人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

競馬がいっぱい!!!

2024-02-25 18:16:50 | Weblog

 パリ五輪の男子マラソン代表の残り1枠を争うNGCファイナルチャレンジのひとつ《大阪マラソン》。優勝者はなんと国学院大のエースで新主将の平林清澄(3年)。2時間6分18秒で優勝した。平林は終始先頭集団でレースを進め、32㌔付近の上り坂で一気に後続を突き放してそのまま逃げ切った。前回大会で西山和弥(トヨタ自動車)がマークした初マラソン日本記録(2時間6分45秒)、昨年の《別府大分毎日マラソン》で青学大4年だった横田俊吾(現JR東日本)がマークした学生記録(2時間7分47秒)を更新した。2時間6分22秒の2位がスティーブン・キッサ(ウガンダ)、2時間6分33秒の3位が昨年10月の《MGC》優勝でパリ五輪代表に内定している小山直城(Honda)。小山は自己ベスト(2時間7分40秒)を1分以上更新し、パリに向けて弾みをつけた。2時間6分37秒の4位が吉田祐也(GMO)、2時間6分54秒の5位が土井大輔(黒崎播磨)だった。パリ代表の残り1枠を獲得するためには、この《大阪マラソン》と3月の《東京マラソン》で設定記録(2時間5分50秒)を突破し、設定記録を破った選手の中で最上位となることが条件だったが、大阪で記録を突破した選手はいなかった。正攻法で勝った平林は立派。小山も調整みたいな感じででてきて3着は《パリ五輪》に向けていい走り。逆に他の選手にはガッカリのレースだった。東京に期待する!

 ここからはゴルフ。まずは米国女子ツアー《ホンダ LPGAタイランド》最終日。24歳のパティ・タバタナキット(タイ)が母国で完全復活を印象付けた。16アンダーの単独首位から6バーディ、1ボギーの「67」。アルベイン・バレンズエラ(スイス)に追いつかれて迎えた後半16番(パー3)、最終18番(パー5)でいずれもバーディを奪って通算21アンダーとし、1打差で逃げ切った。前週の欧州女子ツアー《アラムコ・サウジレディース・インターナショナル》から2連勝、米ツアーでは2021年のメジャー《ANAインスピレーション》以来の2勝目を挙げた。日本勢は通算14アンダー13位の岩井千怜が最高位。原英莉花と笹生優花が13アンダーの16位で続いた。首位と6打差からスタートした古江彩佳は1バーディ、1ボギーの「72」で通算10アンダー。フロリダ州での開幕2戦をいずれも4位で終えた後、第3戦は23位だった。畑岡奈紗は7アンダーの41位。西村優菜と岩井明愛は最終日に今週初めての60台、「68」を出して、それぞれ4アンダー54位、2アンダー60位でフィニッシュした。2024年の初戦を東南アジアで迎えた渋野日向子は61位から1バーディ、4ボギーの「75」とスコアを落として1オーバー69位だった。日本勢は3,4日目思ったよりスコアが伸びなかったなぁ。誰でもそうだが、やはりゴルフはパターだ。
 米国男子ツアー《メキシコオープンatヴィダンタ》3日目。下部コーンフェリーツアーからの昇格組で29歳のジェイク・ナップが初優勝に大きく前進した。前日の「64」に続いて、ムービングデーも11バーディ、3ボギーの「63」をマーク。首位タイから後続に4打差をつける19アンダーの単独トップに立った。同じ首位スタートのサミ・バリマキ(フィンランド)は「67」で15アンダー2位に後退した。日本ツアーで2020―21年に賞金王に輝いたチャン・キムが8位から6バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算12アンダーの3位に浮上した。ベン・シルバーマン(カナダ)、ヘンリック・ノルランデル(スウェーデン)と並び、7打差から最終ラウンドでの逆転を期す。世界ランキングでフィールド最上位(24位)のトニー・フィナウは8アンダーの20位。カットライン上の50位で予選を通過した久常涼は4バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「72」とスコアを落とし、通算1アンダーの63位で3日目を終えた。久常はひとつでも上位を。そしてチャン・キムにはぜひベスト5を目指して欲しい。

 欧州男子ツアー《マジカル ケニアオープン》3日目。ツアー2連勝がかかる星野陸也は4バーディ、4ボギー2ダブルボギーの「75」と崩れた。通算3オーバーで、決勝ラウンド進出者で最下位の71位に後退した。首位は10アンダーのダリウス・ファンドリエル(オランダ)とマヌエル・エルビラ(スペイン)。コナー・サイム(スコットランド)ら8アンダー3位タイまでの上位5人がツアー初優勝をかけて最終日をスタートさせる。7アンダーの6位にイワン・ファーガソン(スコットランド)ら5人が並んだ。呉阿順(中国)らが6アンダー11位に続いた。星野には少しでも上位を目指して欲しい。

 

 今日は競馬を盛り沢山。まずは《サウジカップデー》のレース。まずは世界最高賞金額の【サウジカップ。勝ったのは、J・アルバラード騎乗のセニョールバスカドール(牡6歳、米国・T・フィンチャー厩舎)。タイムは1分49秒50。日本馬は川田将雅騎乗のウシュバテソーロ(牡7歳・高木登厩舎)の2着が最先着だった。ウシュバテソーロは最後方からレースを進めて直線勝負に徹し、ゴール前で先頭に立ったが、さらに後方外から脚を伸ばしてきた勝ち馬にアタマ差かわされた。同じく日本から参戦したクリストフ・ルメール騎乗のデルマソトガケ(牡4歳・音無秀孝厩舎)は5着、ジョアン・モレイラ騎乗のクラウンプライド(牡5歳・新谷功一厩舎)は9着、坂井瑠星騎乗のレモンポップ(牡6歳・田中博康厩舎)は12着だった。

 セニョールバスカドールは、父Mineshaft、母Rose’s Desert(母父Desert God)という血統。米国の生産馬。米国=T・フィンチャー厩舎。
 勝ったセニョールバスカドールは鞍上がアルバラードに替わって馬が確変した。僕は本命で3連複を買っていたのだが、3着馬が…残念。2着ウシュバテソーロは負けて強しの一言。完璧なレースだったが、川田にとって一頭予想外の馬がいた。ただこれなら【ドバイWC】が楽しみになった。5着デルマソトガケもよく頑張っている。こちらもドバイが楽しみだ。レモンポップはやはり距離か。馬場も展開も厳しかった。

【レッドシーターフハンデ】は、日本勢では直線で一旦は先頭に立った川田将雅騎乗のエヒト(牡7歳・森秀行厩舎)の5着が最先着だった。同レースでの日本馬の連勝は「2」で止まった。同じく日本から参戦したジョアン・モレイラ騎乗のブレークアップ(牡6歳・森田直行厩舎)は9着、坂井瑠星騎乗のリビアングラス(牡4歳・矢作芳人厩舎)は10着、クリスチャン・デムーロ騎乗のアイアンバローズ(牡7歳・上村洋行厩舎)は12着だった。勝ったのはアイルランドのタワーオブロンドン。タイムは3分4秒43だった。

【ネオムターフカップ】では、日本馬は道中5、6番手のインを進んだクリスチャン・デムーロ騎乗のキラーアビリティ(牡5歳・斉藤崇史厩舎)が2着。ウィリアム・ビュイック騎乗のスタッドリー(牡6歳・奥村豊厩舎)は9着、ジョアン・モレイラ騎乗のハーツコンチェルト(牡4歳・武井亮厩舎)が11着だった。勝ったのは英国のスピリットダンサー。タイムは2分7秒10。

【1351ターフスプリント】では、日本馬は直線外から伸びてきたクリスチャン・デムーロ騎乗のララクリスティーヌ(牝6歳・斉藤崇史厩舎)が2着。松岡正海騎乗のウイングレイテスト(牡7歳・畠山吉宏厩舎)は4着、クリストフ・ルメール騎乗のアグリ(牡5歳・安田隆行厩舎)は6着、バスラットレオン(牡6歳・矢作芳人厩舎)は10着だった。勝ったのは英国のアナフ。タイムは1分17秒88。

【リヤドダートスプリント】は、川田将雅とコンビを組んだリメイク(牡5歳・新谷功一厩舎)が直線で差し切って優勝。昨年3着の雪辱を果たした。タイムは1分10秒42。日本馬の勝利は、2021年コパノキッキング、22年ダンシングプリンスに次いで2年ぶり3度目。同じく日本から参戦した団野大成騎乗のジャスパークローネ(牡5歳・森秀行厩舎)は4着、クリストフ・ルメール騎乗のケイアイドリー(牡7歳・村山明厩舎)は6着だった。
 リメイクは、父ラニ、母サリエル(母父キングカメハメハ)という血統。北海道新冠町・(株)ノースヒルズの生産馬で、馬主は前田幸治氏。通算成績は16戦8勝(うち地方3戦1勝、海外4戦2勝)。重賞は2022年【カペラS】、23年【クラスターC】、韓国の【コリアスプリント】に次いで4勝目。新谷功一調教師、川田将雅はともに【リヤドダートスプリント】初勝利となった。

【サウジダービー】は、坂井瑠星騎乗フォーエバーヤング(牡3歳・矢作芳人厩舎)が直線外から脚を伸ばし、ゴール直前に米国のブッケムダノを差し切って優勝した。タイムは1分36秒17。日本馬の勝利は2020年フルフラット、21年ピンクカメハメハに次いで3年ぶり3度目(GⅢ昇格後は初)。藤田晋オーナーは海外重賞初勝利。ジョアン・モレイラ騎乗のサトノフェニックス(牡3歳・西園正都厩舎)は10着、横山武史騎乗のセットアップ(牡3歳・鹿戸雄一厩舎)は11着だった。

フォーエバーヤングは、父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング(母父Congrats)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は藤田晋氏。戦績は4戦4勝(うち海外1戦1勝)。重賞は2023年【JBC2歳優駿】、【全日本2歳優駿】に次いで3勝目。矢作芳人調教師、坂井瑠星はともに【サウジダービー】初勝利。強い!

 

 日本の競馬も振り返る。中山11Rで行われた【第98回中山記念】は、横山典弘騎乗の7番人気マテンロウスカイ(セン5歳・松永幹夫厩舎)が3番手追走から直線半ばで抜け出しV。重賞初制覇を飾るとともに、【大阪杯】の優先出走権を獲得した。56歳0カ月3日の横山典は、自身が持つJRA最年長重賞勝利記録(55歳10カ月23日:1月14日【京成杯】のダノンデサイル)を更新。タイムは1分48秒1。2馬身差の2着には逃げ粘ったドーブネ(10番人気)、さらにクビ差遅れた3着にジオグリフ(4番人気)が入った。なお、1番人気のソールオリエンスは4着、2番人気のエルトンバローズは7着に敗れた。

 勝ったマテンロウスカイはさすが横山典。スタートが決まって良い位置どりだった。馬場も合ったし、去勢して、去年の秋から状態も良くなっていた。2着ドーブネは吉田隼も好判断。重馬場でもラチ沿いの綺麗な馬場を走れた。3着ジオグリフも復活ののろし。馬場が合ったような感じだ。4着ソールオリエンスは今日の馬場で外はしんどい。そう考えれば良く走っている。7着エルトンバローズ、11着ヒシイグアスは馬場がすべて。

 マテンロウスカイは、父モーリス、母レッドラヴィータ(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は寺田千代乃氏。通算成績は17戦5勝。重賞初勝利。松永幹夫調教師は【中山記念】初勝利、横山典は1996年サクラローレル、2008,2009年カンパニー、14年ジャスタウェイ、20年ダノンキングリーに次いで6勝目となった。

 阪神11Rで行われた【阪急杯】は、松山弘平騎乗の1番人気ウインマーベル(牡5歳・深山雅史厩舎)が、逃げ粘るアサカラキングをゴール直前に差し切り、【阪神C】に続く重賞連勝を決めた。タイムは1分21秒2。ハナ差の2着にはアサカラキング(3番人気)、さらにクビ差遅れた3着にサンライズロナウド(9番人気)が続いた。


 勝ったウインマーベルは完勝。本当に力を付けている。2着アサカラキングは惜しい走り。しっかりと自分の競馬ができた。後続の目標となる中でこれだけやれれば、今後が楽しみ。3着サンライズロナウドは内枠を生かした良い競馬だった。

ウインマーベルは、父アイルハヴアナザー、母コスモマーベラス(母父フジキセキ)という血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬。美浦・深山雅史厩舎。馬主は(株)ウイン。戦績は21戦6勝。重賞は2022年【葵S】、23年【阪神C】に次いで3勝目となった。

来週は一口馬出るかな!?

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