銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

マツカワ

2010年04月22日 | 銚子で揚った珍しい魚

069 070 久しぶりに珍しい魚....。銚子港にてマツカワ(カツカワガレイ)を見付けました。故あって、東京の飲食店さんに送ったのですが、これいつも揚がるのか?....と。銚子港に5年通って、私が見かけたのは10回あるかないかです...。だろうな...と。何でも常磐、三陸あたりでは“超”が付く高級魚に数えられるそうで、その身質は最高級と呼ぶにふさわしい...、絶賛の魚でありました。で、お前食べたのか?と言うことですが、残念ながらいまだ食すに至らず、次回は....と機会をうかがっているという次第であります。三陸あたりでは放流もしているそうで、これが天然モノなのか、三陸で放流されたものが、遥々銚子沖まで遠征し、運良く(悪く?)底引き船の網に掛かったモノなのか、良くわかりませんが、正真正銘、銚子港にて水揚されたものであります。


ブドウ&ボタン

2010年04月15日 | 銚子の魚

042 043 最近、銚子港で朝揚がった魚の詰め合わせ“鮮魚セット”なるものの販売もさせて頂いております。で、必ずリクエストがあるのが写真、ブドウエビとボタンエビ....。ほとんどの方々、銚子で本当にブドウやボタンが揚がるのか?とおっしゃられますが、ならば是非銚子港にお越しになり、その目でご確認下さい.....と。船舶の省力化の一環で、従来の70㌧型から19㌧型(詳細はいずれ)になった沖合底引きの新船での水揚が増えております。小型になった分、駆動力が良く、果敢にエビの棚を探索しているようです。鮮度劣化が早いので、本当は銚子へお越しになり、銚子の飲食店等で食すのが一番ですが、先般、東京のお客様方より、あまりに美味いので....というお手紙を頂き、つい嬉しくなって掲載してしまいました.....。銚子で“量”の水揚があるのはまき網船団ですが、“種類”を揚げるのが底引き船団。資源保護のため小型の底引きは6月から、大型は7月からそれぞれ8月末日まで禁漁となります....。今年はシケが多く、ブドウ&ボタンはいつでもあるとは限りませんが、これまた出会いか....と。


惣菜展!

2010年04月15日 | 日記・エッセイ・コラム

003 004 2005年12月の開始以来、気が付けば連載(最近は途切れがちですが)もそろそろ5年。記事数は1190となっておりました。銚子(地方都市)、角巳之(零細商店)、三代目(30代?)....、そう、パラパラとバックナンバー見ていたら、あっ!やべえ...嘘つきになってた.....と。すでに私は不惑を越え、仲間のおっさん達と厄払いに行き、今年6月で41歳.....であります。いずれリニューアルしたいと思ってます...。20年に一度のお祭りも、梅や桜や海の風景も....何も掲載しないまま時間が過ぎておりました....。で、何してたかと言うと、相変わらずバタバタとしていた訳であります....。さて、写真は先日東京ビックサイトで開催された惣菜展(食肉産業展も同時開催)であります。地元の生産者の方々と見学に行って参りました。素材の販売から加工品、惣菜へ。しかもすぐ食べられるもの。魚は骨を除いて....。ここ10年くらい、ほぼ似通った状況だと思います。商品開発はとにかく作って、販売力で売り切る...と言ったプロダクト・アウト型ではなく、食べる方の意見を汲み取って、その意向に沿った...いわゆるマーケット・イン型へ。と言われます。まあ言うだけなら簡単なことでありますが....。ただ力で押し切るだけの販売方法は破滅的価格競争を生じさせ、そのことは誰かを幸せにしたのか?という問いに答えが見つからなくなってきたことは確かなようです。最大の武器が実は最大の弱点であったり、先頭を走っていると思っていたのに、本日から逆回転で走ることになりましたので....と言うことで最後尾になってしまったり....。逆もまたしかり...。変化の早い時代です。そんなこんなで展示会等は参考になることが多いです。あり得ないが消費を動かす....。確かにそういう側面もあると思います。甘党男子、歴女に油.....。視点を変えれば本当に面白い時代かと...。人間、一日3度は腹が減り(私は5回くらいですが...)、何かを食べている訳です。同年代にはそろそろ長年の不摂生から食べたいけれど食べられない.....こんな会話が聞こえ出しましたが....。


末ついに...。

2010年04月05日 | 日記・エッセイ・コラム

004 早いもので4月....。銚子生活も3月末日で丸5年となりました....。この5年、早かったのかどうか....。すごく長かったような気もします....。すべからく通る道だった訳で、その通る道を通ってさてこれから....ということでしょう。先日夕刻、ある漁船のオーナーと岸壁で打ち合わせしていたら、写真のような風景に遭遇。別にいつもの夕焼けじゃん....と言うことですが、何故かオーナーと気があって、しばし、岸壁からこの風景に見入っておりました。利根川最下流、銚子第二漁港付近の風景であります。“末ついに・海となりぬる山水も・しばし山葉の・下くぐるなり”.....。ある総理大臣経験者(故人)が駆け出し時代に読んだとされているものらしいのですが、先日、何かの書籍で一読してから頭にこびりついております。ここ(第二漁港付近)に到達した水も、出発点は群馬県水上を発した大河の“一滴”.....。銚子生活も6年目を迎えました。初心に戻り日々精進してまいります。引き続き宜しくお願い致します。