人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

一口馬勝利なし…2着2頭

2024-02-17 19:50:47 | Weblog

 葛西が凄いのか。それとも…。スキー《FISジャンプワールドカップ》札幌大会・ラージヒルで、葛西紀明(51、土屋ホーム)がギネス世界記録でもある自身のワールドカップ最多出場記録を「570試合」と更新した。また自身が持つ最年長出場記録も51歳256日と更新した。今年の2/3の《TVh杯》で、1回目で4位につけると、2回目で逆転。2022年1月の《雪印メグミルク杯》以来、2季ぶりの優勝、50代になって初の頂点に立った。2/121《雪印メグミルク杯》では2位と2試合連続で表彰台。そして前日の予選で106mを飛び、通過した50人中、45位で20年以来4シーズンぶりにW杯予選を突破した。そして迎えた本戦、4番目のスタートとなった葛西の1回目117mを飛び28位で1回目を終え、30位までが進める2回目に進出し30位で5季ぶりのW杯ポイントも手にした。
ちなみに葛西紀明5つのギネス世界記録は以下の通り。
・冬季五輪最多出場(8回)
・冬季五輪スキージャンプ最年長メダリスト(41歳176日)
・ワールドカップ最年長優勝(42歳176日)
・ワールドカップ個人最多出場(570試合)
・ノルディックスキー世界選手権ジャンプ部門最多出場(13回)

天晴れ!

 

 続いてゴルフ。米国男子ツアー《ザ・ジェネシス招待》2日目。単独首位から出たパトリック・カントレーが1イーグル、4バーディの「65」をマークし、通算13アンダーでその座を堅守。後続に5打リーの独走で大会を折り返した。15位から出た松山英樹は1イーグル2バーディ、1ボギーの「68」と3つ伸ばし、通算5アンダーの9位。自身のホスト大会で10カ月ぶりのツアー復帰戦に臨んだタイガー・ウッズは、前半7番の1打目を打ち終えた時点で体調不良により途中棄権となった。 通算8アンダーの2位にジェイソン・デイ(オーストラリア)、マッケンジー・ヒューズ(カナダ)、ルーク・リストの3人。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは通算4アンダーの11位。初日64位と出遅れた同ランク2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は「66」と挽回し、通算2アンダーの31位で決勝に進んだ。昨年《全米オープン》覇者のウィンダム・クラーク、1月《ザ・アメリカン・エキスプレス》でのアマチュア優勝からプロ2戦目のニック・ダンラップ、ジャスティン・トーマスらは、カットラインの50位タイに届かず予選落ちに終わった。通算3アンダーの20位で終えていたジョーダン・スピースは、提出したスコアカードの過少申告により失格となった。ちょっとカントレーとは差が開いたが、まだ2日あるので可能性はゼロではない。是非逆転優勝を目指して頑張ってほしい。

 欧州女子ツアー《アラムコ・サウジ・レディス・インターナショナル》は第2ラウンドが行われ、古江彩佳が3バーディ、3ボギーの「72」で回り、通算2アンダー12位タイで3日目を迎える。勝みなみは通算1アンダー17位タイ、笹生優花は通算イーブンパー28位タイ、西村優菜、西郷真央は通算2オーバー46位タイで決勝ラウンドに進出。一方、岩井明愛、岩井千怜は通算7オーバー94位タイで予選落ちとなった。パティ・タバタナキット(タイ)が通算8アンダー単独首位に立っている。みんな頑張れ!
 

 今日の重賞を振り返る。京都11Rで行われた【京都牝馬ステークス】は、僕本命の武豊の2番人気ソーダズリング(4歳・音無秀孝厩舎)が、1番人気ナムラクレアとの激しい追い比べを制して重賞初勝利を決めた。武豊は、デビューした1987年から38年連続重賞勝利となった。タイムは1分20秒3。道中は中団を追走したソーダズリングは勝負どころで外に持ち出されると、さらに外から脚を伸ばしてきたナムラクレアと激しい追い比べを展開。クビ差抑えて先頭でゴールを駆け抜け、うれしい重賞初勝利となった。クビ馬身差の2着にはナムラクレア(1番人気)、さらに1馬身差遅れた3着に大外から追い込んできたコムストックロード(16番人気)が続いた。
 勝ったソーダズリングは多頭数も理想的なレースだった。直線先頭に立つのが早いかなと思ったが、力で押し切った。昨日も書いたが、これぐらいの距離が良いのではないか。1200~1600mは良いと思う。2着ナムラクレアはさすがに力を見せた。次の本番が楽しみになった。3着コムストックロードには驚いた。この馬は1200mより1400mの方が良いのでは…。この馬場も良かったのでは…。

ソーダズリングは、父ハーツクライ、母ソーマジック(母父シンボリクリスエス)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。栗東・音無秀孝厩舎。馬主は(有)社台レースホース。戦績は8戦3勝。重賞は初勝利となった。

 また東京11Rで行われた【第74回ダイヤモンドS】は、菱田裕二騎乗の2番人気テーオーロイヤル(牡6歳・岡田稲男厩舎)が道中5、6番手を追走し手応え良く直線を迎えると、力強いフットワークで1番人気サリエラとのマッチレースをクビ差制した。優勝タイムは3分30秒2。2着からさらに1馬身1/4差遅れた3着にワープスピード(3番人気)が入った。
 勝ったテーオーロイヤルはサリエラを意識しながらのレース。最後は交わすだけだったが、経験勝ちといったところ。ただ58.5㌔で勝つのだから長距離は良く走る。逆に2着サリエラは経験の差で負けた。また展開も目標になって厳しかったが、それでも走れたのは立派。【天皇賞・春】も面白いのでは…。3着ワープスピードはスタート直後、寄られてしまって前に行けなかった。それえも後ろから3着まで来ているのだから相当力をつけている。

 テーオーロイヤルは、父リオンディーズ、母メイショウオウヒ(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は小笹公也氏。通算成績は16戦6勝。重賞は2022年【ダイヤモンドS】に次いで2勝目。岡田稲男調教師、菱田ともに22年テーオーロイヤルに次いで【ダイヤモンドS】は2勝目となった。

 

明日の予想。まずは東京メイン【フェブラリーS】。正直この低レベルのメンバーなら3番ミックファイアを狙う。東京のマイルに合うシニスターミニスター×ブライアンズタイム。前走は重い馬場になって論外。【ジャパンダートダービー】でキリンジに完勝しているだからこのメンバーでも問題ない。相手は広く1,4,5,7,11,12,14,15番。京都メイン【大和S】は3番チェイスザドリーム。前走は出遅れがすべて。人気落ちで乗り慣れた坂井に乗り替わりはプラス。相手は1,2,5,9,10,12番。小倉メイン【小倉大賞典】は14番ゴールドエクリプス。昨年の3着馬。今年は51㌔から53㌔になるが、馬体重は490㌔あるし小倉の9ハロンは2戦負けなし。相手は3,4,7,11,12,15番。

 今日の一口馬。まずヴェルトラウムが東京2R【3歳上1勝クラス】(1400mダート)に出走。発馬直後に体勢を整え直す必要があり道中は後方から。直線は外に出してからジリジリ脚を使うも9着となった。鞍上のピーヒュレクは「ゲートの中は大人しく、ゲート扉が開いてからも問題なく反応してそれなりに出てくれたように思います。そのまま勢いを付けていければ良かったものの、出た直後に馬場に脚を取られるように格好になって体を起こす必要があり、後方からになってしまいました。道中はキックバックを受けても何ら問題なく、ダートコースの走りも良かったくらいですが、さすがに序盤のポジションが良くなかった分、差を詰め切れませんでした。いい馬で続けてチャンスをいただいたのに、上手く乗れず申し訳ございません」とのこと。今日はさすがに後ろからになりすぎた。また西田調教師によるとテンションの高揚に気を付けた調整だった分、結果的にちょっと馬体に余裕が残ったとのこと。今後はレース後の心身の状態を確認して判断するらしい。次こそは…。同レースに出走したアシセバイラは12着。スタートを決めて道中2番手を追走するも、直線では徐々に余裕がなくなってしまった。鞍上の戸崎は「ゲートはしっかり反応してくれてスムーズにポジションを確保できました。強い勝ち馬を見ながらの2番手と言うことはあったのかもしれませんが、それでも道中に楽に行けたわりには最後が甘くなってしまいました。まだトモを中心に緩さを感じたので、そこが変わってくれば違うと思います。今日は良い走りをお見せできず申し訳ございません」とのこと。まぁ今回は悔しい結果にはなったが、1勝していることで先を見ながら経験を重ねて行くことができる。焦らずジックリ成長を促して結果につなげてほしい。東京3R【3歳未勝利】(1600mダート)にはアルシミストが出走した。ゆっくりとしたスタートで直線ではジリジリと伸びてはきたが、勝ち馬を捕えることはできず2着となった。木村調教師は「まだこれからという状態、状況ではあったのでどこまでやれるかという思いもある中だったのは否めないのですが、それでも期待に応えなければいけないと責任を感じているので、いちばん良い結果を出すことができず申し訳ありません。ルメさんに聞くと“スタートがゆっくりで序盤に脚を使ってしまいました。それもあるのかもしれませんが、今日はジリジリとした伸びにとどまり前を捕まえられませんでしたね。ダートは大丈夫でした”とのことでした。また、コーナーで少し張っていたのが気になったとも言っていました。スタートにしても課題がありましたし、多くのことを改善していかなければいけませんので、引き続き丁寧に接して結果に繋げていけたらと思っています」とのこと。木村師が言うように今回はスタートが決まらなかったこと、馬がまだ良化途上中であることが大きく影響しての2着。結果は残念だったが、十分収穫があったレース。このあとはレース後の状態をよく確認してから判断となるが次は勝てそう。東京6R【3歳未勝利】(1600m芝)にはウインセレーネは出走し9着。鞍上の小林勝は「トモの感じが前走より良くなっていましたし、気も入ってきていて馬は良くなっていました。ゲートも今回も決めてくれましたが、そこからは出して行かずに自分のリズムで走らせました。気が入ってきたのでハミを噛んでしまっても嫌でしたし、トモの嵌りのこともありました。道中しっかりと脚も溜まって、4コーナーでは手応えが抜群で勝てると思ったほどです。そこからはアクシデントがあって力を出し切れませんでした。スムーズなら勝っていたと思います。距離は縮めると前半無理してついてかなくてはいけなくなりますし、そうなるとしまいが鈍る可能性はあります。1800mはこなせると思いますし、短縮よりは延長の方がいいと思います。未勝利は必ず勝てる馬です。また機会があれば乗せていただきたいので、よろしくお願いします」と絶賛。未勝利戦の流れになっても好スタートから脚を溜めながらのいいセンスを見せた。今日は思いもよらないアクシデントに巻き込まれたが、騎手の言葉を信じれば未勝利は何とかなりそう。今後は一旦放牧に出して、4月の福島の1800m芝を目指すらしい。楽しみだ。京都7R【4歳上1勝クラス】(1400mダート)にはジャーヴィスが出走し2着。鞍上の岩田望は「惜しかったです。前走が勝ちに行ってあの内容だったので、それを踏まえて今回は終いの脚にかけることに。前半遅かった分、最後届くまではいってませんが、ラストはしっかりと、こちらの期待以上に伸びてくれました。どうしても展開待ちなところはあって、今日はあと少し内枠だったらもうちょっと楽だったかなとは思います」とのこと。惜しいレースだったが、これでこのクラスでも勝ち前になることがわかった。今後に期待する。メリオルヴィータは小倉12R【4歳上1勝クラス】(1200m芝)に出走し15着と惨敗。鞍上の横山琉は「申し訳ありませんでした。ゲートの中で頭を下げ、スタートのタイミングが合いませんでした。道中は引っ掛かるようなところはなく、逆に進んでいかないくらいで、最後も伸びずバテずでした。ゲートのタイミングが合えば、また違っていたと思うのですが…」とのこと。管理する池上調教師は「ゲートの中が悪く、競馬に加わることができませんでした…。結果を残せずに大変申し訳ございません。小倉戦への続戦も検討していましたが、メンタル面のリフレッシュを図った方が良さそうです。まずは美浦TCに戻したうえで、山元TCへ放牧に出す予定です」とのこと。1番枠が裏目だったのもあるが道中も動けなかった。出来&気性の問題のような気がする。陣営の奮起を望みたい。最後はホワイトクロウが東京12R【4歳上1勝クラス】(1600mダート)に出走し5着。17日の東京競馬では五分のスタートもじっくり構えて中団やや後方の位置から進める。直線では間をつきながら伸ばそうとしたが、前に迫ることはできず5着。管理する矢野調教師は「今回こそはという思いで送り出したのですが、思うような結果にならず申し訳ありません。確定した時はメンバー構成から展開が味方するかもしれないと思っていたのですが、結果的には前が止まりませんでしたね…。ジョッキーに話を聞いても“馬場状態から前が止まらなそうだったので、勝ちに行くために今回のような競馬をしました。それでも前との差を詰め切れませんでした…申し訳ありません”とのことでした。彼が言うようにいつものスタイルで大外を回していたら来たとしても3着くらいまでだったでしょうし、勝ちに行こうとした上でのことなので、この戦法を採ったことには納得しています。状態は良かったと言ってくれましたし、気持ちの面も含めていいと思うとも伝えてくれましたから、春での巻き返しを狙っていきたいです」とのこと。どうしても展開が味方しないと厳しい馬。それでも何とかしぶとく伸びようとはしてくれていたので力は出している。次は春の東京だ。
 明日は2頭。まずは小倉6R【4歳以上1勝クラス】(2400mダート・混)にウインアラジンが菊沢騎乗で出走する。もう後ろがない状態、復活劇を期待する。今週最後はホワイトターフが東京6R【4歳上1勝クラス】(1800m芝・混)に永野猛蔵騎乗で出走。これまでも短距離やダートでまずまず走りを見せていたが、今回芝の中距離戦。転厩して初戦だが、新味が出てほしい。

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