いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

外国人はそれをきっと、嘘つきと呼ぶ

2011-10-02 22:34:31 | 超・いぶたろう日記
どんなに小さな交差点にも信号があり、
どんなに夜遅い時間で、どんなに通りがなくとも、
粛々と交通整理をしている。
そしてどんなに小さな道路にも、ちゃんと路側帯(もしくは歩行者ライン)が
きちんと描かれている。

それは、「一見ムダなようだけれど、危険だから」。
これぞ日本、象徴的だなあ、と思う。
このきめ細やかさ、神経質なまでの徹底ぶり、そして過保護さ。

深夜なんて大通り以外は点滅にして、
各自が安全に気をつけて効率よく通ればいいのに、
そんなのハナから信じない。
何かあったら警察のせい、自治体のせい、国のせい。

せま~い道路に、ムリヤリ路側帯引いて、
せま~い歩行者ゾーンにどど~んと巨大な電柱がそびえ立っている。
実際、歩道として使い物にならない。
だから誰も通ってない。
より狭くなって危険を増した車道の角を歩く。
本末転倒甚だしいが、誰も疑問に思わない。

日本で最も大事なもの。
安全でも自覚でも効率でも、なおさら自立でもなく、

建前。
ただひたすらに、建前。

震災だろうが原発事故だろうが、同じこと。
何のフシギもないね。
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