銚子・角巳之・三代目

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許し・こんがり...。

2012年09月28日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8437最近、本を読む機会が増えまして...。そこで出てきた言葉、最大の報復は圧倒的な実力差を付けて、相手を許すことだ...。そして、嫉妬はこんがりと...。何の事かと思われるでしょうが...。日々、いろいろな摩擦の中で、意図的である、なし、に関わらず、相手に報復しようとしたり、嫉妬したり...。そんな感情、誰にでもあると思います。貴重な人生の時間を、報復や嫉妬など悪感情に支配されていてはもったいないですよ。切り替え、切り替え~と、言われるけれど、生々しい人間であるが故に、執着し、煩悩となって...。なるほど、許しと言う概念、こういう凄みも含まれるのかと思ったり、嫉妬はこんがりと...上手いこと言うもんだな~と。生肉でも、焦げすぎて真っ黒になっても食べられない...。焼(妬)かないと食べられないけれど、焼(妬)き過ぎでも食べられない。穏当でない言い方かもしれませんが、報復や嫉妬の感情は、時に自らを鼓舞する原動力にもなりえるけれど、それが過ぎると、自らの身を滅ぼしますよ...何事も....。という事でありました。写真は本文とは全く無関係でありますが、これが美味しそうにこんがり焼けた姿か...と。この1ケ月、病後の節制で、写真のようなもの食べてねえな~。こんがり焼けた美味しそうなものを食べられるのは心身ともに健康な証拠だな...と。本日も戯言でありました。


耕畜連携

2012年09月25日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8580知人の農家の方が言っておりました...。あと何回、この光景を見られるんだろう...と。苗を作って、田植えして、いつも気にかけて、稲刈りをして、また再び...。これが稲作農家の四季。一生涯で、30回(年)、50回(年)、田畑譲り受け、苗~収穫のサイクルの数だけ年取って、あと5回(年)かな、10回(年)できねえだろうな...と、70歳、後継者のいない農家の方がしみじみと。人は死んでも田んぼは続く。先祖からバトンは受けたけど、渡す相手がいない....。継ぐも継がずも、それぞれ言い分はあろうと思います。しかしながら、そこに“ある”...。領土問題とも通じるところがあるように思います。さてさて、写真の風景。北海道のように思いますが、お隣・旭市の風景です。銚子、旭、匝瑳と続くこの界隈、稲作農家と畜産農家の連携、いわゆる耕畜連携事業が盛んです。要するに稲わらを巻き込んで、家畜のエサとし、その糞尿は堆肥として再び田んぼに投入する。循環農業というやつです。口蹄疫が起こった時、原因の一つは輸入稲ワラが原因か?と言われ、思った訳です。コメ余りだ何だと言われてるのに、なんで稲ワラが足りないんだ...と。稲刈り方法の変化や、畜産農家との連携云々と聞きましたが、今のところ、この界隈、こういう風景を見ることが出来ます。が、あと何回(年)出来るだろうか....。そういう声、最近良く聞くようになって参りました。


市場!

2012年09月24日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8581先日、千葉市場に行って参りました。正確には千葉市中央卸売市場...。聞くところによると、中央市場から地方市場に変更されるようですが、詳細はいずれ。この市場は千葉市が市場の開設者。そこに荷受けと呼ばれる方々が各地から荷物を集め、仲卸と言う方々がセリ等で魚や野菜を買い付け、飲食店や量販店に販売する...。基本的な市場の流れであります。市場には集荷や価格形成などの重要な諸機能がありますが、最近はどうも荷物が集まらない....らしい。要するに流通が変わったのだ...と。市場の諸問題、これ全国的な問題であり、市場に留まらず、流通や産地、もっと言うと消費者すべてに関わっております。中間がおかしくなってきたのなら、産地から消費者に直接繋ぐような流通にすれば、中間コストが削減されて、消費者にとっても良いことじゃん...。という意見もありますが、果たしてそうでしょうか? この問題、機会を見付けてまた改めて。非常に重要な問題であります。


マンリョウ(の実)

2012年09月22日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8592事務所移転の際に頂いたマンリョウ...。香取神宮からお越しになりましたので、絶対に枯らしてはいけない...と。シクラメンを過保護にし、腐らせてしまった苦い経験をもとに、水やりなど、専門家に聞きながら1年、新芽が出ましたと報告しましたが、よく見てみると、紅白の実が殆ど落ちかけ、代わりに上部に新しい実が出来ておりました。そろそろ鉢も小さくなって、植え替えの時期かもしれません。古くからの友人に、お前、花や植物を愛でるような、そんな性格だったっけ....と、笑われておりますが...。何事も、一心に念じ、やることをやっていれば、やがて芽も出る、実もなるさ...と。


おかゆ

2012年09月20日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8591病院食でおかゆを食べて以来、その美味しさと効能に目覚めてしまい、退院後もおかゆ生活が続いております。すでに食事制限等は解除されておりますが、万が一もあるしな~と考えたり...。何よりも、それを食べているのは美味しいからであります。最近、ホテルの朝食などもおかゆが増えてきました。確かに美味しいし、消化にも良い。理想的な朝食だそうです。15年ほど前、台湾によく行っていた時期があり、そこで食べたおかゆと切り干し大根入りの卵焼きの組み合わせは絶品でありました。先般、千葉県内某所で食べた、この組み合わせ。15年前の風景が一気に蘇って参りました。台湾の方々から、台湾ピッツアだと聞かされ、それこそ毎日のように食べておりました。この料理、“菜補蚤” という名前で(写真撮るの忘れました、これは後日)、発音は良く分かりませんが、ツァイ・プー・タン...と聞こえた記憶があります。15年後、このような状況で再会しようとは...。食べ物の再会により、15年前、またこの間の出来事を振り返る契機に...。さてさて、おかゆ。大食漢のお前が...と笑われておりますが、侮るなかれ....。であります。


香取神宮へ

2012年09月18日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8579香取神宮に行って参りました...。昨年の今頃、新事務所への引っ越しの際、知人の大工さんから青森ヒバの一枚板があるので、神棚作ってやるよ....と。そりゃ有難いと早速お願いし、見事な神棚が出来上がりました。神棚は作ったけど神様は?ということで、地域の先輩方に相談したら、香取がいいだろう..と。退院後、思った訳です、お願いだけしておいて、御礼に行っていないな~と。そこで今回の訪問であります。香取神宮、私などが語るまでもなく。この界隈、香取神宮、鹿島神宮と、神社ではなく、神宮を名乗れる由緒正しき場所が2ケ所も...。今回は会社の御礼でありますが、個人の厄除け分はいまだ...。いつもの仲間と機会を見付けてまた参ります。詳細はその時にでも。


アケビ

2012年09月13日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8578今度はアケビ頂きました....。昔は病気になるとバナナが食べられる...と、喜んだとか...。だいぶ年上の先輩方の話でありますが...。お気遣い無用ですと言いながら、気にかけて頂き有難いことであります。自らも、血圧が高く調子が悪いと言っている友人に、それはカイソウ(バクナンバー参照)が一番だ。と無理やり送ったりしてます。先方の都合もあるし、却って迷惑かな?と思ったりしますが、そんなこんなも田舎生活の良い部分だろうと、最近は率直にそう思います。お節介は煩わしい...という意見も多いですが、年を重ねたら、ただ一言、ありがとう...だろうと。年を重ねて意固地になり、ありがとうが言えなくなると、孤独になる...。孤独結構だ。と強がってみても、やはり寂しいものです。アケビ...。食わず嫌いだったようで...、なかなかいける。料理用途もいろいろあるようです。何事も食わず嫌い、もったいない...。そう感じている次第であります。


生命力の強い...。

2012年09月12日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8576先日、農業者の方々から、ツルムラサキという野菜を頂きました。非常に生命力が強く、栄養価の高い野菜なんだそうで、退院後のお前には最適だろ....と。いろいろな方にお気遣い頂き、恐縮でありますが、素直に有難いことであります。そこでツルムラサキ、油炒めと、おひたしにして頂いて食してみましたが、ちょっと不思議な食感。熱を加えるとトロみが出てくるような気がします。ネット等でレシピが沢山掲載されているので、次回チャレンジ...。(魚の)フグなども、何故食べるのかと聞けば、そりゃ美味しいからですよ。という答えが返ってくるのでしょうが、フグは非常に生命力の強い生き物。生命力の強い魚や野菜....。こういうものを食すると、それを食べた人間も強く...。迷信でなく、本当にそう思い始めました。思わざるを得なくなったのかもしれませんが...。


イモ畑!

2012年09月11日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8533Img_8534Img_8537_2スーパーマーケット等で並んでいる野菜は見たことがあるが、それが畑でどのようになっているのか...。お恥ずかしい話ながら、私も分からないことの方が多いです。東京在住の時に比べれば、遥かに今の方が知識が多いと思いますが、それでも...。過日、千葉市からの帰途、山田町・栗源(くりもと)町を通過した際、同乗していた農業者の方から、車窓に見える畑を指さされ、あれは、これは?と矢継ぎ早に質問...。で、玉砕した訳であります。ほとんどわからない....。写真の3枚、どれかが山芋、どれかが里芋、そしてどれかがサツマイモであります...。聞いておきながら、また忘れてしまいましたが...。野菜が畑でどのように育っているのか、そんな事知らなくたって何も困らないでしょ。という意見もありますが、形(命)あるものを切断して食べている訳ですから、感謝の意味を含めて、それくらいは知ろうとしないと....。と、思う次第であります。そういうと、今まではなんて偏屈な奴だ...と思われる方が多かったのでしょうが、最近は、そうだね~と賛同される方、増えてきたように思います。宅配の業者さんなどが、ネットなどで啓蒙活動されてますし、そんな、こんなもあって、関心を持つ方が増えてきたのかなと。


クモ

2012年09月10日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_85759月も半ばになりなんとしている今、クモ(雲)の形はいまだ夏のまま。暑い日が続いております...。みなさん如何お過ごしでしょうか?さて、本日はその雲ではなく、クモ、生き物のクモであります....。過日、事務所の天井を見上げたら、私の手のひら大の巨大なクモがおりました...。目が合ってしまい互いに固まっておりました...。ほうきで叩くか?殺虫剤か?...と思いながら、ちょっと待てよ...と。私がこの事務所に移ったのが昨年の今頃、おそらくこのクモは私より先に、この事務所に住んでいたんだろうな....。と思いまして。叩かず、殺虫剤も使わず、そのまま放置...。殺生はいかん...。そんな心境であります。その後、クモは現れなくなりました....。これまた入院による心境変化なのかと思いながら...。ちなみにクモ。農業の現場では典型的な益虫。一面クモの巣が張った田んぼは非常に良い田んぼと言われているようです。


3つの坂

2012年09月05日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8572再開にあたり、前回からの流れをすべてリセット....。また新たな気分で掲載致します...。よく言われることですが、入院などすると、人生を深く考え直すものです。病院とか病気とか、そういうものに最も縁遠いと思っていた私ですら..であります。これまたよく言われます。人生の3つの坂、曰く、上り坂、下り坂、そして、まさか....。今までの(私の)思考回路は、上り坂と下り坂の2つしかなかったように思います。不測の事態の連続、一喜一憂しない...などと、生意気な事を言っておきながら、まさか、この自分が入院とは...。しかも初日は救命救急におりました...。腹膜炎の恐れがあったようです。お医者さんの説明聞きながら、それ自分の事か?...と。受け入れることが出来ない訳であります。手術になるのか?仕事はどうするんだ.....。あれは?これは?..。受け入れられないまま頭の中でぐるぐると....。幸い、大事に至らず無事退院させて頂きましたが、まさか!、まさか!は誰にも、どこにでも...。因果があって入院したのでしょう。反省すべきは反省し、改めるものは改めて...。そんな心境であります。


再開します

2012年09月03日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_8528本日より再開します。しばらくの間は不定期での掲載になるかと思いますが、何卒ご容赦下さい....。人生初の入院で、いろいろ考えました。誰しも考えると思います。今まであたり前だと思っていたことがあたり前でなくなる...。絶え間なく続く痛み、食べられない苦痛、検査から病名を告げられるまでに感じる不安....。そして、こういう場面に遭遇し改めてわかる支えて下さる方々の有難さ...。不埒な、甚だ不埒な言い方ですが、実は入院期間は非常に短く感じました。看護士さんはじめ病院の対応が非常に心地よかったからだろうと思いますが、病院という事についても改めて考えさせられました...。とにかく、本日から再開致します。引き続き宜しくお願い致します。