銚子・角巳之・三代目

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惑いの10年.続き②

2012年02月29日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7737 ちょっと前の感覚だと、これは掃除の業者さんに、これは委託の方々に、本部の人間は指示してりゃいいのよ...。職位が上がれば、雑務は放棄...、で、気が付くと、具体的に動いている人間が少なくなっていく訳であります。それでも全体的に動いていたように見えたのは時代背景でしょうか。その感覚で閉塞感のある時代に対峙すると、ますます閉塞感が...。中小企業は綺麗ごとを言っていられる立場にないので、とにかく具体的に動く...。傍から見れば、何もそんなに...となるのでしょうが、これこそが感覚のズレ。さてさて、20年前を振り返ると、20年後にこういう時代が来ると予想していた人は少ないと思いますし、社会との関わりあいとか、あれもこれも、面倒くさいのはすべてカネで解決という風潮があったかと思います。むろんそうじゃない方々もいたのでしょうし、あくまで一般論として。そしてカネのない時代に入り、感覚改めて自ら動けば良いだけの事ですが、感覚が残ってしまっているんですね。カネ払えばいいんだろ...と。無いのに...。社会の中堅、40代、今までの感覚を改めて、具体的に動く。今から少しずつ、こういう訓練しておかないと...。新聞記事に共感するところ大でありました。


惑いの10年・続き①

2012年02月28日 | インポート

Img_7738 不定期で日経に連載されている40代、惑いの10年...。最新号は地域社会との関わりあい...だったと思います。40代にもなると、何となく定年の姿も見え始め、どうやって会社人生に始末を付けて、60歳あるいは65歳に備えようか...となって参ります。そんな事知ったことか!、そんな事、その時になったらやるんだから余計なお世話だ...。こういう方、結構多いのですが、自分一人で生きているならいいですが、周りが迷惑するんですね...。介護だ、葬式だ、地域の行事だ...と、実にいろいろな事がある訳ですが、東京時代はそんな事、微塵も感じたことはなかったです。ではなぜ、そういう記事に共感するかと言えば、一つには自分がそういう年代に入ったという事と、銚子に戻って参りましたので、いやがうえにも関わらざるを得ない...。その関わりあいの感度を40代から磨いておかないと、60代になってから大変ですよ...と。そういう論調、その通りと思います。確かに、地方都市はこれから日本が遭遇するであろうほとんどの問題が先発して起こってますので...。葬式一つとっても、業者の方に任せればいいや...じゃ済まないですから...。近くにいる奴らが全部やれ、俺は東京で大変なんだ、何だとコノヤロー、こんな感情摩擦しょっちゅうですが、それに一喜一憂していたら、身が持たないですね...。続きは次回に。写真は確か、宝満(ほうまん)と呼ばれる奇岩。大男が寝そべって空を見上げているように見える...はず...であります。


再び軽トラ市!

2012年02月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7749 毎月第4日曜日、銚子の銀座通りで行われている軽トラック市...。開始からもう半年になったでしょうか。初回はさすがに人が多かったですが、大雨の時もあったり、出店が極端に少ない時もあったり...。最近はまばら...。こういうイベント、間違いなく継続に意味があり、その先には必ず何かがあるんですが...。千葉県内でも有名な直売所の社長さんが言ってました。このままじゃダメだ、直売所作ろうとなった...。作るったって、カネどうすんだ?商品は?、そもそも誰が責任者やるんだ?...。そうすると、そこまでしなくても、まずは軽トラの荷台にコメや野菜積んで売りに行こう...。となった。で、初期はかなり売れる。しかも楽しい...。ところが、今回は俺用事があるから行けねえ、次の週はみんな稲刈りだから休みにしっちゃあべえ...。自分たちの都合を終え、さあ売るぞ、と息巻いたら、今度は全くお客さんが来てくれなくなった...。理由はご賢察の通りです。ほとんどの直売所が通ってきた道のようです。雨が降ろうが何だろうが、毎回出店している方々を見ると、お客さんと完全に信頼関係が成り立っております。一緒に見ていた社長さんから、こういうことなんだよね~と。継続を伴わないイベントはむしろ弊害の方が多いとも言っておられました。軽トラ市の主催者さんは意気盛ん。地元大学生も毎回協力、関心の輪が確実に広がっているようです。


部室地図②

2012年02月26日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7745 これまた部室地図...。水産物の海域表示も始まり、問い合わせもある事だし、自分でも興味があって、毎日眺めてます。関係者から、北緯~、東経~...を聞きながら、なるほど漁場はこの辺りか~と。船舶関係者が使用しているロランチャートを張っておこうかと思いましたが、GPSの発達で、最近ロランチャートはあまり使われていないとのこと...。ロラン...。GPSが人工衛星を利用する方法に対して、ロランは地球上の固定局からの時間差による測定法。難しい話省略...。地図を眺めると、銚子沖に銚子海脚(かいきゃく)と呼ばれる一帯があり、その先には日本海溝...。日本海溝の最深部付近に香取海山(かいざん)や鹿島海山という名称があります。海溝、海山、海嶺、海穴、海盆、海脚....。地形の形で呼び名が変わるようですが、それにしても、面白い....。専門家に話を聞いて、ネタ仕入れたらまた報告させて頂きます。


部室地図①

2012年02月25日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7748 部室の壁に何枚かの地図があります。もともと地図を眺めるのが好きだった、あるいは殺風景だったのでという理由もありますが、自分の立ち位置を意識しながら仕事を...と思った次第であります。といいながら、そんなスケールは大きくなく、発想の転換とでも申しましょうか...。北の北海道が上にあって、西の九州が下、見慣れた地図だと面白くないので、銚子を上に、それであれこれ考えてます。上とか下とか特に意味はありません。上下関係では全くなくて、たんに向きの話...。新潟や富山の知人は、それぞれを上にして朝鮮半島、中国本土まで網羅した地図を掲げておりました。そうすると、日本海を囲むような形で陸地が繋がって見えます。環日本海経済圏構想なるものも数年前から良く耳にしております。いつも見慣れたものも、向きを変えたり、見る角度を変えるといろいろな発見があるものです。この地図から皆さんは何を想起しますか?


“勝ち”と“負けない”③

2012年02月24日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7743 毎度同じ話題を引っ張っているとキリがないので、この辺でこのシリーズ終わりにしますが、この領域、非常に深いです。後の先...。相手に先手を取らせて、守り抜き、一撃を持って相手を倒す...。これ横文字で言うとカウンター、矢吹ジョーの得意技、クロス・カウンターであります...。ちょっと古かったでしょうか。比較優位にいるものが、比較劣位、要するに立場の弱い相手をいじめる...。独禁法でいう優越的地位の濫用でありますが、先般、数十億円にも上る賠償命令が出たと新聞報道にありました。勝とう、勝とうとするあまり、知らず知らずのうちに傲慢になっていくのでしょうか。第一志望に入れないという劣等感は、10代には非常に辛いものですが、第一志望に入って傲慢になって、40過ぎてから反動が来るよりも....。むろん、第一志望に入って、その後、立派にやっている人も多いのでしょうが...。勝つと思うな、負けてたまるかと思え。高校生と話しながら、自らにそう言い聞かせております。


“勝ち”と“負けない”②

2012年02月23日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7741 最近、中高生と話す機会が多く、最近の若者は...と思うおっさんでありますが、じっくり話してみると、どうして、なかなか...どころか、自らの10代後半と比べたら、自分が恥ずかしくなるくらいの状況に多々遭遇しております...。第一志望の高校、大学、就職先に行けたら幸せになれるんですか? 第一志望に入れた40代のみなさん、今幸せですか...。メガトン級のパンチが次々襲って参ります....。手に職付けるより、大学に行って上場企業に行った方がいいんでしょうか?それとも...。こういう時代になったのでしょう。誤解を恐れずに言えば、好ましい時代になったのだと思います。剣道の達人とお話したら、後の先(ごのせん)...という言葉が出て参りました。後の先...、相手に先制攻撃をさせ、防御しながら反撃の一瞬を待つ...。で、この一瞬にすべてを掛ける...。まさにそれが青春だ!と昔の青春ドラマにありましたが、この一撃、ああそうか...と。遅れをとっているようで、最終的には勝つ(負けない)...。そもそも18歳の試験一回で、人生が決まってしまう訳ないじゃん...。18歳(15歳でも)の試練、確かに通る道であるけれど、それで人生が決まってしまうなんてこと、絶対にないですよね...。続きは次回に。


“勝ち”と“負けない”①

2012年02月22日 | インポート

Img_7736 “勝ち”と“負けない”...、どちらも同じ現象を指している表現に見えて、実はかなりニュアンスが違う言葉...。あるスポーツの指導者とお話しする機会があり、仕事も同じかな~と思ったりしたもので....。勝つ...という言葉が、ややもすると上から目線で、好戦的で、緊張感が漲っているのに対して、負けない...という言葉は、地べたから発せられ、消極的に見えながら熱く、淡々としながら力強い...そんな感想であります。あいつらに勝ってやると意気込む強豪がコロッと負けて、負けてなるものか!という比較弱者が勝ったりする。だから面白い...。10回のうち9回勝ち続けてきた人やチームが最後の1回で負ける、反対に9回負け続けた側が最後の1回で勝つ...。ちょっと前、勝ち組・負け組なんて言葉が盛んに叫ばれてましたが、最近はどうなんでしょうか?そもそも何をして勝ちとするんですか...と。相手がして欲しいことをする。のではなくて、して欲しくないことをしない。好かれようではなくて、嫌われない...みな同じようなニュアンス。球技などで負けないためには相手にできるだけ点をやらない...だからディフェンス、ディフェンダーのあの話もあったなあ~と。続きは次回に。


おもてなし

2012年02月21日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7735 年始に友人から書籍を貸していただきました。タイトルは“県庁おもてなし課”時間を見付けて読んでおります。面白いので仕事に支障が...という事で、一気に読まないようにしておりました...。最近、私の周囲で“おもてなし”という言葉、良く出て参ります。で、おもてなしって何だろう...という事であります。ある会合で、我々に何かできることはありませんか?という質問に対して、何もない...。協力してくれなくていいから邪魔しないでくれ...。こんなやりとりがありました。これ前後の脈絡がないと、なかなか呑み込めないでしょうが、良くあるケースです。何もしてくれなくていいから、邪魔すんな...。相手は良かれと思っている場合も多いのでしょうが、受け取る側から見ると有難迷惑...。相手がして欲しいことを事前に察知してさりげなく...。いい感じですが、実はおもてなしって、して欲しいことではなくて、して欲しくないことを絶対にしない....ということなんじゃないかと最近思っております。そっとしておいて欲しいのに、ああでもない、こうでもないと世話を焼き、挙句の果てには、こんなに心配してやってるのに...と逆ギレ....。事情があって、魚食べられないのに、銚子に来たから魚でも...と無理強い...。どうだ美味いだろう...と。これって、おもてなしだろうか...という事であります。観光客の方に聞いても、アレルギーとか、何らかの事情があって、魚食べられない方、結構おります。魚以外ありますか?と聞かれましたので、待ってました...と。あれも、これも、じゃあ次回は部室鍋に....となった次第であります。最後は余計でした....。


いただきもの

2012年02月20日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7697 地元生産者の方から、キャベツいただきました...。カゴで2杯分...。20個くらいあったでしょうか。今の時期、キャベツ高いのに...。銚子に限らず農畜水産業の産地においては、こういういただきもの日常茶飯事でしょう。そしてタダがあたり前になる...。気持ちと気持ちの物々交換、これ地域を成り立たせる必要条件かと思いますが、いつものように...、労働の対価を理解しえないところでは、タダがあたり前になる弊害、多いです。新米の季節に産地ではコメが売れない...何故?と聞くと、縁故米だよ、縁故米...。要するにおすそ分けでいただくので、誰も買わない...。キャベツもスーパーに行って値段見てはじめて気が付く、値段が付いてるじゃないですが、しかも1個300円も。20個だと6000円ですよ、6000円。コメは出て行った次男以下が田植え、稲刈り手伝う代わりに労働の対価として家長からいただくもの...。キャベツにしても何らかの労働の対価、気持ち、心遣いの領域...。このキャベツ...銚子の名産でありますが、産地化させるために50年以上もの歴史があります。そして毎年のように新たな品種へ果敢に挑戦している...。ああキャベツだ...。ではないこと、いただきもの食べながら話題は尽きませんでした。


美食の...。

2012年02月19日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7726 Img_7727 Img_7730 先日開催された市内ホテルにて供された料理の数々...。中華と聞いていたのですが...。紅イモとフカヒレのスープから始まって、卵の黄身を使った黄金ジャン、その他諸々、中華の技法を使った西洋料理のような趣でありました。それにしてもプロの技とは凄いもの...。部室鍋には部室鍋の良さがありますが、プロは見た目も供し方も別格...。本日は目の保養で...。


部室鍋・沖縄風

2012年02月18日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7720 沖縄土産でソーキ・ソバ、海ぶどう、ラフテー頂きました....。で、早速、部室鍋...。鍋というより、パッケージに書いてある手順通りに作れば、それだけで十分...。久しぶりにバラ軟骨のラフテー食べました。旭に行けば手に入るのですが、やはり本場の味付け...。非常に美味であります。部室鍋の対象が非常に広くなって参りました。銚子にお越しに来る方々から、あれ食わせろ....と。食べ物については、鮮度とか、旬とか、時に脂肪分とか、糖度とか、そういう尺度がある程度必要なんでしょうが、部室鍋を繰り返していると、それだけじゃねえな...。これ実感しております。


千葉にて..。

2012年02月16日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7621 千葉に行っておりました...。本日は幕張ではなくて千葉港の物流倉庫....。旭を過ぎて山田町に差し掛かったところで雪...。大栄、成田と進むと更に雪、雪...。帰りはもっと酷くて、成田~芝山に至る坂道は視界が非常に悪い...。不慣れな雪道、いつもの倍以上の時間が掛り、先ほど(すでに本日)帰還いたしました。車で外気温を確認しながら進みましたが、成田周辺と銚子周辺は3℃~5℃違ってました。やはり海の影響でしょうか。本日は取り急ぎ。写真は本文とは何ら関係ありません。


幕張にて...。

2012年02月15日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7687幕張に行っておりました...。幕張、免許センターであります。1点、2点が重なって、気が付いたら6点...。違反者講習会でした。反省、反省であります。全く車に乗らなかった20代、その失った青春時代を取り戻そうとしている訳ではありませんが、最近は走行距離で年間3万5000㎞から4万㎞...。東京もすべて車になってしまいました...。違反のすべては東京でのもの...。反省、反省...。気持ちを新たに安全運転で...。明日も千葉におりますので、更新遅れると思います....。