人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

これでいいのか侍ジャパン

2023-01-15 17:34:36 | Weblog

 3月に開催される《WBC》へ出場する「侍ジャパン」の全メンバーが判明した大谷翔平、ダルビッシュ有、鈴木誠也らメジャー組に、村上宗隆、山本由伸ら先行して発表されたメンバーはある程度納得したが、今回のメンバー構成に不安を感じてしまった。
《WBC日本代表メンバー》は下記の通り(☆は先行発表)
◆投手…大谷翔平☆(エンゼルス)、ダルビッシュ有☆(パドレス)、戸郷翔征☆(巨人)、  佐々木朗希☆(ロッテ)、山本由伸☆(オリックス)、今永昇太☆(DeNA)、松井裕樹(楽天)、栗林良吏(広島)、湯浅京己(阪神)、大勢(巨人)、宮城大弥(オリックス)、宇田川優希(オリックス)、高橋奎二(ヤクルト)、高橋宏斗(中日)、伊藤大海(日本ハム)  
◆捕手…甲斐拓也☆(ソフトバンク)、中村悠平(ヤクルト)、大城卓三(巨人)  
◆内野手…源田壮亮☆(西武)、牧秀悟☆(DeNA)、村上宗隆☆(ヤクルト)、山田哲人(ヤクルト)、山川穂高(西武)、周東佑京(ソフトバンク)、中野拓夢(阪神)、岡本和真(巨人)  
◆外野手…近藤健介☆(ソフトバンク)、鈴木誠也☆(カブス)、吉田正尚(レッドソックス)、  ヌートバー(カージナルス)

 まずは投手陣だが、高橋宏斗はまだ早いだろう。たぶん高橋を選ばなければ中日から選出がないからだろうが、それなら大野(中日)で良かったのでは…。正直、佐々木も次回でいいと思っていたが、完全試合の実績もあるし、まぁ仕方ない。ただやっぱり高橋は…。これなら青柳(阪神)、森下(広島)、水上(西武)、嘉弥真(ソフトバンク)あたりでも良かったのではないか。捕手の大城もないだろう。打撃が欲しいなら、森(オリックス)だろうし、打撃も守備も考えたら坂倉(広島)の方がいい。打撃はいいし、三塁も一塁も守れる。それから内野の岡本(巨人)もいらない。岡本を入れるなら山川を外すべきで、どちらか一人でいい。代わりに4人しかいない外野にもう一人走れる選手を入れるべきだろう。周東、大谷も外野は守れるが、センターの専門職がいないのはいかがなものか。近本(阪神)、塩見(ヤクルト)らがいるし、もっと考えるなら内野も外野も一級品の守備を誇る牧原(ソフトバンク)でもいい。まぁ栗山監督が決めたことだから仕方ないが、大いに不満が残る選考である。
 《皇后杯第41回全国都道府県対抗女子駅伝》。大阪が2時間15分48秒で4度目の優勝を飾った。新型コロナウイルス禍で中止となった39回大会を挟んで8年ぶりの頂点。大阪は1区の水本佳菜(大阪薫英女学院高)がトップと14秒差の4位で好発進し、2区でトップに立った。中盤以降は東京や福岡などと激しく競り合う中、5秒差の3位で最終区(10キロ)の松田瑞生(ダイハツ)へ。昨年1月の《大阪国際女子マラソン》を大会新記録で制し、7月の《世界選手権》は9位だった松田は、今年3月のマラソンに向けた調整中だが仕上がりに不安はなく、2.6㌔付近でトップに躍り出た。その後は神奈川の佐藤成葉(資生堂)と一騎打ちになったが、中間点を過ぎたところで一気にロングスパートして独走状態に。そのまま差を広げて、笑顔でゴールテープを切った。3連覇を狙った京都は終盤追い上げて2位。3位が福岡、4位神奈川、5位東京、6位千葉、7位鹿児島、8位愛知が入った。区間賞は1区=小海遥(新潟)、2区=渡邊菜々美(神奈川)、3区=ドルーリー朱瑛里(岡山、区間新)、4区=山本釉未(京都)、5区=上杉真穂(千葉)、6区=近藤希美(神奈川)、7区=岩崎麻知子(福島)・細谷愛子(京都)、8区=木戸望乃実(福島)、9区=松田瑞生(大阪)だったが、将来楽しみな逸材が現れた。驚異的な走りで3区の区間新記録を更新した岡山のドルーリー朱瑛里(しえり、岡山・津山鶴山中3年)だ。中学3年のドルーリーは38位でタスキを受けると、スタートから200mで3人抜き、1㌔では32位まで順位を上げた。結果、17人抜きで9分2秒の区間新記録を樹立した。まだ中学3年生、これからどれだけ強くなるのか楽しみだ。

《大相撲初場所》8日目、十両で西12枚目の朝乃山が豪ノ山を退け、無傷の8連勝で勝ち越した。十両で勝ち越すのは2017年7月の《名古屋場所》以来、5年半ぶり。関取での勝ち越しは大関だった21年3月の《春場所》以来、約2年ぶり。大関経験者の朝乃山にとって十両の土俵は番付では1年ぶりだが、実際に上がるのは5年半ぶり。時間の経過とともに実力差を見せつけている。「番付は生き物」と言われ、必ずしも計算通りにはいかないが、14勝以上すれば、出場停止中だった21年11月の《九州場所》以来の幕内返り咲きも見えてくる。果たして…。
 今日の重賞を振りかえる。中京11Rで行われた【第70回日経新春杯】は、僕が本命に推したハンデ59㌔でデヴィッド・イーガン騎乗の2番人気のヴェルトライゼンデ(牡6歳・池江泰寿厩舎)が中団追走から差し切って快勝。重賞2勝目をマークした。タイムは2分14秒2。クビの2着には好位から粘り込んだキングオブドラゴン(10番人気)、さらにクビ差の3着には外から末脚を伸ばしたプラダリア(4番人気)が入った。レースは外からゆったりとアフリカンゴールドが先手を取り、キングオブドラゴンが2番手につけたが、ヴェローナシチーが勢いづいて2番手の外から並びかける形。ヴェルトライゼンデは中団のイン、ロバートソンキーはその後ろからのレースとなり、人気を分け合う2頭は脚をためて進めた。4コーナーでは馬群が凝縮する形となり、直線に入るとキングオブドラゴンが先に抜け出して粘り込みを図る。しかし、道中ロスなく運んだヴェルトライゼンデが59キロのトップハンデをものともせずに末脚を伸ばして差し切り、決着をつけた。キングオブドラゴンがしぶとく粘って2着を確保。1番人気のロバートソンキーは伸び切れず5着に終わった。
 勝ったヴェルトライゼンデだが、ここでは力が一枚違った。騎乗したイーガンも抜け出すとソラを使う癖を見抜き、ぎりぎり最後まで抜け出さないように心がけて乗っていた。復活というか、ここにきてしっかり力をつけた。2着キングオブドラゴンには驚いた。抜け出したときは勝利したかと思ったが、今日は勝ち馬が強すぎた。3着プラダリアもよく走っている。抜け出すのが少し早かったか。この馬はこれからもっと強くなりそう。

 ヴェルトライゼンデは、父ドリームジャーニー、母マンデラ(母父Acatenango)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は13戦4勝。重賞は2022年【鳴尾記念】に次いで2勝目。【日経新春杯】は池江泰寿調教師が12年トゥザグローリー、14年サトノノブレスに次いで3勝目、デヴィッド・イーガンは初勝利となった。

中山11Rで行われた【第63回京成杯】も、僕が本命に推した横山武史の2番人気ソールオリエンス(牡・手塚貴久厩舎)がデビュー2連勝。9頭と少頭数の中、道中は後方4番手を追走。勝負どころの3、4コーナーで進出して先頭集団に並びかけると、直線で瞬発力を発揮して一気に突き抜け、2馬身半差の完勝だった。【皐月賞】と同じ舞台を勝ち、クラシック候補に名乗りを上げた。タイムは2分2秒2。2着には最低人気のオメガリッチマン、さらに1馬身1/4差遅れた3着に1番人気のセブンマジシャンが入った。
 勝ったソールオリエンスはかなり強い。今日は能力だけで勝利した。まだまだ全体的に緩い成長途上の馬、これからどれだけ強くなるのか楽しみだ。距離延びても持ちそう。2着オメガリッチマンには驚いた。ただ今日は勝ち馬だけが強すぎたレース。3着セブンマジシャンは2回不利があったが、それでも勝ち馬には勝てなかっただろう。

 ソールオリエンスは、父キタサンブラック、母スキア(母父Motivator)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は2戦2勝。重賞は初制覇。手塚貴久調教師、横山武史ともに【京成杯】は初勝利。
 今日、小倉で歴史的なレースが行われた。小倉12RでJRA史上初めて、女性騎手4人がそろい踏みした。このレースを制したのが今村聖奈(19・寺島)。4番人気のヒノクニ(牝4、深山)に騎乗。好スタートから好位の外につけて、直線で抜け出した。最後は、泉谷が騎乗するバトルシャイニングとの競り合いを頭差でしのいだ永島まなみ(20・高橋康)騎乗のタガノスペルノヴァが7着、藤田菜七子(25・根本)騎乗のエイシンディアデムは11着、古川奈穂(22・矢作)騎乗のハーディローズは13着だった。今村天晴れ!

 

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