明日から始まるクライマックスシリーズ。短期決戦はペナントレースと全く違うものになる可能性も多い。これは僕の短期決戦の勝ち抜く論理なのだが、エース級が二人居れば何とかなると思っている。
その点を考えると、僕は期待もこめてセ・リーグは広島、パ・リーグはオリックスが勝ち上がるのではないかと思っている。選手層、総合力は巨人、ソフトバンク断然もひょっとしたら・・・その広島、野村監督辞任の問題がどうでるかだが、前田、ヒース、大瀬良、野村、福井の先発陣は強力。問題は後半崩れたリリーフ陣とエルドレッドだが、シーズン中も不調の時期が長かったから逆に外しやすいだろう。阪神は能見次第。能見が復活するとメッセンジャーとの2枚看板ができるので面白い。優勝候補No.1 の巨人は菅野が再び故障となると不安が大きい投手ばかり。杉内、内海、沢村、大竹、小山イマイチ信頼感がない。また今年の打撃陣を踏まえて考えると短期決戦ブレーキになる可能性が大きい選手が多い。
一方オリックスの金子、西の両エースに岸田、佐藤、馬原、平野のリリーフ陣が今年CSに出てきたチームではいちばんの安定感。打撃陣も平野、糸井の不調は考えにくくしぶとい。不安材料はCS慣れしていないところ。逆に日本ハムの強みはCS慣れしている点。これに稲葉効果もある。緒戦の大谷が金子に勝つと流れに乗れるかも…。僕が応援ソフトバンクは今年はエース格がいない。摂津、スタンリッジ、中田、大隣と不安のほうが大きい。リリーフ陣も終盤崩れたし、先天的にCSに弱いチーム事情もある。野手も巨人同様ブレーキになりそうな選手が多い。果たしてどうなることやら…。
明日の予想。まずは東京11R【いちょうS】。重賞となってはじめてのレースだが、メンバーは小粒。本命は1番人気になるだろうが12番サトノフラム。緒戦余裕のある圧勝劇。戸崎も絶賛のこの馬で負けられない。相手は2,11番。
京都メイン【大原S】は12番ダノンシンフォニー。開幕週で差し馬は不利かもしれないが、ここ2戦は成長著しい内容。最近好調な騎乗が目立つ岩谷も期待したい。相手は2,8番。
日刊スポーツのインタビューで後藤新理事長が「将来海外のレースも日本で馬券が買えるようにしたい」と語っていた。是非実現してほしい、そうなれば、ブックメーカーで下手な英語でドキドキしながら【凱旋門賞】の馬券を買わなくていいようになる。