昨日の巨人VS.楽天戦を観ていてアンチ巨人の僕はあまりにも楽天が打てなくてイライラしていた。打てない、走るのは聖沢だけ、その他も全てが雑。楽天の野球は後退しているのではないかとさえ思う試合ぶりだった。
そんな楽天が今日人事を発表した。田淵幸一ヘッド兼打撃コーチの打撃部門を解き、本西厚博打撃コーチ補佐を打撃コーチに昇格させるというのだ。球団の本当の意図はわからないが、田淵コーチには“打撃に口出しはしないで、星野監督の相談相手に全うしなさい”ということではないのか。これはラジオか何かが行っていたのだが、船頭が多くて“誰の話をきいていいのかわからない”という選手側の希望がこめられているのだろう。楽天は5月15日に8人のコーチの役職変更をしたばかり。ただコーチばかり弄っても動くのは選手なのだが、この危機感一部の選手以外から感じないのは僕だけだろうか。東北の復興のために、楽天頑張れ!
それでは今日の競馬を振り返る。【第61回安田記念】は大井の名手・戸崎圭太騎乗の9番人気リアルインパクト(牡3・堀宣行厩舎)が優勝した。クビ差の2着に同厩舎で僕が本命に推したストロングリターン(牡5)、さらに1/2差の3着にはスマイルジャック(牡6・小桧山悟厩舎)が入った。牝馬最速のGI6勝目を狙った1番人気のアパパネ(牝4・国枝栄厩舎)は直線弾けず6着に終わった。タイムは1分32秒0(良)。
レースはシルポートが逃げて、ジョーカプチーノが2番手につける展開。リアルインパクトは好スタートから4手で前を伺う。直線を向いて追い出されると、戸崎のムチに応えて残り200mで先頭。最後はストロングリターンの猛追を振り切った。中団からレースを進めたアパパネは伸び切れず6着に終わり、初めて掲示板を外した。スタートで出遅れ気味となった2番人気ダノンヨーヨーは10着。香港から参戦したビューティーフラッシュとサムザップは9着、11着に終わった。勝ったリアルインパクトだが、これまで新馬戦以降重賞しか使っていないディープ産駒の中のエリート候補生である。英国遠征するグランプリボスの3歳マイル界NO.2の存在、それが戸崎を背に54㌔で出走するのにこの人気は完全な盲点だった。僕も辛うじて抑えはしたが、まさかこんな激走するとは思っていなかった。今日の好走は戸崎の手腕に負う所が大きい。しかし僕が思うのにディープインパクト産駒は今重賞においてはマイルがいちばん良いのでは・・・と思っている。惜しかったのは2着のストロングリターン。一瞬追うのが遅れたのが致命傷となったが、狭いところを脱げ出した脚は見所あった。正直石橋脩も良く乗ったが、今日のところは戸崎がちょっと上だったということだろう。3着スマイルジャックも惜しかった一頭。伸びない大外を唯一豪脚で追い上げた。もう少し位置取りが前であったら・・・。4着クレバートウショウも惜しかった。直線もう少し早く開けばもっと際どかったかもしれない。この力の付け方は本物だ。アパバネは疲れが残っていたのだろう。それと牡馬相手に56㌔もきつかったのではないか。
リアルインパクトは父ディープインパクト、母トキオリアリティー(母父Meadowlake)という血統。通算成績は6戦2勝で重賞は初勝利となった。ディープインパクト産駒は重賞4勝目、GⅠ・2勝目(【ラジオNIKKEI賞】のダノンバラード、【きさらぎ賞】のトーセンラー、【桜花賞】のマルセリーナに続き)となった。
大井の戸崎はJRAのGI初制覇。重賞は昨年の【武蔵野S】のグロリアスノアに続き2勝目。堀調教師は今年の【高松宮杯】のキンシャサノキセキに続きGI4勝目。重賞は【京王杯スプリングC】のストロングリターン以来19勝目となった。
尚、3歳馬の優勝は第2回のスウヰイスー(牝)以来49年ぶり。GIに昇格し、3歳馬の出走が可能となった’96年以降では初の優勝となった。
今日の『爆笑大日本アカン警察』にナイナイが出演している。ダウンタウンとナイナイは14年ぶりの共演となるらしいが、僕が昔聞いた話では、ダウンタウンがナイナイのことをあんまり・・・。よってこれはお笑い界の大改革、もしくは吉本の大改革なのかもしれない。番組ではなんで共演しなかった理由も明らかになるというが・・・。これから楽しみます。