今日の新潟３R“スーパー未勝利”戦。僕が一口馬主であるヒムカが最終チャンスを生かして初勝利を掴んだ。新馬戦の芝で15着の後、ダート替わりで2戦目2着、3戦目3着で“いつ勝ってもおかしくない”状態から今日まで全14戦目での初勝利。産みの苦しみを本当に感じた一頭だ。このレース、1番人気だったウェルヴァーストは2着。これで5戦連続の2着となった。これだから競馬は難しい。この馬モハメド殿下の持ち馬だから、今後どうするのかはわからないが、まぁ地方に行ってもすぐ勝てるだろう。ヒムカが勝利を挙げた一方で、スパイラルネピュラという馬も一口馬主の馬だった。この馬は2月の新馬戦以来、故障で今日が２走目の出走だったが、14着から10馬身差の最下位に敗れた。新馬戦4番人気だった馬でそれなりの期待はあったのだが2戦目で終戦。たぶんこのまま、引退となると思うが、馬主として悲喜交々のレースであった。ヒムカにはスパイラルネピュラの分まで頑張ってほしい。できれば大井の【TCK女王杯】に出走するぐらいまで…。
今日の競馬を振り返る。新潟競馬場で行われた【セントライト記念】。勝ったのは蛯名騎乗の1番人気イスラボニータ(栗田博憲厩舎)。レースは先団の後ろで進めたイスラボニータが、直線に入って、道中3番手から一旦先頭に立った2番人気トゥザワールド(池江泰寿厩舎)を捕らえ、これに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分11秒7。さらにクビ差の3着に10番人気タガノグランパ(松田博資厩舎)が入った。なお、3番人気サトノフェラーリ(藤沢和雄厩舎)は13着に終わった。
勝ったイスラボニータはまさしく横綱相撲。これだけ強かったら、秋は【菊花賞】に向かってもいいだろう。2着トゥザワールドもよく走っているし、強い馬だ。ただ今回は相手が悪かった。まぁ秋初戦としてはいい内容だろう。３着タガノグランパは力を付けている。【菊花賞】は距離が長いだろうが今後楽しみだ。4着ステファノスは今後面白そう。相当力がありそう。なお、イスラボニータ及び2着のトゥザワールド、3着のタガノグランパは【菊花賞】の優先出走権を手にした。
勝ったイスラボニータは、父フジキセキ、母イスラコジーン（母父Cozzene）という血統。社台レースホース所属で社台コーポレーション白老ファームの生産馬。通算成績は8戦6勝(重賞は【皐月賞】を含め4勝)。栗田調教師は【セントライト記念】初勝利。蛯名は4勝目となった。
一方、阪神で行われた【ローズS】。勝ったのは僕が本命馬、岩田騎乗の2番人気ヌーヴォレコルト(斎藤誠厩舎)。好位でレースを進めて直線で前を捕らえて抜け出し、中団から内を突いて脚を伸ばした15番人気タガノエトワール(松田博資厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分46秒0。さらに1.1/4馬身差の3着は、6番人気ブランネージュ(藤岡健一厩舎)と9番人気リラヴァティ(石坂正厩舎)の際どい争いとなったが、ハナ差で逃げたリラヴァティに軍配が上がった（もしブランネージュが3着なら7万馬券的中だったのだが…）。なお、1番人気レッドリヴェール(須貝尚介厩舎)は6着、3番人気サングレアル(松田博資厩舎)は9着に終わった。
勝ったヌーヴォレコルトも横綱相撲だった。競馬が春に比べ安定感が増し、アッサリだった。正直ここまで成長するのかと思うほどであった。【秋華賞】も今日のような競馬できれば中心だろう。2着タガノエトワールには驚いた。このメンバー相手にここまでの競馬できれば新ヒロインの資格も十分だ。キンカメ×SSで今後注目したい。3着リラヴァティの粘りは相当なもの。こういう馬はまた忘れたころに穴をあける。４着馬ブランネージュは春より馬が良くなっていたが、3着に来てほしかった。それでも本番も楽しみだ。6着に敗れたレッドリヴァールの敗戦は意外だった。成長が無いのかも・・・。
ヌーヴォレコルトは、父ハーツクライ、母オメガスピリット(母父スピニングワールド)という血統。原礼子氏の持ち馬（生産者は社台ファーム）。通算成績は7戦4勝(重賞は【オークス】など2勝。岩田は【ローズS】2勝目、斎藤誠調教師は初勝利となった。
来週は遅い夏休みのため、ロンドン旅行中でブログは書けない可能性が大きい。スマホで馬券は買えるだろうが、時差があるだけに馬券もいつ買っていいのか・・・。まぁロンドンまで行って負けなくても…という声も聞こえる。
