人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

また一口馬…大惨敗

2023-01-22 18:10:45 | Weblog

 残念なニュースが飛び込んできた。車いすテニスの国枝慎吾が今日、現役引退を発表した。4大大会では男子世界歴代最多50度の優勝を誇る38歳の世界的レジェンド。ツイッターで「本日1月22日、引退することをご報告致します。皆様今まで本当に有難うございました!」と報告した。9歳の時に脊髄腫瘍を発症し、下半身麻痺に。2年後に車いすテニスに出会った。2004年《アテネパラリンピック》から21年《東京パラリンピック》までパラリンピックは5大会連続出場。シングルス3個、ダブルス1個の金メダルを獲得した。4大大会は男子シングルス通算28度、ダブルスは22度優勝。シングルスでは《全豪》11回、《全仏》6回、《ウィンブルドン》1回、《全米》7回の優勝を誇る。21年《東京パラリンピック》では日本選手団の主将を務めた。そして2大会ぶり3度目の金メダルに輝いた。世界ランキング1位でまだ十分に世界で戦える力を持っているので、正直もったいないと思うが、これが国枝流の身の引き方なのだろう。国枝選手、どうもお疲れ様でした!
 そのテニス《全豪オープン》第7日。男子シングルス4回戦で、第31シードの西岡良仁(27・ミキハウス)がロシア出身で第18シードのカレン・ハチャノフ(26)に0―6、0―6、6―7(タイブレーク4―7)で完敗した。68年のオープン化以降4大大会の男子シングルスで16強に進出した日本勢は松岡修三、錦織圭に続き史上3人目。松岡、錦織に続く8強入りを目指したが、格上にストレートで敗れた。最後粘ったが、序盤は自滅。ベスト8の壁は高い。次頑張れ!

《大相撲初場所・千秋楽》。1人大関だった大関貴景勝(常盤山)が千秋楽結びの一番で埼玉栄高の後輩にあたる平幕琴勝峰(佐渡ケ嶽)との相星決戦をすくい投げを制し、12勝3敗で13場所ぶり3度目の優勝を飾った。千秋楽相星決戦に平幕力士が挑むのは、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降初めてだったが、大関の意地をみせつけ、昨年の7月場所から続いた平幕優勝を3で止めた。最後はしっかりと威厳を示した。貴景勝が琴勝峰の勢いをしっかりと止めて、1人大関の重責を担った場所を締めくくった。天晴れ!

 ゴルフの話。米国女子ツアー《ヒルトン・グランドバケーションズトーナメント・オブ・チャンピオンズ》 3日目。僕が3打差まで持っていたら面白いと昨日書いた畑岡奈紗が6打差5位から出て、4連続バーディを含む7バーディ、1ボギーの「66」でプレー。昨年4月の《DIOインプラントLAオープン》以来となるツアー7勝目に向けて、トップと3打差の通算11アンダー2位で最終日に臨む。カナダのブルック・ヘンダーソンは4バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算14アンダーで首位を守った。ネリー・コルダも畑岡とともに通算11アンダー2位。 通算9アンダー4位にマジャ・スタークとチャーリー・ハルが並んだ。 笹生優花が1イーグル3バーディの「67」で回り、16位から通算6アンダー6位に浮上した。古江彩佳は「73」とスコアを落とし、通算2アンダー18位につけた。前半で1打差までもっていけば…ただヘンダーソンよりコルダの方が怖い気がする。畑岡頑張れ!
 また欧州・DPワールドツアーの《アブダビHSBC選手権》で決勝ラウンドに進んだ川村昌弘は、第3ラウンドで5バーディ、3ボギーの「70」で回り、通算9アンダーの16位タイで最終ラウンドに臨む。首位は通算13アンダーで、豪州のミンウー・リー、イタリアのフランチェスコ・モリナリとアイルランドのシェーン・ローリーの3人が並ぶが、まだ首位まで4打差。十分優勝争争いも可能。とりあえずはトップ10を目指して欲しい。一方、全くダメだったのが米PGAツアーの《アメリカンエキスプレス》に出場した二人。蟬川泰果は通算5アンダーの106位タイ、また小平智は同2アンダーの129位タイと、カットラインに遠く及ばず予選敗退した。もっと精進!

 今日の競馬を振り返る。中山11Rで行われた【第64回アメリカジョッキークラブカップ】は、岩田康誠の4番人気ノースブリッジ(牡5・奥村武厩舎)が好位のインで折り合いをつけつつ、勝負どころでは抑えきれない手応えで一気に抜け出すと、外から迫る後続馬の追撃を振り切った。昨秋は【毎日王冠】5着、【天皇賞・秋】11着と結果を出せずも、再びGⅠの舞台へ価値ある重賞2勝目を挙げた。タイムは2分13秒5。3/4馬身差の2着にはエヒト(5番人気)、さらに3/4馬身遅れた3着にユーバーレーベン(3番人気)が入った。なお、1馬人気のガイアフォースは5着に敗れた。
 勝ったノースブリッジだが、陣営の執念の勝利と言っていいだろう。外厩が常識のこの時代に奥村(武)厩舎はこの馬に対しては(放牧に出さず)滞在というまれなことをやっている。馬房数があるのにこれは凄い。岩田康は「GⅠでも力は通用」と言っているように力もつけている。血統的に距離の問題はあるが、今日の競馬を見ると中山は合いそうで【有馬記念】は面白そう。2着エヒトはこのところ成績が安定してきた。ただ6歳馬でこれよりもっと大きな舞台となると…。3着ユーバーレーベンは気持ち次第の馬。今日はエヒトが来たらまた伸びた。難しい馬だ。
 ノースブリッジは、父モーリス、母アメージングムーン(母父アドマイヤムーン)という血統。北海道新冠町・村田牧場の生産馬で、馬主は井山登氏。通算成績は12戦6勝。重賞は2022年【エプソムC】に次いで2勝目。奥村武調教師、岩田康誠ともに【AJCC】は初勝利となった。

 中京11Rで行われた【第40回東海S】は、バウルジャン・ムルザバエフの2番人気プロミストウォリア(牡6歳・野中賢二厩舎)が逃げ切って重賞初V。【フェブラリーS】の優先出走権を獲得した。タイムは1分51秒2。2馬身差の2着には1番人気のハギノアレグリアスが入り、さらに2馬身差の3着にハヤブサナンデクン(3番人気)が入った。スタートでヴァンヤールが落馬する波乱の幕開け。プロミストスパークがハナを切り、外からハヤブサナンデクンが2番手に続き、アイアンバローズ、オーヴェルニュが好位につける。人気のハギノアレグリアスは中団のインからレースを進めた。カラ馬になったヴァンヤールが外から上がっていく形になったものの、各馬はペースをあまり乱されることなく勝負どころへ。プロミストウォリアの脚いろは鈍ることなく、末脚を伸ばすハギノアレグリアスはややカラ馬に進路を邪魔されたものの、プロミストウォリアが最後までしっかりと押し切ってV4。長期休養を繰り返しながら大事に育てられてきた素質馬が完全開花を告げた。
 勝ったプロミストウォリアは強い。これならGⅠでも面白いかもしれない。ただマイルは短いかも…。2着ハギノアレグリアスもよく走っているが、勝ち馬に上手く乗られてしまった。これも競馬。3着ハヤブサナンデクンも上手く乗っているが、今日は勝ち馬が強すぎた。今後面白そうなのが4着ウェルカムニュース。距離はもう少しあった方が良さそうだが、初の重賞で4着なら楽しみだ。

 プロミストウォリアは、父マジェスティックウォリアー、母プロミストスパーク(母父フジキセキ)という血統。北海道平取町・坂東牧場の生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は7戦5勝。重賞初勝利。【東海S】は野中賢二調教師が2019年インティに次いで2勝目。バウルジャン・ムルザバエフは初勝利となった。

今日の一口馬。今日の中山2R【3歳未勝利】(1800mダート)に出走したエルフォルク。レースは、伸び上がるようなスタートになり行き脚がつかず後方から。向こう正面で無理なくポジションを上げて先団につけるが、ペースが上がり出してから苦しくなり踏ん張れずに14着。中館調教師によると「ダート替わりがいい方に向けばと思ったのですが、上手く行かずに申し訳ございません。今日はスタートに尽きると思いますが、勝負どころで下がってしまったのは、決してスタミナ切れという感じではなかったようです。ジョッキー曰く、手応えはあるけれども突っ張るような感じで馬が進もうとしなかったということで、気になって様子を見ていますが、上がりの歩様を見ていても若干硬さを覚えました。馬自身がそのあたりを気にしたのかセーブしていたのかもしれませんね…。適性に関しては何とも言えませんけれども、今日はこの馬本来の走りができたとは言い難いので、立て直して巻き返しが可能になるように持っていけたらと思います」とのこと。結局ダート適性もわからないような不完全燃焼の競馬。立て直して次を期待したい。今年に入って一口馬の惨敗が続いている。来週以降も出走予定があるが、何とかこの負の連鎖を壊して欲しい!

 

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