いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

できない人の気持ちはわかるかい

2018-11-08 23:38:12 | 超・いぶたろう日記
それが語学であれ、数学であれ、スポーツや楽器であれ、
何らかのスキルについて「できる人」、
もっと正確にいえば「自分をできる側に位置付けたい人」の言説は、
「できない人」にとってはイヤミにしかならないことが多いなあと感ずることしばしば。
アドバイスのつもりがいつの間にか、
単なる自分の才能か努力量か環境の自慢になってるんだよね。
ほんと無自覚に。気をつけないと。

「人は経験を離れてものを言うのは難しい」

いやまったく。
自分の経験だけを基準に何かを人に押しつけたり、
決めつけたりしてちゃ、いい先生にはなれないですね。
ましてや自慢話なんかしてちゃ。
誰もが(職業としての)「先生」になりたい訳じゃないけれど、
ちょっとした話の流れで「先生」的な立場に置かれることは多々あるわけで。

この辺の機微に疎いままだと、
ひょっとしたらいい親(子供とコミュニケーションがとれている)にもなれないかもしれない。
子供はそういうとこ敏感だからね。
マウンティングという言葉を知らないだけで、
この大人が本当に自分のことを思ってくれているのか、
単に思うとおりに従わせたいだけなのか、
あるいは言いたいこと言ってるだけなのか、
好き嫌いというレベルではあるけれども、すぐ嗅ぎ分ける。
幸か不幸か、僕はまだ「人の親」をやっておりませんので、
経験なく勝手なことを言っておりますけれども。

以上「人にものを教えること」を仕事にしている立場として、
自戒を込めて書いてみただけです。
どうも僕の言説は、
あたかも特定の誰かを批判しているみたいに勘違いされやすいようなので。
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