銚子・角巳之・三代目

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レア(カモメ)!

2023年03月13日 | 銚子のカモメ

ブログ開設以来、銚子はカモメの聖地...と。さてここ最近、漁港周辺にバードウォッチャーの方々
が非常に多くなったな~と思っておりました。車のナンバー拝見すると県内、都内はもちろん、
長野、山梨、群馬、埼玉....。さすがに何かあるのかと思って、観察中の方々に聞いてみました...。

1ケ月くらい前から銚子でヒメカモメの情報があり、今はチャガシラカモメまで観ることが出来る
んですよ...と興奮気味に...。地元の方ですか?、いつもこんなカモメたちに囲まれて羨ましいです。
???...返す言葉に詰まりましたが、他愛ない世間話などしながら幸福感ということ考えました。

ヒメカモメ、チャガシラカモメともに日本ではなかなか観ることが出来ないレアなカモメなのだ
そうです。大変非礼な表現ながら、好きな人にとっては堪らない。興味ない人にとっては全くどう
でも良いこと。しかしながら堪らないほど好きなものに会いに行く道中は幸福感で一杯だったろう..と。

カモメに会いに銚子へ。すでにカモメは立派な観光資源です。観光資源という表現もおこがましい
かもしれません。観察されている方々の幸せそうな表情見れば一目瞭然です。銚子を訪れた観察者の
方々がレアカモメをネット上で掲載されております。写真から幸福感が伝わって参ります...。





頭の黒いカモメ...。

2020年05月06日 | 銚子のカモメ

本日も写真がピンボケしてしまい申し訳ありません...。折からの強風で、カモメの動くスピードに付いて行けず...。
写真上の先頭を飛んでいるカモメ...。明らかに他とは違い、何とかカメラに収めようとしましたが...。このカモメ、
近くにいた専門家の方々に聞いたら、ズグロ(頭黒)カモメか、ユリ(百合)カモメ...。恐らくユリカモメだろう...と。

ユリカモメ...。過去に何度か掲載しておりますが、明らかに姿が違う...。これまた専門家に聞いたところ、頭が黒く
なるのは、ユリカモメが次の飛来地に飛び立つ前のサイン...。夏の羽に切り替わるタイミングだったのではとのこと
でありました。それで初めて知りました...、ユリカモメは渡り鳥だったのです...。

名にし負わば・いざ言問はむ都鳥・わが思う人は・ありやなしやと...。在原業平の有名な句...。京の都から東国に来た
業平は、都のことが恋しくなっていた..。そんな時、見慣れない鳥を見付け、それが都鳥であると聞かされる。都を
名乗る鳥ならば、京に残してきた愛しい人が元気かどうか教えておくれ....。その都鳥の正体はユリカモメ...。

これまた、だから何よ...。と言われそうな話なんですが、当の本人(私)にとっては、ささやかな感動であります...。
写真下、飛んでいる鳥たち...、まとめてカモメと言っておりますが、実に沢山の種類と生態(生まれた場所で過ごす
もの、渡って行くもの)があるものです。一つに見える構図も、実は多様性の宝庫...。文学・歴史ロマンにも繋がる訳でして...。



カモメの避難場所

2012年01月22日 | 銚子のカモメ

Img_7590 シケの時など、見慣れた中堤防にカモメがいない...。それではどこに行ったのか?...気になりました。こういう、どうでもよいような事に関心を持ってしまうのは、田舎暮らしゆえか、はたまた自身の性格か?良く分かりませんが....で、カモメ。銚子第三魚市場近くのトラック・スケール(トラックの重量をはかるところ)前に大きく群れをなしておりました....。腹を地面に着けて、小さくなり、ただひたすら暴風雨に耐える...。いじらしい姿ですらありました...。カモメと中堤防で同居している黒いヤツら(ウミウ、カワウ)はどこに行ったのだろうという事ですが、ヤツらはこの暴風雨でも中堤防に。中には水の中にいるものも...。顔つきもどことなく精悍に見えました...。


カモメが...。

2011年11月13日 | 銚子のカモメ

Img_7178 先日、大雨の銚子漁協にてサンマの水揚げが行われておりました。で、トラックからポロポロと落ちたやつにカモメの大群が....。われ先にと体の大きさくらいあるサンマを丸呑みに..。千葉県の水産関係者の方とその一部始終を見ておりました。傍らの専門家に聞くと、基本的に何でも食べてしまいますからね~と。弱肉強食。体が大きいやつが独り占めしようとしているように見えるのですが、よくよく見ると、そこには何らかの秩序、はやり言葉の?長幼の序とでも申しましょうか、大きいのが小さいのに、配慮しているように(見える)光景も多々目撃できるわけであります。基本的に弱肉強食、生きるために食べる。力の強いやつが先に食べる....、しかしながら、その集団を維持していこうとする力が本能的に弱者を守ろうとしているのでしょうか。人間はカモメではなく、そこに感情とか、知恵とか、様々な要素が重なっているわけで、カモメのようにわれ先に、本能というより、話し合いで解決という選択肢もあるのですが....。これがなかなか....。知恵が悪知恵になって、ずるくなって....。本来自らが引き受けなければならない案件があって、自らが責任放棄すると他の誰かに大きな負担が行ってしまう...という状況の中で...。しめしめ....と。私自身もそういう経験多々あって、悪いな~と心で思いながら見て見ぬふり...。そして後々気分が悪くなって、自戒の念にさいなまれ....。あとは悪循環...。私に限らず、人間だれでもそういう経験あると思います。問題が降りかかってくるのは誰でも嫌なもので、世間ではそれを処世術などと呼んだりします。確かに一理あります。すべての人が横綱相撲が取れるわけではない...。ただ不思議なもので、いつしかそれが習慣になると、やった“フリ”だけが上手くなる。そしてそれが自らを貶める最大要因になって参ります。本日の朝刊にありました。必要なのは世界観と処世術...と。この世の中の仕組みはどうなっているのだろう(世界観)?と、その仕組みの中でどうやって動けばよいのだろう(処世術)...とTPP問題に関連してのものでありました。カモメの行動見ながら、その集団のなかに働くある種の秩序維持行動....。なぜか、目の前の人間世界とダブって見えている次第であります。


太ったカモメ

2007年02月09日 | 銚子のカモメ

100_1169 このブログの読者で、娘さんが東京海洋大学に通われている方がおります。以前メール頂きました。大学の実習で銚子へ行ってまず驚いた事。カモメの数もそうなんだけど、あのデカさ。って言ってましたよ。との事。確かにデカいです。あれだけエサに恵まれればそりゃそうだろうと思いますが、これだけ太って飛べるのだろうかと下世話な事を考えてしまいます。写真のカモメ、下から見上げたらペンギンのようでありました。二年前までの私も、こんな体型。何とかせねばと歩き回り、今は“虎の穴”(これで世代が分かります。私は再放送世代ですが)と名付けられた先輩のところの筋トレルームで体型維持に努めております。お恥ずかしい話、肩が上がらないほど痛かった(30代なのに40肩でした)のが、今では懸垂が出来るまでになりましたし、スポーツ障害の後遺症で膝、腰が痛かったのですが、これも随分緩和されました。美味しいものに恵まれて、運動不足になれば、すぐに今話題のメタボリック・シンドローム。美味しいものを食べるにはまず健康ですし、美味しいものを美味しく食べ続けるには自己管理が非常に大切と、改めて良~く分かって参りました。ただ分かってもまた挫けるのが人間の悲しいサガ。やはり仲間が必要かと思います。東京にいた時は、仕事が終わって仲間と一杯は至福の時でありましたが、最近はアルコール抜き。仲間と筋トレしてから低脂肪乳です。不思議なものでこれまた至福の時を感じております。単なる自己満足かも知れませんが....。


年末らしさ....

2006年12月24日 | 銚子のカモメ

100_0932 本日12月24日。日曜日ですが銚子魚市場は動いております。年々師走の慌しさが無くなっていると言われていますが、市場周辺の直売所などに並ぶ品揃えが代わって行くのを見ると、ああ年末かと感じたりします。10数年前、築地でアルバイトしていた頃はクリスマスが過ぎると戦場のような賑わい。みんなで栄養ドリンクを飲みながら連日・徹夜のような状況でした。食肉担当になってから数年間は、新宿の量販店さんで品出しのお手伝いをさせて頂いていたことが有りますが、ここも同じような状態。バックヤードから商品を出し、売り場に到着する前に商品が無くなる....。どちらも肉体的には非常にしんどいのですが、終了後は何故か清々しさすら感じました。元旦営業が常態化し、コンビニ等、いつでもお店は開いていますし、正月だからと言っておせち料理を作るという風習も廃れ始めております。時代が代わったんだから....。という事なんですが....。写真は利根川河口で珍しい鳥を見つけましたので掲載しました。頭の赤いカモのような水鳥。これは何と言う名前なんでしょうか?慌しい年の瀬だったら、川面に浮かぶ珍しい鳥の姿が目に入ったかどうか....?さて、今年もあと1週間です。


カモメ集結中!

2006年12月06日 | 銚子のカモメ

100_0848 各地からカモメが帰ってきました。セグロ(カタクチイワシ)の水揚げ時など、また空一面にカモメの大軍団。銚子では日本近海で見ることの出来るほぼすべての種類に遭う事が出来ます。写真の一団も同一種類ではなくて、良く見ると足が赤かったり、黄色だったり....。最近はこれらに加えて以前掲載しましたトビや青サギまで。ドック内の浅瀬ではオオバンの幼鳥が泳いでますし、中堤防付近にはウミウの一段が整列しております。寒くなって参りましたが、それによって風景は輝きを増し、各地からタレントが多数集って、日常生活に彩が加えられております。


漁港の青サギ

2006年12月03日 | 銚子のカモメ

100_0844 このところ毎朝、漁港に1羽の青サギがいます。本来は田んぼなどに生息している鳥らしいのですが、漁港にはエサがあると学習したのでしょうか。カモメやトビなどと喧嘩する訳でもなく、早朝のあるひと時だけ、ご覧のような姿で海を眺めております。背中で何かを語っているようで、最近は市場に行くたび、この青サギは来ているだろうか?と気になり始めました。カモメ等に比べかなり警戒心が強いようで、少しでも近づこうとすると飛び去ってしまいます。漁港の青サギ、何か絵になっているように思います。


燕雀いずくんぞ....

2006年10月20日 | 銚子のカモメ

100_0577 燕雀(えんじゃく:ツバメやスズメ、小さな鳥の意)いずくんぞ鴻鵠(こうこく:鳳凰など大きな鳥の意)の志を知らんや!最近良く、漁港付近にタカのような大型の鳥を目撃しておりました。この辺にタカがいるはずはないし、その仲間のノスリかとも思いましたが、これも違う気がする。いつもの生き物ポケット図鑑で確認したら、どうもトビのようです。トビもタカの仲間。タカ類は鳥の中では最も高いところを飛び、羽はほとんどバタつかせず、風を読んで悠々と大空を駆け巡っております。燕雀いずくんぞ~とは、中国の故事で、ツバメやスズメに、天高く飛び回る大鳥の気持ちなど分からないから転じて、大人物の気持ちや大きな志を小人は理解する事などできないに通ずるようです。カモメの大群の遥か上空に1羽で悠々と飛んでいる姿に接し、お前に“志”はあるのか?と問い掛けられているような気がしました。この言葉、幕末の志士達も好んで使っていたようです。時代の変革期、世の中を変えていくのはいつも信念を持って、大勢に組しない(いわゆる変わり者)、他者には見えない何かが見えるが故に現実社会との間で大きな軋轢を生むけれど、新しい時代の扉が開いた時、彼らは先駆者と呼ばれたりします。が、当の本人達は他者の毀誉褒貶(きよほうへん:ほめられたり、けなされたり)など全くお構いなし。批評や比較をやめて具体的に行動すると、その動機善なりや?という“志”の部分に行き当たります。“世の人は我を何とも言わば言え、我が為す道は我のみぞ知る”-坂本竜馬-。燕雀いずくんぞ.....、現代も変革期に差し掛かっているようです。“志” この風景を見ながらそんな事を思っておりました。


アオサギ

2006年08月20日 | 銚子のカモメ

100_0333 写真は恐らくアオサギだろうと思います。“田んぼの生きもの調査プロジェクト”発行の“田んぼの生きもの図鑑・ポケット版で確認しました。サギの仲間では一番大きく、全身が青灰色。頭の先は白く、目の上を通る黒い帯状の羽毛。クチバシは黄色...。特徴に殆ど合致しております。飛んでいる姿も見ましたが、かなり大型でした。図鑑によると体高は90㎝前後、羽を広げると幅160㎝近くになるそうです。車で走行中に銚子の対岸・茨城県神栖市波崎の利根川沿いで見つけたので、思わず車を止めて撮影しました。以前掲載しましたコサギもそうですが、非常に用心深く人間の気配を感じるとすぐに飛び立ってしまうので、驚かせないよう遠くから望遠で撮影しました。私のカメラ&腕ではこれが限界。ピンボケはご容赦下さい。真夏の昼下がり、土手沿いを合宿(サッカーのようでした)と思しき学生(大学生)の集団がランニングしており、その先のボートに一羽のアオサギ。絵になってました。


訂正します

2006年04月11日 | 銚子のカモメ

000_0817_2000_0901_2  3月18日(土)と4月9日(日)に掲載した“ウ”ですが、投稿を頂き、これは“ウ”ではなく、“オオバン”という鳥であることが判明しましたので、お詫びして訂正致します。オオバンはツル目クイナ科、ウはペリカン目ウ科。何よりクビとクチバシが決定的に違ってました。海辺にいる黒い鳥=すべてウミ“ウ”そんな訳ないのに...。慣れ・思い込みは怖いです。今後はもっと注意して観察しますが、間違い等ありましたらドシドシ指摘して下さい。投稿有難うございました。


ウ・サギ

2006年04月09日 | 銚子のカモメ

000_0901 ウとサギでウサギ。全然面白くないのですが、この風景を見て、その言葉が頭から離れません。近所の小学生に言ったらバカにされそうだと思ってましたがブログに書いてしまいました....。ウ・サギに意味は有りません......。さてこの写真ですが、第一漁港と第二漁港の中間にある川口ドック(船着場)で撮影しました。ここは私が習慣にしている散歩コースの一つなのですが、晴れた日の午後4時頃ここを通ると、ほぼ毎回この風景に遭遇します。サギ1羽にチビ・ウが2羽。いつも決まってこの組み合わせです。仲良しなんでしょう。ここではカモも見ることが出来ます。カモメは大群でいます。この船着場ですが、水面をよーく見ると、ボラの稚魚やハゼなんかが見えます。子供の頃は良く釣りをした場所です。最近は釣りをしている子供をあまり見掛けませんが、代わりに野鳥天国になってます。時々、チビ・ウやサギ(これも幼鳥のようです)が潜って魚を捕まえてます。小さくても野生動物。これから大海に出て行くには格好のトレーニング場のようです。


逆風

2006年03月25日 | 銚子のカモメ

000_0840 春を迎え銚子のカモメの数も減ってきましたが、それでもイワシの水揚げの時など写真のように無数のカモメを目撃します。空一面カモメ。こういう風景想像できますか?このカモメ、殆ど羽を動かしておりません。当日は物凄い強風でしたが、カモメは風下から風上に向かって飛んでいきます。当然流されていきますが、そこから器用に上昇していきます。上昇したら殆ど羽を動かさず、風を読んで巧みに飛んで行きます。スキーのジャンプ競技も適度な向かい風を良い風と言ったりしていますが、こういう風景を見ながら良く考えます。向かい風、逆風は上昇の時。と。風の捉まえ方をカモメに教わりたい。そんな気がします。


コサギだったようですね

2006年03月22日 | 銚子のカモメ

000_0820 写真中央の変わった鳥。昨日投稿を頂きました。どうも“コサギ”だったようですね。全農さん、生協さん等が展開している“生き物調査”で使われている、田んぼの生き物調査ポケット図鑑に掲載されているようですから、早速購入して、これからは図鑑片手に歩く事にします。飛び方は優雅だけれど、泣き声は悪魔のよう。だそうです。今度はその悪魔のような声を聞いてみたいと思っています。表面上、優雅なヤツは鳥でもやはり腹黒いのか?という先入観は捨てて、今後も見慣れない鳥を見つけたら掲載します。また一つ勉強になりました。カモメの輪の中にたった一羽違う種類。姿・形(泣き声もですね)は違っても、その集団に違和感はありません。多様性を認める。自然界にはそういう法則が有ったり、自らと違うものを認める寛容さがあるようですね。人間が最も学ぶべきものと思います。


これ何でしょう?

2006年03月21日 | 銚子のカモメ

000_0823_1 写真は3月17日(金)午後4時頃、第一漁港と第二漁港の中間にある小型船の係留場付近で撮影しました。カモメに囲まれた前方の一羽、これ何と言う名前の鳥なんでしょうか? 以前から時々見掛けており、気になっていましたので、まずは写真に収めてみようと思っていましたが、非常に警戒心が強く、人の気配がするとすぐに飛び立ってしまいます。羽を広げると非常に大きく(カモメの倍以上かもしれません)、飛んでいる姿は優雅です。この鳥に限らず、名前も知らない見たことの無いような鳥に遭遇する事も多く、それ故にバードウォッチングの名所になるのでしょうが、この鳥は気になります。田んぼにいる白サギか?とも思いましたが、それとも違う気がする。どちら様かお分かりの方がいましたら教えて下さい。この鳥は何ですか?