日本語訳すれば、達成できなかった場合のペナルティーを含む、何が何でも達せいしなければならない目標とでもなりましょうか。地元の原料使って、メーカーに商品造って貰えば、六次産業だっぺ....。さて、どうでしょうか?....。どこか一か所でも他人事(ゼロ)になると全体の成果もゼロ、あるいはゼロ以下になってしまう訳でありまして...。本日1494回目の投稿。あと一週間弱で1500回を迎えます。


商圏と商勢圏

2012年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8121 HPなどを見ると、おおよそ成田の人口13万人、香取8万人、匝瑳4万人、旭7万人、銚子7万人、合計約40万人....。40万人と言えば、栃木県の宇都宮くらいの規模でしょうか。人口の多寡よりも、人口構成とか産業とか重要な指標は多いのですが、ここでは省略...。さて先般、某量販店の出店責任者の方々とお話する機会を得ました。ある地域に出店すると、~市に出店!と騒がれるけれど、実際はどの市に出店するか?という事はあまり意味がなく、自社の出店戦略に従って、商圏・商勢圏調査を行った結果である...と。ドミナントという言葉も盛んに出て参りました。要するに地域内の集中出店...。お聞きすると、商圏とはその店舗に来店されるお客様のおよそ80%が居住、通勤、通学する範囲を指し、商勢圏とは、自社の戦略に従って、その地域内に集中出店し、シェアを確保する場合に使う言葉だと。この場合の人口は概ね100万人規模であり、政令指定都市などがその範疇...。しかしながら最近は40~50万人の地域を行政区分に寄らず、生活圏(通勤・通学の範囲)に絞って出店するケースが非常に増えているとの事。出店責任者の感覚からすると、東部五市の約40万人地域は完全な商勢圏であり、すでに一つですよ...と。確かに周辺の方々の行動パターン見ても...。最近は商圏・商勢圏を測定するソフトなどが販売されており、データで見ると一目瞭然であります。ただし...。統計資料は鵜呑みにせず、徹底的に足で調査しその裏付けをとることが重要だとも...。全くその通りと思います。


東部五市対抗

2012年05月22日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8146 先日、東部五市対抗・バスケットの試合観戦に参りました...。最後まで見ていなかったため結果がどうであったか今のところ不明ですが...。五市対抗...。成田市、香取市、匝瑳市、旭市、そして銚子市の五市で、五市対抗。野球やバスケ、バレー、剣道、卓球やアーチェリーなど全部で25種目と聞きました。私も20数年前に出場した記憶が...。結果はどうあれ、上記5市が毎年、しかも50年以上もスポーツ大会で交流していること。成田はちょっと遠い気がしますが、それ以外の地区はほとんど高校の通学範囲。曰く、これらは地域、あるいは切磋琢磨する地域の仲間なんですよ。と言いたい訳であります。行政の区分ではなく、高校の通学範囲、通勤の範囲、それらを考えると茨城県の神栖、鹿島も地域...。この範囲が、違和感なく地域と言える範囲であり、どうもこの範囲が次に来るであろう地域の形か....と。続きは次回に。


平日、日中...。

2012年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8088 銚子電鉄はかつて、地元民の足として十分すぎるほど機能しておりました。特に学生の足として...。通学に銚子電鉄が使えるなんて羨ましく思ったこともありました。加速度的に人口が減り、活路は観光客という事ですが....。他の仕事も同じように思います。旭や香取の仲間と良く話すのですが、震災でライフラインが寸断され、観光バスがすべてキャンセルとなり、風評被害がいまだ収まらず。そんな時、誰が支えてくれていたのだろうか...と。全く含むところはありませんが、かつて人口3000人、山間の交通不便な村ながら、数々のヒット商品を飛ばし続けた方が、この界隈に来て、この辺は人口が減って田舎で、田舎で...と言ったら、どこが?...。車が走っているじゃないですか...。我々の村では1日に数台しか車は通りませんよ...。最後に、甘えるな....と。誰が良い、悪いではなく、地元のインフラを支えるのは地元民のみです...とも。休日やお盆正月の夜など、人が出るのはあたり前....。平日、日中....、ありきたりの日常の中から改めて考え直さないとという事でありました。


銚電にて

2012年05月20日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8144 最近は、ぬれ煎餅で有名な銚子電鉄でありますが....。平日の乗降客がすっかり減ってしまい...。先般地元紙にこれからの人口動向が掲載されておりました。人口減少のスピードはまさに加速度的。悲劇的な数字が並んでおります(これはいずれ詳細を)。TV等で廃線が危ぶまれる路線の取り組みなど紹介されておりますが、加速度的な減少を続け、しかもこれまた強烈なスピードで高齢化している最中、地元民は何を...。という事ですが...。私の知人、地元銀行に勤務する方、せめてもという事で、車での通勤を止め、銚子電鉄での通勤に変えたようです。仲間内で聞いても、車を止めて銚子電鉄に。という方、結構多いです。水産業、農業など、現場を往復する職業だとちょっと厳しいのですが、銀行、役所等、スーツ姿で出勤の方々は比較的変えやすい。健康にも良いとの事でありました。何も2~3人が利用したって...という事ですが、すべからく姿勢の問題、そう思うか否かは人それぞれですが...。何か具体的な行動を伴わず、大変だ、大変だ....では...。写真は過日の日曜日、カメラ片手の熱狂的なファンの方々が沿線に多数おりました。殆ど市外、県外の方々ですが....。


...八分。

2012年05月19日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8137 Img_8138 仕事柄、食品を扱っていると一般の方々に比べて、試食等の機会がかなり多い...。まあすべからく自らの意思の問題。気を付ければ良いだけの事なのでしょうが、ついつい食べ過ぎる...。運動も、お前昔は運動部だろ...というのが、ウソのように...。腹八分とはよく言ったものです。確かにその通り、医学的にも理にかなっているようです。何事もやり過ぎず、10のうち、2つくらいは開けておく。勝負事も勝ち過ぎは良くなく、敵の逃げ道すら用意する...。中庸を尊ぶ東洋人気質...これ重要だと思います。村八分なんて言葉もあります。村の掟に従わねえ野郎は村八分だ...と。要するに交流を避けることのようですが、じゃあ残りの二分は?と聞くと、葬式と火事見舞いだそうです。火事は確かに周囲に迷惑を掛けるし、葬式にしても人間の始末の問題でありますので....。葬式に行かない、行かせない、来させない、どんなに憎い相手であっても、これはダメだ...と先輩方から教わりました。最近は、教わる先輩がいない、教わりに行く人もいない...で、そういう申し伝えも伝承されなくなっているようですが....。何はともあれ、何事も腹八分で...。難しいですけど....。


信じる者は...。

2012年05月18日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8102 カツオの季節を迎えております...。小生元来のカツオ好きであり、周囲の迷惑を顧みず、大量のニンニク&ショウガで、下手すると半身くらい食べてしまう訳であります...。他にも美味しい刺身はあるのに...という事でありますが、もちろん他も食べて、カツオは別皿で...。こんな感じ。40代も半ばに差し掛かると、食材を前に、これは尿酸値を、これは何々に...と、実に生々しい話が出て参ります。カツオも痛風の人は控えた方が...と言われているようですが...。さて、5月も半ばとなりましたが、上旬は葬儀が多く、本当に若くして斃れてしまった方々の無念。言葉がありません。何の予兆もなく、検査入院だと思っていたら、その1ケ月後に...という方も。健康には気を付けていたのに...という事ですが、本当にこればかりは何とも言えない...。寿命だから...と達観できるほどの領域にはまだまだ。最近、周囲の方々と良く話します。根拠はどうあれ、健康に良いと思えること、何でもいいので実践しよう。体もそうですが、考え方も長年沁みついた惰性を排除せねば。惰性で時間を浪費すること、これ最大の無駄に見えて参りました。最後に信じる者は何とやら。信じて動いてきた結果ならば何事も...という事で。


オンブズマン

2012年05月17日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8129 オンブズマン...。言葉としては知っておりましたが、具体的に何をしているのか良く分からないままでした...。先般、そのオンブズマンと呼ばれる方々とお話する機会を得ました。難しい話は省略ですが、お話は実に明快で分かりやすい...との感想を持つに至ります。ここに、ある具体的な問題があって、それへの対処に関しては、いくつかのパターンがあります。それぞれメリットもデメリットも....。こう説明してもらえれば分かりやすいのですが、昨今感じているのは、実は何が問題だか分からないという“問題”なのではないかと。故に何が問題であるかを明快に示せることこそ第一歩ではないでしょうか? 何が問題なんですか?と聞くと、いろいろあってよ....。こんな回答、周囲で良く聞きます。それじゃ何も分からない。突っ込むと、いろいろあるんだよ...と逆切れ。全くお話にならない...。昨今の趨勢なのでしょうか、事例として役所の職員数に関してかなり突っ込んだ説明がなされておりました。人口10万人の都市で、役所の職員数が800人いる。人口で割り算すると125人の市民が1人の職員を支えている計算...。125人の中には65歳以上も、18歳未満もいるので、現役世代はその半分として63人。ちょっと大きな学校の教室に例えると、その教室の生徒全員が一人の教師を支えている状態。支えられる側の年収は、支える側の1.5倍以上に...。ウソには3つあって、その一つが統計だと書いたばかり...。数字を鵜呑みにすることはできませんが、ああこういう状況になってんのか...と。こういう状態が続くと学級崩壊、グレるのもでてきそうだな....とか。人数が適正か否か、年収が高い安い、身分保障がどうの、そんなのは後回しにしても、まずは形を示して、それから議論。オンブズマン、行政の監視役のように言われますが、その活動は実に多種多様なのだそうです。定期的にお話を聞く機会がありますので、またいずれ....。


マグロユッケ等

2012年05月16日 | 銚子のうまいもの

Img_8139 Img_8142Img_8143過日、銚子市内某所・元プロ野球選手が経営されているお店にて....。さすがにいろいろな人が集まるお店なのですが、かなりの確率で漁師の方々が....。この日は高知県のマグロはえ縄漁船の方々がおり、突然20㎏以上のバチマグロ登場...。出刃包丁一本でマグロ解体しておりました....。で、おこぼれを頂戴しまして...。水揚げ後2日目のマグロだったようで、まだ味が出ないかもと言われてましたが、何が何が...であります。むしろ爽やかで、ゴマ油、卵等と絡めると、何とも言えない美味さ...。ちなみにこのお店、お好み焼き屋さん。当然、通常メニューにマグロはありませんが....。