銚子・角巳之・三代目

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でんでんむし②

2024年05月31日 | 日記・エッセイ・コラム

さて本日、5月31日...。5月も終わりです。あっという間の5ケ月だったと思う心の前に
“でんでんむし”が現れましたこと、決して偶然では無いと(勝手に)思っております。傍らに
“でんでんむし”がいることに(すら)気付かない時間の使い方...。これではいけない...。

スピード感、効率、最近流行のタイパ、コスパ(時間や経費効率)...、さらにデジタルやAI
こういう類(たぐい)のモノ、コトについては、生身の人間ですから知らず知らずのうちに
ストレスが溜まるものです...。ああ、でんでんむしがいる...これくらいの余裕が欲しいです...。

でんでんむし...ですが、その特徴的な形やゆっくりとした動作など、遅くとも確実に目的地
に到達する。そんなイメージから日本だけに留まらず、世界各国においても幸運の象徴や、
スピリッチュアルの世界でも注目されているようです。また動きの遅さは個性の象徴です...。

“でんでんむし”に、もっと早く動いてくれませんか?といったところで詮無い話ですが、
案外それに近いことを言ってしまったり...。時に周囲を良~く眺め、傍らにいるでんでんむし
を見付けて嬉しく思う...。スピード時代にその反対の象徴に出会う。これ僥倖であります...。




でんでんむし①

2024年05月30日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日まで“時間軸”と書いておりましたら、事務所駐車場にて“でんでんむし”を見付けました...。
暴風雨前の曇り空の下、駐車場のど真ん中に超マイペースな存在がおりまして、家路を急ぐ
方々イライラするどころか、あまりの遅さにむしろ気持ちが和んだようで...みんなで凝視...。

都内在住の頃、“でんでんむし”と聞けば、これ個人タクシーのこと。個人タクシーの車の上
に乗っている物体(行燈:あんどんというらしいです)...、この形が“でんでんむし”だから...。
恐らく、ゆっくり(安全運転で)確実に目的地まで...そういう由来かと思います。

さて、でんでんむし、カタツムリ、蝸牛(かぎゅう?)...。みんな(写真)の生物を表す言葉。
童謡の一節にも在りました。でんでんむしむし・カタツムリ・お前の頭はどこにある...と。
これ、民俗学の領域で、でんでんは、出ろ、出ろの意。貝殻の中から出てこいという意らしい...。

生物学的に言うと、大雑把に“陸貝”...。そのうち殻を持たないものがナメクジ...で、殻を持つ
ものが、でんでんむし、カタツムリ、時にマイマイ...とも。明確な定義は不明ですが...。
今回は便宜的に“でんでんむし”と致します。時間のことを考えていたら突如出現(続きは次回に)

時間軸③

2024年05月30日 | 日記・エッセイ・コラム

小底の水揚げ休漁前のラストスパートのようです...。写真上からヤナギムシガレイ、ヒラメ、
そしてチダイ...。先日、ある極論に接しました...。時間や労力を掛けてお魚を獲りに行く...。
獲れるか?獲れないか?分からないし、漁師さん達は命の危険まで。コスパ、タイパ悪いです...。

全て養殖でいいじゃないですか?という、20代からの問い掛けでした。あと10年、20年
したら本当にすべて養殖の時代になっているかもしれない。ただし先のことは分からない...。
さりとて、今この場において...。獲れた、獲れなかった...に一喜一憂も確かに如何なものか...。

時間軸...を辞書で引くと、線グラフ等で数値の変化を表す縦軸に対して、時間の経過を示す
横軸のこと...とありました。また過去から未来への時間の流れとも。漁業についてはその長い
時間軸の中で、日本特有の稲作・漁労文明という形が醸成されているのですが本日は省略...。

感覚的に時間の流れが速くなっているようです...。自らが歳を重ねたということもあるかと思い
ますが、世相のようなものも。遥か彼方ばかり想うのは現実逃避、足元ばかりでは気が滅入る。
この中間くらいの距離感が必要です。勝手に時間軸の踊り場(緩衝地帯)なんて呼んでおります...。

時間軸②

2024年05月29日 | 日記・エッセイ・コラム

地場産品の開発、販路開拓に困っていた方々のところへ“大きな”会社の方々が来て、その社会
課題の解決、我々がお手伝いします...。これは救いの神様降臨だ...と一時、熱狂するけれど、
時間の経過と共に勢いが止まり、事前の期待が大きいほど落胆は大きくなって参ります...。

落胆は大きく。で終われば良いのですが過剰期待の裏返し...。トラブルの数々今まで山ほど
見て参りました。良くある話ですので言及避けますが、傍らでそれらを見ていると問題の所在
は“時間軸”を共有出来ていないことに起因することが多いかと感じております...。

方や人生を賭けた、生きるか死ぬかの時間。もう一方は確かに、必死にやりますとは口では
いうけれど、態度を見ればすぐに分かります。前者は結果が出るまでに時間が掛かり後者は
手っ取り早い実績(成果)を欲している...。欲しているものを得るまでの時間差...。

何らかの事情あってそこでしか生きて行けない人と、会社の辞令一枚でまたどこかに行って
しまう人...。どちらが良い。悪いでなく、違いが多い中で時間軸を共有することはなかなか
難しい...。言葉を尖らせれば覚悟の違い。丸めれば違いを認めること...(続きは次回に)

時間軸①

2024年05月28日 | 日記・エッセイ・コラム

写真は成田方面から銚子を繋ぐ“広域農道”...その入り口付近。かつて“干潟八万石”と呼ばれた
豊かな穀倉地帯(銚子のお隣・旭市)の夕暮れ時...。ここはお気に入りの風景、時間であり
この場所、初夏は緑色⇒秋は黄金色⇒冬場はこげ茶色...と季節によって顔を変えて参ります。

あくまでも私がそう感じる。というだけのことですが、この場を通ったり、停車して風景を
眺めておりますと、何故か“時間軸”という単語が出て参ります。一つにはかつてお世話になった
先輩方(農家の方々)とこの道を通り、あと何回田植えが出来るかな~。この言葉の存在...。

(農業)生産者にとって、あと何回田植えが...という言葉はそのまま、あと何年生きられるの
だろうか?ということと同義語。食料としての“お米”は、今そこにあるか、ないか...それだけ
の世界。しかしその米づくりには生産者の人生の時間が投影されている...。

最近盛んに地域共生だ、地域産品の販路拡大だ...。私の周囲でも良く聞こえて参りますが、
甚だ生意気ながら殆ど乾いた音にしか聞こえておりません。乾いた...、発せられた後にすぐ
何処かに行ってしまうような、軽くて...。(続きは次回に)

オレンジ色の...②

2024年05月27日 | 日記・エッセイ・コラム

毎年、秋ごろにセイタカアワダチソウVSススキなんてタイトルで掲載しております。在来種の
ススキと外来種のセイタカアワダチソウの勢力争い...。メダカ・タナゴが泳いでいた川に突如、
ブラックバスやブルーギルが入ってくる...。穏やかな在来種に獰猛な外来種...。勝負にならない。

また例えが錯綜しておりますが、外来種の強さ(逞しさ)は尋常ではありません...そういうこと
を申し上げたく。みんな仲良く...と思っていたところ、生きるか死ぬかの厳しい世界からきた
外来種...、様々な必殺兵器を携えております。このオレンジ色...はアレロパシー活性を...。

アレロパシー活性、セイタカアワダチソウも同様ですが、このアレロパシーという物質を放出
することで、虫や動物を遠ざける他、周囲の他の生物の生育を阻害する働きを持っております。
免疫のない在来種から見たらたまったものでなく、しかもタネを一株当たり数十万個も拡散する...。

現在のところ、このナガミヒナゲシは国の駆除対象である特定外来生物に指定されていないよう
ですが、多くの自治体で地域の生態系を破壊する可能性があるとの注意喚起が為されております。
種としては生き残りたいだけ。ただし共存するには...。人も植物も同じような気がしております...。

オレンジ色の...①

2024年05月26日 | 日記・エッセイ・コラム

昔、オレンジ色の憎いヤツ...というTVCMありました。これが分かれば50歳以上ですね...。
さてこのところ車で走行中、道路端にオレンジ色の“綺麗な”花を見掛けます。同乗者とその
ことについて話していたら、“綺麗”じゃない、“危険”だ...と指摘が入りました...何故?...。

この花、ナガミヒナゲシという欧州原産の植物なのだそうです。一見、ポピーの花のように
綺麗なのですが、相当の悪者...。全国各地の自治体でも注意喚起(むしろ積極的な駆除への
協力要請)が出ておりました...。凄まじい“繁殖力”なのだそうです。

このナガミヒナゲシの1株に実は100個くらい付くそうです。そして1個の実からは
1,000~2,000のタネが採れる。要するにこれ1株で数十万単位のタネがバラ蒔か
れる...ということであります。繁殖力が強いので車のタイヤ、人の足にくっ付いて各地へ...。

この植物には毒性があって、それは元来自らを虫や動物から守るためなのですが、人間が
触ると“かぶれる”などの害があるようです。駆除にはゴム手袋着用のことと書いてありました。
そして“アレロパシー活性”という特性...。セイタカアワダチソウと同じだ...(続きは次回に)

休漁前に...⑤

2024年05月25日 | 日記・エッセイ・コラム

写真、ヤリイカ...。これは小底でも少量入りますが、専門は“沖合”底引き...。小底の操業範囲は
専門的な話(北緯・東経~等々)省略しますが、概ね犬吠埼から太東岬(九十九里終点)まで、
沿岸の操業範囲が決められており3ケ月の休漁。銚子商業全国制覇の頃に決められた規則です...。

この小底には知人が多く、私が銚子に戻った18年前から行動を共にしておりますが休漁期間中
に休んでいる漁師など皆無。他の仕事に励んでます。“資源保護”ということには賛同しているけれど、
ルールを守って50年...。船の数が1/10に激減。銚子商業もここ最近は甲子園に行けていない...。

小底の漁師の方々に聞くと船の数が大幅に減っているのだから休漁期間を無くせ。ということは
全く言っていない。操業海区を沖合に延ばすなどルールの変更(緩和)は求めており、こういう
“現場の”声をくみ上げる仕組みが“形骸化”しているようです。資源の前に漁業者がいなくなる...。

こういう声が届かず、ポテンシャル、明るい...という綺麗な言葉が並ぶも漁業者の数は減少の一途。
漁業予算は増加し続け、現場を知らない方々からは漁業者は漁をしない方が儲かる等と揶揄する声も。
銚子の漁業、野球...。歴史あり市民の誇りであるもある種の呪縛。変化を受け入れる時...と感じています。

休漁前に...④

2024年05月24日 | 日記・エッセイ・コラム

写真は、もはや幻ともいわれるようになってしまった“キンチャクガニ”...、このカニも小底が
水揚げしております。それが最盛期60隻、現在6隻。銚子商業が全国制覇した頃に決められた
ルールに今でも縛られながら...。銚子商業...50歳以上と20歳以下で認識真っ二つか...と。

我々世代(以上)で高校野球を語る時、必ず出てくる銚子商業。しかしながら若い世代(20代)
に聞くと、それ何のことですか?となる訳です。たんなるジェネレーション・ギャップで片づける
ことなかれ...であります。世代間の認識にはズレがあり、時間は容赦なく過ぎて参ります。

漁業にはポテンシャルがあるんです。10年後は明るい...。というお話を聞いて、専門の先生方
とお話をしたことがあります。可能性あり、将来が明るいという(その根拠)をお示し下さい...と。
(漁業が)儲かる産業であれば後継者は増えるんですという意見も...。これも胡散臭いです。

2010年に全国で約20万人いた漁師(漁業就労者)ですが、その時点ですでに60歳以上が
40%を超えていた。そして現在、同就労者は約12万人...。新規参入が極めて少なく、既存
従事者の高齢化による自然減....。さてさてこの話題、明日で一区切り。

休漁前に...③

2024年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム

50年前...私は5歳ということですが。その当時(昭和49年)は銚子商業が甲子園で優勝...。
子供ながらパレードを遠巻きに見て、銚子商業凄いなと思ってました。漁師の皆さんは球場で
大漁旗を...。ちょっとマナー悪いですと言われてたようですが、漁師町ですから...と。

いつもの如く話が飛んでしまいましたが、銚子の底引き船の休漁が決められたのもその頃...。
50年も前に資源保護という概念があったことに驚きます。私の生まれ育った環境、その周囲
には漁師さんが多く、イワシやサバはな...“湧いて”くるんだよ...と。まず科学的根拠なし...。

科学的根拠は聞いたことがありませんが、湧いてくる..。よく聞いておりました。今目の前に魚
がいなくても、海のどこかで魚は湧いて出て、それが回遊してくるから安心です。古来、人の手
で資源(魚)が枯渇したことはありません...。50年前の論法ですか?と聞き返しました。

どうも最近もこの論法多いようです。海のことはよく分からないと言えばそれまでなのですが、
“資源管理”をお題目に、水産関係予算は増えているにもかかわらず漁業者は激減。何か妙です...。
科学的な話(資源管理)をしながら、答えは、湧いてくる...やはり妙です(続きは次回に)


休漁前に...②

2024年05月22日 | 日記・エッセイ・コラム

毎年掲載しております、資源保護のための休漁...。銚子に戻って18年...。最初の頃はこの
小底の“水揚げ作業員”のようなことをさせて頂いておりました。3ケ月も漁に出られず生活
は大丈夫なのだろうか?と余計なことを考えておりました。休漁期間中に何をしているの...。

もちろん船や漁具の整備など、漁業に関することを行っておりました。漁業者も人間ですから
心身のメンテナンスもこの時期に。病院に通っている人、家族と旅行に行く人...。あとは何を?
ということですが、ほぼアルバイトされておりました。ある意味、二刀流...生活力高いです...。

これは小底のことではありませんが、他にも仕事を持っており、漁の期間は船に集まって、
漁期が終わればそれぞれの故郷に帰り別の仕事を...。そんな方々もおりました。仕事人集団、
プロ中のプロ...、これはある意味、これからの働き方...ということにも繋がるかと思ってます...。

さてさて、資源管理、資源管理と言い続けて50年...。60隻いた船は6隻になっちまった...。
資源(魚)が滅びてしまう前に、漁業という生業が滅びてしまうのでは...という提言に接し
ました...。最近、知人漁師と話す機会が非常に多くて...(続きは次回に)

休漁前に...①

2024年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム

ブログ掲載はもう20年近くになります。季節ごとの話題も“マンネリ化”しているように感じて
おりますが、このマンネリ化ということ決して悪い意味では使っておりません。むしろ良く続い
ていますね...というニュアンス(これまた悪い意味は全く無くて、継続する...その姿勢が重要...と)

5月もあと10日を残すのみ...。銚子の近海小型底引き船は6月から8月末日までの3ケ月間、
資源保護のために休漁となります同・沖合底引き船は7月、8月が休漁。これから銚子港の魚
が少ない時期に入ります。50年以上前の取り決めを今でも守っている漁業者の方々に敬意を...。

これまた変な意味はありません。50年も前の取り決めに縛られながらも、今も生き残り海に
出て行く漁業者がいてこそ...の魚ビジネス(広く水産業)...。小底は最盛期60隻が現在6隻
沖底は同40隻から4隻...非常に厳しいですがこれが現実であります...。

1年のうち、3ケ月間休漁し、操業月も時化等で出漁が厳しい銚子近海小型底引きでありまして
この船の皆さんがいわゆる“地魚”を獲っております(写真はその漁獲物)。個人的にも非常に、
思い入れの強い近海小型底引き船...。少々、この話題続けます。

E259系②

2024年05月20日 | 日記・エッセイ・コラム

東京在住の頃、何故地方の人は上京する際に車を使うんだろう...と思ってました。ここでいう
地方とは上京に際して飛行機や新幹線を使う必要のない、概ね東京駅から100kmくらい...。
そんな疑問を持っていた自分(私)が地方生活となると、上京の手段は車が殆ど...でした。

...でした。と過去形で書いております...、最近“少し”認識が変わって参りましたので。改めて
ですが、電車の中は快適でした。寝ていても目的地に着くし渋滞にはまることなくほぼ定刻
通りです。電車の方がエコ等、高尚な話はさておき電車は楽だな~、改めての感想であります。

他方、便数減とか不便に(感じる)こともありますが、何事も考え方次第です...。人口が
沢山いて(乗降客が多く)、そんな時代は何が何でも会社や学校に行け...。現在はリモート
ワークや遠隔授業も一般化されて参りました。どちらが...良し悪しではなくそういう時代...。

地方の場合、車が無いと生活できない...これ本音なのですが、あと10年もすれば65歳
以上人口は半分になる。免許返納等、何らかの理由で運転できなくなるかもしれない。その時、
やはり公共交通機関...。再び、何事も考え方次第と思うに至るE259系乗車記でした...。


E259系①

2024年05月19日 | 日記・エッセイ・コラム

JR旭駅で“特急しおさい”を待っておりましたが、そこに現れたのは...成田エクスプレス..に
似た列車。後で詳しい方に聞いてみましたが、確かに成田エクスプレスと同型・E259系と
いうそうです。本年3月のダイヤ改正にて、特急しおさいがこのE・259系に変わった...と。

確かに車内の“造り”は成田エクスプレス。成田~にはかつて数回乗ったという(記憶の)範囲
ですが、確かに似ている...。車内は非常に綺麗で快適、大型スーツケースが収納できる(施錠も)
スペースもあります...。便数は大幅に削減されておりますが、その分快適さが増している...。

何事も考え方ひとつと思う所以であります。抽象的ですが、投下できるサービス等が一定として
それをどう分配するか? 快適さの質を落としても便数を増やす、或いは反対に便数を減らして
快適さを増やす...。前者は人口増時代、後者は現在の考え方かもしれません...。

電車は目的地まで人を乗せて運ぶ移動手段...から、移動手段であることはそのままに、新たな
サービスが多々、付加されております。昨今JRE(東日本)、BANKサービスの発表がありましたが
様々な分野で応用が利く考え方なのでは?と...(続きは次回に)

JR旭駅:午前10時15分...②

2024年05月18日 | 日記・エッセイ・コラム

繰り返しになりますが、ことさらこのような閑散とした場面を切り取って寂れてますね~と言い
たいのでは全くありません...。旭市は平成の大合併で地域の中核になっておりますし、伝統的な
農業、漁業も先駆的取り組み多く、何よりも旭中央病院の所在地。地域医療の要でもあります...。

そんな旭駅の平日、午前10時頃の風景はこのような感じですが、駅の外側を走る国道126
号線沿いには全国チェーン(飲食店等:全国どこでも同じような風景で面白味はありませんが...)
生活をするには全く困らない...。時代の変遷と共に、駅とか電車の役割が変わってきたようです...。

私の事務所の目の前に“利根川”が流れておりますが、銚子の発展はまずこの利根川水運によって
もたらされました。地域活性化(あまり好きな言葉ではありませんが)の本質が交換(外で稼いで
内側で使う..)であるとすれば、対価を得る“モノ”や、それを運ぶ手段は非常に重要であります...。

水運から電車、駅前から郊外化(車社会)の時代を経て、脱炭素だ、シェアリングだ...となり
まして、昨今再び電車や水運の可能性が大きく問われているところであります。駅や電車、時代が
変わろうとも地域における重要なインフラです。但し求められる役割、機能は変わっていく...。