最近の俺の朝飯、なか卯の納豆定食。
これが実にウマイのだ。
なぜ朝しか納豆やってくんないんだろう。
絶対どこのよりもウマイのに。
ところで。
現場の思惑と本部や上層部の意志というものは、
何故にかくも乖離するものなのであろうか。
組織の最前線にいる人こそが、顧客の動向を肌で感じているし、
組織を運営するものはデータとして上がってくる数値だけを見るのでなく、
現場の声を欠かさず拾うべきなのに、
それを怠っている企業や組織体は非常に多いよね。
現場を知らない人間は、上に立つべきではないね。
例を挙げようか。
ファミリーマートの発注形式が変わった。
それまでは「MAT」という片手に収まるサイズの機械で、
売場の商品のバーコードをスキャンして、
それぞれ発注数量を入力すれば良かった。
それがこの度「SAT」という機械になった。
画面のついたレポート用紙大のサイズの機械で、
これはすべての商品のデータが入っているので、
いちいちスキャンする必要がない。
どころか、新商品や既存の商品でまだ扱っていない商品なども、
ボタン一つで画面に表示されるので商品の改廃も自由だ。
こうして言葉で説明されると、一見後者が便利に見えるでしょ?
ズバリ、それが本部の感覚なんだな。
実際に使ってみるととっても大変。
まず、バーコードをスキャンしなくていいと言うことは、
前もって自分の店のどこにどれが置いてあって、
それはどういう順序で、何を扱ってないかなど、
自店売場に関するデータをすべて入力しておく必要があるのだ。
これが死ぬほどめんどくさい。
コンビニは新商品が毎週必ず数十アイテム出る。
そのたんびにあっちこっちいじくり回して売場を登録しないといけないのだ。
しかもその登録方法が信じられないほど回りくどく、
しかも機械の操作も実に煩雑と来ている。
今までは新商品を棚に並べてさえおけば、
それをスキャンするだけで発注できたのだから手間の差は歴然だ。
案の定、多くの店から不平不満の声が挙がった。
しかし、本部はこれを「コンピュータアレルギーの年配者の声」としかとらえていない節がある。
「ホントは便利なのに、使う奴の頭が悪いとこれだからな~」
ぐらいにしか思ってないのだ。
つまり都合のいい解釈で現場の声を軽んじているわけだ。
実際は、何億円もかけて機械を導入したから引き下がれないだけなのだ。
人間は堕落する動物だ。
基本的にエラくなった奴というのはそれまでの苦労を下の人間に求め、自分は安楽を求める。
組織全体の効率的な運営を考えるのが首脳部や管理者の仕事なのに、
それをめんどくさいことは全部下に押しつけていいのだと勘違いするんだな。
崇高な理想や、理想的な論理や、論理的なシステムを好むが、
得てして現状にそぐわないことが実に多い。
売り上げや動員を増やすために次々色んなことを思いつくが、
そのために現場にどういうしわ寄せがいくかまで考えない。
コンビニは確かに便利だ。
買い物だけでなく、宅急便、写真現像、ギフト、ネットショッピング、
公共料金、ATM、その他実に多くの業務をこなすので、
コンビニ1軒あれば都市生活のおおよそについては事足りる。
しかしその陰で従業員はそれだけの数の業務に追われている。
従業員といってもほとんどはバイトだ。
数ヶ月から長くても数年で辞めてしまう人たちが主力なのだ。
入れ替わるたんびにイチから教育しなくてはならない、
その手間も半端でない。
業務が多いので育つまでは時間がかかるのに、
辞められると途端に戦力がダウンする。
これだけの業務量を人件費をケチってバイトに頼むところに無理がある。
そういう現場の事情を本部は全く考えない。
いつも言うことは同じだ。
「沢山発注してください。欠品させないでください」
(時間切れ廃棄は店舗の負担。欠品でイメージダウンをおそれるのは本部の都合)
「人件費を削ってください」
(店長の負担増は本部の知ったことじゃない)
同じような事情に悩む人、多いんじゃないかな。
組織の首脳陣はなんだかんだと理屈をつけて自分たちの安楽な地位を正当化しているだけで、
実際はいかにして下をこき使うか、搾取するかしか考えてないのだ。
それが人間だからな。
なんかマルクスっぽいなあ。
でも事実だもんね。
今でこそ民主主義の世の中だから、
建前ではみんなのためにとか何とか言うけれど、
基本的には江戸時代と一緒。
「士農工商」って二番目にエラいみたいなこと言って持ち上げて、
実のところは「農民とごまの油は絞れば絞るほど出るものなり」なんつって。
サラリーマンは現代の農民だもんな。
北朝鮮はそれを国家レベルでやってる大バカの国だ。
共産主義という、今や子供でも信じていない幻想を掲げ、
窮乏に苦しむ国民から巻き上げ続けている。
金正日にとって国民なんてものは、
ただ大人しく働き、なるべく消費しないで、すべて自分に貢ぐ、
そういうものでさえあればいいのだ。
それをおおっぴらにやっている分だけすごいよな。
「アメリカと核戦争、どっちが勝つかやってみなければ解らない」
なんてよく言えるよな。
そりゃあ自分は安全なシェルターの中だもんな。
イラクにしたってそうだ。
フセインが強気なのは決して勇気があるからじゃなくて、
自分は安全なとこにいて、死ぬのは他人だから。
アメリカもこの点ではおんなじ。
政府の人間にしてみれば、自分の息子が戦場に行く訳じゃないからね。
政府や国家の勝手な都合で命を奪われるってのに、
愛国心なんて愚かな集団幻想を植え付けられて、
喜んで死にに行く奴がいるってんだから理解できない。
俺は金正日やフセインやブッシュや、
ましてや小泉のために戦うことが立派なことだとは思わないぞ。
そんな奴らに踊らされて人殺しに行くのが、
祖国を愛し、守ることだとは思えないぞ。
先日、石原都知事がテレビでエラそうにこう抜かした。
「北朝鮮と戦争したっていい」
それはもちろん、戦場へ君の息子を送り出す覚悟があっての上で、
威勢良く格好良く言ってのけているわけだろうな?
良純も伸晃もだ。
ついでだからおまえも行ってこい。
もちろん最前線だ。
死ぬ覚悟も、愛するものを失う覚悟もない奴が、
無責任なこと言うんじゃない。
国民はおまえの兵隊じゃない。
こんな奴が次の首相、日本という組織のトップに立つ、
一番人気の候補者だと言うからこの国の国民の気も知れない。
これが実にウマイのだ。
なぜ朝しか納豆やってくんないんだろう。
絶対どこのよりもウマイのに。
ところで。
現場の思惑と本部や上層部の意志というものは、
何故にかくも乖離するものなのであろうか。
組織の最前線にいる人こそが、顧客の動向を肌で感じているし、
組織を運営するものはデータとして上がってくる数値だけを見るのでなく、
現場の声を欠かさず拾うべきなのに、
それを怠っている企業や組織体は非常に多いよね。
現場を知らない人間は、上に立つべきではないね。
例を挙げようか。
ファミリーマートの発注形式が変わった。
それまでは「MAT」という片手に収まるサイズの機械で、
売場の商品のバーコードをスキャンして、
それぞれ発注数量を入力すれば良かった。
それがこの度「SAT」という機械になった。
画面のついたレポート用紙大のサイズの機械で、
これはすべての商品のデータが入っているので、
いちいちスキャンする必要がない。
どころか、新商品や既存の商品でまだ扱っていない商品なども、
ボタン一つで画面に表示されるので商品の改廃も自由だ。
こうして言葉で説明されると、一見後者が便利に見えるでしょ?
ズバリ、それが本部の感覚なんだな。
実際に使ってみるととっても大変。
まず、バーコードをスキャンしなくていいと言うことは、
前もって自分の店のどこにどれが置いてあって、
それはどういう順序で、何を扱ってないかなど、
自店売場に関するデータをすべて入力しておく必要があるのだ。
これが死ぬほどめんどくさい。
コンビニは新商品が毎週必ず数十アイテム出る。
そのたんびにあっちこっちいじくり回して売場を登録しないといけないのだ。
しかもその登録方法が信じられないほど回りくどく、
しかも機械の操作も実に煩雑と来ている。
今までは新商品を棚に並べてさえおけば、
それをスキャンするだけで発注できたのだから手間の差は歴然だ。
案の定、多くの店から不平不満の声が挙がった。
しかし、本部はこれを「コンピュータアレルギーの年配者の声」としかとらえていない節がある。
「ホントは便利なのに、使う奴の頭が悪いとこれだからな~」
ぐらいにしか思ってないのだ。
つまり都合のいい解釈で現場の声を軽んじているわけだ。
実際は、何億円もかけて機械を導入したから引き下がれないだけなのだ。
人間は堕落する動物だ。
基本的にエラくなった奴というのはそれまでの苦労を下の人間に求め、自分は安楽を求める。
組織全体の効率的な運営を考えるのが首脳部や管理者の仕事なのに、
それをめんどくさいことは全部下に押しつけていいのだと勘違いするんだな。
崇高な理想や、理想的な論理や、論理的なシステムを好むが、
得てして現状にそぐわないことが実に多い。
売り上げや動員を増やすために次々色んなことを思いつくが、
そのために現場にどういうしわ寄せがいくかまで考えない。
コンビニは確かに便利だ。
買い物だけでなく、宅急便、写真現像、ギフト、ネットショッピング、
公共料金、ATM、その他実に多くの業務をこなすので、
コンビニ1軒あれば都市生活のおおよそについては事足りる。
しかしその陰で従業員はそれだけの数の業務に追われている。
従業員といってもほとんどはバイトだ。
数ヶ月から長くても数年で辞めてしまう人たちが主力なのだ。
入れ替わるたんびにイチから教育しなくてはならない、
その手間も半端でない。
業務が多いので育つまでは時間がかかるのに、
辞められると途端に戦力がダウンする。
これだけの業務量を人件費をケチってバイトに頼むところに無理がある。
そういう現場の事情を本部は全く考えない。
いつも言うことは同じだ。
「沢山発注してください。欠品させないでください」
(時間切れ廃棄は店舗の負担。欠品でイメージダウンをおそれるのは本部の都合)
「人件費を削ってください」
(店長の負担増は本部の知ったことじゃない)
同じような事情に悩む人、多いんじゃないかな。
組織の首脳陣はなんだかんだと理屈をつけて自分たちの安楽な地位を正当化しているだけで、
実際はいかにして下をこき使うか、搾取するかしか考えてないのだ。
それが人間だからな。
なんかマルクスっぽいなあ。
でも事実だもんね。
今でこそ民主主義の世の中だから、
建前ではみんなのためにとか何とか言うけれど、
基本的には江戸時代と一緒。
「士農工商」って二番目にエラいみたいなこと言って持ち上げて、
実のところは「農民とごまの油は絞れば絞るほど出るものなり」なんつって。
サラリーマンは現代の農民だもんな。
北朝鮮はそれを国家レベルでやってる大バカの国だ。
共産主義という、今や子供でも信じていない幻想を掲げ、
窮乏に苦しむ国民から巻き上げ続けている。
金正日にとって国民なんてものは、
ただ大人しく働き、なるべく消費しないで、すべて自分に貢ぐ、
そういうものでさえあればいいのだ。
それをおおっぴらにやっている分だけすごいよな。
「アメリカと核戦争、どっちが勝つかやってみなければ解らない」
なんてよく言えるよな。
そりゃあ自分は安全なシェルターの中だもんな。
イラクにしたってそうだ。
フセインが強気なのは決して勇気があるからじゃなくて、
自分は安全なとこにいて、死ぬのは他人だから。
アメリカもこの点ではおんなじ。
政府の人間にしてみれば、自分の息子が戦場に行く訳じゃないからね。
政府や国家の勝手な都合で命を奪われるってのに、
愛国心なんて愚かな集団幻想を植え付けられて、
喜んで死にに行く奴がいるってんだから理解できない。
俺は金正日やフセインやブッシュや、
ましてや小泉のために戦うことが立派なことだとは思わないぞ。
そんな奴らに踊らされて人殺しに行くのが、
祖国を愛し、守ることだとは思えないぞ。
先日、石原都知事がテレビでエラそうにこう抜かした。
「北朝鮮と戦争したっていい」
それはもちろん、戦場へ君の息子を送り出す覚悟があっての上で、
威勢良く格好良く言ってのけているわけだろうな?
良純も伸晃もだ。
ついでだからおまえも行ってこい。
もちろん最前線だ。
死ぬ覚悟も、愛するものを失う覚悟もない奴が、
無責任なこと言うんじゃない。
国民はおまえの兵隊じゃない。
こんな奴が次の首相、日本という組織のトップに立つ、
一番人気の候補者だと言うからこの国の国民の気も知れない。