人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

センバツ、ドバイ、ゴルフ・・・

2024-03-31 18:24:22 | Weblog

まずは《第96回選抜高校野球大会》決勝。健大高崎(群馬)が決勝で強豪・報徳学園(兵庫)との接戦を3-2で制し、春夏通じて初の全国制覇を果たした。さらに群馬県勢としてはセンバツ初Vの快挙で、甲子園制覇は1999年夏の甲子園の桐生第一、2013年の前橋育英に続く3度目。先発の石垣元気(2年)が前日の準決勝に続き粘りの投球。8回127球2失点(自責1)の好投で、9回はエースの佐藤龍月(2年)が締めた。2年連続7回目出場だった健大高崎は、1回戦で学法石川(福島)に4-0、2回戦で明豊(大分)に4-0と2戦連続で完封勝利を収めると、準々決勝で昨年優勝の山梨学院(山梨)を6-1で破り、2012年以来12年ぶり2度目の4強入りを果たした。前日の準決勝では優勝候補の星稜(石川)との接戦を逆転で制し、春夏通じて初の決勝に駒を進め、勢いそのままに悲願の初優勝を手にした。僕は報徳の方に分があると思っていたが、よく守り切った。ナイスゲームでした。ただ僕はこの大会を通じて、報徳の守備力にはほどほど感動した。両チームとも天晴れでした!

 続いてゴルフ。国内女子ツアー《ヤマハレディースオープン葛城》最終日。小祝さくらが昨年7月《ミネベアミツミ》以来のツアー通算10勝目を挙げた。最終組の2組前から首位と5打差5位でスタートし、6バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算10アンダーまでスコアを伸ばして逆転した。小祝は今季、先週まで4試合で2度の2位を含むトップ10が3度と好調で、1998年度生まれの黄金世代で最速の国内ツアー10勝到達となった。首位スタートからツアー初優勝を狙った竹田麗央は3バーディ、4ボギーの「73」。9アンダーで岩井千怜と並ぶ2位に終わった。2年連続年間女王の山下美夢有は18ホール全部パーの「72」で、15位だった。今年のトーナメントは鈴木、小祝、岩井千、竹田が引っ張っている感じ。特に竹田は初勝利まであと僅か。天晴れ小祝!がんばれ竹田!

 国内男子ツアー《東建ホームメイトカップ》最終日。首位から出た金谷拓実が7バーディ、1ボギーの「65」をマークして、通算23アンダーで今季開幕戦を制した。2006年のパースキー ・ウェイン(オーストラリア)の通算21アンダーを更新する大会記録で、21年以来の大会2勝目。国内男子ツアーでは23年8月《フジサンケイクラシック》以来のツアー通算6勝2打差2位に「65」で回った生源寺龍憲。19アンダー3位に佐藤大平が続いた。18アンダー4位に初日首位発進したアマチュア中野麟太朗(早大)、重永亜斗夢、清水大成が並んだ。昨年11月《ダンロップフェニックス》でアマチュア優勝を飾った新人・杉浦悠太は1イーグル7バーディ、ボギーなしの「62」をマークして通算15アンダー8位。前年大会覇者の今平周吾は「68」で終えて通算12アンダー23位。石川遼は通算8アンダー41位、石川遼の弟・石川航は通算イーブンパー73位で大会を終えた。金谷の優勝はさすがだが、このスコアはいかがなものか。もうちょっと厳しい設定が必要ではないか。

 米女子ツアー《フォード選手権》第3ラウンド。笹生優花が8バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「69」で回り、通算14アンダー4位タイに浮上した。古江彩佳、畑岡奈紗は通算12アンダー16位タイ、西村優菜、勝みなみは通算9アンダー35位タイ、吉田優利は通算3アンダー単独75位で最終日を迎える。通算15アンダー首位タイはキム・ヒョージュ(韓)、サラ・シュメルツェル(米)、カルロタ・シガンダ(スペイン)。通算14アンダー4位タイにマヤ・スターク(スウェーデン)ら、通算13アンダー6位タイにレクシー・トンプソン(米)、ネリー・コルダ(米)、リディア・コ(ニュージーランド)らが続く。リリア・ヴ(米)は通算12アンダー16位タイ、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)は通算11アンダー21位タイ、セリーヌ・ブティエ(仏)は通算10アンダー29位タイとなった。ライバルは多いが笹生、畑岡、古江は十分優勝を狙える。ぜひ優勝争いを!

 欧州ゴルフツアー《ヒーロー・インディアンオープン》第3日。前日29日にサスペンデッドとなった第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われ、昨季日本ツアー賞金王の中島啓太(23)は第3Rを6バーディ、2ボギーの68で回り、通算18アンダーで単独首位を維持。2位に4打差をつけて最終日を迎える。昨季3勝を挙げて日本ツアー賞金王に輝き、今季から欧州ツアーに参戦している23歳。日本勢5人目(青木功、松山英樹、久常涼、星野陸也)となる欧州ツアー初制覇を狙う。頑張れ中島!

 

 競馬の話題。阪神11Rで行われた【第68回大阪杯】は、横山和生騎乗の2番人気ベラジオオペラ(牡4歳・上村洋行厩舎)が好スタートから2番手を追走すると、直線でしぶとく伸びてゴール前の大接戦を制した。昨年の【日本ダービー】(4着)以来のGI挑戦で初のビッグタイトルを獲得し、春の古馬中距離王に輝いた。タイムは1分58秒2。クビ差の2着にはローシャムパーク(3番人気)、さらにアタマ差遅れた3着にルージュエヴァイユ(11番人気)が入った。なお、1番人気のタスティエーラは11着に敗れた。
 勝ったベラジオオペラは横山和の積極的な騎乗が光った。勝負根性もあって最後の追い比べも凌いだ。まだ4歳馬、これから先どんな成長を見せてくれるのか楽しみだ。2着ローシャムパークも戸崎の好判断が良い結果を導いた。内枠で前に行けなかったが、途中から動いていく作戦をGⅠの舞台でできるのは凄い。最後勝てなかったのでこの作戦が良かったかどうか意見が分かれるところだろうが、僕は天晴れとしたい。この馬、まだ強くなる!3着ルージュエヴァイユの菅原明も上手く内に入れ、「あわや」のレースを魅せた。あそこまで行ったら勝ちかっただろう。4着ステラヴェローチェは最後いい脚で追い上げた。酒井はハナに行くことまで考えていたらしいが、想定と全く違う形でも力を出すのだから、大した馬だ。5着ジオグリフは復活の雰囲気が出てきた。そのうち勝ち負けも…。

 ベラジオオペラは、父ロードカナロア、母エアルーティーン(母父ハービンジャー)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は林田祥来氏。通算成績は8戦5勝。重賞は2023年【フジテレビ賞スプリングS】、【チャレンジC】に次いで3勝目。上村洋行調教師はJRA・GI初勝利、横山和生騎手は【大阪杯】初勝利となった。

 

続いて昨夜お行われた『ドバイワールドカップデー』から。まずは残念なニュース。【ドバイターフ】で米国馬キャットニップ(せん5、M・スティッドハム)に騎乗したC・ルメール(44・フランス)が直線半ばで転倒して落馬、負傷した。ニュースによると、ルメールは落馬後は検査のために病院へ搬送。その後、Xが更新されて肋骨(ろっこつ)と鎖骨を骨折したとしている。ちなみに以後に予定していた【シーマクラシック】のスターズオンアース(牝5、高柳瑞)はデットーリ、【ワールドC】のデルマソトガケ(牡4、音無)はマーフィー騎手に変更された。今後ルメールは【桜花賞】では【アルテミスS】の勝ち馬チェルヴィニア、(牝3、木村)、【皐月賞】は【ホープフルS】の覇者レガレイラ(牝3、木村)と有力馬に騎乗予定。戦線離脱となれば、春のG1シリーズに大きな影響が出そうだ。
 その《ドバイワールドカップデー》について触れてみる。まずは【UAEダービー】は、坂井瑠星とコンビを組んだ日本のフォーエバーヤング(牡3歳・矢作芳人厩舎)が、外めの5番手あたりを追走し直線半ばで抜け出して優勝。無傷の5連勝で大目標の【ケンタッキーダービー】(5月4日)への出走を力強くたぐりよせた。タイムは1分57秒89。日本馬の勝利は2016年ラニ、22年クラウンプライド、23年デルマソトガケに次いで3年連続4度目。同じく日本から参戦したバロンドール(牡3歳・松永幹夫厩舎)は6着、ジョージテゾーロ(牡3歳・嘉藤貴行厩舎)は10着だった。

 勝ったフォーエバーヤングは文句なしの勝利。勝ち馬より相当距離損しての勝利は「強い」のひと言。これなら【ケンタッキーダービー】でも十分に期待できそう。

 フォーエバーヤングは、父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング、(母父Congrats)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。栗東・矢作芳人厩舎。馬主は藤田晋氏。戦績は5戦5勝(うち海外2戦2勝、地方2戦2勝)。重賞は2023年【JBC2歳優駿】、【全日本2歳優駿】、24年【サウジダービー】に次いで4勝目。矢作芳人調教師、坂井瑠星はともに【UAEダービー】初勝利となった。

【ドバイワールドカップ】は、地元UAEのローレルリバーが圧勝した。タイムは2分2秒31。前年の覇者ウシュバテゾーロは直線外から脚を伸ばしたが8馬身半差の2着が精いっぱいだった。同馬は2着賞金240万ドル(約3億3936円)を加算し、総獲得賞金は約22億1567万円となり、イクイノックスの22億1544万6100円を抜いて国内歴代1位となった。同じく日本から参戦したウィルソンテゾーロ(牡5歳・小手川準厩舎)は4着、ドゥラエレーデ(牡4歳・池添学厩舎)は5着、デルマソトガケ(牡4歳・音無秀孝厩舎)は6着だった。

【ドバイドバイシーマクラシック】も、地元UAEのレベルスロマンスが優勝。日本馬はシャフリヤール(牡6歳・藤原英昭厩舎)が2馬身差の2着で、リバティアイランド(牝4歳・中内田充正厩舎)は3着。同じく日本から参戦したジャスティンパレス(牡5歳・杉山晴紀厩舎)は4着で、スターズオンアース(牝5歳・高柳瑞樹厩舎)は8着だった。

【ドバイターフ】は、フランスのファクトゥールシュヴァルが優勝。日本から参戦したナミュール(牝5歳、・高野友和厩舎)は、勝ち馬との競り合いに敗れて僅差2着だった。3着はダノンベルーガ(牡5歳・堀宣行厩舎)。ドゥデュース(牡5歳・友道康夫厩舎)は直線で前が詰まって途中まで追えず5着、先手を取ったマテンロウスカイ(セン5歳・松永幹夫厩舎)は15着だった。

【ドバイゴールデンシャヒーン】も、地元UAEのタズが優勝した。日本馬は、先手を奪ったドンフランキー(牡5歳・斉藤崇史厩舎)が2着に粘った。同じく日本から参戦したリメイク(牡5歳・新谷功一厩舎)は、直線で内から弾かれる不利を受けながらも4着、イグナイター(牡6歳、兵庫・新子雅司厩舎)は5着、ケイアイドリー(牡7歳・村山明厩舎)は9着だった。

 今種の一口馬。ウインクリードが今日の中山 1R【3歳未勝利】(1800mダート)に出走して9着だった。鞍上の黛弘人は「返し馬ではいい感触でしたし、稽古で動いているのが分かる、いい背中だと感じました。状態も前回との比較はできませんが、問題なかったと思います。ゲートは速かったのですが、外から行きたい馬が結構いて前が流れそうだったので無理はさせませんでした。ただ、思いのほかポジションを下げることになってしまいました。道中もキックバックを嫌がっているわけではありませんが、あまり前進気勢がある方ではありません。4コーナーは早々に垂れてきた馬がいて追い出しを待たされましたが、ブレーキを踏むまでではありません。そこで脚が溜まっていたはずなのに、直線でひと脚も使えませんでした。背中の感じの良さを実戦では生かし切れていないところもありますし、馬具なども検討してもいいかもしれません。結果を出せずに申し訳ありませんでした」とのこと。もう少しいい騎手に乗せてほしかったがこの状態では無理か…。ただ走る素質があるのは確かで、次走はチークかブリンカーで変わり身を期待する。

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