続き・・・。
【第61回東京新聞杯】は、三浦皇成騎乗の5番人気スマイルジャックが、道中好位追走から直線坂上で先頭に躍り出ると、その外から差を詰めた僕が推奨した7番人気キングストリートをハナ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分32秒5。さらに1馬身差の3着には2番人気ゴールスキーが入った。1番人気ダノンヨーヨーは7着に敗れている。勝ったスマイルジャックはこれで完全に本格化といっていいだろう。4番手で折り合いギリギリ我慢して追い出す。そして凌ぎきる。着差は少ないが強い勝ち方であった。2着のキングストリートはやはり今年は面白いと思っただけの好走をしてくれた。ただ今日の場合、鞍上の内田の追い出すタイミングの好騎乗も大きい。3着ゴールドスキーは力はあるが、まだ全体的に若い。またダノンヨーヨーは出遅れが響いたが、今の脚質ならこういう取りこぼしはこれからも起きる。特に府中は脚の使いどころが難しい。尚、スマイルジャックは’09年【関屋記念】以来となる重賞3勝目となった。
その勝ったスマイルジャック(牡6・小桧山厩舎)は父タニノギムレット、母シーセモア(母父SS)という血統。タニノギムレット産駒は昨年の【中山牝馬S】(ニシノブルムーン)以来の通算16勝目。本レースは’09年アブソルートに続く2勝目。
鞍上の三浦皇成はこのレース初勝利。重賞は昨年の【アルゼンチン共和国杯】(トーセンジョーダン)以来通算4勝目。管理する小桧山悟調教師もこのレース初勝利。重賞はスマイルジャックで制した’09年の【関屋記念】以来4勝目となった。(このレース、キングスストリート本命で馬単19,310円、3連複9,760円的中!)
一方、京都で行われた【第51回きさらぎ賞】は、デムーロ騎乗の3番人気トーセンラーが道中は中団を追走。直線外から脚を伸ばすと、大逃げを打ち粘り込みを図った8番人気リキサンマックスをゴール直前でクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分47秒6。さらに1.1/4馬身差の3着には2番人気オルフェーヴルが入り、僕が推奨した1番人気ウインバリアシオンは4着に敗れている。逃げたリキサンマックスの逃げは決して早くなかったが、その速さに気づいたのがデムーロであった。そして差し切り。ただ今日のところは鞍上の判断と器用さが他馬を上回ったというところか。2着のリキサンマックスは逃げの形に持ち込めれば強い。キングヘイローは1200~2000mで活躍した。ひょっとするとこの馬も・・・。ただ今回は相手が強かった。3着、4着のオルフェーヴル、ウインバリアシオンは器用さでトーセンラーに及ばなかった。またウインは今日も道中少し掛かり気味であった。
勝ったトーセンラー(牡3・藤原厩舎)は父ディープインパクト、母プリンセスオリビア(母父Lycius)という血統。ディープインパクト産駒は昨年の【ラジオNIKKEI杯2歳S】に続く重賞2勝目となった。
鞍上のデムーロは昨年のネオヴァンドームに続き同レース連覇。JRA重賞は昨年の【有馬記念】(ヴィクトワールピサ)に続く21勝目。また管理する藤原英昭調教師も昨年のネオヴァンドームに続く同レース連覇。重賞は昨年の【レパードS】でミラクルレジェンドで勝利して以来通算26勝目となった。(このレース、本命がウインバリアシオンだったためハズレ)
なんとか今日は熱も下がった。競馬も【東京新聞杯】、小倉の最終的中で勝利した。最近少しは調子が良くなっているので、僕の予想も参考にはなりそう。特に具合が悪いときの予想って今までいいことなかったのに、この成績はポリープと一緒に悪い運も取れたのでは・・・!?