いぶろぐ

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核実験について。

2006-10-15 03:08:57 | いぶたろう日記クラシック
…んなもん、実験すんじゃない!


とまあ、僕の感想といえばそんなもんだ。
テレビでは早速「核ミサイルが発射されたら…」特集をやっている。
やれ地下街が安全だ、コンクリートの建物に入れ、
爆発の閃光は失明するから見るな、耳をふさげ、
そりゃもう心得顔に色んなことを言っている。
しかし、なあ。
着弾まで8分だ。
地下街目指したって核の前に人波に呑まれて死ねそうだし、
コンクリートの建物ごと吹っ飛ばされて死にそうだし、
見るなったってどこに落ちるかわからないし、
耳ふさげったって、ふさいだまんま溶けて死にそうだし、
どーしよーもないんじゃねーのかなー。

自宅地下に核シェルターがついてる70歳のじいさんも出てたけど、
なんだかそういうのも、蜘蛛の糸のカンダタみたいで浅ましく見える。
なんにしても、こんなマンガみたいな特集が実際にテレビで流されるくらい、
事態は物騒な段階を迎えちゃってるということだ。
アメリカが、韓国が、中国が、ロシアが、
それぞれの思惑で駆け引きを続けてるけど、
こんなくだらないことで死ぬのはやだなあ。
天寿を全うできないのなら、せめて納得できる意味合いが欲しい。
どうして俺たちが国と国、
つまり政治家や権力者のクソじじいの欲得やメンツのために死ななきゃいけないんだ。
どいつもこいつも人の命となると軽く扱いやがって、
誰の命だって一個きりだぞ。
忘れてんじゃねえのか?
戦争を命じた指導者は必ず自殺することを義務づけたらどうだろう。

そりゃあ、戦争はなくならないよ。
地球にある資源が有限で、一部の幸運な国だけで寡占してるんだもん。
しゃあない。
かといって、資源の再分配なんて夢物語だし、
理想主義的な貧者の発想故に、
それを実現させる力を持つ富める側を動かせないから、
まったく現実的でない。結局どうしようもないんだよな。

いまこの時代の、この国の、こういう境遇に生まれ育ったことを感謝するのみ。
世界の状況を知れば知るほど、自分が如何に幸福なのか痛感する。
夢とかなんとか言ってられる国に生まれて良かった。
願わくは、少しでも長く今が続かれんことを。
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