人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

惜しかったグランプリボス!

2014-10-05 18:41:45 | Weblog

 いやぁ凄いね、錦織圭。今日行われた『楽天ジャパン・オープン』決勝で世界ランキング8位ミロシュ・ラオニッチを7-6、4-6、6-4で下し、2年ぶり2度目の優勝を飾った。先週の『マレーシア・オープン』に続く、日本人初となる2週連続優勝となった。これで世界ランキングは自己最高を更新する6位となる。そしていよいよ11月のツアー最終戦出場が現実となってきた。錦織の進化はどこまで続くのか…

今日の重賞を振り返る。新潟11Rで行われた【第48回スプリンターズS】。勝ったのは大野拓弥騎乗の13番人気スノードラゴン(牡歳・高木登厩舎)。外から荒れた馬場をものともせず豪快に追い込んで人馬ともGI初制覇を果たした。タイムは1分8秒8。
 レースはダッシャーゴーゴーが気合をつけての先行策。1番人気のハクサンムーンは控えて2番手からでベルカントも好位につける。直線では荒れた馬場で伸びあぐねる馬が多いなか、レッドオーヴァルやベルカントがじわじわと伸びて見せ場を作ったが、1頭だけ違う脚いろで外から伸びてきたのがスノードラゴンだった。豪快な伸び脚で各馬をとらえ、初の重賞VがGI制覇という快挙となった。1/2馬身差の2着争いはゴール前で4頭が広がっての接戦となったが、わずかに2番人気のストレイトガールが2着を確保。2着とアタマ差の3着が5番人気のレッドオーヴァルだった。僕の本命グランプリボスは4着(3着なら3連複244倍馬券的中だったが…)、1番人気ハクサンムーンは伸びを欠いて13着に終わった。
 レースを見る限り、勝ったスノードラゴンは完璧に流れに乗っていた。手前もしっかりと替えて、それが最後の伸びにつながった。ダートから芝へ転向した陣営の英断が見事に実を結んだ。これは厩舎の勝利だろう。2着ストレイトガールも馬群の間を割ってよく走っている。今日は一頭、運のある馬がいたということだろう。3着レッドオーヴァルは勝ちに行って3着は立派。正直半信半疑だったが、センスがよく、力を持っている。僕が本命視した4着グランプリボスも積極的なレースを見せた。これが府中だったら・・・。やっぱり距離も延びたほうが良いだろう。惜しかったのは5着ベルカント。これだけ走れれば今後が楽しみだ。12着コパノリチャードはスタートがすべて。
13着ハクサンムーンは逃げたほうがよかったのかも・・・。
 スノードラゴンは、父アドマイヤコジーン、母マイネカプリース、(母父タヤスツヨシ)という血統。北海道新冠町・イワミ牧場の生産馬で、岡田牧雄氏の所有馬。通算成績は35戦8勝(うち地方2戦0勝)。重賞初勝利。高木登調教師は、大野拓弥ともに【スプリンターズS】初勝利となった(GⅠも初勝利)。

 今夜はいよいよ【凱旋門賞】。日本馬各陣営は共に事実はどうかわからないが、“やれることはすべてやった”と言っている。後は人事を尽くして天命を待つということだろう。僕もブックメーカーの馬券を握り締めて。応援する。頑張れ、ゴールドシップ、ジャスタウェイ、ハープスター!


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スプリンターズは実績馬で勝負!

2014-10-04 21:40:22 | 競馬予想

今日の競馬は新潟、阪神共にメインレース的中。その時点でトントンになり、欲ばって両場の最終レースで大勝負。その結果、見事に木っ端微塵と砕け散った。“おとなしくしとけば…”と思ったときには時遅し。やっぱりギャンブルは欲を出したら駄目ですね。では明日の予想と行きたいところだが、今日の重賞【第18回シリウスS】を振り返る。勝ったのは僕が本命に推した幸英明騎乗の1番人気クリノスターオー(牡4歳・高橋義忠厩舎)。2番手追走からしぶとい伸び脚で押し切り、重賞2勝目を飾った。タイムは2分3秒8。レースは予想通りサトノプリンシパルが先行策。クリノスターオーは2番手につけて、3番手はグランドシチー、ジャンナ、ナムラビクターの3頭が併走。勝負どころでナムラビクターがじわっと進出。4コーナーでは、手応えの悪いクリノスターオーをかわして先頭に並びかけた。しかし、いったんかわされたクリノスターオーがしぶとく盛り返しマッチレースの様相。結局、クリノスターオーが力強く伸びて差し返し、3/4馬身差で重賞2勝目を手に入れた。2着が3番人気のナムラビクター。そこから1馬身1/2離れた3着には、直線でよく伸びた7番人気のトウシンイーグルが入った。
 勝ったクリノスターオーは一瞬駄目かと思ったが差し返した。精神的にも成長した証拠だろう。まだ4歳馬、課題も多いが、これから楽しみになった。2着ナムラビクターはほとんど勝利を手中にしながら勝ち馬の根性に敗れた。これぐらいはいつでも走れる馬だ。3着トウシンイーグルはまだまだ力を出し切っていない。直線での本物で力を出し切れれば十分通用する。4着サトノプリンシパルは力を出し切っている。
 クリノスターオーは、父アドマイヤボス、母マヤノスターライト、(母(父ジェイドロバリー)という血統。北海道日高町・日西牧場の生産馬で、栗本守氏の所有馬。通算成績は13戦6勝。重賞は【平安S】に次いで2勝目。高橋義忠調教師は【シリウスS】初勝利。幸英明はなんと04年アグネスウイング、05年ブルーコンコルド、13年ケイアイレオーネに次いで4勝目となった。


 では明日の予想。新潟メイン【スプリンターズS】は14番グランプリボスを狙う。まず無理だろうと思っていた【安田記念】。そこでジャスタウェイとマッチレースを繰り広げたのだからその力は底知れない。生粋のスプリンターでないのは百も承知だが、今回のメンバーならなんとかなるのではないか。GⅠ2勝、2着2回の実績はここでは断然だ。相手はこの時期走る15番と【紅梅S】でメイショウマンボをぶっちぎったことのある13番レッドオーヴァル。
 阪神11R【ポートアイランドS】は本格化した5番ダンスアミーガ。前走破ったのが今日の【秋風S】で勝利したマイネルメリエンテ。この馬元々オープンで通用する馬だからダンスアミーガもマイルなら十分通用する。斤量52㌔も有利だ。相手は4,13番。
 新潟最終は1番メイショウワコン、阪神最終は16番エイコーンパス。

 明日深夜はいよいよ【凱旋門賞】。僕の単勝馬券が的中しますように!

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ロンドン最大のお土産

2014-10-03 21:54:14 | Weblog

 ロンドンから無事帰国。今までいくつかの国へ行っているが、その度に見識は間違いなく広がっているような気がしている。今回のイギリスも同様で行って初めて大英帝国の大きさを知った。
 まずは大英博物館、ナショナルギャラリー。昔NYのメトロポリタン博物館に行ったときにいろいろな展示物を観て
「力に物を言わせて、こんなもん持ってきたらダメだろう」
と思ったが、大英帝国はそれ以上だった。パルテノン神殿の彫刻、ロゼッタストーン、死者の書、数々のミイラなど世界各国から持ち込まれたものは一日では見ることができないだろう。またその展示物はまるで、デパート特選売り場の土産品のように並べられていて、観ているうちにその価値観が次第に麻痺してくる。その感覚はナショナルギャラリーでも同じ。壮大な空間にゴッホの「ひまわり」、ダ・ヴィンチ「岩窟の聖母」、ミケランジェロの「キリストの埋葬」の他、ラファエロ、ヴェチェリロ、フェルメール、モネ、ルソー、セザンヌなど“これでもか”というほど展示されている。これもメトロポリタンに行ったときの心の叫び
「これ以上俺に絵を見せないでくれ!」
という感情をナショナルギャラリーは楽々上回らせてくれた。そして何が凄いかって、双方とも無料で入場でき、ほとんどのところで撮影がOKなのである(まぁそれでも今は透明の箱に入っているロゼッタストーンは、昔は裸で展示されていたというから、少し防御はされているようだが…)。とにかくこの壮大さと太っ腹さには度肝を抜かれた。
 この他にもロンドン塔、ビッグ・ベン、ウエストミンスター寺院、セントポール大聖堂、タワーブリッジなども歴史を感じその壮大さに驚愕したのだが、バッキンガム宮殿は別な意味で驚いた。今でもエリザベス女王のロンドンの公邸および執務の場であると同時に、王室庁の事務本部として今でも実際に使われている世界でも数少ない王宮の一つだ。女王や王室メンバーが公式訪問中の外国元首や様々な式典・儀式への賓客を迎えて歓待する場として頻繁に利用しているのだが、例年8月から9月にかけて女王がスコットランドに滞在されている期間は一般に公開されている。そしてこの期間の収入はウインザー城の修復に充てられているというから偉い(何様のつもりだ!)。有名な話らしいが、僕は知らなかったこの話を聞いたとき、何かイギリス王室の懐深さを感じた。

 それからロンドンから車で一時間半ぐらいのところにあるオックスフォード。そこのあるのが、昨日発表があった世界の大学第3位の名門校オックスフォード大学である。世界中の指導的政治家を輩出しており、キャメロン現首相、ブレア元首相、サッチャー元首相など26人のイギリス首相ら30人以上の各国元首らがオックスフォード大学出身である。さらに、50人以上のノーベル賞受賞者、6人のイギリス国王、150人以上のオリンピックメダリストなどを輩出している。また、皇太子、雅子妃、秋篠宮親王ら、日本の皇族の留学先としても知られている。しかし僕たちが思っている大学とは少し違う。オックスフォードには俗にいう「オックスフォード大学」と名のついた建物はなく,39のカレッジ(College)の学舎が市内に散らばっており,その総称を「オックスフォード大学」というのだ。オックスフォード大学の組織は存在するが,各カレッジが独自に発展しそれぞれ校規を持っているためカレッジは大きな権限を持っている。カレッジの中には「不思議な国のアリス」の作家ルイス・キャロルのクライスト・チャーチや皇太子が留学したマートン・カレッジなどがある。これって今回初めて知ったことです。このオックスフォードの街並みですが、それはまるでハリーポッターの世界。12世紀から建てられた街は威厳さえ感じる。そのオックスフォード郊外にあるのが、コッツウォルズという地方。特別自然美観地域として指定されている。コッツウォルズとは「羊の丘」という意味で、古い歴史を持ち現在でも、古いイングランドの面影を残した建物を見ることができる。 20世紀にはいり、その景観を活かした観光業が盛んになっており、毎年多くの観光客が訪れている。黄色みを帯び「蜂蜜色の石」「ライムストーン」とも称される石灰岩「コッツウォルズストーン」を使った建物群が特徴的な景観をなしているとても趣のある地方だ。是非皆さんには足を運んでもらいたいところだ。ただこのオックスフォードにしてもコッツウォルズにしてもこれだけ歴史があり、素晴らしい建物の数々なのに世界遺産ではない。日本なら間違いなく登録するところであるが、天下の大英帝国はそんなことは関係ないのかもしれない。ちなみにオックスフォード近郊にあるブレナム宮殿は世界遺産に登録されているが、なんとここはあのチャーチル元首相の生家である。もう何が何だか…。
 

こんな感じで精力的に動き回り、その度になんか普段とは違う感動を味わったロンドン旅行であったが、前述の他にもシャーロックホームズ博物館、ビートルズショップ(日本人が経営者)&アビーロードなども楽しいひとときを過ごさせてもらった。そんな中、僕自身一番の思い出に残るであるのではと思っているものがある。それは写真にある紙切れ。これはイギリスの大手ブックメーカーで購入した【凱旋門賞】の単勝馬券。上から「GOLD SHIP 9/1、HARP STAR 7/1、JUST A WAY7/1、£1 WIN SINGLES、Prix  DE LARC DE TRIOMPHE」とあるが、僕が買ったのはゴールドシップ、ハープスター、ジャスタウェイの£1の単勝。倍率は僕が購入した時でゴールドシップ9倍、ハープスターとジャスタウェイが7倍となる。勿論的中したらロンドンで換金できるが、勝っても£1=180円として1,620円だからあくまでも思い出馬券。でももし日本馬が勝ったら歴史的凄い思い出馬券になると思いません? 時期といい、旅行先といいこれほどのいい思い出はないと思うのだが…。後は日本馬が勝ってくれれば…。頑張れ!日本馬!

 では明日の予想。まずは新潟メイン【秋風S】は13番マイネルメリエンダ。元々【新潟2歳S】でイスラボニータと0.2差の6着だった馬。前走【長岡S】は1マイル1分32秒5の好記録で1600万条件は通過点。ここはハンデがどうでるかだが、55キロなら勝負できる。相手は4,5番。
 阪神メイン【シリウスS】は4番クリノスターオー。【アンタレスS】では惨敗も前走【エルムS】ではソロル、ジェベルムーサを下している。その【エルムS】はGⅠ馬とアタマ差、ここは十分勝負になる。
 他で面白いのは新潟12Rの13番ゴールドアロー。まだまだ良くなる余地のある馬だ。阪神12Rは6番エーシンマイェスタ。前走は出遅れが全て。スタート五分なら差しきれる!

 ロンドンに行っている間に巨人が優勝し、昨日はソフトバンクが優勝を飾った。ただクライマっクスSは一筋縄では行かないような気がする。またそれについては以後書くことにする。今年はとりあえず日本とフランスのGⅠで頑張ろう!

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