銚子・角巳之・三代目

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成長記録(続き)

2021年05月31日 | 日記・エッセイ・コラム

今年もカサブランカ...。生育順調であります。ちょっと茎が細いかな~と思うくらいで、成長の
早いものにはすでに蕾が出来ておりました...。同時期、一斉に球根を植えましたが、成長具合は
一つ一つ違っております。蕾が出てきたモノもあれば、まだ葉っぱが十分に生育しないモノも...。

早生・晩生(わせ・おくて)という表現とはちょっと違うのでしょうが、それぞれ球根の性質
植えた場所、陽の当たり具合...様々な要素が影響しているのだと思います。成長スピードの速い
遅いはありますが、枯れてる様子は無く、あと1ケ月もすればあの大輪の花が咲くことでしょう。

グラジオラス(写真下・左)は今年初めてで、これからどんな成長を遂げるのか全く分かりま
せんが、こちらもあと1ケ月ほどすれば、赤、青、黄色、紫、白...の花が咲く...(はず)であり
ます。それぞれ開花が楽しみですが、花が終わったら寂しくなるな...と。

まだ花も咲いていないのに、花が終わった後の寂しさを感じるなんて...ということですが、普段
の生活を見渡してもそう感じること結構あるかと思います...。花に嵐のたとえもあるさ・さよなら
だけが人生だ...。ふとそんな一節が出て参りました。まずは今を楽しめということなのだろう...と。

強い台座②

2021年05月30日 | 日記・エッセイ・コラム

写真、本文とは関係ありませんが、26日(水)...話題になっていた皆既月食...。そもそもピンボケ
なのですが、カメラの腕前が良くてもこの日は空振り...。雲が掛かってしまってました...。さて台座
のこと...。台座後光を仕舞う。ということわざがあるようです。仏像から台座と後光を外したら...。

台座とは第一義的にはモノを据え置く台と定義され、第二義では仏像を安置する台とされております。
殊に仏像では種類ごとに台座が決められており、仏像と台座は切り離すことが出来ない...。さらに後背
にある後光と併せ、それが無いと面目を潰す、あるいは死を...。台座・後光のない仏像とはその意味で...。

さらに台座の別れ。ということわざ...。台座を人間の胴体になぞらえて、台座から首が離れる=首を切
られて死ぬ...の意になるそうです。ちょっと怖い表現ですが、本体と台座は不可分の関係で、それが離
れるということは死を意味するのです...。まさに弱い台座で強い大砲を放つ...に等しい。

経済的に疲弊する地方都市での工場誘致等は、確かに有難い話ではありますが、迎え入れ体制が整って
いないのに、獲らぬタヌキの何とやらが先行すると台座の別れ...双方にとって不幸な結果になる場合が
あります...。ここでは自戒を込めて、強い大砲には強い台座が必要だ...。このこと再び...。


強い台座①

2021年05月29日 | 日記・エッセイ・コラム

いきなり台座とは何事か?...。この場合、大砲の下の土台部分を想起して書いております。強い
大砲を使用するには、強い台座が必要だ...ということ。転じて、何事も基礎が重要だ。土台が
重要だという事...。当たり前ではないですか...ということですが...。

疲弊する地方に、大きなメーカーの工場進出話が持ち上がる...。工場でも学校でも港湾設備でも
何でも良いのですが、疲弊した街や市民にとっては大歓迎。ついでに捕らぬタヌキの皮算用を...。
雇用はこれくらい、税金は...。いいことずくめと思いきや...。案外、失敗しているようです。

やはり強い大砲(大きな工場等)には、強い台座(迎える側の意識・覚悟)が必要であります。
進出してくる側は、何らかの意図を持って来るのですが、迎える側はそんな意図お構いなし...。
雇用だ、税収だと騒ぐばかり...。自らの権利ばかり主張し義務を果たさない...。

大砲という例えは適切でないかもしれませんが、ちょうど日本の軍艦に関する本を読んでいた
もので...ご容赦下さい。大砲が強ければ強いほど台座が重要で、この台座が弱いと大砲が機能
しないどころか、壊れる...。そういうことなのでありまして...続きは次回に。



お詫び...。

2021年05月28日 | ブログ
本日(5/28)掲載分...、私の過失(操作ミス)で記事そのものを消去してしまって
いたようです。先ほど指摘がありまして気が付きました...。お詫びを申し上げます。
廃藩置県...。この内容、またいずれ掲載致します。

再び廃藩置県②

2021年05月27日 | 日記・エッセイ・コラム

幕藩時代は、年貢を納める代わりに領民の生命財産を守ってもらう...。現代で言えば税金を納める
代わりに、様々な行政サービスを受ける...。これは一応の建前ですが...。江戸時代も吉宗あたりの
時代になると、コメ相場の乱高下で経済が混乱する。暴れん坊将軍、大岡越前の時代です...。

当時の年貢はコメ...。コメを納めさせて、それを換金することによって幕府や藩は諸経費を賄うも
コメ相場が下落し、諸経費が高騰していく状況下において、財政基盤が弱い藩は借金に借金を重ね
幕末頃になると、もはや返済不能というくらいまで借金が増えて行く...。

当時、藩主は領民に対して生産高の40%前後という高い年貢を課していたものの、諸経費を差っ
引くと手元に残るのは10%以下だったそうで...。明治新政府は旧藩主に10%の利益は保証し、
以前の借金はチャラにしてやるから廃藩置県に従え....と。維新の裏側は財政問題だったようです...。

借金をチャラにしてもらえたのは旧藩主のみで、家来の方々は生活に困窮し、藩を信頼してお金を
貸した商人も次々と破産...。当時、藩主に逆らえる人はいない訳で、ズルい、理不尽だなんて言え
ない。不満だけが募り、一部で反乱が起きるも明治新政府は着々と基盤を整えて(続きは次回に)



再び廃藩置県①

2021年05月26日 | 日記・エッセイ・コラム

本日、写真と本文何ら関係ありません...。さて大河ドラマ・青天を衝け...、毎週楽しみに見て
おります。現在は栄一が一橋家に召し抱えられた辺り...。これから明治維新に向けて、激動の
時代描写へと移っていく事でしょう。時代の大きな転換期であります...。

先日、何気なく雑誌見ておりましたら、内容は廃藩置県...。明治維新の象徴例かと思います。
それまで藩だ、殿様だ、侍だと言っていたところ、もう殿様も侍も要りません...。それにして
も、あれだけ強固だった藩主・侍の主従...、さぞや抵抗しただろうと思いきや...。

上野の彰義隊の話、西郷さんと西南戦争...等々ありますが、本日はこの話題でなく、多くの藩
で抵抗が少なかったということ...。雑誌によればその理由...借金...。財政基盤の弱い藩では、
もはや殿様だ侍の意地だと言っていられないほど借金が膨らみ、維新前にすでに経済は破綻...。

喰えないものしょうがないでしょ...という事で、今で言えば民間人から借金を重ね、その額
天文学的数字...。もはや返済不能状態の中、廃藩置県...。ある種の徳政令、もっと言えば借金
踏み倒しの好機を迎えた...と。この話題、続きは次回に。

そろそろ入梅イワシ...。

2021年05月25日 | 日記・エッセイ・コラム

スッキリしない天候が続き、一部ではすでに入梅に入ったという報道もありますが...。例年で
あれば6月上旬から中旬に梅雨入り。その時期に揚がるのが入梅イワシと言って、一年で最も
イワシが美味しい季節...。(例年...と言う表現、見直しされているようですが、今回は触れず)

さてさて銚子港では大型巻き網船によるイワシの水揚げが連日行われております。連日数千㌧
単位...。写真は巻き網船団の運搬船でありますが、この沈み具合であります...。本来であれば
バルバスバウと呼ばれる船首下部の波除装置部分がハッキリと見えるのですが...。

この場所、子供の頃の遊び場で往時を思い出しておりました...。当時もイワシが豊漁で、この
辺で遊んでいると、知人の漁師さんが家に帰ってバケツ持ってこい...と。お裾分けを頂き、
戦利品を獲たような気分で家に帰ったものです。銚子港の水揚げ最盛期だったと思います。

あれから約40年...。銚子港は水揚げ量こそ日本一でありますが、内容はだいぶ変わりました。
また(これは喜ばしい事ですが)イワシの価値は飛躍的に上がっております。特に入梅時期の
イワシの美味しさは、名だたる高級魚に勝るとも劣らない...。この話題、続きは後日...。


距離感...。

2021年05月24日 | 日記・エッセイ・コラム

最近感じていることの一つ...距離感...。もはや職人芸の域に達しているであろう漁船の接岸風景
を見て、その思いさらに強くなっております。大型船で数百トンの(この日はイワシ)満載...。
波、突風、他船の状況...等々、そんな中でも距離感を掴んで、ぶつからないように岸壁へ...。

近づき過ぎず、離れ過ぎず...。慎重に慎重に距離を詰めて、ピタッと接岸した時には思わず
お見事!...と。目的は接岸(しかも安全に)。もともと操船技術の高い方々ですが、自らの船
の状況だけでなく、波などの自然現象や他船の動向など四方八方に目配せしながら...。

スポーツの世界、殊にバスケットやサッカーなど身体接触のある競技では距離感、重要です。
離れ過ぎればディフェンスにならないし、かと言って近づき過ぎると抜かれる...。俗に腕一本
分の距離感などと言いますが、練習によってこの近過ぎず、離れ過ぎずの距離感を体得します...。

人間関係もかくの如し...。いくら親しいからと言って、毎日訪問したら迷惑だし、かと言って
不義理ばかりも考えもの...。年を重ねたら良い塩梅...でいたいものです。塩梅(あんばい)は、
按排(按配)であり、程よく...。経験・訓練によりこの領域へ...。船の接岸を見ながら...。

カツオの季節!②

2021年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム

東北地方でも、ネズミ(モウカザメ)の心臓をホシと言って食べる習慣があると思います。銚子は
東北とも交流が深く、ホシと聞いて心臓を指すことも東北の方々の影響かと思います。カツオの
ホシ...。煮て食べるのですが、子供の頃はこれのどこが美味しいのか不思議でなりませんでした。

が、しかし...今。カツオのホシを肴にお酒を飲んでいる自分がいるではないか...。ああそういえば
あのおじさん...と思っていた方々の年齢に自分は達してる...。やがて、あのおじいさん...の年齢に
なって行く...。過去を懐かしむだけでなダメだな...。そう思う自分もいる...。

カツオの水揚げは往時に比べれば減っている。魚体も小さい...。それでもカツオはカツオ。月並み
ですが、命を頂くからには無駄なく美味しく感謝して...。人の嗜好が年齢を重ねるごとに変わるのも、
美味しいところだけ食べて残りは捨てる...。そんな無駄をさせないための摂理なのかも知れません。

結局のところ地域の食文化の継承こそが、地域資源を守ること。そして最近、盛んに叫ばれている
SDGs...。海の豊かさを守ろう...も同様。あのおじさん達の姿が、現在の自分達の姿になった今、
あのおじさん達の智慧に学ぶものは多い...。ただの酔っ払いじゃなかったんだな~と。




カツオの季節①

2021年05月22日 | 銚子の魚

今年もカツオの季節がやって参りました...。ブログ開設以来、この季節に毎年カツオ掲載して
おります。詳しい統計資料は見ておりませんが、感覚的に水揚げ量は減ってるな~。魚体は
小さいな~...。本当に感覚的ですが...。銚子の場合、カツオは巻き網船による水揚げです。

本年、すでに10回ほど実食しておりますが、全くハズレ無く、季節の醍醐味を堪能させて
頂いております。食べ方は漁師流...、同量のニンニクとショウガ(しかも双方大量に)を醤油
(ヤマサかヒゲタ、共に銚子)で溶いて...食べる、食べる、食べる...これは最高です。

幼少期(40年以上前ですが)の記憶を辿れば、カツオの季節は魚市場一面カツオだらけ...、
という感じで、刺身に飽きた大人たちは、湯むぐり(お湯に通して)食べたり、それぞれの
家庭で佃煮作ったり、私の実家では自家製のかつお節まで作ってました...。

かつお節の製造過程、上手く説明できませんが燻製を繰り返してカチカチになる前、半生状態
のものを、なまり節と言って、これが酒の肴に最高と言っていたおじいさん達。またカツオ
の心臓をホシと言って、銚子界隈では食べる習慣がありまして...続きは次回に。


あんこう(酢味噌)

2021年05月21日 | 銚子のうまいもの

これまた度々掲載しておりますが、あんこうの(酢味噌)...。知人宅でご馳走になりました。
あんこうと言えば常磐、殊に大洗(茨城)が有名ですが、銚子もあんこうの漁獲量が非常に
多いこと既報の通りです。需要期は冬ですが、夏場にもあんこうは揚がり多くは冷凍保管...。

真冬の最盛期に水揚げされたあんこうを豪快に鍋で...。これは醍醐味ですが、これだといつ
水揚げされるか分からないし、値段も...いくらになるかわからない...。ならば冬場の需要期
に備え冷凍保管しておこう。自然な考え方です。しかも最近、冷凍。解凍技術は素晴らしい...。

ところであんこうと言えば鍋なんですが、銚子界隈では写真のように酢味噌で食べる機会が
多いように思います。先般掲載のホタルイカも酢味噌で。野菜類も、豚しゃぶも...酢味噌で
たべることが多い。しかもかなり甘い...。嗜好と言ってしまえばそれまでですが...。

早いもので5月も残すところ10日ほど。あんこうを漁獲する近海の小型底引き船は6月~
8月末日の3ケ月間、資源保護のため休漁期間に入ります。陸に上がった漁師の皆さんとの
交流が増える時期ですので、海のこと魚のこと色々聞いて掲載して行きたく思っております。

大いなる何か...。

2021年05月20日 | 日記・エッセイ・コラム

先日ある本を読みながら...、気が付くと一気に読み終わっていた...。人生とは大いなる何かに
よって導かれているのだ...。目の前で起こっていることはすべて必然。覚悟を持て...等々...。
有名な科学者の方が書かれた本で、簡単に要約することは出来ませんが、感じるものがあり...。

科学者の方ですから理論、裏付けは沢山あるのですが、私の場合何よりも感覚的にそうだな...と
思うところが多く、この時期にこの本に出合う事もまた必然だったのだろうと...。曰く、強運...。
運も実力のうちと言われますが、その強い運はどこから運ばれてくるかということであります。

出逢いやご縁も重要でしょうが、何よりも目の前で起こっていることに対して、如何に解釈する
か?が大事ですと説く。今まさに逆境にあったとして、他者や社会情勢に責任転嫁するか、天が
与えた試練と捉えるか?大いなる何かの導きで今が有ると考えれば、逆境は必ず好転する...。

すべては大いなる何かの導きであると考え、それを受ける覚悟を持てば人間の奥底から問題を解決
するための叡智が湧き出てくるものです...。大いなる何か?言葉を変えれば生きているではなく、
生かされている...。心の置き場所も解釈ひとつ...。こんなご時世に心を整える...重要だな~と。



コラボ(食+器)

2021年05月19日 | 日記・エッセイ・コラム

最近、夜は殆ど外食せず...。この1年に限ってみると外で食事したのは片手で数えるほど...。
これまた何か理由がある訳でなく、こんなご時世なので、落ち着くまでは静かにしているか...と。
たまたま今回は仕事でお誘いを頂いたので、成田市にあるお店で打ち合わせを兼ねて...。

4月にオープンしたばかりのお店でした。こんなご時世に?...、感染症対策は万全で、安心感
ありました。スタッフの方も親切で、暫し気持ちの良い時間を過ごさせて頂きました。銚子港
水揚げの魚もメニューに入ってました。食材は千葉県産にこだわりを持たれているようです。

銚子の魚とか野菜とか、いつも食べている食材ですがプロのシェフに掛かるとこうなるのか?
毎回感心しきりでありますし、今回も大変美味しく頂いたのですが、目を引いたのが器...。これ
数年前に掲載したかと思いますが、同じ千葉県内のガラス工房さんの特注だそうです。

東金にある某有名ガラス工房...。コップや器の制作体験なども人気です..。その工房で制作された
特注の器...。料理はもちろん美味しいのですが、こういう器で出てくると更に美味しく感じる...。
それも含めて料理、おもてなしということか...。久しぶりの外食で、そんな感慨改めて...。

銚子〇にて

2021年05月18日 | 日記・エッセイ・コラム

過日、回転寿司の銚子〇にて...。銚子と冠しておりますが、経営者の方は銚子(出身)の方では
ないようで...。ただし銚子港から毎日、獲れたて鮮魚が直送されていることは事実...。しかも
一般の寿司店では扱って頂けないような魚(小魚類)まで果敢にメニューに入っております。

人気の回転寿司チェーン...、三大チェーンと言うのでしょうか、こういうお店より来店客の年齢
高め、値段もちょっと高め...。店内、目の前で焼き上げている出汁巻き卵など名物も多く...。
三大チェーンの土俵には乗らない、様々な独自の取組も面白いです...。

そういえば私...、回らないお寿司屋さんに最後に行ったのは何時だろう?と考えて見ました...。
記憶を辿っても数年、少なくとも5年くらい行っていないような気がする。一方、回るお店には
かなり頻度高く行っているように思います。来店の動機は安いからだけではないような気がします。

気軽に行けて、安価で、業界全体に熾烈な競争があるので、それぞれが工夫を凝らし、どんどん
レベルアップしている...。回る、回らない...どちらが?という是非ではありませんが、回るお店に
人が集まること、ただ安いだけでは決してない...。これは事実だと思います。