人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

マイルCSも一口馬も消化不良

2022-11-20 17:39:31 | Weblog

 まずはゴルフ。《大王製紙エリエールレディス》最終日。首位と1打差で出た藤田さいきが4バーディ・ボギーなしの「67」をマークし、トータル21アンダーで逆転。2011年《富士通レディース》以来となる11年35日ぶりの通算6勝目、自身初のミセスVを果たした。72ホール「263」ストロークでツアー最少記録(パー71)を4打更新。ニューレコードで自身の復活Vに華を添えた。鈴木愛はトータル20アンダー・2位。今季初優勝にはあと一歩届かなかった。トータル15アンダー・3位に菊地絵理香。トータル13アンダー・4位タイには上田桃子、岩井明愛、野澤真央、リ・ハナ(韓国)が入った。昨年覇者の原英莉花はトータル8アンダー・15位タイ。《全米女子アマ》覇者の馬場咲希も同順位で終えて、ローアマチュアを獲得した。藤田と鈴木の一騎打ちは見所があった。鈴木の強気のパットがもう少し入ったら…。ふたりとも天晴れ!
 これで出場者が限られる最終戦を除き、2022年シーズンの全日程が終了。来季を彩るシード選手が決まった。シード選手となったのはメルセデス・ランキング上位50位、そして《富士通レディース》を優勝した古江彩佳を加えた51人となる。 初シードを獲得したのは川崎春花、岩井千怜、佐藤心結、佐久間朱莉、後藤未有、セキ・ユウティン(中国)、岸部桃子、尾関彩美悠、阿部未悠、岩井明愛、小倉彩愛ら11人。また、宮里美香とアン・ソンジュ(韓国)は産休制度、大山志保はトーナメント特別保障制度が適用されており、復帰のタイミングからシード選手として出場できる。一方で最長の20季連続シードを保持していた李知姫(韓国)をはじめ、有村智恵、比嘉真美子、柏原明日架、といった選手たちがシードを喪失した。永峰咲希もシードを失ったが、2020年の《日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯》優勝による複数年シードを持っており、行使すれば来季も出場可能。また今季は行使しなかったが、畑岡奈紗も5年の複数年シードを保持している。 メルセデス・ランキング55位までの桑木志帆、河本結、安田祐香、リ・ハナ(韓国)、上野菜々子、そしてステップ・アップ・ツアー賞金ランキング1位の櫻井心那、同2位の宮澤美咲が前半戦出場権を獲得している。ちなみに、米ツアーを主戦場としている笹生優花は来週の最終戦《JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ》で優勝すればシード獲得となる。
 男子国内ツアー《ダンロップフェニックス》最終日。単独首位で出た比嘉一貴が1イーグル・5バーディ・ボギーなしの「64」をマーク。トーナメントレコードタイとなるトータル21アンダーで逃げ切り、今季4勝目、ツアー通算6勝目を果たした。比嘉は優勝賞金4000万円を獲得し、今季通算獲得額は1億8000万円弱でランキング1位を盤石なものとした。今季は残り2試合となっており、自身初の賞金王をほぼ手中におさめる貴重な勝利となった。 トータル18アンダー・2位にPGAツアー招待選手のミト・ペレイラ(チリ)。トータル17アンダー・3位に大槻智春、トータル17アンダー・4位タイには小平智、清水大成、キム・ジュヒョン(韓国)が入った。前週Vの石川遼はトータル4アンダー・39位タイ。プロ転向3戦目の蝉川泰果も同順位で4日間を終えた。ペレイラやキム・トムの猛追を凌いでの勝利は立派だし、賞金王もお見事。是非来年は海外メジャーで先輩の松山と一緒に戦ってほしい。

 米国女子ツアー《CMEグループツアー選手権》3日目。レオナ・マグワイア(アイルランド)が7位から9バーディ、ボギーなしの「63」で回り通算15アンダー。2日目まで単独トップを走ったリディア・コー(ニュージーランド)を捕えて首位で並んだ。5打差の通算10アンダー3位にジェマ・ドライバーグ(スコットランド)とイ・ジョンウン6 (韓国)がつけた。畑岡奈紗は3バーディ、2ボギーの「71」で回って通算8アンダー7位。古江彩佳が4バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「72」で通算3アンダー28位。渋野日向子は4バーディ、1ボギーの「69」で、45位から通算2アンダー34位に順位を上げた。 笹生優花は4バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「74」とし、通算10オーバー60位の最下位に低迷している。畑岡はロングホールで2ボギーが痛かった。今年イマイチ調子に乗れないのはパターの影響のように思う。どうもしっかり打てない。明日は何とか爆発してほしいが、僕はコーが優勝すると思う。

 今日の競馬を振り返る。阪神11Rで行われた【第39回マイルCS】は、D・レーンの6番人気セリフォス(牡3歳・中内田充正厩舎)が後方追走から直線で大外に持ち出し、鋭い末脚を発揮して優勝。昨年の覇者グランアレグリアは引退、今春の【安田記念】を制したソングラインは不在も、GⅠ馬5頭を含む好メンバーがそろった秋のマイル王決定戦を制し、初のGⅠタイトルを獲得した。【天皇賞・秋】のイクイノックスに続き、マイルでも3歳馬が強さを見せつけた。3歳馬による勝利は2018年のステルヴィオ以来、4年ぶり6頭目。タイムは1分32秒5。1馬身1/4差の2着にはダノンザキッド(8番人気)、さらに半馬身遅れた3着に白毛ソダシ(2番人気)が入った。なお、1番人気のシュネルマイスターは5着に敗れた。

 勝ったセリフォスだが、一頭だけ別段階の競馬で勝利した。これまで勝てなかったのがまるで嘘のよう。外国人騎手が乗るとこんなに違うのか…。それにしてもこの馬はどれだけ強くなるのか注目したい。2着ダノンザキッドには正直驚いた。何が良かったかというと、勝負根性が素晴らしい。3着ソダシは吉田隼が完璧なレースをした。最後4着馬を差し返す根性もあり、本当に立派な馬だ。4着ソウルラッシュは中団からレースを運んで、最後はしっかり脚を使っている。もう少し馬込みで我慢できれば結果は違っただろう。5着シュネルマイスターは最後思ったより伸びなかった。どうしたものか。一番惜しい競馬をしたのが僕本命の6着ジャスティンカフェ。4コーナーの手応えも良く、突き抜けられるかという感じ。直線は1頭分の進路を狙ったが、前の馬がふらついて、勢いをそがれてしまった。外に出していれば・・・。福永にしてもこうである。やっぱり外国人騎手との技量の差は大きい。も

 セリフォスは、父ダイワメジャー、母シーフロント(母父Le Havre)という血統。北海道安平町・追分ファームの生産馬で、馬主は(株)G1レーシング。通算成績は8戦5勝。重賞は21年【新潟2歳S】、【デイリー杯2歳S】、今年の【富士S】に次いで4勝目。【マイルCS】は中内田充正調教師、D・レーンともに初勝利となった。

 今日の一口馬。ソレアが東京6R【2歳新馬】(1400m芝)に出走。まずまずのスタートから先団グループにつける。そのままリズムを整えつつ直線へ向くも、周りの馬を気にしてかフラフラ。それでも最後までジリジリとした脚のままで5着となった。正直ドイルでなければもう少し上に来られたのではと思っているが、5着なら御の字。ドイルによると「テンションが高くなることはなかったが、競馬では周りの馬に気を遣いながら走っていました。そのあたりでもう少し慣れが出てくれば、もっとやれるはずです」とのこと。経験を重ねれば、自分の走りに集中できるようになるだろう。次に期待したい。ホワイトクロウは東京7R【3歳上1勝クラス】(1600mダート)に出走。レースはやや後方から。直線へ向くところで進路がなくなり、馬郡を突くも最後はジリジリと脚を使って9着だった。勝負どころから外に出すことができればと思っていたが、勝負どころでずっと外から蓋をされてしまい、間をつかざるを得なくなってしまった。まぁこの辺りが野中の未熟なところか。脚元が心配の馬だが、脚元が大丈夫なら次は2月の東京になるのだろう。なんとか故障せずコンスタントに走ってほしい。続いてヴィオマージュが福島8R【3歳上1勝クラス】(1150mダート・混)に出走して結果9着。レースは芝部分からのスタートでダッシュが利かずに後方から。それでも最後はジリジリと伸びて差を詰めていた。今日の競馬を見ると距離は1400mくらいの方が良さそう気がする。最後はカルトゥーシュが福島9R【磐梯山特別】(2600m芝)に出走。レースは中団で競馬したが、盛り上がりもなく9着。馬の雰囲気は更に良くなっていたが…。シルクのコメントは明日公開となるので、今のところ詳細はわからないが、角田和にはもう少し積極的に乗ってほしかった。

 今日の競馬は【マイルCS】も一口馬も消化不足。また出直しだ!

 

コメント
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