いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

…とか言った翌日に

2006-07-05 03:57:24 | いぶたろう日記クラシック
書いてるからね(笑)。
いい加減だねえ、ほんと。

サッカーの中田が引退しましたね。
俺はサッカーちっとも詳しくないし、
実際中田がどれくらいスゴいのかも全然わからない。
解らないけれどもこれくらいの騒がれ方をするということは、
やっぱり解る人にはスゴイ人なんだろうなというくらいはわかる。

で。

どうも辞める理由を読んでると、要するにまあ、
「個」を殺してでも「和」を最上のものとする日本サッカーの、
欺瞞と自己正当化に充ち満ちたスタイルに、
嫌気が差したということなんだろうな。
もしそうなんだとしたら、そこの部分だけはよ~く理解できるよ。
皆までは言いませんがね、よく解る。

物事は個の力だけでは為しえない。
協力や調和があって組織としての力は何倍にもなる。
それは解ってる。
しかしそれは「個の尊重」と「相互理解」、
そして「健全なるリスペクトの精神」があって、
はじめて成り立つものであって、
損得勘定や言い訳や嫉妬や傷の舐め合いやお追従で、
ただベタベタと繋がってるだけの集団には何の価値もない。
棄てて正解だよ、それ。

音楽・バンド、好きですか?と聴かれて、
素直に好きだよと応えられなかった時期、俺にもあったなあ。
辞めてやっぱり、ああやっぱり好きなんだなあと実感する。
でも、人間とのつながりが前提になっちゃうとね。
その人間によって歪められてしまう部分は少なくないわな。

んで、中田の気持ちが解る、とか言う奴に限って、
自分の置かれている環境では自分が他の日本代表メンバーと同じ、
「個」を圧殺する多数勢力の中にあることを自覚してないんだよね。
日本の限界はそこだ。
平等と民主主義とを都合良く勘違いして、異端を排除し、
身動き取れない封建的ムラ社会から抜け出せない。


まあ、そんなことを感じた訳です。
解る人だけ解ってくれればいいというスタイルだねこれも。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする