2023年3月に開業を控える、日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」。一部に規定を満たしていない部分があることがわかった。北海道・北広島市に建設中のファイターズの新球場には日本初がちりばめられている。 開閉式屋根の下に広がるのは、青々とした天然芝のグラウンド。レフトスタンドにあるのは、温泉やサウナホテルを併設した「タワー・イレブン」。 さらに、ビールの醸造所なども併設されるなど、新たなボールパークの魅力たっぷりとなっている。ところが臨場感を味わえるようとした客席とグラウンドの距離が近くなっていて、ルールを満たしていないことが発覚した。場所はバックネット裏で打席までの距離が15mしかない。しかし公認野球規則では、本塁からバックネットのフェンスまでは、およそ18m以上必要となっている。つまり新球場は3メートルほど狭くなっているのだ。ではなぜこういうこう問題が起きたかというと、公認野球規則は大リーグの公式規則『オフィシャル・ベースボール・ルールズ』を翻訳したものだが、原文では「Recommend」と書かれており、本来の意味は「推奨される」だ。しかし日本の公認野球規則はこの箇所を「必要とする」と訳されている。それを米国の設計事務所が確認もせず施工してしまったようだ。ただ日本の共同施工の大林組や日本ハムが確認するチャンスあったはずで、いろいろなところが確認しないで今日にいたっているのが現状のようだ。今後どうなるか、注視していきたいと思っているが、もし今回のことを許したらどうなるだろうか。僕がほかの球場の責任者だったら、3mネットを前に出して、ネット裏にスペシャルシートをつくり高い金額で売りに出すだろう。一番安全で一番見やすい場所として…。その後、球界でどこまで近づいていいのかという議論にもなるだろう。現在日本ハムファイターズは、日本野球機構と対応を協議しているとしているが、果たして・・・。来年の開幕戦はひょっとしたら札幌ドーム⁉
競馬の話。今年の【JC(ジャパンカップ)】への出走に前向きだったが【凱旋門賞】馬アルピニスタ(牝5・英・M・プレスコット厩舎)が、軽いケガを負い、そのまま引退することが分かった。その【JC】に外国馬6頭が招待を受諾したとJRAが発表した。6頭が出走するのは2010年に8頭が出走して以来。出走を受諾したのは、仏国から昨年5着のグランドグローリー(牝6歳、G・ビエトリーニ厩舎、父オリンピックグローリー)が2年連続で参戦。今年の【パリ大賞】を制したオネスト(牡3歳、F・シャペ厩舎、父フランケル)と【ニエル賞】でドウデュースを破ったシムカミル(牡3歳、S・ワッテル厩舎、父タマユズ)の3頭。愛国からは昨年11着のブルーム(牡6歳、A・オブライエン厩舎、父オーストラリア)が2年連続で。今週の【エリザベス女王杯】に出走するマジカルラグーン(牝3歳、J・ハリントン厩舎、父ガリレオ)は【エリザベス女王杯】から転戦を予定している。また独国からテュネス(牡3歳、P・シールゲン厩舎、父ギュイリアニ)が出走する。正直、勝負になるのはオネストぐらいか。でも個人的には多くの外国馬が出走するのは嬉しい。
明日の予想。東京メイン【武蔵野S】は4番アドマイヤルプス。前走は大外枠と特殊な馬場が敗因。乾いた馬場なら違うはず。前走で人気が落ちれば面白い。相手は2,3,7,9,10,11,12,13番。阪神メイン【デイリー杯2歳S】は6番シルヴァーデューク。この手のレースは鮮やかな新馬勝ちの馬に人気が集まる。実績は一番のこの馬が配当的に面白い。前走は大逃げ馬がいて展開が難しかった。相手は1,2,3,7,8,10番。福島メイン【奥羽S】は人気でも4番コパノニコルソン。前走で連勝は止まったが、昇級戦で0.2差なら良く走っている。実力はこのクラスでは上位だろう。相手は6,7,8,9,11,12,13,14番。
今週の一口馬。今週は2頭予定している。まずは明日の福島5R【2歳新馬】(2000m芝)にキャロットのパルメリータ(西園厩舎)が角田和騎乗で出走する。調教の動きは上々らしく、折り合いさえつけばいい競馬になるとのこと。僕と相性のいい西園厩舎、期待している。
もう一頭は久々にホワイトクロウ。明後日東京7R【3歳1勝クラス】(1600mダート)に出走する。馬の状態の把握がいまだに難しい馬で、半信半疑での出走となる。この馬の良さを活かすには若くてしっかり乗れる人が好ましいとのことで、荻野極騎乗となる。勝てる力は十分あるが、あてにならないタイプ。ただ当日、府中に行く予定なので、しっかりと応援するつもりだ。