人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

今週の一口馬は6頭!

2022-11-18 20:41:33 | Weblog

 大リーグで最も活躍した選手を表彰する最優秀選手(MVP)が今日17日(日本時間18日)、大リーグ機構から発表され、アメリカン・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジ(30)が初めて選出され、大谷翔平(28)の2年連続受賞はならなかった。ジャッジは今季、ロジャー・マリスの持つリーグ記録を61年ぶりに更新する62本塁打をマーク。打率3割1分1厘(リーグ2位)、打点131(同1位)と打撃部門で突出した成績を残し、チームを地区優勝に導く大きな原動力となった。一方、昨季二刀流プレーヤーとして史上初のMVPを満票で獲得した大谷も、投手で15勝(リーグ4位)、打者で34本塁打(同4位)をマーク。1903年以降、史上初めて規定投球回と規定打席に同一シーズンで到達する「ダブル規定」を果たし、ベーブ・ルース以来、104年ぶりの2桁本塁打&2桁勝利も達成した。MVPは全米野球記者協会(BBWAA)に所属する記者の投票で選出されるが、シーズン中からどちらが獲得するのか、MVP論争が白熱していた。僕なら大谷に投票しただろうが、やっぱりアメリカだとホームラン数なのだろう。でも日本なら、優勝に貢献したということでジャッジになる。難しいね。
 もう一つ野球の話題。侍ジャパンが来年3月のWBCに大谷の他、メジャー組ではパドレス・ダルビッシュ有(36)、カブス・鈴木誠也(28)の日本人選手に加え、カージナルスの外野手ラーズ・ヌートバー(25)、ガーディアンズ外野手スティーブン・クワン(25)を代表招集する方針であることが分かった。最強チーム形成へ日本では初の試みだ。カージナルスの有望株であるヌートバーは母親が日本人。クワンも母方の祖父母が日本人で、母親が日本で出生をしているなどの条件で出場資格を満たす。今季、2年目のヌートバーは14本塁打の打撃に加え好守も光り、クワンは開幕戦でメジャーデビュー後は打率・298を記録している。2人の選出は、栗山監督の本気度の現れだろう。僕は賛成だが、日本のファン多くは日本人、とくに日本のプロ野球から選ばれないことに反対する人がいるのでは…。弾き飛ばされるのは近本、吉田、柳田あたりか。

 イタリアのサンシーロ競馬場で行われた【フェデリコテシオ賞】(伊G2)で、L.デットーリが手綱をとったテンペスティ (牡3、Tempesti)がクビ差の接戦を制して重賞初制覇を飾った。テンペスティは父アルバートドック、母Tender Hugs(母父Bachelor Duke)という血統。父アルバートドックは日本で現役生活を送ったディープインパクト産駒。母ゴールデンドックエーは2008年の【ラスヴァージネスS】(米G1)覇者という良血馬。栗東・松田博資厩舎からデビューし、2016年の【小倉大賞典】 (GIII)を勝利。その後、松田師の勇退にともなって栗東・須貝尚介厩舎に転厩し、同年の【七夕賞】 (GIII)で重賞2勝目を挙げ、サマー2000シリーズ王者となった。ただ残念ながら、同年11月に左前脚屈腱炎を発症し、2018年1月10日付で競走馬登録を抹消。現役引退後はイタリアで種牡馬となった。2019年に初年度産駒が生まれ、テンペスティはそのうちの1頭。まだイタリアのG2だからそれほど価値は上がらないかもしれないが、元々良血馬で種牡馬としての価値は未知数。なんかダノンバラードのような…。ダノンバラードは引退後、当初JRAからは故郷のケイアイファームで種牡馬となる予定と発表されたが、5月に日高スタリオンステーションへ移動。初年度産駒は25頭の種付け。2016年からはレックススタッドで繋養されたが、8月に入ってトルコの馬主に購買されてイタリアにトレードされることが決まり、イタリアのベスナーテ牧場で1年過ごした後、トルコ情勢が安定してからトルコへ移動する予定になっていた。のちに第二の繋養先はイギリスのバッツフォードスタッドに変更となり、イギリスで初めて繋養されるディープインパクト産駒の種牡馬となった。イタリア時代には、61頭に種付けを行った。ただ2018年に入って、日本での初年度産駒であるウィンターフェルやナイママといった産駒が走ったことによりビッグレッドファームに逆輸入という形で買い戻され、2019年より繋養されることとなった。そして現在の活躍である。アルバートドックの場合、日本で産駒が走っていないのですぐに逆輸入ということはないだろうが、ヨーロッパで馬を走らせている馬主が種付けて活躍すると…。ディープ産駒が世界で活躍は近年よく耳にするが、もうディープ産駒馬の産駒が世界で活躍しているのは嬉しい知らせである。

 明日の予想。東京メイン【東スポ杯2歳S】は8番ハーツコンチェルト。新馬戦が8馬身の圧勝。それも最後1ハロンは馬なり。紛れないコース、頭数ならアッサリだろう。相手は1,2,5,6,7,9番。阪神メイン【アンドロメダS】は10番ヒュミドールでなんとかならないか。リステッドにしてはメンバーはそう強くない。オルフェーヴル産駒でで今の荒れた馬場は合う。相手は1,2,3,4,5,8,9番。福島メイン【みちのくS】は9番クリノマジン。前走は疲れがあったようだ。立て直せればここでは力が上。相手は1,2,3,5,8,10,11,16番。

 今週の一口馬は6頭の大勢出走。期待できる馬、期待は先の馬などいろいろいるが、その前に、JRA6頭以外で昨日の大井競馬に出走したシャープムスタングの結果に触れておく。昨日の大井2R【2歳211.5万円以上】(1400mダート)に必勝を期しての出走。馬体は引き締まり好気配で単勝は1.7倍の1番人気。レースは五分のスタートから馬なりのまま先頭。マイペースの逃げに持ち込んで楽な手応えで4コーナーを廻ると、直線でもうひと伸びしながら逃げ切り態勢に思えた矢先、なんと大きく外に逸走し、騎手を振り落としてしまい競走中止となってしまった。落馬した御神本は「兄シャルフジン同様に気難しいところはあるし、警戒はしながら乗っていたのですが……。ただ、返し馬でもだんだん落ち着きが出てきたし、これなら問題ないと思っていたのですが、直線半ばで手前を替えた瞬間にオーロラビションに驚いて、急に外に逸走して捕まっているのが精いっぱいなところで、さらに外にヨレて振り落とされってしまいました。そうは言ってももう3走目ですし、馬体は良くなっているのに気性面で難しいです」とのこと。管理する藤田調教師は「ミッドウェイファームでも難しいところを出してはいたのですが……。普通、トップスピードに乗ったところでこれだけ逸走できる馬は少なく、運動神経の高さが悪いほうに出てしまいました。大変申し訳ありませんでした。再調教試験が課されますし、この感じだと去勢も検討せざるを得ないかと思います。ひとまず、馬房に戻ってから、状態をよく確認します」とのこと。力はあっても気性難では…。とりあえずラチにぶつからず怪我がなかったのは良かったが、競馬って本当に難しいね。

 JRAでは、まず明日の東京5R【2歳新馬・牝馬】(1600m芝)にキャロットからハリケーンリッジがデビューする。調教などを見るとまだ背中を存分に使い切れず、手先だけで走っているような感だそうで、経験を積みながら上手く成長し、力をつけてくれば楽しみになってくるかなという見解。鞍上は横山武史だし、次につながるレースをしてほしい。同じく明日の福島7R【3歳上1勝クラス】(1200m芝・若手)にホワイトターフが出走する。新谷調教師は「追い切りの内容が良かっただけに、是非とも使いたいと思っていましたからね。前を行く2歳馬2頭を追いかけインに回る形でしたが、楽に追いつきました。動きに余裕があるなかで、加速も良しといったところ。騎乗した団野大成ジョッキーは『今の福島の馬場は合うのでは』という印象を受けたようです。まずはスムーズな進路取りを心掛けて、末脚不発のようなストレスの溜まる消化不良な競馬を避けたいと思います」とのこと。鞍上は若手騎手の中では格上の団野、新馬勝ち以来の2勝目を期待する。
 明後日20日はまず東京6R【2歳新馬】(1400m芝)にキャロットのソレアがドイル騎乗で出走する。個人的には旦那のマーカントの方に乗ってほしかったが、そろそろドイルも嵌るころだろう。調教はドイル騎乗の2頭併せで追走させる内容。和田郎調教師は「前を追いかける格好ながらもリズムを保てていまし。むしろジョッキーの感触としては『並ぶタイミングで馬が少し躊躇していたくらいで、フォローして並んでからの方が走りがスムーズになって良かったです』とのことでしたね。競馬でも気性面はポイントのひとつになりますが、事前に把握してもらえたのは良かったです。体調を含めて競馬へ向かう態勢は整ったと思いますので、あとは可能な限り心身のケアを行っていき、このまま無事に当日を迎えられるようにしたいです」とのこと。こちらの方は掲示板、できれば馬券圏内を期待したい。続いて先週から連闘となるホワイトクロウが同じく東京7R【3歳上1勝クラス】(1600mダート)に急遽出走。「先週のレース時もレース直後も、休みが明けても悪い変化はありませんでしたね。球節の状態もキープできています。あとはどうするかなのですが、大事を取って来年の東京まで待つことももちろん考えたのですが、今後、脚元がどう変わっていくか読めないところが正直なところです。牧場のスタッフさんとも相談して、待った結果使えないということも考えられることから、安定しているのならばもう1回行くことも考えましょうかという話になりまして、今朝までよくチェックしてきたところ大丈夫そうと思えることから、続戦することにしました。ただ、また強い調教を課すとその分負担がかかるので、それならば強い調教をせず向かえる連闘策を採ることになりました。上手に乗ってくれた野中ジョッキーが今週も乗れるということだったので、またいい競馬を見せてもらえたらと思います」(矢野師)とのこと。1頭強そうな馬はいるが、先週の走りができれば勝ち負けも期待できるのでは…。福島8R【3歳上1勝クラス】(1150mダート)にはヴィオマージュが出走する。前走後、石坂厩舎から美浦・矢野英一厩舎への転厩。本来であれば前走で出走優先権を確保したのでこのまま間隔を空けずに使っていくのがセオリーだったが、石坂厩舎はいかんせん2歳馬なども増えてきたため在厩のまま調整していくのが難しい状況に。また冬場の1200mダート戦で芝部分からスタートという条件が中山しか開催されない点などから、このタイミングで関東へ移籍することとなった。その中山の前に「福島を使えたらという今回クラブ側の意向もありましたので、急遽検疫を確保して入厩させる運びとなっています。たしかに優先を持ったままでの転厩ですから、権利内で競馬に向かえるならばそれが一番ベター。戦績を見ても福島ダ1150m戦はこれまで走った経験がなく、どれだけヴィオマージュのスピードが通用するものなのか、私自身も試してみたい気持ちはある」ということでここに挑戦となった。矢野調教師は「角馬場でのウォーミングアップやフラットワークだと若干ノドが気にかかります。そのためこの中間から舌を縛って追い切りも実施しましたが、速めに行って呼吸音など苦しそうな感じはないですし、やはりいいスピードを持っている。トモの甘さ、緩さがウィークポイントとして挙げられますから、自厩舎ではその部分を徹底的に強化していくつもりです。今回は権利行使を優先した形での10日競馬。いささか急仕上げではあるものの、力を十分発揮できる状態に映ります。距離や条件はヴィオマージュに合っていると思うので、頑張ってもらいましょう」とのこと。期待する!最後は福島9R【磐梯山特別】にカルトゥーシュ角田和騎乗で出走する。先週の福島・2,600m芝戦が投票の段階で頭数割れしており、優先出走権を持っている馬も一頭だけと、メンバー的にも手薄。そこで連闘させても問題ないという判断から、団野騎乗で出馬投票したが、締め切り直前に同じ考えの馬が出馬投票してきて頭数が増えてしまったために非当選で除外となってしまった。こればかりは仕方ないので、当初の予定通り、ここに出走となった。松下武士調教師は「16日にCWコースで追い切りを行いました。3頭縦列の真ん中を追走し、直線で併せて行きましたが、遅れはしたものの、こちらは中1週での競馬に加えて、福島競馬場までの輸送が控えていることから、気合いを乗せる程度に控えています。夏場よりも心身ともに良い状態を保っており、一度競馬を使ったことによって、馬の雰囲気は更に良くなっていますよ。前走は勝負どころでカットされる不利があったにしても、こちらは勝たないといけない身だけに、もう少し積極的な競馬をしないといけないですね。久々を使った上積みは大きいですし、この馬の特徴を活かしてスムーズな競馬をすれば良い走りを見せてくれるでしょうから、後は角田大和騎手の手綱捌きに期待したいところです」とのこと。是非初勝利を!

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