いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

先天性素直情動不全屈折症候群

2011-09-18 12:25:52 | 超・いぶたろう日記
3/11以降、
どこへ行っても目に入る、どこに行っても耳にねじ込まれる、
極めて情緒的で抽象的で中身がなく、
言っている人だけが満足そうなスローガンの数々。

「がんばろう」
「心をひとつに」
「希望を棄てずに」
「君はひとりじゃない」

これらが僕は本当にキライだ。
そう言うと、
あたかも日露戦争中の与謝野晶子のごとく、
戦前の労働運動家や社会主義者のごとく、
太平洋戦争中の「非国民」のごとく、
白い眼で見られてしまいそうな、この同調圧力もキライだ。

だってさ、僕の耳にはこう聞こえるよ?

「がんばろう」
  →いいからお前も何かやれよ!

「心をひとつに」
  →余計なこと考えるんじゃねえよ!

「希望を棄てずに」
  →グチグチ言ってんじゃねえよ、はい次次!

「君はひとりじゃない」
  →お前だけじゃねえんだよ、空気読めよ!

被災者でもない僕ですらこうなんだから、
実際苦しんでいる人には、どれほど白けて響くだろうか。

子どもの頃から、学校の先生が大好きな、
「one for all,all for one」
みたいなフレーズが大嫌いだった僕にとって、
こういう社会風潮は本当に居心地が悪い。

やはり日本にいちゃイケナイのかな-(笑)。
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