野郎と言うと何か運転手さん達に失礼と思いますが、映画のタイトルにもなっていますので。実は私、このトラック野郎シリーズが大好きで、シリーズ全作品を観ています。義理人情とプロ根性。日本人の好きな要素が殆ど網羅されています。寅さんに近いかもしれません。さて写真のトラック。殆どが千葉県外の車です。特に九州、四国ナンバーが多いです。銚子で揚るサバやイワシ、九州・四国で盛んなヒラメやタイの養殖のエサに使われているようです。最近はど派手なペイントは減っていますが、昔は観音様や仁侠映画の主人公、鬼など実に沢山の模様がありました。子供心に良く覚えております。最近はこのトラック群に混ざって大型トレーラーが増えました。輸出も始まっているようです。脂の乗っていないサバが中国に行くようです。何か複雑です。
今度はアイナメのアイナメ。同じカサゴ目でもフサカサゴ属(メバル等)に比べ、このアイナメ(アイナメ科アイナメ属)の骨は独特で面白い形をしています。よーーーく見てみると、目のような丸い穴の先に何と口のような形をしたものまでハッキリ見えます(か?)実に面白いです。この魚の骨を探せシリーズですが、小中学校の食育関連で行っているところもあるようですが納得です。大人も楽しめますから。魚は切り身ではなく丸で買って、煮付けは丸ごと。魚の胸ビレ(の骨)チェックを行って、最後はお湯を入れて骨に付いた身まで残さず食べる。こうなると問題になるゴミは殆ど出ません。気になる臭いも、殆ど感じません。それでも気になる場合は洗うか熱湯を掛けてしまえば次のゴミ出し日まで魚臭さは殆ど充満しないと思います。魚ですから魚臭さがあって当たり前ですが、銚子の田舎ならともかく、都心ではそうは行かないですから。このアイナメですが、釣りの醍醐味最高です。関東は赤いブラクリという仕掛けを使います。重りが赤くユラユラと落ちてくるその姿に誘われてアイナメが掛かります。仕掛けはともかくアイナメは初心者でも比較的簡単に釣れます。銚子マリーナ近くの防波堤なら高確率で釣れると思います。私が中学生の頃は現在の第三漁港周辺が天然の磯で、ここでは仕掛け関係なし、ヘラブナの竿で岩場を探るとアイナメが良く釣れました。この辺では良く潜ってましたが、ある先輩は岩場に潜り、素手でアイナメを捕まえてきました。こういう先輩、一同みな尊敬してました。それだけアイナメの動作が鈍いという事ですが....。でもこういう自然に親しんで今の自分がある訳です。
魚へんに春で鰆(サワラ)、春ですから。サバ科サワラ属のサワラ。確かにサバに似ています。サワラの由来は狭腹だそうです。狭い腹、体が細長いという事を表しているようです。因みにサラワの幼魚をサゴシと呼んでいますが、これは狭腰(狭い腰:要するに細長いを指しているようです)ロシア語ではサヴァラと言い、これは日本語のサラワから来ているようです。ほんまかいな。と思いますが、日本語がそのまま外国名になっているものかなりあるようです。魚へんに冬でコノシロ。コノシロも揚っていたのですが、掲載する前に春になってしまいました。今年の冬は真っ先にコノシロを掲載します。魚へんに秋でカジカ。では魚へんに夏は?調べてみます。サワラですが加熱しても身は柔らかく味噌漬けなど最高に美味しいですが、産地ではやはり刺身です。ピンク掛かった色をしており非常に美味しいです。
銚子と波崎を結ぶ利根かもめ大橋です。この写真は銚子方面から波崎方面への入り口。反対に波崎から銚子方面に真っ直ぐ進むと広域農道の入り口に直結し、広域農道からは東総有料道路~東関東自動車道に繋がっています。この利根川沿いですが、非常にいい雰囲気で、銚子は海岸線の豪快さも綺麗ですが、この利根川沿いでは風情ある風景を何箇所も見つけることが出来ます。~利根の川風袂(たもと)に入れて月に棹(さお)さす高瀬舟~浪曲・天保水滸伝で有名な一節です。この大橋は南北に走っていますが、東に進むと飯岡町、西に進む(利根川沿い)と東庄町。この両陣営の大利根河原の決闘が天保水滸伝の舞台なのですが、これは長くなるのでいずれ。私の歳で浪曲というと笑われそうですが、利根の川風~の一節は何とも郷愁を誘うような心に残る名調子なんです。
昨日からメンテ工事でブログの更新が出来ませんでした。本当は本日の午後8時まで工事の予定だったようですが、戻ってますね。と言う事で101回、102回と更新しました。引き続き宜しくお願い致します。
“賞味期限58秒”恐れ入りました。技あり一本。参りました。今まで食品業界に12年勤務しており、今は自営ですが食品の仕事。商品のコピーやPOPなどの重要性は十分に理解しているつもりです。秀作と言われるコピーも沢山見て参りました。ただこの写真。言葉がありません。本当に参りました。凄いの一言です。自称:銚子あるもの探し隊を始めてからずーーっと気になってました。これほどのコピー今まで見たことがありません。この“のぼり”ですが、私の家の近所の銚子名物“ぬ○せんべい”発祥の店として名高い老舗米菓店のものです。“おせんべい”ですが、この焼き立てを味わった事がありますか?食べたら何だコリャ。という感じです。物凄く美味いです。最近はネット等の“お取り寄せ”が盛んで各地の名物をどこでも味わう事ができますが、やはり本当に美味しいのは、その場で、出来立てを食べる事でしょう。その場に行く。という事は車や電車やバスで“時間を掛けて”行く訳です(当たり前ですが)時間を消費する事になります。この時間の消費をどう捉えるか?と言う事、非常に大事だと思います。取り寄せてしまえば自分の都合で食べられますから非常に便利ですが、賞味期限58秒の商品は食べられませんね(笑)むろんこのおせんべい、通常のおせんべいのような賞味期限がつけられており、お取り寄せも出来るようですが。それにしても参りました。東京から銚子まで電車・バス・車で同じく約2時間。せっかく時間とお金を掛けてお越し頂くからには、賞味期限58秒と言える商品を作りたいと心から思いました。
写真中央の変わった鳥。昨日投稿を頂きました。どうも“コサギ”だったようですね。全農さん、生協さん等が展開している“生き物調査”で使われている、田んぼの生き物調査ポケット図鑑に掲載されているようですから、早速購入して、これからは図鑑片手に歩く事にします。飛び方は優雅だけれど、泣き声は悪魔のよう。だそうです。今度はその悪魔のような声を聞いてみたいと思っています。表面上、優雅なヤツは鳥でもやはり腹黒いのか?という先入観は捨てて、今後も見慣れない鳥を見つけたら掲載します。また一つ勉強になりました。カモメの輪の中にたった一羽違う種類。姿・形(泣き声もですね)は違っても、その集団に違和感はありません。多様性を認める。自然界にはそういう法則が有ったり、自らと違うものを認める寛容さがあるようですね。人間が最も学ぶべきものと思います。
写真は3月17日(金)午後4時頃、第一漁港と第二漁港の中間にある小型船の係留場付近で撮影しました。カモメに囲まれた前方の一羽、これ何と言う名前の鳥なんでしょうか? 以前から時々見掛けており、気になっていましたので、まずは写真に収めてみようと思っていましたが、非常に警戒心が強く、人の気配がするとすぐに飛び立ってしまいます。羽を広げると非常に大きく(カモメの倍以上かもしれません)、飛んでいる姿は優雅です。この鳥に限らず、名前も知らない見たことの無いような鳥に遭遇する事も多く、それ故にバードウォッチングの名所になるのでしょうが、この鳥は気になります。田んぼにいる白サギか?とも思いましたが、それとも違う気がする。どちら様かお分かりの方がいましたら教えて下さい。この鳥は何ですか?
本日連載100回(連続)を迎えました。皆さん有難うございます。昨年の12月に始めたと思ったら、あっという間に50回。50回はまだ序の口なんて書いていたらもう100回です。もうすっかり生活の一部になってます。先日テレビを見ていたら“ジャネーの法則”なるものを知りました。これはフランスの心理学者(ジャネーさんという方だそうです)が提唱した説で、人間の心理的時間の長さはその人の生涯の時間に反比例するというもの。36歳の私の1年は36年生きてきた中の1年という長さで、1歳の子供の1年はまさに見るもの、聞くものがすべて初めての1年間。あくまで一般論ですが、要するに中身の濃さの違いと認識しています。最近時間の経つのが早い。と感じたら要注意。流されているのかもしれません。銚子に帰ってきて1年。この1年は今までの3年分くらいに感じました。見るもの聞くものが新鮮な驚きの連続だったからだろうと思います。これからは要注意、車の運転でも何でも慣れてきた頃が一番危険。これを肝に銘じています。これからもカメラ片手に銚子あるもの探し、情報発信を続けます。今後とも宜しくお願い致します。