風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

鮭が登る川

2007-10-11 | 風屋日記
盛岡の町並み。
これは市街地の方を眺めた俯瞰だ。

盛岡

駅前のアーチ型の橋は北上川にかかる開運橋。
来盛の観光客が市街地に行く時は必ず渡ることになる。

中津川

ここが「市街地を鮭が登る川」で知られる中津川。
街のど真ん中を流れていながら
夏場にはヤマメ釣りもできるし、鮎も泳ぐ。
鮭が登ってくるこの季節には
橋の上にたくさんの人が並んで鮭達を迎える。

鮭1

鮭がいた!!
見えにくいかも知れないけれど
真ん中あたりに黒く長く見えるのが泳いでいる鮭。
長旅の疲れとキズだらけになった体で
ようやくゆらゆら漂っている。
最後の務めを果たすために。

鮭2

産卵の瞬間。
(腹が光って見えている)
時々こうやって、最後の力を振り絞り
川底の石の間に産卵し続ける。

全てを終え、命の灯を消した鮭達も
川原近くのあちらこちらに散らばっている。

生命のバトン。
コメント (2)
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