銚子・角巳之・三代目

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あの玉ねぎが...。

2018年05月30日 | 日記
写真は以前掲載しました、白子の玉ねぎを使ったハンバーグ。
千葉県内最大手の食肉加工メーカーさんが季節限定、地域限定(千葉周辺)
で販売しているもの...。千葉県民なら幼少期の弁当に必ず入っていたであろう
あのミートボール、ハンバーグ製造工場が、地元(千葉)のブランド玉ねぎを
使ってソースに...。美味しくない訳がありません...。美味しいから購入して
食べる。これだけで良いのですが、そこには最近問題になっているフードロス
(廃棄)問題や、地域おこし(あまり好きな言葉ではありませんが)や、実に
様々な問題解決が内包されております。白子玉ねぎはすでにブランドであり、
販売には全く困っていないようですが、それでもロスは出る...。ロスが減る
事は事業の安定だけでなく、社会問題の解決にも繋がって行く訳です。
地域のメーカーさんが安定的に、一定量(数百t規模と聞いております)を買い
上げて美味しく加工し、みんなで買い支える。食べ支える...。これが地域の
風景や産業や人を残すことに繋がる。ただ食べるだけではなく、何か良い事を
したようで気分が良い(自己満足と言われようが何だろうがです)
昨日のうなぎのように、今後も食べ続けたいので、自分が出来ること何かしたい。
でも何をしたら良いのか分からない...。こういう方も多いかと...。
最終商品が“美味しい”という事が大前提でありますが、これを食べて頂くと、
実は~というところに繋がって行くのです。地域商品の販売には、こういう
切り口が必要と常日頃、考えております。


うなぎ

2018年05月29日 | 日記
最近、食べ物の話題が多いような気がする...。しかも高カロリーなもの...。
写真は、千葉県印旛の某名店...。話題の千葉ニュータウン視察に向かう道すがら...。
良く、死ぬ前に何が食べたいか?という質問がありますが、恐らく私はこの
“うなぎ”かもしれない...。今までを省みて、何か大きな転換期には無性に
うなぎが食べたくなり...。ただの好物という事なんでしょうが..。
この“うなぎ”、最近とかく話題になっております。稚魚のシラスが取れない。
もはや庶民の食べ物ではない...。はたまた絶滅危惧だ...。細かなことの
因果律は私には不明ながら、大好物のうなぎは今後も食べ続けたい。ただ
それだけ...。であるけれど、最後の晩餐候補であるうなぎ様の行く先は
気になるところ。私の事務所の目の前は利根川シラスの漁場。上流の成田、
印旛はうなぎの名店、きら星のごとく...。歴史、地域の話に逸れると、
長くなりますので、本日この辺で。

出漁前

2018年05月28日 | 日記
会食時、久しぶりに遅い時間まで海の近くにおりましたところ、
ちょうど巻き網船の本船が出漁準備しておりました...。
巻き網船は基本的に、1)探索船、2)本船、3)運搬船の3隻
セットで漁をしております。探索船が魚群を探し、本船が巻き上げ
運搬船が運ぶ...。この3隻1セットを、1ケ統などと呼んだりして
おります。40年ほど前は銚子への入港100ケ統などと言われて
おりましたが、最近は半減以下。地元船は確か3ケ統かと...。
10年ほど前は、ブログのネタに出漁風景を撮影しようと、深夜の
岸壁にしばしば出没し、巡回の警察官に職務質問され、仲間から
失笑を買ったこともありました...。往時を思い出し、そういえば
職質時、もっと明るかった(漁船の照明で)気がする...。確かに
この10年で、停泊している船舶数が大幅に減少しております。

A5

2018年05月27日 | 日記
写真は過日、公私とも大変お世話になっている先輩方との会食時...。
鹿児島産・黒毛和牛A5の肩ロース...。最近牛肉のグレード表示多くなりました。
ちょっと昔のグルメ番組...、“柔らか~い”=“美味しい”、最近、A5だから、
“美味しい”...。遺憾の意を表したく存じます...。これは美味しいから、
美味しいのであります。何年か前にも投稿致しました。和牛を食べると、
脳内に幸福を感じる何ものかが充満し、ただ美味しいのではなく、幸福感に
包まれるような美味しさを感じるのだそうです...。理屈はさておき、
食事はやはり一緒に食べる方々、雰囲気...。ややもすると、腹を満たすためだけ
の食事になりがちですが、時にはこういう雰囲気必要かと。以前、頂いた
A5のリブロース、一人で食べたことがありましたが、美味しいという前に
空しい...。どんどん暗くなる...。みんなで食べれば至上の喜びも、一人だと
正反対の効果...。そんな食べ物です、日本の和牛...。

123456

2018年05月26日 | 日記
2~3日サボっておりました...。毎度の事ながら申し訳ありません。
2月22日に車の走行距離が111111kmでありました。先日ふとメーターを
見たら123456kmでありました...。3ケ月で約1200km。
1ケ月あたり約400km、年間5万kmペース...。だからどうした?
ということなんですが...。最近、特に遠出はしていないので、銚子界隈、
近隣の走行距離が気が付けばこれだけに...。そういえば、あちらの漁業者、
こちらの農業者と、電話で済まさず出来るだけ丁寧に接しようと思うと、
まず体が動いております...。地域商社なんてたいそうな名前ですが、
この仕事の真髄・充実具合と、動いた距離はほぼ正比例...。最近そのように
感じております。銚子に戻った13年前はペーパードライバーでした。
成田に行くのに3時間も掛かって、高速運転の前日は恐怖で眠れなくなり...。
何事も慣れた頃が一番危ないと申します。何事も初心に戻って、6月からは
更に飛び回る予定であります...。

大銀龍!

2018年05月24日 | 日記
欧州では窓辺に花を飾らないとペナルティー...という地域が
あるとか、ないとか...。真偽のほどは分かりませんが...。
実力に反比例し、広い事務所に移転したがゆえ、非常に殺風景で
ありました。そうだ、窓辺に花を。と思い立ちまして、気が付いたら
花(観葉植物)だらけの事務所になりました..。まだまだ増えます。
今後、この仲間たちも紹介しますので..。最近、観光客の方がふらっと
立ち寄られる場面が増えました。ここは花屋さんですか?芸能事務所
ですか?...と。どちらでもありません、何でも屋です。こんな会話
から、銚子は窓辺に花を飾らないとペナルティーなんです。本当ですか?
ウソなんですけどね...。取り留めのない世間話です。地域の人との交流が
観光の醍醐味です。ここは眺めが良いし、花があるって良いですね...。
こんなことを言われ有頂天になっております...。さて写真、大銀龍と言う
そうです。枝がクネクネと空に伸びていくことから、商売繁盛の縁起物と
されているようです。他の仲間はいずれ。

新国立にて

2018年05月23日 | 日記
写真は過日、東京の新国立競技場...。だいぶ形が出来てきたようです。
2年後は完成なった、この競技場でオリンピックか...と思うとワクワク
します。その時は、この建設過程、基礎工事のことなど忘れ去られて
いるんだろうな~と暫し感慨に...。いま水が飲めるのは、井戸を掘って
くれた人がいるからだ。そんな格言もあります。快適なスタジアムで競技
観戦を楽しむ。蛇口をひねれば水が出る。そんな当たり前に思えることも、
時にその建設に携わった人(顔も分からないけれど)に思いを馳せて...。
変化が起こってくると、目の前の現象にのみ目を奪われがちですが、
何事も因果があり、その多くは根っこ(基礎部分)に由来している...。
地域の事を考えるに、あれもこれも老朽化、予算もないし、直せない...。
仕方ない、仕方ない...。の前に、顔も名前も分からない先達へ思いを
馳せ、その気概を。と思う次第であります。

牛を見ながら...。

2018年05月22日 | 日記
昨日がステーキの話題で、本日この写真...。如何なものかと思いましたが...。
ステーキが食べられるという事は、牛を育ててくれた人、牛肉に加工して
くれた人、調理してくれた人等々がいて...。そして牛が食べていたものを、
間接的に自分が食べている訳であります...。この営みに国産も輸入もなく、
目の前にある、無機質なモノではなくて、命への感謝を。というと飛躍し過ぎ
でしょうか? 地域商社、フラクタル、立ち食いステーキ...、一見、何の関連
もないような話題でありますが、私の中では感覚的な繋がりがあるように
思えてなりません。目の前のステーキを見て、美味しそうだ、美味しかった。
で終わればよいものを、そこから牛に思いを馳せ、知人の生産者の顔が浮かび
(その生産者の肉でもないのに)...。自らの課題解決の方法は、ある種の繋がり
...。この繋がり方、繋ぎ方、繋がれ方...。牛を見ながらふとそんな事を
考えておりました。相変わらず面倒くさい性格であります...。




立ち食い...。

2018年05月21日 | 日記
念願かないまして、初めて立ち食いステーキなるものを食して参りました。
肉の専門家と一緒でしたので、部位は?産地は?となりましたが...。
S(200g)500円、M(400g)1,000円、L(600g)
1500円。Lを食べたい衝動を我慢しM(写真)に。で、大変美味しう
ございました...。理屈抜きで。という事であります。値段、味、満足感...。
このレベルなのか~と、感心しきりであります。スーパーマーケット等に
おいても、食肉部門は安定した売り上げを堅持しておりますが、やはり
肉好きは多い(多くなった)...。それでも関係者の皆さん、業態や提供
方法の工夫に余念がなく。さて次はどんな一手が...。無類の肉好きとしては、
非常に楽しみであります。

フラクタル

2018年05月20日 | 日記
知人にフラクタルという言葉を教わりました...。
部分と全体は似ている...。自己相似性とも呼ばれている...。
自らの力量では説明できないことを持ち出すこと、憚られ
ましたが、“感覚的に”理解できるところが多く、昨日までの
地域商社...、に繋がるところがあると思いましたので...。
写真は事務所のアジサイ...。アジサイというと玉のような形を
イメージしておりましたが、最近はこのような形も多くなって
参りました。で、まず全体を見て、次に花びらの形を良~く観察
すると、あれ似ているかも...。それがどうした?とお思いの方も多い
かもしれませんが、何かの“気付き”は、何気ない会話から出てきた
ことを、調べたり、確かめたりする過程で、突然パッっと閃いたり
何かと関連付けられたり、突破口のヒントが出てきたりするものです。
一度気になると当分の間、頭の中をそのことが占拠してしまう面倒くさい
性格ゆえ、ここ暫くは“フラクタル”“フラクタル”...かと。


地域商社④

2018年05月19日 | 日記
地域商社=地域+商社であります。地域とは夜逃げ出来ない...とすると、
商社とは何ぞや...。イメージは世界に冠たる日本の総合商社でしょうか?
例えに出す事すらおこがましいですが、同じ時代を生きている、同じ日本人が
行っている事。規模、レベルはこの際問題外として、その気概を煎じ詰め、
凝縮した形、あるいは相似形を...(またまた曖昧ですいません)
一般に商社というと、右から左に仲介し、口銭を稼ぐ。そんなイメージ
かもしれません。が、最近はだいぶ変わってきている。産業全体を俯瞰して
必要とあらば、ヒト、モノ、カネ、ノウハウを投入して再編、さらなる
成長の芽を育む...。さらにこれからは事業経営にシフトしていくのだ
そうです。そのために何をおいても人材育成...。根底に理念のあるプロの
経営者..。有名な三綱領なるものもありますが、ああここでも道徳と寝言...。
地域商社とは、夜逃げ出来ない人間達が、覚悟と理念を持って、問題解決に
臨むプロ経営者集団である..(そうありたいです...)
プロとは何ぞや云々となると長くなりますので、この話題、またいずれ。
写真は南房総からやって参りました、ユリの王様・カサブランカ。
2ケ月後には大輪の花が咲く(予定)であります...。乞うご期待。

地域商社③

2018年05月18日 | 日記
最近は、地域、地域と、この言葉を発すれば何か免罪符を得たかの
ような風潮(のように)感じているへそ曲がりであります...。
然らば、その地域とは何ぞや。昭和24年生まれ、農業団体OBに
問うたところ曰く、地域とは夜逃げすることが出来ない人間・集団が
生活する場の総称である...と。やられた気が致しました...。
何らかの理由があって、逃げられない。しかも狭いところで...。
多くの場合、自分ではどうしようもないことが原因になっていたりましすが、
逃げたくても逃げられないので覚悟を決める(あるいは開き直りか)
寝言の覚悟のうちは“無いものねだり”が始まりますが、本気になると
“あるもの探し”が始まって...。モノの在処、名人の居場所、繋ぐツボ...、
こんなことが少しづつ見えるようになって。それらだいたい、面倒くさい
ことの裏側にくっ付いている...。続きは次回に。写真は銚子港水揚げの
(生)キハダマグロ。キハダ漁も最盛期を迎えており、連日美味しく
頂いております。


地域商社②

2018年05月17日 | 日記
地域商社なんて、たいそうな名前...。要するに地域の何でも屋であります。
私が付けたのではなく、ある中央官庁の方から、あなたのやっている事、
それ地域商社ですよ..と。ファシリテーターとも言ってましたが、横文字
分かりにくいので...。何でも屋より、地域商社の方が恰好良いな..。ただ
それだけ...。基本的に地域内の農産物、畜産物、水産物の企画や販売を行って
いるのですが、10年以上、お前のやっていること、さっぱり分からねえ~。
と、言われ続けておりました。過去形にしたのは最近はちょっと違って来たので。
曖昧で恐縮ですが、地域内で誰かがやらねばならないことだけど、面倒くさいし
出来れば避けたいと思うようなことがあります。あんなことや、こんなことです。
人口は減り、廃業は増えているのに、新規参入が少ない訳ですから、“当たる”
確率は高くなる...。逃げられないので覚悟を決める、すると...。続きは
次回に。

地域商社①

2018年05月16日 | 日記
地域に眠る資源を発掘し、磨き上げ、発信する。情報は中央から流れる
(求心力)の時代から、発信したところに集まる(遠心力)の時代になっている...。
ネット環境も整備されてきたし、東京時代のネットワークに繋げれば...。
私を含め、Uターン組が考えそうなこと...。よし今こそ地域貢献だ...。
その意気や良し...でありますが...。生々しい現実に対峙し心が折れて行く...。
私の周囲でも一人去り、また一人去り...。
以前(7~8年前かと)、このブログで、確か、二宮尊徳の言葉を掲載
しました。道徳なき経済は罪悪であるが、経済無き道徳は寝言である...。
自らは地域貢献という耳障りの良い言葉に酔いしれて、寝言を抜かして
たのか? 現在私は地域商社を名乗り、仕事をしております。続きは次回に。









南房総 ⇒ 九十九里

2018年05月14日 | 日記

春の房総半島は、南房総の花畑で始まり、花の終わる季節に今度は
九十九里(白子町)でタマネギの収穫が最盛期を迎えます。
写真下、南房総の鳥海園芸さん。ハウス内には最後のストックが咲いて
おりました(これは商品にならないそうですが)。今年も大変お世話に
なりました。また来年の春を楽しみに。そして上段、タマネギの収穫風景。
白子地区のタマネギは、ブランドとして定着しており、私も大ファンの
一人であります。土壌がタマネギ栽培に適しているのだそうですが、何よりも
生産者、行政、地域住民の区別なく、地域総力でブランドを維持している姿、
いつも頭が下がります。このタマネギ、生で良し、熱を加えて良しなのですが、
千葉県内の最大手食肉加工メーカーさんが季節限定でハンバーグのソースに
使用します。白子タマネギハンバーグ...。千葉県内のスーパーマーケット等の
限定販売のようですが...。これは絶品であります。