いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

死刑判決

2018-05-24 10:42:14 | せんせいとよばれて
えー、例の件を契機に、
「潰してこい」という言葉の意図や解釈及び指導における妥当性について、
世の中侃々諤々ですけれど、
ここで私から
「万一、子供が指導者の刺激的な叱咤の言葉を額面通り真に受けても、しっかり保険の利いた安全な指導法」
について、当教室での実践例をご紹介したいと思います。

たぶんこんなんでも採り上げられ方に依っちゃあ炎上しちゃうんでしょうけど、てやんでえ、シャレのわからん奴は嫌いでえ。

【ケース1:宿題を忘れました】
生徒「先生、宿題…忘れちゃいました……」
私「ほほう、理由は?」
生徒「え……あ、あの…時間が…なくて…」
(中略)
私「なるほど、要はやる時間と言うよりやる気が無かった、というのが真相だね?」
生徒「は……はい……」
私「よし、切腹。」
生徒「ええっ!」
私「ただし、使用器具は僕が指定します。」
生徒「えええっ、ま、まじですか…」
私「んーとじゃあ君は……あ、この消しゴムね(この他ティッシュ・パンなどのバージョンもあり)」
生徒「ええええ…ど、どうやって…」
私「毎日ちょっとずつ、コツコツやるしかないね」
生徒「あの…カッターとかそういうのじゃないんですか…」
私「ばかもの!そんなもの使ったら危ないだろ!消しゴムと言ったら消しゴムだ!」
生徒「ああ〜よかった〜」
私「いや、ちゃんとやるんだよ。毎日毎日、僕の目の前で消しゴム切腹。やり過ぎると痒くなるから1日5分くらいかなー。たぶん80〜100年くらいで死に至ると思うから、毎日頑張ろうね。もちろん高校入っても大学進んでも社会人になっても人の親になっても孫が生まれても、来てもらうからね。それがイヤなら今日は居残りして終わらない分は来週までに提出な。どっちがいい?」
生徒「の…残ります…」
私「よーし!主体性主体性!」
生徒「………………………。」

【ケース2:プリント忘れるな】
私「はい、じゃあこのプリント家でやって来週も必ず持ってきてねー。忘れちゃうと授業にならないからねー。」
生徒たち「はーい」
ある生徒「…先生、もし忘れちゃったらどうなりますかー?」
私「死刑です」
生徒たち「ええええーーー??どうやってーー??」
私「大きくて四角い凶器の鋭利な角を使って、こめかみ当たりを全力でぶん殴ります」
生徒「…………!?し…死んじゃう…凶器って何使うんですか…」
私「豆腐です」
生徒「なんだー。死なないじゃーん」
私「誰が一回だと言った」
生徒「…………?!」
私「これはあくまで死刑なんだから、死ぬまでやるよ。毎日毎日、豆腐の角でぶん殴り続けるよ。たぶん80〜100年くらいで死に至るから、それまでは雨の日も風の日も雪の日も爆弾低気圧の日も自分のお金で豆腐を一丁買って、たとえどこに住んでいようと海外からでもここへ来てもらうよ。豆腐一丁100円として年間36500円、80年かかったらざっと300万円くらいかな〜。あ、処刑後の後片付けも洩れなくセットだからね。」
生徒たち「うわぁぁぁ………………。」
私「ようし、じゃあみんなに選ばせてあげよう。三択だ。絹ごし・木綿・来週ちゃんと持ってくる、どれがイイ?」
生徒たち「ぷ、プリント……絶対持って来ます……」
私「よーし!ディスイズ、アクティブ・ラーニングぅ〜!!」

というわけで、当教室では新入会の子が宿題忘れると周囲から「ティッシュで切腹させられるよ!」とか「豆腐で処刑されるよ!」などと声があがります(笑)。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする