人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

柴田善の記録に花添えた!?

2024-02-04 17:56:03 | 競馬回顧

“史上最強”と言われていたチームが、まさかのベスト8敗退となった。昨夜行われた《アジアカップ》準々決勝。日本代表はイラン代表と対戦。28分に守田英正のゴールで先制したものの、55分に同点弾を献上。後半アディショナルタイムに板倉滉が与えたPKを決められ、1-2で敗れた。采配、決定力不足、球際の弱さなど敗因はいろいろあるだろうが、僕が思うに気持ちの持ち方が一番の問題ではないかと思った。イラク戦後そうだったが、イラン戦も負けた直後、悔しさを見せる選手が少なかった。今大会に対しての気持ちがどうも少なかったように思う。イランのエースであるセルダル・アズムンは試合後男泣きしていた。韓国代表の主将ソン・フンミンもラウンド16に勝った時に涙を見せていた。悔しさを見せることがすべてではないが、応援している身としてとても寂しい思いがした。残念!

《カーリング日本選手権》最終日。男子の決勝、コンサドーレが8―3で2連覇中のSC軽井沢クラブを下し、3年ぶり4度目の優勝を果たした。1点ビハインドの第3エンドに有利な後攻で2点を奪い逆転すると、続く先攻の第4エンドに3点、第5エンドに1点を連続スチールし、リードを広げた。コンサドーレは2018年に発足した。19年から《日本選手権》3連覇後に、司令塔の松村雄太(TM軽井沢)ら3人が退団。創部メンバーの阿部晋也、清水徹郎を中心に一からチームを作り上げ、大学生の大内遥斗、敦賀爽太、そして98年《長野五輪》代表でスキップを務め、《日本選手権》を計9度制した敦賀信人コーチとともに頂点に返り咲いた。天晴れ!

 一方、女子決勝はSC軽井沢クが北海道銀行を5-4で下し、初優勝を飾った。《世界選手権》の代表に決定し、26年《ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪》の代表候補となった。試合はきっ抗した展開となった。北海道銀行が第4エンドに2点を奪うと、第5エンドに不利な先攻で1点をスチールし主導権を握ったが、SC軽井沢クは第6エンドに2点を奪って、3-3の同点に追いついた。3-4で迎えた最終エンドに優位な展開を作って、スキップの上野美優(22)が最終投でドローを決めて2点を奪い、逆転した。五輪2大会連続メダルの女王ロコ・ソラーレが2次リーグで敗退する大会で、新たな時代の常勝チームへ名乗りをあげた。若い選手が続々出てきて、チームの力も接近。全体的なレベルも上がっていくのではないか。SC軽井沢の《世界選手権》が楽しみだ。

 続いてゴルフ。米国男子《AT&Tベブルビーチプロアマ》3日目。23位から出たウィンダム・クラークが2イーグル9バーディ、1ボギーの「60」をマーク。自己ベストスコアで通算17アンダーの単独首位に浮上し、昨年6《全米オープン》以来となるタイトル獲得に前進した。「60」は2016年にカン・スン(韓国)がモントレーペニンシュラCCでマークした18ホールの大会最少ストロークに並び、ペブルビーチGLの大会ベストスコアを2打更新した。通算16アンダーの2位にルドビグ・アバーグ(スウェーデン)。通算15アンダーの3位に2週連続優勝がかかるマチュー・パボン(フランス)。通算14アンダーの4位にともにツアー未勝利のトーマス・デトリー(ベルギー)とマーク・ハバードが続く。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは、2022年覇者のトム・ホジー、ジェイソン・デイ(オーストラリア)、ジャスティン・トーマスと同じ通算13アンダーの6位で最終日に入る。前年覇者のジャスティン・ローズ(イングランド)は通算11アンダーの11位。世界ランク2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は通算2アンダーの66位。大会初出場の松山英樹は70位からスタート。4バーディ、2ボギーの「70」と2つ伸ばしたが、通算イーブンパーの71位と順位を落として最終日に入る。松山と好調の外国人選手とはまるで別のゴルフ場を回っている感じ。元々ジャストタッチのパターをする松山だが、弱気すぎると思うのは僕だけだろうか。もっと頑張れ!

 欧州男子ツアー《バーレーン選手権》3日。3人が並ぶ首位からスタートしたディラン・フリッテリ(南アフリカ)が5バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、通算12アンダーの単独首位で最終日へ。2017年《アフラシアバンク・モーリシャスオープン》以来となるツアー通算3勝目に前進した。通算10アンダーの2位にオッキー・ストライダム(南アフリカ)。通算9アンダーの3位にイェスパー・スベンソン(スウェーデン)が続く。 日本勢でただひとり決勝ラウンドに進出した星野陸也は28位からスタート。3バーディ、3ボギーの「72」で回り、通算3アンダーの26位で最終日に入る。星野ベスト20目指して頑張れ!

 

 今日の競馬を振り返る。東京11Rで行われた【第74回東京新聞杯】は、レイチェル・キング騎乗の7番人気のサクラトゥジュール(牡7歳・堀宣行厩舎)が中団のイン追走から直線で内めに進路をとり末脚を伸ばすと、逃げたウインカーネリアンをきっちり捕らえて勝利。遅咲きの7歳馬が、キャリア24戦目にして初の重賞タイトルを奪取した。R・キングは1/21の【AJCC】(チャックネイト)に続きJRA重賞2勝目となった。タイムは1分32秒1。1馬身差の2着には逃げ粘った昨年の覇者ウインカーネリアン(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着に4歳馬ホウオウビスケッツ(8番人気)が入った。なお、1番人気のマスクトディーヴァはスタートで大きく出遅れ、直線で脚を伸ばしたものの6着までだった。
 勝ったサクラトゥジュールはここにきて力を付けてきた。また堀厩舎とキングの関係も好結果に結びついているように思う。馬の出来プラスキングの好騎乗が見事に花開いた結果。お見事!2着ウインカーネリアンはこの馬の力は出しきった。7歳馬で遠征帰りなのにこれだけ走るのだから“天晴れ”というしかない。三浦も好騎乗!3着ホウオウビスケッツはマイルのほうが良さそう。今日も岩田が内を突けば2着はあった。ただ力は通用するし、岩田が連続騎乗すれば大きいところ狙えるかもしれない。
 サクラトゥジュールは、父ネオユニヴァース、母サクラレーヌ(母父シンボリクリスエス)という血統。北海道新ひだか町・谷岡牧場の生産馬で、馬主は(株)さくらコマース。通算成績は24戦6勝。重賞は初勝利。堀宣行調教師、R・キングともに【東京新聞杯】は初勝利となった。
  京都11Rで行われた【きさらぎ賞】は、レネ・ピーヒュレク騎乗の1番人気ビザンチンドリーム(牡・坂口智康厩舎)が、ウォーターリヒト、シヴァースとの大接戦をハナ差制して重賞初勝利を決めた。R・ピーヒュレクはJRA重賞初勝利。タイムは1分46秒8。ハナ差の2着にはウォーターリヒト(10番人気)、さらにハナ差遅れた3着にシヴァース(8番人気)が続いた。レースは1番人気のビザンチンドリームが後方2番手からの競馬に。シヴァースはインから早めに2番手を追走し、勝負どころで先頭に立つ。後方を追走したウォーターリヒトは直線でインを突く。シヴァースとウォーターリヒトの追い比べに、外からビザンチンドリームが豪快に脚を伸ばし、3頭が鼻面を合わせたところがゴールだった。
 勝ったビザンチンドリームは強い勝利だった。正直、負けたと思って観ていたが、勝負根性も相当。この馬、相当強いかも…。2着ウォーターリヒトは惜しかった。大きな“ハナ差”ではあるが、幸の好騎乗が光ったレースだった。3着シヴァースは2戦目でこれだけ走るのだから立派。バテない馬で距離はまだ長くても持ちそう。

 ビザンチンドリームは、父エピファネイア、母ジャポニカーラ(母父ジャングルポケット)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は吉田和美氏。戦績は2戦2勝。重賞は初勝利となった。

 最後に競馬の話題をもう一つ。JRA現役最年長ジョッキーの柴田善臣(57・フリー)が2今日の東京12Rでニットウバジルに騎乗(1番人気・2着)し、史上3人目、現役3人目となるJRA通算2万2000回騎乗を達成した。G1・9勝を含む重賞96勝、通算2326勝を挙げている。実はこのレース、僕は1着馬タイセイシルバー(10番人気)と3着真カンパニョーラ(7番人気)の馬連、ワイド、そして2頭からの3連複の馬券を購入しており、ワイド5,780円、3連複23,510円が的中した。善臣さんを応援したわけではないが、結果的には大記録に花を添えた形となった!

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